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巻之十八『父と兄弟の絆』

先週からの兄弟げんかの続きです…てゆうとなんか凄く軽くなりますが(苦笑)
お兄ちゃんに殺されかけて大ショック中のクワガ君。兄と父、ダブルにに裏切られ気分で、心は勿論、革ジャンも革パンも塩水に浸かりまくりで身もぼろぼろです(^^;もう使えないんじゃないかなあ、あの衣装…(汗)

…そんな彼をハリケンメンバー達は心配そうに見守ってます。視聴者も心配しています。密かに地球が冷えて死にかかっていたりするんですが、今はそれどころじゃありません(爆笑)兄者もカビながら苦しく吠えまくってるし…とゆうか如意棒振り回しまくる孫悟空って感じでもありますけど(笑)丁度いい塩梅に鉢金もあるし♪…はともかく(^^;どうなる、ゴウライ!?


先週からハリケンメンバーとつるんでいるクワガ君、弱々しく身の上話を始めます。

「親父は…ゴウライジャーになろうとして果たせなかった男だった。常に規律を無視し、作戦行動中に無益な殺戮を繰り返す、危険きわまりない存在、…というのが迅雷流での評価だった…」


…危険です、その人(苦笑)

「必然的に孤立し、過酷な作戦ばかりを与えられていた…」


……あたりまえだって、そんあ危険なひと(^^;

「 …俺達にもそれは厳しかった…」


ここで、回想シーン、ちび一鍬とちび一甲。絵に書いたような親父との修行シーン(笑)一甲の子役さんがいい感じですね♪甘めの丸めの顔だちが良く似ています(^^)
一鍬をかばって一甲が親父に向かっていくんですが、いかんせん、危険きわまりない男には歯が立たなくて(^^;憎しみに満ちた目で親父を見上げる兄者。
「そうだ、憎め、怒れ、その感情こそが力となるのだ!憎め!!怒れ!!」
負の暗黒パワー炸裂(^^;暗いです。やっぱ疾風流とは違うみたいです、迅雷流(汗)

「…そんな親父が、ある任務の途中………」

………エジプトなんですけど!??(^^;;何してるんですかこの人……
「親父によれば、その時突然その流星群に感応し、あれのことを知った。忍者の最終奥義について、いくつもの情報を手に入れたらしい。」
………エジプトでですか??(爆笑) それ以前に『流星郡に感応』ってあなた何者……(苦笑)
まあ、そんな怪しい出所の情報でも、一応迅雷流では信じて貰えたみたいです。恐れをなすくらいに(笑)で、恐れをなした上層部に情報を封印されて……でも親父は諦めきれなくてその情報を残し、息子に託し……

「死んだ……殺されたも当然の任務の果てにな!!」


…危険きわまりない男、ここに果てると。

「だからって、仲間は要らない、地球がどうなってもいいってことにはならない!!」

「そんなの…絶対間違ってる!!」
「間に受けたお前らもどうにかしてるぜ!!」
ハリケンメンバーはクワガを囲んで意見をぶつけます。
…他の人の発言はともかく、イエローの発言はちょっと可哀想(苦笑)その言葉に流石にクワガも切れます。

「貴様らに何が分かる!!そんな親を持ち、そんな親を死に追いやった流派で生きるしかなかった俺達の何が!!……俺達には、親父が唯一の存在だった…危険だろうが、なんだろうが……強くて、でかくて……頼るのは親父しかいなかったんだ!!」

吼太を突き飛ばして、鷹介を殴り倒し。でも、七海には一応手を出さない(苦笑)その激情にハリケン達も言葉を失います。いかんせん、背負ってる重さが違い過ぎる(^^;

「…だが…親父の方はそんな俺達の存在もなかったってことだな……」


自嘲的に薄く笑う。

「あれのことしかなかったってことだな……それがようやく分かった……」


ゴウライジャーの強さの秘訣、それは親父のマインド・コントロールだったんですね(^^;
静かに波が打ち付けます。

「兄者は今……親父と同じだ!!…だったら、この俺が兄者を切る!叩き切ってやる!!
激情の弟、ついに決意。…痛い…(T T)
「でもそれじゃ…ますますお父さんの思うつぼよ!?」

「どっちがどっちを倒してもあれが生まれて……」
「そんな事は分かってる!!だが…俺は兄者のあんな姿を見たくない……苦しませたくないんだ!
「そうか……それが狙いだったんだ、お前の兄貴の」

…いきなり冷静な分析を始める鷹介。 クワガの前髪が軽く揺れて驚きを表現してていい感じです♪

「お前を切るだけなら、なにもガスを浴びてあんな姿になることはなかった。それをわざわざ理性をなくしてお前を切るだと?……違う……」


驚いて立ち尽くすクワガに向かっていく鷹介。なんかかっこいいぞ!…主役みたいで(笑)

「見境なく子供まで襲っちまうやつがどうやってお前を切れる……」

「まさか………兄者は……」
「確実なのは……お前に切られる事だ!!最初からそのつもりだったんだ!!」

「 兄者……俺の事を……」
怒りが混乱に変わり、水の中に倒れこむクワガ。
「兄者!!………どうして………」

まあ、『そのつもり』だったことは視聴者は前回の予告の時点から予想がついていましたけどね(苦笑)
すっかりパニくって、水の中を這いずり回るクワガ。ああ、革ジャンが縮む…(^^;


「……『一鍬』って、呼んでもいいか?」


突然鷹介に名前を呼ばれて(しかも呼び捨て)驚くクワガ。

「鷹介って、呼んでくれ!」

「あたし七海!芸名はナナちゃんだけど♪」
………聞いてない、聞いてない(笑)
「俺は吼太。改めて宜しくな!」
「兄貴の方も『一甲』って呼ばせて貰うぜ♪」

「お前ら……」
ショックが重なり過ぎて混乱しているクワガを相手に勝手に話を進めていく三人(笑)でもクワガも混乱しているせいか、驚きながらもすっかりそのペースに巻き込まれかけてて。…やっぱこの兄弟懐柔は弟からでしたね(苦笑)

「一甲を助けるんだ、一鍬!お前の手で!!」
「目を覚まさせてあげるのよ!」
「バックアップするぜ!おれたちも!!」

その「兄貴を助ける」の台詞に反応して、首を縦に振るクワガ。懐柔完了♪(笑)

……時に………ゴウライジャーって、ハリケン達に本名、名乗ってましたっけ??(悩)まあ、弟はさんざん兄者が呼んでいたから別にいいけど、「一甲」の方は………?
記憶の限りでは自信がなくて、思わず初登場時のあたりのビデオ見返してしまいましたが、…裏が取れません(- -;; 名乗ってなかった気がするんだけどなあ…どうだろ。まあ、少なくともハリケン達、漢字は連想出来てないでしょうね、間違いなく(笑)
でも改めて見返すと、特にクワガ、…アフレコ上手くなったね…(苦笑)


兄者は相変わらずカビたまま苦しんでます。
鷹介の予想通り、((一鍬……………俺を切ってくれ!!弟よ!!))と呟きながら。……なんかあまり理性は失っていない感じですよね(^^;
途中チュウズーボにけしかけられて、さらにガスをあびてさらにカビまくって。頭から煙りに突っ込むあたり、もうすっかりギリギリガスジャンキーと化してます(苦笑)てゆうか、先週から雄叫びあげっぱなしで……アフレコ御苦労様です、ホント。


ハリケン+クワガはカブトを探して歩き回ってます。
「一体、どこにいったの?一甲……」
……すっかり呼び捨ても板についちゃって(苦笑)七海ちゃんあたりから呼び捨てられたら驚きそうだよなあ、兄者(^^;
そこに登場のサザエさんことギリギリガイ師。
「お前らの相手はわしガイ!」
……すっかり忘れてました……(爆)
そいえば死んでなかったですものね!(おい)
でも、こっちは今回は4人です!!強いです!!つうか強引にクワガをはめ込んだ変身シーン、変身過程も時間の経過も全然違って変です(苦笑)
てゆうか4人で並ぶとクワガ、背が高いし、お兄ちゃんっぽく見えますね〜(^^)兄者といるとちっちゃく(って程でもないけど)見えるのに。知り合いの弟&妹が年上でも年下に感じてしまうのと同効果?(^^ゞ
まあ、そんなんで、サザエさんも新・友情パワー(?)であっさり倒し、地球も無事元に戻ったようです♪めでたし、めでたし♪
そして、すっかり影絵の仲間入りまで果たしてしまったクワガ君。…壊れるのは時間の問題の様です(苦笑)


……そこに御乱心の兄者登場…………

イカヅチ丸を振り回し、ハリケン達を突き飛ばし、脇目も振らずにクワガにかかっていく。
クワガは武器も出さずにひたすら応戦一方で。

「兄者!もうやめよう…親父はもういないんだ…!!これ以上踊らされるのは……!!」


ハリケンたちも助太刀をしようとするのですが、
「喜べ、貴様らの相手はこのチュウズーボ様だ!!」
……おおお、チュウズーボ、初戦闘ですね♪♪
ハリケン三人をわりと簡単にあしらってくれます。うわあい強いぞ♪…あ、喜んじゃった(^^;

「やめてくれ!兄者!!」
…一方カブトとクワガは自分達の世界に入ってしまっています。

クワガに馬乗りになり、イカヅチ丸を振り下ろそうとするカブト。素顔の映像とオーバーラップし、
((俺を突け!俺を切れ!一鍬!!))
((嫌だーーー!!…そんなことは出来ない!嫌だ!!))
血相を変えた役者さんのとにかく演技が凄くて…。

振り下ろされたイカヅチ丸を受け止め、そのままスタッグブレイカーでカブトを突き飛ばし、立ち上がり、なんとか体制を整えるクワガ。
でもカブトはホーンブレイカーを出してきて攻撃。クワガも仕方なくイカヅチ丸を構えて応戦。今度は逆にカブトの上に馬乗りになり、イカヅチ丸を構えます。
((そうだ、一鍬。俺を突け!突くんだ!!!))
「う、うぐわあああああああああ!!!!!」
クワガも異常な緊張と激情の中、訳がわからなくなったのか……その言葉通り兄者をイカヅチ丸で突こうとした、「あれ」が生まれようとした、正にその瞬間、

「やめて!!」

手が止まる。
その先には迷いこんでいた姉弟が。恐らく、このシーンの為だけに迷いこんでいた兄弟が。

「お兄ちゃんを殺さないで!!」
その隙をついて、カブトがクワガを振り払う。
「来るな!!!逃げろ!!!」
クワガの制止も聞かず、迷いなくカブトに向かって歩いてくる姉弟。

「お兄ちゃん、さっきは怖かったけど。」

「私達のせいでガスをあびちゃっただけなの」

「私達を助けてくれた」


「違う……お前達を助けた訳じゃない………」

姉弟を攻撃しようとするカブト。
でも、クワガは動けない。

「でも、助かった。」
……カブトの動きが止まる。

「また、二人で一緒に遊べるよ!」
しっかり繋いだ手を差し出す二人………………

カブトの心の中に過去の思い出が蘇る………

ちび一甲とちび一鍬が川で……魚取り(笑)足を滑らす一鍬に「大丈夫か?」手を差し伸べる一甲。
遠い昔の……楽しい思い出……。二人で一緒に……

「……一鍬………一鍬……………」
「兄者!!」

そのまま変身が解けて倒れこんで。
狂気は去って、代わりに驚愕の表情を浮かべて………

「しまったあ!!」
と慌てるチュウズーボ。
その隙をハリケン達は見逃しません!!
「今だ!!」と「ハ〜リ〜ケ〜〜〜〜ン」攻撃+ハヤテ丸・疾風斬でチュウズーボをめった切り!!
……チュウズーボ爆発。ええええええええええ〜〜〜!!!??(汗)


倒れたカブトに駆け寄る姉弟。
「おにいちゃん、大丈夫??」 「おにいちゃん!!」



「兄者………………」


やはり変身を解いて佇むクワガ。
カブトはよろめきながら………近付いていって……
いつもは大きい兄者が妙に小さく見えて………

「すまなかった、一鍬……」

クワガの肩に手をかけ、でもそのまま力なく倒れこんでいって。
クワガもそんな兄貴の腕を、支えるように掴んで。

「 今分かった……親父は……強くもでかくもなかった……ああしか生きられなかった…本当は……哀れな男だったんだ………!」
「兄者………………」

絶対だと信じていたものの崩壊。
恐らくは弟以上に親父の呪縛に捕われていた……クワガにとっては、もしかしたら父よりも大きくて絶対だった兄者の…その弱々しい言葉に、表情に……うなづいて、しっかりと抱きしめる。
カブトも体の力を抜いて……弟に身を任せて………。

どうなるのかと思われた兄弟の、和解のシーン。
ハリケン三人と姉弟が安心した顔で見守っています。めでたし、めでたし♪


…………感動のこのシーン、でもある意味かなり怪しい雰囲気が漂っていたのも否定出来ません(爆)至近距離での見つめあい、あれはちょっと…と予告の時点から思っていましたが……(汗)でもまあ、兄弟ですしね!ってことで(苦笑)でも、私も今文章打ってて、改めて読み返してみてちょっと照れました(爆)でも嘘は書いてないしなあ…ううん(^^;


さて、めでたくないのがタウ・ザント様。怒りまくっています。
「おのれ〜〜!!あれを出現の方法はまだ他にもあるはずだ!必ず探し出してやる!!ゴウライジャー!貴様らは用済だ!」
電流をまき散らしてかなり御立腹です。センティピードに残っていた七本槍、災難(^^;

「ギリギリガイ師よ!最後の意地を見せろ!!」とチュウズーボ、自ら巻き物を投げて巨大化させて。
てゆうか、あの程度ではやはり七本槍は死にませんよね。よかった、よかった、心配してたんだよ〜(^^;

ハリケン達はシノビマシンを出動要請、すっかり立ち直ったゴウライ兄弟も轟雷神を召還。ダブルでギリギリガイ師に挑みます♪
「いくぜ!ゴウライジャー!!」
「お前達こそ、遅れるな、ハリケンジャー!!」
「 ちゃんとついてこいよ!」
「言ってくれるぜ!」
……すっかり仲良しさんに。ホントにあっさり仲直りしちゃったなあ(苦笑)で、巨大化サザエさんもあっさりです。

「早くしないと島が崩れるぞ!」とのことで、みんなは帰ることに。…どーやって帰るんだろ??(^^;
ともかく、姉弟は轟雷神が拾い上げ、そのまま手に乗せて帰るのかと思いきや…


「…しっかり捕まっているんだぞ!」

………姉弟が、轟雷神の、しかもカブトライジャーのコクピットの中に……………
「ずるい〜!!私も轟雷神に乗りたい〜!!」と、朝からわめきまくっていたのは私です(爆)いいなあ、羨ましいよ〜〜〜!!!ずるいよ〜〜!!!しかもカブトのコクピット〜〜!!私も乗せて〜〜!!(←いい加減にしろ、お前)


一方センティピードではチュウズーボがタウ・ザント様のお叱りを電撃を受けています。
「耐えている、あれだけの電撃流を悲鳴一つもあげず。……あんなチュウズーボは見た事ない……」
…妙なことに感動している、最近ちっとも出番のないサーガイン(苦笑)この調子だと、来週もチュウズーボが出ばりそうだし……感動してないで、傀儡の一つでも作りなさい、お兄さん(^^;
てゆうか…次回予告で……チュウズーボ巨大化!???(大汗)中ボスクラスとはいえ、今まで巨大化して死ななかったのはヤバちゃん位であって…………(汗)
いや、別にチュウズーボファンって訳でもないんですが(^^;どっちかと言えばサーガインの方がずっと好きですけど、やっぱ心配……(T T)
来週、とうとう『轟雷旋風神』登場の模様ですが、それよりもチュウズーボの行く末が気になってきになって仕方ありません(汗)踏ん張れよ!中間管理職!!!

あと、マンマルバ。「眠い………」といきなり糸を吐き出して。……蚕だったんですか?こいつ??(^^;どうやら繭になってしまう模様。どうなっちゃうんだろう、一体(汗)…羽化して妙な美形の人間体とかに変身でもしたら笑えます、つうかしたら多分泣きます…(T T)


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