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FINAL QUEST『百獣、吼える!!』

えっと、前回宝珠が全部割れてしまい、Gフォンもなくなってしまいゴッドさんも死んでしまい(もとから生きていたかどうかはともかく)センキの攻撃で墜落を始めてしまった天空島、傷つききった戦士達、最終回に相応しい大ピンチ状態です。
地上では巨大化したセンキが街を荒し回っています。
「これで私達オルグの時代が来るのよ〜(はあと)」と大喜びのヤバツエ。
地球のピンチだ、どうする、ガオレンジャー!??

で、先週から墜落中の天空島に停止しているガオズロックの奥からテトムが「ムラサキおばあちゃんから頂いた」ガオレンジャー最後の武器「守り刀」を出してきます。変身出来なくなっているメンバー達ですが、それをセンキの心臓(巨大金平糖)にひと太刀でも突き立てれば勝機はある!と意気込みます。どうでもいいんですが、天空島、随分落下速度遅いですよね〜(笑)一体どんな高さに浮いていたんだ、この島は(^^;

で、墜落中の天空島は無視してみんなはガオズロックで地上へと向かいます。

「みんな、行くぞ!」と1人だけ武器を貰ったレッド(笑)
大雨の降りしきる中、集団で押し寄せるオルゲットを、あとの人は素手なのに1人だけ剣で闘っています、ずるいな(笑)まあ、でも主役だしね〜♪(←多分)
でも真の敵は巨大センキ。まともに闘ってもとても心臓(金平糖)には届かない。
「あのビルからなら届くわ!」
とのホワイトの言葉で、みんなはビルの非常階段を登り始めます。
…シルバー、既にへたってます(笑)相変わらず体力ないなあ、この男(^^;

で、ビルに登るもセンキの臭い息攻撃(?)に軽く吹き飛ばされてしまいます。
レッド&シルバー&ホワイトは壁に、ブラックは木箱の山に、イエローはブリキ缶の山に、ブルーはパイプ官に叩き付けられちゃいます(T T)スタントさん…?御本人……??どっちにしろ痛い〜(号泣)
「どんな小さな傷ひとつでも…やつの心の臓に!!」
「俺を足場に行け!」
「俺を踏み台に!」
「俺も!!」
「自分も!!」
「私も!!」

その仲間の言葉通りに文字通りみんなを踏み台にして飛ぶレッド。
…つうか、まずシルバー、その後残りの4人と2段階踏み台にした理由はなんの意味があったんだ?(^^; ともかく友情パワーで大ジャンプをし、見事センキの心の臓に守り刀を突き立てます!!

が、センキはびくともしません。

レッドは弾き飛ばされ、守り刀はあっさり折れてしまいます。

「ガオレンジャーにもなれない無力な人間どもよ。お前達は無力なのだ…」
中々ラスボスっぽい台詞を吐いてくれてます、センキさん。

「こんなことじゃ負けねえ……獅子走、おれは獣医だ!地球の命を守るんだ!!」
最終回らしく久々のきめ台詞をかますレッド。相変わらず日本語は相当変ですが、その熱意だけはびしばし伝わってきます。頑張れ、レッド(^^)/
「みんな!?」
「走先生、分かったわ。…たとえ…ガオレンジャーの姿になれなくても、私は、ガオの戦士!大河冴よ」
「ぼ、僕は、鮫津海19才!!…ブラック?」
「自分は、 牛込草太郎です。」
「我が名は…月麿、大神月麿だ!」
最終回しかも大ピンチ状態にして、いきなり本名の名乗り合いを始める彼等。シルバーの本名なんて本編では初出です(笑) ホワイトの言葉通り『変身出来なくても(色名じゃなくても)彼等は「ガオの戦士」』なんだってことでしょうか。

「イエロー?」

そしてみんなの視線を一斉に浴びるイエロー。
1年間、見事に色名で呼ばれてきた彼等。
視聴者が彼等の本名を忘れてしまう位(つうかそもそも覚えてない位)ホントに見事に1年間色名で呼ばれ続けられてきた彼等。

「…もう色で呼び合う事もないか…」


Quest2で彼は言った。「戦士になるのなら過去の名前は捨てろ!」と。
そしてその元リーダーの言葉通り見事に名前も過去も捨てて闘ってきた戦士達。

「俺は鷲尾岳。宜しくな」

「岳……」

初期の頃のようにニヒルに決めてくれるイエロー。不敵な笑みがかっこいいっす♪
つうかここ終盤にきて、急に美味しいとこ取りを始めましたね、彼(笑)

そして、全員で「やる気まんまんだぜ!」三唱。(ポーズ付き)

やはり最終回。流石のガオも思わず台詞を片っ端から書き出したくなるくらいのシリアス感動テイストで進めてくれています。


…でも、やはり感動だけで終わらせてくれないのがガオレンジャー。

いきなり天から一条の光が刺したと思ったら、空を無数の光の球が浮遊し始めました。しかもいつの間にか雨はすっかり上がってます。
「ムラサキおばあちゃんから聞いた事があるわ…。この世には天空島に戻ってきていないもの達を合わせて百匹のパワーアニマルがいるって…」

「そうなんです。 ガオレンジャーの心が世界に散らばっていたこの世のすべてのパワーアニマルに通じたのです。」
(解説のマスオさん)

…そうなんですか…(遠い目)


『最終回に百匹のPAが出る』って情報は事前に聞いていましたが、にしても…誰だ、このアイディア考えたの〜!!!!きっと東映内で「百獣戦隊だから最後は百匹出すってのはどうだ!?」「あ、それいい、いい〜〜!」とかいう感じで決まったに違いありません(笑)
にしてもどうやって百匹を表現するのかと思っていたら『光の球で誤魔化す』という素敵な手段できたんですね。奈留程(笑)まあ『既存PA各5色ずつ』よりはましでしたけど(苦笑)
「ガオホース!」「ガオピーコック!」ですっかり笑い転げてしまい……ちょっと前までの感動テイストぶち壊し(^^;

しかも何故かガオライオン達まで蘇った模様。理由は全然分かりませんが、ツエツエが「やつらの起こす奇跡なんて認めないわ〜!!(怒)」と叫んでいた所をみるとどうも「奇跡」だったらしいです(^^;
…まあ、いいか。宝珠が手元に戻ってきた時の戦士達の嬉しそうな表情、とっても素敵だったし♪
そして更には彼等はいつの間にか変身しています。まあいいでしょう、「奇跡」ですから(投げやり)
ちなみにこの時点で7:40。怒濤の展開です(^^;

そして最後の名乗り(T T)をあげる彼等。
特撮系には「最終回は役者自身がスーツを着る」というお約束があるそうで、ガオも今週は役者さん本人がそれぞれのスーツを着ていたそうです。
…なのでポーズの切れがいまいちです(爆笑)
「体型もいつもと違う〜!(笑)」という声を聞いてから改めてビデオを見たら……確かに本当に違う違う(爆笑) レッド足貧弱だ〜!とかイエロー、ちょっと丸い!とかホワイト細!とか(^^;

…ついでに、数週前からレッドのスーツのたすき?の部分に汚れがついているのが気になって気になって仕方ありません(笑)ううん、気になるよ〜!落ちないタイプの汚れなのかなあ…。


そして
「森羅万象、天地轟鳴アニマルハート!」
…つまりは100個の球+5人の獣王剣からの一斉ビーム放射でセンキを攻撃!物凄い集団リンチ状態!(爆笑)そして弱った所で破邪・百獣剣でとどめ!!
最強の力を誇ったセンキも数の力には勝てなかったようで(笑)ガオレンジャー達は無事最後の、究極のオルグを倒す事が出来ました♪


オルゲット達もみんな光の球にやられてしまい、最後に残ったヤバツエはマトリックスに逃げ込みますが、何故かマトリックスは崩壊を始めてしまい、2人は手を取り合ったまま埋まってしまいました…(T T)
「いい人」になっちゃってもそれはそれでどうよ?と思っていましたが、でも生き残ってたくましく生きて欲しかったなあ、この二人は。てきとにバイトとかしながら。金鉱掘りとか(笑)


そして無事すべてのオルグを倒し、今度こそ本当の『チーム・ガオレンジャー解散』の時が。

PA達も光の球のまま遠いお空へ去っていってしまいました。


テトムを先頭に夜の湖畔を歩くメンバー達。
「リーダーも今日でおわり〜♪」
「そんなこと言わないの、悲しくなっちゃうでしょ?」
「何いってんだよ、それぞれの夢を叶える時がきたんだ?みんな頑張ってくれよ!」 とレッド。
「うし、チャンコへの社長に目指してネバギバで天下取るぞ〜!」「たよりにしてるぜ、社長♪」とじゃれあうブルー&ブラック。
ホワイトは「旅行こう、旅♪」とシルバーに振るけど、当のシルバーは
「…それより…テトムは?」
…いきなり自分はテトム狙いだった事を思い出した模様(苦笑)

そのテトムは
「巫女はいつかまた仕事をなす為に長い眠りにつかなければなりません」

と、突然敬語調で喋り出します。
「一緒にこの時代で生きようよ!」とすがるブルーの手を押し戻し
「残念だけど…私はガオズロックと共にあの月で眠ってます…」
月でですか!???(汗)

焦ったシルバー(?)
「テトム、同じ平安時代の人間として、お供しよう」
「大神、それは出来ません。あなたは普通の人間。ともに時の流れを過ごすことは出来ません…」
「しかし……!!」
「 この時代に生きて下さい…」

…シルバーふられてます(^^; 仕方ないね、ホワイトに浮気しちゃった君が悪いよ(笑)

「みなさん、ガオジャケットとGフォンを」

一瞬の躊躇ののち、ひとりづつジャケットを脱いでいきます。
本当にガオレンジャー最後の時です。
切なくて切なくて………。

でも。
…シルバーのジャケットはあれってイエローがシルバーにあげたものなんでしょう??
講談社の『ガオレンジャー決戦超百科』では「現代でういてしまわないようにと、イエローがくれた。いつつくったのか?という抱腹絶倒な解説がされてましたし(爆笑)
それ以前にあんなぼろぼろになったジャケットを回収してどうするんだ、テトム!?(悩)

そこでふと。
・今までもなんどもジャケットぼろぼろになっていたけど、気がつくと元に戻っていた。
・平安時代の制服?は今のとは全然違うデザインのものだった。
…ということを考えるに…。
きっとあのジャケットは生きているんです!(爆)
Gフォンだってある意味生物?なんですから、別に無理はありません!(←??)
だから、ぼろぼろになっても元に戻るんです!
だから、時代に合わせてデザインも変わるんです!
だから、どうしても回収する必要があるんです!納得!!…駄目ですか?(^^;

そしてテトムはガオズロックごと月に旅立ってしまいました。

…メンバー達、荷物は………?(笑)


そして着のみ着のままほうり出された彼等はそれぞれの夢に向かって散っていきました。


イエローはなんだかんだいいつつしっかり空自に復帰してる模様です。
「彼には逃走後行方不明という過去がある」とか言われちゃってますが(笑)つうかこの人が頭を下げて復帰をお願いしたんだろうな〜!と思うとなんか「ふふふ♪」って感じです(謎)
時にパラシュート部隊ってことは…ここは噂に聞く空自「習志野空挺団」なのかなあ?とか思ったり。いや、裏取ってないのでわかりませんが(^^;

追記:(02.02.20)
現役自衛隊員から情報貰えました。
…やってることは確かに空挺団だけど、あれは習志野ではないそうです。つうか習志野は良く考えたら陸自でした(爆)「空自のどっかの基地だろう」とのことです。
てゆうか、パラシュート降下訓練自体が陸自で、空自の訓練にはないらしい…(苦笑)必要は必要なので確かに陸自に出向いて訓練する事もあるそうですが。ちなみに本物の自衛隊は3ヶ月不明で除隊になっちゃうそうです(^^;


ホワイト
は素直に学校に戻った模様です。1年以上も休学しちゃったけど大丈夫かな??
何故か鹿児島のお父さんが来ています。これではシルバーとの温泉旅行はちょっと無理っぽいですね〜(笑)

で、そのホワイトを振ってテトムに行こうとしたらあっさり振られてしまったシルバー(爆笑)
交差点でおばあさんの荷物を持ってあげようとしたら「都会は怖い!」とこれまた振られてしまい(笑)「21世紀か…」と黄昏ながら渋谷の交差点を歩いていきます。最後はなんか散々でしたね、彼。つうかこの人は何やって生活してるんだ!?(^^;;

ブラックは牧場でまじめに働いています。
「自分達、夢ありますから。一緒に店をやるって」つうからすっかりブルーとチャンコ屋をやるんだとばかり思っていたら、現れたのは花屋のしーちゃん!?ブルーとの約束はどうしたんだ、ブラック??つうかしーちゃん、花屋はどうしたんだよ(苦笑) ブルーと一緒に店やる為にお金を稼いでいるのか、しーちゃんと店やる為に稼いでいるのか謎。いや、三人でやれば問題ないんだけどね(笑)

そのブルーは海でサーフボード磨いてます。
「今井さん!」って…この人ブルーのスーツアクターさん??なんかそれこそ黄昏ながら海を見つめているブルーにちょっと涙。ううん、最後までブルー&ブラックで決めて欲しかったなあ…。

そしてレッド。当然のように我がもの顔で桜葉医院をきりもりしている模様です。
つうか桜葉先生はどうしたんだ(笑)まあ、彼にやらせておけば医院の繁昌は間違いなしでしょうからまあ、楽隠居でもしてるんでしょうか。相変わらず野次馬が多い謎の動物病院です。



ええっと、今週は最終回って事でゲストさんが盛り沢山だったようで。

航空自衛隊の教務官・・・竹内康博(イエロースーツアクター)/中川素州(ヤバイバスーツアクター)
ホワイトの組み手の相手 ・・・蜂須賀祐一(ホワイトスーツアクター)
牧場主(先輩??) ・・・日下秀昭(ブラックスーツアクター)
サーフボードの男・・・今井靖彦(ブルースーツアクター)
桜場医院の夫婦客・・・福沢博文(レッドスーツアクター)/ 神尾直子(JAEのスーツアクター)

ちなみに一般市民役でヤバイバの声をやられている坂口候一さん、ロウキの声をやられていた竹本英史さんが出演されてたそうで(笑)…でも顔は知らないのでどの人だかわかりません〜〜(汗)アップになったあの人がそうなのかな?(^^;
ついでに前回と今回のエキストラ役は殆どスタッフさんなんだそうで(笑)特撮は詳しくないのですが、この辺もお約束なんですかね??



そして桜葉先生は出てこなくても出てくる美咲さん。いきなり「いつもの患者さん・黄色いインコ」を連れてきます。
「…インコも見るのか、流石…(^^; 」と思っていたら…イエロー登場。イエローの鳥さんだったのね、「孤高の鷲」ちゃん(笑)しかし「いつも」と言われている位通っているのか!??獣医は保険利かないから高いんだぞ!!友人割引!?(笑)つうかちゃんと餌やれよ、イエロー!!(爆笑)


そしてそのまま「大空への階段」をBGMにエンティングへ。

草原を歩く2人。メンバー達が次々と集まってきます。
ブルーが飛びついてきたり、ホワイトの頭撫でてたり、シルバーの肩抱いてたり…なんか「久しぶりに再会した」っぽい雰囲気にちょっとほろり。
向こうではテトムと風太郎がピクニックバスケットを用意して待っています。テトム、月に行っちゃったんじゃないの?とかガオゴッド、死んじゃったんじゃなかったの??なんて野暮なツッコミはこの際無視。

ピクニックシートを広げ、準備をするテトム。
手伝おうとした所を風太郎にちょっかいだされ、転がってそのままじゃれあうレッド。
そこの脇をどっから出したんだ?の自転車で走り回るブルー。
そのブルーを避けようとしてこけて花畑で嬉しそうに転がっているホワイト。
そこでウクレレを弾いているイエロー。
突然釣りををしているブラック。(ガオの草原系は何故か側に絶対水場がある。謎だなあ…)
釣り上げた魚を急に目の前に出され、妙にびびりまくっているシルバー。

そして最後は美味しそうにお弁当を頬張るみんな。
見事な大円団です(^^)平和に終わってくれて良かったなあ、ガオ! 感動のシーンに涙が出そうです、が、感動のままじゃ終わられてくれないのがガオレンジャー。

「ガオライオン、お前も食うか?」
おべんとうをかかげるレッドにうなり声で答えるガオライオン。
「そうか〜!食べるか〜♪いくぞ〜!そおら♪♪」
空中を勢い良く飛んでいく卵焼き
どこまでも飛んでいって、いつの間にか復活したらしい天空島も飛び越えて、
最後は画面いっぱいの卵焼きに「おわり」の文字。

「…これが締めか〜〜〜!!!(汗)」

と、TVの前の全視聴者が脱力していたと思われます(苦笑)
つうか、泣こうと思って泣き損ねたのは私だけではないと思われます(^^;


ともかく、1年間、お疲れ様でした!
楽しい時間をホントに有難う(^^)ガオレンジャー、Forever!!



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