ボウケンジャー感想日誌


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Task.44『仙人の温泉』

新年あけましておめでとうございます!とゆー事で、正月休み明けの戦士達は正月視聴者サービス・着物&袴姿で登場です♪
女の子はちゃんとそれぞれのカラーの着物ですが、男性陣はあえてそうせずお揃いの普通の色のを着るのは、カラーにするとなんとなしに漫才ちっくになってしまうからでしょうか(笑)とゆうかこの衣装代は自腹か会社負担なのかが気になる所です。
つうか正月から会社かよ!!(^^;と思わなくもないですが、考えたら帰省するような家や家族を持っている面子が全くいない事に気がつき(蒼太は不明ですが)、勝手にブルーになってました。

菜月の髪型がセーラームーンだったのはどうかと思いましたが(でもそれが許されちゃうのが菜月)、それよりも髪の毛をかっちりくくってしまっていた映士はお子様視聴者にちゃんと映士だと認識されたのだろうか?と余計な心配をしてみたりして。


戦士達と一緒に牧野先生も袴で登場。そしてなんと戦士達にお年玉を配ってくれます!早速開ける真墨に「行儀悪っ!(^^;」と思いましたが、考えてみれば行儀も何も彼にはそんな事教えてくれる親もなにもいなかった訳で、なんかまた勝手に切なくなっちゃったりして。
でも、お年玉の中身はなんと5円。
「今年もプレシャスにご縁がありますように!」
牧野先生、新年からグッジョブです♪

そして彼らは本日は中華でなく豪華なおせちに舌鼓♪
これも会社負担なのか自腹なのかがとても気になる所です。(←せこい)個人的には姉さんの手作りとかだと嬉しいかも。


そんなのんきなお正月に菜月宛の郵便が届きます。
中身はなんと「温泉招待券」。「菜月ちゃん、こんなのに応募したんですか?」の牧野先生の問いに「したような…してないような…」と超曖昧返事の菜月。そんな懸賞系詐欺メールに簡単に引っかかっちゃいそうな態度は良くないので、誰か彼女をしっかり教育してあげて下さい!(汗)

でも菜月は既に「当選」の言葉に大はしゃぎ。
「みんなで行こうよ♪」との提案は「お正月とはいえ、みんなで温泉はまずいですよね…」「いつ何時何が起こるかわからない」とのチーフ&サブチーフ殿の意見で簡単に却下。…つまりはみんな、元旦から待機でここにいるんですね…。

「いーじゃねえかよ、ちょっとくらい骨休めしたってよ!」
もしゃもしゃ食べながら文句を言う映士のくくった髪に白い毛が一房ちょろっと混じってるのがなんか可愛い感じ。
時にこの映士の一房白髪。(白髪ゆうな)てっきり取り外し可能なエクステなんだろうと思ってましたが、役者さんのブログ写真とか見てるとプライベートの写真でもつけっぱなしっぽいので、編み込み式とか本格的なエクステみたいですね。確かにま、あまり簡易式のだと激しい動きに耐えられないだろうし、かといって潰す留め具の奴とかだと撮影の為に毎回毎回つけるのは確かに面倒だろうし。そういやアバレの幸人さんのエクステもつけっぱなしだったもんなあとか懐かしく思い出してみたりして。

で。
「じゃあ3人だけ行って半分残ればいいんじゃない?」との蒼太の提案で、行く人をじゃんけんで決める事になりました。
全員なんだかんだで超真剣。
特にさくらさんはかなり真剣モードです(笑)

結果、温泉行きをGETしたのは、菜月蒼太映士というちょっと不思議な組み合わせになりました。


さて、本日の敵当番はダークシャドウ。
今までボウケンジャーに散々邪魔をされ続けたDSチームはすっかり財政の危機…なのかどうかは知りませんが、ヤイバはゲッコウ様に封印されたある力を使う事を提案します。
が、それは社長の猛反対にあい、あっさり却下されてしまいます。

が、ヤイバは諦めない。
シズカを連れて「封印塚」なる石碑の前にやってきます。
「12年に一度の今夜、この山に3つの姿に別れた月が昇る。3体月昇り、破滅の力を照らす時、仙人峡にいるものがすべて死に絶えるという…」
そしてヤイバは石碑をまっぷたつに割ってしまいます。
そこから現れたのは青い鳥の形をしたプレシャス。どっからどーみてもゲッコウ様なんですけど…。どうやらこれが「破滅の力」らしいです。

そして自らの身体の異変で封印塚に何かがあったと気がついたゲッコウ様は44話にしてとうとう御簾からお出になり、アジトから飛び立ちます!!
…飛べたんだ…(^^;ってのが第一感想(爆)でも飛んだのは久しぶりだったらしく、凄くわざとらしく翼を怪我してしまいます。とゆうか滅茶苦茶作り物ちっくなんですがゲッコウさま(苦笑)ま、今更ですけどね。


さて、味方サイド。
まずは温泉に向かっているの3人。銀は久々に例のでっかい頭陀袋を下げてましたが、これ、監視者時代に持ってたのと比べて明らかに綺麗ですよね?お給料貰って新しいのを買ったのかな(笑)
で、彼らは送迎バスなんて絶対走れなそうな山奥にどんどん進んで行きます。途中の吊り橋は過去何度か見た事あるような気がしなくもないですが…(笑)
「ホントにこんな山奥に温泉なんかあるのかな?」
「素人め、本当に優れた温泉はめったに人の来ないような深い山奥にあるんだ」
…映士の温泉好き判明(笑)ま、彼はつい最近まで冗談抜きで『川で行水』がデフォルトのような生活をしていたようですから(『黒い服は汚れが目立たねえんだよ』とか本気で言いそう)普通に温泉には詳しそう。しかも誰も知らないような秘境の天然温泉にお猿さんあたりと一緒につかってそうな感じ(笑)

とは言っても道もないような場所に温泉ならともかく、温泉宿があるとは思えない。
とゆうか、そーいうのしっかり調べてから出てきそうな蒼太が全く何もしないで出てきたっぽい事に驚いてみたり。
流石の映士も「大丈夫な筈…なんだがな…」と焦り出した頃、彼らの前に一匹の鳥さんが現れます。その鳥さんは勿論真っ青です。


ゲッコウ様は御簾からお出になった事がありませんでした。
なので3人はその鳥さんがまさかダークシャドウの首領様だなんて事は夢にも思いません。つうか普通思いません
鳥さんはさっきうっかり怪我をしてしまったので、飛び方が非常にあぶなっかしい感じです。
しかも「驚いた、鳥みたいだねって蒼太さん…。いくら作り物ちっくだからって『みたいだね』なんて言っちゃだめだから!ゲッコウさま泣いちゃうから!!

そのあまりによたよたした様子に、
「あれ?あの鳥さん、怪我をしてるんじゃない?」と菜月。
映士は「ほっとこうぜ、それより温泉だ!」と無視しようとするのですが、そんな彼に菜月は「相手が鳥さんだって冒険者は傷ついているものををほっておいたりしないの!」とお説教。
そして彼女は鳥さんに近づき、抱き上げます。菜月が抱くとますます作り物っぽさが増すような気がしなくもないですが…

ゲッコウ様は菜月がボウケンジャーであるという事はすぐ気がつくのですが、利用できると踏んで、男性陣がよそ見をしているうちに忍法で彼女を連れ去ってしまいます。
残された二人は、菜月が急に姿を消してしまった事に気がつき、大慌てです。叫びながら探すんですが、見つからない……アクセルラーに連絡すればいいんじゃないのかな?


一方お留守番チーム。
菜月が受けとった当選通知の封筒に書かれた文字に使われているのが、ダークシャドウのお札の文字に使われる墨の成分と同じという事が判明し、大慌て。これはダークシャドウの罠だと判断し、慌てて後を追い、3人を探して彷徨います。……てか、何故にアクセルラーで連絡しないんだ?(^^;この山はアクセルラーは圏外なのか??

で、留守番組3人の前にシズカが現れ、そこに菜月を探していた蒼銀も合流。シズカはガジャのくれたカース兵で応戦するのですが…今日のカース兵はとっても強いです(爆笑)


そして迷子もしくは誘拐され中(←本人は自覚なし)の菜月。
手当をしてもらったゲッコウ様は、早速菜月に話しかけます。
鳥さんが喋ったという事に驚いた様子の彼女でしたが、それはほんの一瞬。ゲッコウ様は自分が喋れる事について色々言い訳を並べるんですが、菜月曰く「そーゆーのいっぱい見てきたから」での一言で簡単に片付けられてしまいます。

んで、ゲッコウさまに頼まれて、彼を山の山頂の石碑のとこまで連れて行く事になった菜月。
ゲッコウさまが大人しく目をつむって抱かれているので、彼女はちょっと心配そうです。てゆうか『ゲッコウになりたい!!』と叫んだ視聴者がどれだけいたかは不明(笑)
更には、
「あのね、この近くに温泉があるの。あとで一緒に入ろ!」
「なに!?」
…ゲッコウさまの脳裏には二人でいい湯につかる超サービスショットが展開。『ゲッコウ、俺と変われ!!(汗)』と叫んだ視聴者が何れだけいたかは…(以下略)つうか菜月ちゃんは鳩胸気味なのか思いっきり胸の谷間が見えていて朝からどきどきしてしまいました(^^;

(…この娘、なんて単純なんだ…)
「ん?何か言った?」
「…いや、おぬしが美しくて…心の優しい娘御で良かったと」
おだてられて菜月はとってもいい気分。お約束でゲッコウさまの傷を思いっきりぼかぼか殴ります♪

…このまま行ったらゲッコウ様の想像は本当のものになったかもしれませんが、そうは問屋が下ろさない。つうかその前にゲッコウさまは男湯じゃ?(笑)


封印塚にやってきた一人と一匹。
封印塚が壊されている光景にゲッコウ様は「やはり…」と苦々しく呟きます。

早速菜月に封印塚を元に戻し、お札を貼るようにお願いし、人のいい彼女は快諾。ゲッコウさまを下ろすと早速作業に取りかかろうとします。

が、そこにヤイバが登場。
菜月は変身して応戦するのですが(ヤイバの剣を滑らせてのスタートアップがかっこいい♪)とはいったものの菜月一人でどうにかできる相手ではない。…少なくとも今日は。
ゲッコウ様も忍術を使って菜月を援護するのですが、本体に攻撃を受けてしまってあっさり敗退。
結局二人揃って仲良く鎖でぐるぐる巻きにされてしまいます。

「…封印塚を壊したのはおまえじゃったか、ヤイバ…」
「ゲッコウ様、もう止められません。一緒に月の出を待ちましょう…」

そして二人は封印塚の側にわざわざ立てたっぽい支柱に縛り付けられてしまいます。…菜月、これで拘束何回目だろ?(^^;


一方、やっとカース兵を片付けた5人。
シズカに今回のダークシャドウの目的を吐かせようとしたのですが、彼女はどろんと逃げてしまいます…と思ったら単に煙幕で一瞬視界を遮った隙に高く飛び上がって逃げ出しただけっつう。…忍者ならちゃんと「消え身の術」くらい使ってよ(笑)

お陰で5人はらくらくシズカの後をつけていく事が出来ました。
時刻は既にオレンジ夕日フィルターの時間です。


封印塚でうきうきとしながら月の出を待つヤイバさんに、ゲッコウさまは必死の説得を続けます。

この塚の鳥さんプレシャスに封じられてるのは、かつて仙人峡を滅ぼそうとした魔鳥の力。若かりし頃(?)のゲッコウ様は秘術で魔鳥と融合し、魔の力のみを宝玉に封じ込めたんだそうです。で、自分に残されたのは可愛らしいフクロウさんの姿だったと。
と言う訳でゲッコウ様は昔は人間だったという事が判明。いや〜〜驚いた(^^;そして「何故首領が鳥?」という誰もが持つ疑問に対しての見事な伏線消化に拍手です。菜月じゃないけど「そーゆーのいっぱい見てきたから」でなんの疑問もなく納得してたもんなあ(苦笑)

ついでにようやく菜月は自分が助けたフクロウがダークシャドウの首領だったという事を知ります。今となってはかなりどーでもいい事ですが。

「魔鳥の力が解放されれば、我が肉体は魔鳥に戻る。それは仙人峡だけでなく世界を滅び尽くすまで暴れ続ける!ヤイバ、お前にも止められぬ恐ろしい力だ……」
仙人峡からいきなり世界レベルへ。一気にハザードレベルが桁違いに上がった感があるのですが…でも「こーゆーのも何度も聞いたし」とかちょっと言いたかったりもする(笑)

ゲッコウ様は必死に必死に説得を続けるんですが、
「面白い、ゲッコウ様が魔鳥になる姿、見せて頂こう」
「世界を滅ぼす力、是非見せて頂きたい」

ヤイバは鼻で笑っちゃって相手にしようともしない。


そんなこんなをやっているうちに、シズカが半泣き状態で駆け込んできます。
そして後を追うようにカラフルな連中もやってきます。


いじめられたのび太状態でヤイバの元に駆け寄ったシズカ、ゲッコウ様の拘束に気がつき一瞬ぎょっとするのですが、すぐに戦闘がはじまってしまいついうやむやに。

ヤイバ様は圧倒とも思える力で5人を攻撃。
そんなこんなをやっているうちに、とうとう空に月が昇ってしまいます。
昇った月はとっても不自然に3つに別れ3方向から封印塚の青鳥宝玉を照らし……でも、あんな乱視程度の分裂じゃ3方向から光は当たらないと思うんですけど(^^;
余談ですが、私はかなりの近眼で乱視も酷く、裸眼だとお月様は推定50個くらいに見えます。ちゃんと数えた事ないですけど(笑)


で、封印は破れ、ゲッコウ様は巨大な魔鳥になってしまいます。


巨大魔鳥にゲッコウ様の意思は全く残っていないようで、敵味方の区別なく思いっきり攻撃をしてきて、仲良く揃って吹っ飛ぶ地上の面子。

……ここでヤイバ様が超ステキ発言。
「魔鳥の力がこれほどとは…」
…バカじゃんあんた?
『仙人峡どころか、世界を滅ぼす力』ってゲッコウ様言ったじゃん!ちょっと火を吹かれて吹っ飛ばされた程度で何今更な事言ってんだよ!!

…彼、結構バカなのかもしれない。
少なくとも本人が思っているよりも明らかにバカだと思う。脇にいるのがシズカなので気がつかなくても仕方ないかもしれないけど(爆)


「シルバー、お前はイエローを頼む!!」
「まかせろ!!」
って事で、シルバーは微妙にハブにされながら菜月の救出に向かい、残りの連中はダイボイジャーで魔鳥退治にかかります。
でも魔鳥はとっても強くボイジャーの砲撃も全然効かない。封印塚の魔鳥宝玉のハザードレベルはなんと600にも達していて、魔鳥はその力を取り込んでいるらしいです。…だったら宝玉をキャノンで破壊しちゃえばいいんじゃないかなあ……。


ヤイバと魔鳥はボウケンジャーに任せてしっかり退却モード。
後を追うシズカは「ゲッコウ様を助けなきゃ!!」と叫ぶんですが、ヤイバは全く取り合わない。
…どころか「五月蝿い!邪魔だ!!」とシズカを切り捨ててしまいます。ここでシズカ退場!?…とは思わなかったけど、でもかなりびっくりしました。

で、「…後は魔鳥が始末してくれる…」と笑いながら去り行くヤイバ様は、魔鳥の力が『世界を滅ぼす程の力』だとゆー事を完全に失念しているとしか思えません…。


一方、菜月を助けにいったシルバー。
菜月はゲッコウ様魔鳥化の衝撃が原因なのか、完全に気絶してしまっており、シルバーの呼びかけにも全く反応しません。
その背中に魔鳥vsロボ戦の流れ弾が襲いかかり……!!
…間一髪、シルバーは菜月の救出に成功。爆発のショックで素面に戻っちゃいましたが、菜月を庇うように下敷きになっているあたりが彼らしい。彼女もこの衝撃で流石に目を覚まし、「ありがと、えいちゃん!」とにっこり笑ってくれます。
しかし彼、姉さんの下敷きになって、ママにのしかかられて、今回菜月の下敷きになって…これも一種のコンプリート。つか、一応役得というものなのでしょうか?(笑)

でもふと我に返れば背景には炎を吐いて暴れまくってる魔鳥と、それ相手に苦戦している味方ロボの姿が。
「映ちゃん、あの塚を元に戻して!魔鳥の力を封印するにはそれしかないの!」
菜月にお札を渡され「わかった」と頷く映士。彼の手にはお札がよく似合います♪

魔鳥が呼んだのか、突然仙人峡を暴風雨が襲い出します。

雷まで光り出した大嵐の中、菜月と一緒に塚を元に戻そうと奮闘する映士。…この石はかなり重いらしくて、映士でも持ち上げるのがやっとって感じで…。ゲッコウさま、それを菜月一人に「元に戻してくれ」って無理な注文だったんじゃ?(^^;
…と思ったんですが、今回映士と菜月の力が同等だという事が判明(爆笑)いや、明らかに菜月の方が軽そうに持ってるので(微笑)菜月の方が力があるんだろうなあ…という事にしておいてあげます。
とゆうか二人とも変身すればいいのに
…二人とも必死過ぎて忘れちゃってるのかな(^^;


この撮影は冬(多分12月の上旬)、しかも早朝に行われたそうで…。映士は密かに上下とも下にスエットスーツを着込んでたそうですが、でも菜月はミニスカなので上だけしか着れずさぞ寒かっただろう…というのは映士@出合さんの談。いつもながらに役者さんは大変です。ご苦労様です〜!(^^;

で、
「俺様にできねえことはねえ〜〜!」と叫びながら渾身の力で石を持ち上げる映士と、「みんな!今鳥さんを止めるからね!」と叫びながら明らかに軽そうに石を持つ菜月がとても印象的でした(爆)

やっとの事で塚を元に戻し、お札を貼り付けたら魔鳥のパワーは一気に減退。ここぞとばかりに思いっきり攻撃をぶちかますダイボイジャー。

魔鳥が爆発した瞬間、空間に放りだされた元のフクロウ姿のゲッコウ様。
これで退場じゃないんだ……(^^;
それを大事そうに拾って抱え込み、姿を消すシズカ。
…まだ生きてたんだ…。
DSの面子はなんだかんだでかなりしぶといみたいです。


ラスト。
結局温泉はガセだったようで、疲れ切って帰ってきた戦士達に牧野さんが七草がゆを振る舞ってくれます。
「温泉に入ったくらいの効能はありますよ!」
牧野先生が慰めてくれても、
「…本当の温泉に入りたいぜ」
「騙された上に嵐に魔鳥。…もうボロボロ」
じゃんけん勝ち組はぐっでぐでの様子。ま、負け組と違って温泉に入る気満々だったんだからショックもでかいでしょうしね。

「…ヤイバの奴、忍者の一族を裏切って一体何をするつもりだ…」
「それにあの頭領、ゲッコウと言ったな。手下を失ってこれからどう動く気だ…」
…チーフ、まだシズカちゃんいますから(^^;

「考えてみると、あの鳥さんもなんかやっぱり可哀想…」
菜月はゲッコウ様の抜け落ちた青い羽を手に呟きます。


…そのゲッコウ様は御簾の奥でいつものように座っています。ぐるぐるに巻かれた包帯がちょっと痛々しいけど、あれで生きて帰って来れたんですから文句なんか言っちゃいけない。お顔に絆創膏貼られてますが、それにも文句なんか言っちゃいけない。
「申し訳ありませんでした!私、何も知らなくて…」
「…もう良い、しかしヤイバは…。ダークシャドウを裏切ったものはけして許されぬ…。」
抜け忍には死、あるのみ。
…それはお約束ですけど、実際問題としてシズカとフクロウのゲッコウ様じゃ許すも許さないもヤイバ相手じゃ何もできないような気がするんですけど(^^;

てゆうか、この二人今後どーなっちゃうんでしょう。この調子だとダークシャドウの負の部分はヤイバ様が一人で担いで逝ってくれそうなので、もしかしたら普通に生き残るかも!?…菜月がひいきの鳥さんと、蒼太がひいきの女の子のコンビじゃ倒すに倒せないし(苦笑)

そして、ヤイバ様はひとりどこに行くのか…。残りあと5話。


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