アバレンジャーメルマガVol.14でアスカ役の阿部さんが、アバレリーガーの回に出てきた「カレーフルーツポンチ」について、『明らかに美味しそうではない臭いを放ち』、『はっきりいって気絶しそうな程美味しくなかった』とコメントされていました。そ、そうだったんですね…（汗）御苦労様です、役者さん（＾＾；
さてさて、２週に渡った『太秦映画村観光案内』兼京都編も終わり、恐竜やに戻ってきたアバレンジャー達。
心配されていたえみぽんさんも無事人間に戻っていてめでたし、めでたし♪これもメルマガによると『天才ダイコンの抗力がやっと消えて超能力がなくなったので元に戻った』のだということで。…なんか納得のいくようないかないような（＾＾；
でも、一緒に帰ってきた筈のスケさんはまたどっかに行っちゃって（T T）某紙で役者さん本人が「五月くらいから撮影に復帰予定」と言っておられたので、まあ、六月の毎年恒例ゴルフ休み明け後あたりから復帰してくれるのかな〜なんて思ってます。早く帰ってきて下さいね〜！待ってます♪♪
そんなんで、また姿を消してしまったスケさんの文句言いながら掃除をしているアバレンメンバー達。
…掃除をしている姿や準備をしている姿は良く見るけど、客は横田さん以外見た事ない気が…まあいいか（笑）
そんな中、らんるがスケさん所蔵のティラノ絵の額縁の裏から、謎の地図を発見。
「謎は全て解けた。真実はひとつ！」
…どっかで聞いたことのあるような台詞を言いながら（金田一って何chでしたっけ？（＾＾；）それは宝の地図でそこにスケさんがいるのだと確信するらんる。
…その地図は「あの山」とか書いてあるひじょ〜〜にアバウトなものだったんですが、らんるはひとり…文句を言うプテラに付き合ってもらって宝＆スケさん探しを始めます。
で、どうやってか「あの山」を見つけたらしいらんる…もしかして「あの山」ってそういう名前なのかな？（笑）、そこで 「部外者ノ立入ヲ一切禁ズル」という立て看のあるいかにも怪しい私有地を見つけます。
そこで彼女が目にしたのは、おっきなおっきな発掘途中の恐竜の化石。
「あれは、爆竜？？」
喜んで近寄ろうとする彼女に、背後からカナズチが襲ってくる。
反射的に爆竜チェンジして、襲撃者に思いっきりケリを喰らわすらんる。
……でもそれは、普通の人間のおじいさんで。
先週も民間人（悪者だったけど）にケリを喰らわしていた彼女。一体アバレスーツのキック力は…（＾＾；まあ、じいさん、一瞬気絶していただけですぐ目を覚ましたので、たいした事はなさそうですけど。
「お前がアバレンジャーか。竜之介から聞いておる」
とあっけらかんと言うおじいさんはスケさんのお友達なのだそうで。…喋るなよ、スケさん…（苦笑）まあ、アバレン達自体がだれひとりとして隠そうとしていないのでいいのかもしれませんけど。
おじいさんの名前は辰吉伝次郎。スケさんとは幼馴染みの喧嘩友達。
ある日、偶然この恐竜の化石を見つけて、以来何十年も時間を見つけて一人で掘り続けていると言う。
「竜之介とは暫く会ってない」との言葉と、てっきり宝の地図だと思っていたのが違ったのでちょっとがっかりのらんるでしたが、地図の裏に書かれていた恐竜の絵（伝次郎さん画だった）を見て懐かしく嬉しそうに昔話をしてくれる伝次郎さんに思わず笑顔。
「私も手伝います！」と名乗り出たんですが、でも「これは俺ひとりで掘る事にしてるんだ！」と言われちゃってちょっと膨れ面。でも
ホント嬉しそうに化石掘りをしている姿を見てまあいいかと思う。
そのまだ姿を見せきらぬ化石に「アバレサウルス」という名をつけ、「これは俺の夢なんだ。夢があれば人間生きていける」と言う。
その言葉にらんるは「ホントに、夢なんだ…」とまた笑顔を向け、その姿をあたたかく見守っています。
おまけにプテラは、この化石からダイノガッツを感じると言う。
「アナザーアースにも私達の仲間がいたプラよ！」と喜んでいて。
その空飛ぶ姿を見て「あれが竜之介とおまえさんの爆竜ってやつか？でもな、俺のアバレサウルスの方がもっとかっこいいぞ！」と子供みたいな無邪気な顔を見せる伝次郎さん。…そこまで喋ってんのかい、スケさん（＾＾；はともかくまあ、ほのぼのしみじみいい話です。
…つい何十年もよく誰にも見つからなかったな〜とも思っちゃいますけどね（爆）
そんなほのぼのしみじみな時間に終わりを告げさせたのはジャンヌ。
彼女はいつものように貝を片手に爆竜の卵探しをしていたんですが、そこでらんるたちの姿を見つけてしまう。
「あれは爆竜ではない……でも確かに反応が…？」
そこで「面白いものを見つけたな…」とリジェ＠デズモウォーリャ様が登場。その化石は爆竜に進化しかけた恐竜だと言う。滅亡しなければアナザーアースの恐竜も爆竜に進化したのだと。
「それだ！新たな傑作の構想が湧いたぞ！」と相変わらず『あの手でどうやって？？（-
-;; 』の手でピアノを弾き出すヴォッファ。
てゆうか二回連続でギガノイドの登場とは、一体ヴォッファさんどうしちゃったんでしょう？（笑） 一部でネタ切れによる途中死亡説が流れている相方ミケラさんの存命に貢献しようというのでしょうか。これもまたいい話です…（しみじみ）まあ、始めからもっと働けよ！って話もありますけど。
ヴォッファさんのピアノの音色は次元の扉を通って伝次郎さんの化石に注がれて。
「おい、お前化石を守らんか！」と慌てる伝次郎さんとらんるの前に、バーミア兵とジャンヌ。
再び爆竜チェンジをして応戦するらんるですが、いかんせんバーミちゃん達の数が多い。伝次郎さんも戦うんですが、バーミちゃんに足を取られて首締められちゃったりしてる。所詮は民間人。
慌てるらんるでしたが、そこに仲間が登場。バーミア兵を蹴散らすんですが、時既に遅し。
「あの化石は、我が暗黒爆竜となるのだ！」
そのジャンヌの言葉を受けて、化石の爆竜が地から蘇る。
その名もギガノイド第４番、『復活』。
…またの名をゾイド（笑）
その化石と言うには少々肉付きのいいような気もしなくもないゾイド系恐竜。…まあ、中に人が入らなきゃならないですからねえ（爆）…はともかくとして、その姿に大感動の伝次郎さん。
「動いてる………」
「やっと会えた…………」
スケさんの設定年令が63歳ですから、伝さんも多分おない年だと思われますので、あしかけ50年くらいのつきあいでしょうか。 大切な夢とゆうか宝物とゆうか長年連れ添った女房のような、恋人のような子供のような孫のような……なんか良く分からなくなってきましたが（＾＾；とにかく嬉しくて嬉しくて仕方がない。
「自分ひとりで掘るんだ！」のポリシーも、子供の自立（？？）には忘れられるしかないみたいです。でも分かります、感動です！！凌駕もおまけに大喜びしてます♪
……これがギガノイドでさえなければ。
ソイドザウルスに対抗する為に、爆竜たちを呼び出すアバレンジャー。
アバレンオーに合体しようとするのですが、何故からんるがプテラに融合出来ずに（アバレンは戦士達が爆竜に融合しないと合体出来ないので。不便）はじかれてしまって。おまけにプテラはそのままどっかに飛んで行ってしまいます。
「何処へ行く！？合体しろ！！」
ブルーの言葉も空しく、合体出来ぬままゾイドの攻撃をただ受けるしかない状態のティラノinレッドとトリケラinブルー。
その光景に感動モードだった伝さんも大慌て。「やめろ！アバレサウルス！！」と木の影から叫ぶんですが、ジャンヌに操られたゾイドにはその言葉は通じない。
いや、もともと化石に言葉は通じないと思いますが。
…つうかそもそも恐竜に人間語は通じないと思いますけど（＾＾；
幸せの絶頂から不幸のどん底に落とされた伝さんは、飛んできたミサイルによって被弾してしまう。
アバレン達もひっじょ〜〜にやばい状況だったのですが、何故か『復活』はどっかにいってしまい、とりあえず難を逃れます。
とりあえず伝次郎さんを恐竜やに連れ帰り、手当てをしつつ対策を考えるメンバー達。
しっかし多少怪我をしたとはいえ、生身でアバレイエローのケリに耐え、ミサイル攻撃に耐える伝次郎さんって何者…（苦笑）
「プテラは（あの化石に）ダイノガッツを感じたと言っていた。だから戦えなかったんだと思う」
プテラの行動を分析するらんるに「爆竜にとっちゃ恐竜は御先祖様みたいなもんだからな…」と奈留程的な凌駕。そして「あれは恐竜でも爆竜でもない。只のギガノイドだ」と幸人さん。相変わらず正しく、そしてひとの神経を逆撫でしてくれるような発言をしてくれます、この人（＾＾；
その会話を意識が戻った伝さんはなんとも言えないような顔で聞いています。つうかすぐ意識戻ってるし。やっぱ最強。
プテラの行動は爆竜たちの間でも論議の的。
「戦うのが怖くて逃げ出すなんて…」「いや、プテラは歴戦の勇姿ですケラ」…ブラキオ格納庫の中で４爆竜が鼻面を突き合わせて会議中。なんか可愛い（＾＾）
ひとり参加出来なくて可愛そうだなあ、と思っていたブラキオも「融合出来なかったのは、プテラのせいだけではないブラ」としっかり発言してるし（笑）
議論が終わりきらぬ内に再び「復活」が現われて。つうかジャンヌが必死に捜しまわったんですけどね（苦笑）
再び現われた「復活は」アナザーアースを不毛の地にすべく口から破壊光線（？）を吐き出しまくる…と、結構広範囲の周りのビル群が一気に風化した廃虚に早変わり。
……果たして東京は「復活」できるんでしょうか……（＾＾；
今度こそ応戦を、という事でらんるに「プテラを呼び戻せ」という整体師。
でもらんるはできない、と言う。
目を見開いて驚く整体師の代わりに「らんるちゃん、おじいさんをお願いします！」と明るく笑って肩を叩く凌駕。
そして「行きましょう！」とらんるを残して３人だけで出撃をする。
今期の調停役の凌駕。決して無理強いをしようとしないその姿勢は好感が持てます♪♪…単に後の事をあまり考えてないだけかもしれませんけど（笑）
ひとり残ったものの、なんか落ち着かない様子のらんるの元に、行方不明だったプテラからの通信が入って。合体出来ないティラノ達が復活相手に苦戦していると言う。
「あたし、もう我慢出来ないプラ。分かってるプラ、らんるが本当に守りたかったのは…」
「……俺の夢か」
いきなり起き上がり口を挟む伝次郎さん。
プテラはらんるの気持ちを察して、合体を拒み姿をくらましたんですね。…優しいなあ、プテラ姐さん（感涙）
「私、いつだって自分の夢を信じて叶えてきました。だからみんなの夢も守るって決めているんです。アバレサウルスは伝次郎さんの夢。壊すことは……」
「仕方がない、二人だけで合体しましょう！」
「なんだと！？？」
らんるの語りの最中にモニターから聞こえてきた、滅茶苦茶な台詞。
しかもそのままホントにティラノとトリケラだけで合体してしまう。
アバレンオーのプテラは、ガオレンのイーグルと違って頭そのものではないのでちょっと寂しいけど二体だけで一応形にはあなるんですね。奈留程（＾＾；
「アバレンオーになりかけだから…アバレンオージだ！！」
「…………おい…………」
ブルーのツッコミも空しくちゃんと「アバレンオージ」のテロップまで出ちゃったりして。全く『バカの生態』の観察はホントに飽きなくていいですね、幸人さん！！
（笑）
なんだ、二人だけで十分なんじゃん！と思ったんですが、やっぱそううまくはは行かないみたいで苦戦するアバレンオージ。どうも二人だけでは形はともかくパワーが足りない模様です。成る程ね。
伝次郎さんの夢は守りたい。
でも、苦戦している仲間を放っておく訳にもいかない。
その狭間で苦悩しているらんるの姿を見ていた伝次郎さん。
「…あいつは『アバレサウルス』なんかじゃねえ、俺の夢なんかじゃねえ…」
そう言って、自分の書いた恐竜の絵を破り捨てて。
驚くらんるに「昔、俺や竜之介が戦争から帰ってきたら、一面の荒野ってやつよ…」と語り出す。
必死になって立て直したこの町こそが、俺の本当の夢だと言う。
伝次郎さんの言葉と思いやりに、出撃を決意するらんる。
………切ないなあ………（ほろり）
時に「戦争から帰ってきて…」の発言。伝次郎さんは先に書いた通り63歳だと思われますので、そうなると徴兵されていた訳ではないと思うんですよね（＾＾；疎開していた、って事なのかなあ。
決意した彼女は強い。
素顔のまま空飛ぶプテラの上に乗って登場、そしてそのまま爆竜チェンジ！！
…さすがアバレンオーから落ちた事のある女は強いよなあ（笑）関係ないですがジャンヌ役の桜井さんは、実は高所恐怖症で高いとこだらけのジャンヌの撮影は結構大変なんだそうで。御苦労さまっす（＾＾；
やっと王子から王に戻れたアバレンオー。これであっさり行くのかと思ったら、復活くんは結構強くて、おまけに再生とかまでしてくれちゃったりして中々どうして苦戦。
そこに伝次郎さんがサイドカー付きバイクで登場。
「聞いてくれ！でかいの！！その爆竜達はお前の子孫なんだ！！」
この『でかいの』という言い方がなんか既に涙ものなんですが（T T）
「辞めてくれ……アバレサウルス……」
泣きそうになりながら必死に訴える。
何しろ50年来の付き合いです。
その言葉は「復活」に届く。
お約束でいいじゃないですか。子孫かどうかは首をかしげる所ですが、そんなの別にどうでもいいじゃないですか。ううん、いい話だなあ……（しみじみ）
動きを止めた「復活」をドリルスピンで攻撃。
せつなくも、アバレサウルスは爆発してしまいます。
最後、発掘現場にいる伝次郎さんを訪ねるらんる。
「良くやったな……」
と言ってくれる伝次郎さんですが、やはりなんか寂しそうで。
「あいつは……アバレサウルスは…もういないんだな………」
「伝次郎さん、やっぱりあなた……」
守りたかったのに、守れなかった。
そんな思いだけが彼女の中に渦巻いて。
駆け付けた仲間相手に、
「強くなりたい、そして総ての夢を守りたいよ！！」
と、とても悔しそうに叫ぶ。その目には涙が浮かんでいます。切ないです（泣）
でも、次の瞬間、伝次郎さんはとても嬉しそうに笑っていて。
その視線の先には、３匹の爆竜の姿。丁度伝次郎さんが書いた絵の構図そのもののように佇んでて。
その嬉しそうな、子供のような笑顔に、涙を拭い、微笑む彼女。そして駆け寄る仲間。夕暮れの中に佇む爆竜。実に綺麗なエンディングです。感動です！！
いい話だなあ。そしていい女だなあ、らんる！！
…なので『普通ティラノを赤く、トリケラを青く、プテラを黄色く塗るか〜？？（＾＾；』などと野暮な事は言わないことにしておきます。（書いてるけど）
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