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先週の続きで芳姉吸血鬼編後編。
先週の食虫植物もといリーチを倒したのにも関わらず、相変わらず吸血鬼のままの芳姉。まあ、原因の吸血鬼を倒したところで普通どうにもなんないもんなんですが、なんか戦隊だと戻るのが当然だという気がしてしまって(苦笑)
桃色の魔法使いを吸血鬼化したという事で、地下世界ではブランケン大将がバンキュリ姉さんに「よくやった」とご超機嫌モード。確かに5人揃わなきゃどうにもならない戦隊において一人でも戦力外(どころか足引っぱり)にする事はすんごい事だと思うんですけど、にしても大将、自分が現役戦士だって事を少々忘れているのではないでしょうか(^^;
浮かれる仲間を後目に、ウルさんだけは不機嫌モード。
「どうした、これでお前もやりやすくなるだろう」
とすっかりボス気取りの大将の言葉に、
「俺が求めるのは、そんな勝利ではない!」
低く呟き歩き去ってしまいます。
彼は彼で正々堂々にこだわり過ぎてインフェルシアの目的をすっかり忘れ去ってしまっている模様です。まあ、元々なかったような気もしますけど。
さて、小津家。
すっかり理性を失ってしまってる芳姉は魔法陣の中に閉じ込められているんですが、それでも牙をむいて見えない壁相手に暴れまくりのどうにもならない状態で。
そんな彼女に翼ちんが薬をシュッと一吹き。とたんに倒れて大人しくなる彼女。
驚く兄弟たちに
「吸血鬼用の眠り薬だよ…でもこんなもの一時しのぎでしかない…」
とちい兄。
…いや、それバンキュリア相手に使えば結構な威力を発揮しそうな気がするんですが…まあ、そんな日はこないんだろうなあ(苦笑)
マンドラ坊やは、芳姉はリーチ以外の別の吸血鬼に血を吸われたんじゃないかと推理。その言葉に「俺が絶対その吸血鬼を倒す…!」と気合い入れまくりのちい兄。
まあ、その他の吸血鬼ってどう考えてもバンキュリ姉さんなんでしょうけど、そこまでは頭が回っていない様子の兄弟たち。つうかバンキュリアが吸血鬼だって事すら判ってない可能性が高いですけど。
そんな時、魁にウルさんからの呼び出し思念が届く。どうやら魁はウルさん電波の受信機役になってしまった模様です。
呼び出しの場に結構久々に登場のような気がするスカイホーキーで一人で駆け付けるちい兄。
はじめは「お前一人か…」と不満げだったウルさんも、「芳姉を元に戻せ〜〜!」と血相を変えて立ち向かってくる彼に、
「お前がこれ程の力を隠し持っていたとはな。意外な喜びではないか!」
……すっかりご機嫌。
つうかあえて隠し持っていた訳ではないと思うんですが。
単に発揮する場所がなかったとゆうか……いや、発揮していたのかもしれないけどウルさんの目には入ってなかったというあたりでしょうか。ついでに言えば翼ちん、ちょっとシスコンの気があるかも(笑)
すっかりご機嫌になったウルさんは、揃った兄弟達を前に、芳姉の血を吸ったのはバンキュリアで、彼女を倒せば芳姉は元に戻るという事を教えてくれます。
…ウルさんから情報を聞き出すのは結構簡単な事なのかもしれません。
とゆうかこの時期(12話)で敵幹部を倒せなんて無理だ!というのが素直な意見。しかも役者がついている女性幹部となるとほぼ絶望的な雰囲気が。大抵最後の最後まで生き残って、ついでに次の年のVSに出てくるのがお約束みたいなもんですしね(苦笑)
その頃、芳姉はバンキュリアに呼び出されて目覚め、一瞬正気に戻ったものの、また豹変して魔法陣を破って逃げ出してしまいます。この際衝撃で鉢ごと床に転げ落ちたマン坊不幸。つうかこの子空飛べるんじゃなかったですっけ?(^^;
情報を得て帰ってきた兄弟達は、芳姉が魔法陣の結界を破って逃げ出したと聞いてびっくり。つうかこの魔法陣を作ったの誰なんだろう。
マン坊は兄弟たちの情報から、バンキュリアの正体は「クイーン・ヴァンパイア」ではないかと言い出す。
「吸血鬼の女王で、ものすごくずる賢くて、ものすごく強いんでござりますです〜〜!」
…なのだそうで。ふうん。
でもそんな大変な相手でも対処法はあるのだそうで、マン坊はちい兄に一冊の本を差し出し、朝一番の光を集めた『暁の結晶』なるものを作るようにと指示します。
…って、結晶って薬なのかな?(^^;どっちかと言えば錬金術の範疇のような気がしますが、まあそんな事はどうでもいいらしい。
やる気満々のちい兄は「まかせろ!」…とつい弾みで芳姉の決意のポーズを取ってしまう。ほんとに弾みだったらしくて本人もびっくり。…いやでも普通弾みでやらないだろう。結構かっこいいとか思ってたのかなあ(爆)
その頃芳姉はバンキュリ姉さんの所で、彼女の手にそっとキスをしてたり。…ちょっといけない世界の気分(^^;
バンキュリ姉さんはそれにいたく満足したのか、聞かれもしない彼女の秘密をべらべら喋ってくれました。
自分は「クイーン・ヴァンパイアだから日の光の下でも自由に動ける」とか。
「永遠の命を持つ選ばれた存在」だとか。
「何千年も一人でいると退屈だから二人に分かれた」とか。
……上の二つはまだともかくとして、二人に分かれた理由は分かるような分からないような。いや、分からん(汗)つうかそれって視覚的効果を伴った二重人格かもしくは電波系…。真っ先に思い出したのは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムでしたからね(^^;
…まあいいか。可愛いし(笑)
舞台は小津家に戻り、翼ちんは芳姉の為に薬製作中。
他のメンツは芳姉を探して街を歩きまくり…… 。
そのうち日は登り、『暁の結晶』は無事完成。
そして夜通し街を探しまわっていた兄弟の前に……芳姉が現れる。
芳姉はバンキュリアを倒して、自力で元に戻ったのだと言う。
そんなどう考えても怪しい話を簡単に信じる緑と赤。
そしてちょっと首を傾げている青と黄。
芳香ちゃんはお土産に買ってきたというリンゴをみんなの為に剥いてくれるのですが、綺麗にお皿に並んだそれを翼は皿ごとひっくり返してしまう。
床に落ちたとたんに毒々しい色に変色するリンゴたち。
その程度の衝撃で正体を現すなよ、リンゴ!!(笑)
しかも「やっぱり!」と立ち上がったちい姉。
「芳香ちゃんはおみやげなんか買ってきたりしないし、そんなにうまくリンゴをむける筈がない!!」
…その通りなんだろうけど、容赦ないなあ(苦笑)つうかこれで迂闊にお土産買って来れなくなっちゃったじゃん(笑)
まあ、昨年「このへそ曲がりが俺の事を素直に『相棒!』なんて言うわけないって気が付いたのさ」と言われちゃった人もいましたし。あの時は「これでもう下手にバンの事を『相棒』とは呼べなくなっちゃったよなあ…」と思ったもんですが、結局最終回間際でなんだかんだでさらりと呼んでたし。なのでそのうち芳香ちゃんもお土産買ってきても大丈夫になったりするんだろうなあとか関係あるようなないような事を思ってたりして。
嘘がばれた芳香はそのまま兄弟を振り切って逃げ出す。慌てて後を追う兄弟でしたが、その前にバンキュリアが立ちはだかる。
しかも操られたままの芳姉が、バンキュリアを守るように変身までしちゃったので(天空聖者、時と場合を考えろよ…)さらにピンチ増大。
芳姉は赤青緑が引き止めて、ちい兄は『暁の結晶』を持ってバンキュリアと対峙。それはなんとなく黄色がかってて、暁というよりは雷の結晶といった感じのものでしたが。
その結晶を見て「厄介なものを…」と渋い顔をしたものの、すぐに芳姉を呼びつけて自分を守る楯にする。…あとの3人はどこに行ったんだ。
ちい兄はなんとか芳姉を正気に戻そうと戦いながらも色々話しかけたりして、芳姉も一瞬正気に戻りかけたりもしたんですが、結局最後はバンキュリアを守るようにその前に立ちふさがってしまう。そんな芳姉の頭をバンキュリアは愛おしそうになで回す。ちょっとエロい(笑)
ついでにかなりシリアスな雰囲気の戦闘中なので、芳姉お得意の「変わりま〜すvv」は今週はなし。彼女の力なら、例えばでっかい網に化けて全員を閉じ込める(その後に全員まとめて始末)とかそんなんも出来るでしょうに。折角の便利な手駒をうまく使わないで勿体ないったら。
で。
芳香が一瞬だけ見せた『決意のポーズ』を見て、翼は彼女が一瞬なら自分の意志で動けると判断し、他の兄弟の静止も聞かずに芳姉&バンキュリアに向けて暁の結晶付きのボウガンを放つ。非常に都合いいタイミングで自分を取り戻した芳姉は、直前で避け、矢は見事にバンキュリアに命中。
が、それだけでは決定打にならず、続いて兄弟はマジスティックを4つ組み合わせた「マジクロスブーメラン」を投げつける。それは巨大十字架のようにバンキュリアの体を貫き…。
「クイーン・ヴァンパイアのこの私が……」
え??????
………バンキュリア様爆発。
えええええええ????
まだ12話なのに…バンキュリア様退場!???
………相当驚いたんですが。
最後に「私は不死身なのよ」とけろっと生き返るバンキュリ様に、「まあ、役者が(しかも若い女の子)ついてるんだから殺すわけないよな〜〜!」と超大人の事情で簡単に納得。
ちなみに芳姉を取り戻したマジレン達は、その後何事もなかったかのように、現れたウルさんとロボ戦。ちょっとやられたウルさんは喜びながらも(マゾ?)また「続きは次回」と立ち去ってしまう。
好きな食べ物は最後までとっとくタイプのようです。
最後、急にまじめになり、作戦会議に積極的に参加するようになってしまった芳姉。喜ぶ緑兄&青姉ちゃんの影で、
「だらしなくても、前の芳香姉ちゃんの方が良くなかったか…?」
「…初めてお前と意見が合ったな…」
とがっしり手を掴み合う弟陣。
……心配しなくても1週間も持たないと思います(苦笑)
そんな端から吸血鬼牙で兄弟たちをからかって遊んでいる芳姉。小津家は今日も平和です。
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