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第15話『アバレ世間は鬼ばかり』

今週は通学途中の小学生が新たなる爆竜の卵を見つけるとこから始まりました。
最近の小学生事情には暗いのですが、あのしゃーしゃー滑る靴、ときどき滑っているのを見かけますが、あんなみんな揃って履いている位メジャーな代物なんでしょうか?あの状態だと持ってないと仲間はずれにされそうですけど(^^;
てゆうかあれを見て「卵…?」と思えるこの小学生くんはただ者ではないと思います(笑)

一方そんな事が起こっているとはつゆ知らずの「恐竜や」で朝ごはん中のアバレンメンバー達。相変らず朝から妙に豪華なメニューで羨ましい限りですが(←本音)、『ごちそうさま』をしているのに生卵が6つきれいに残っているのは何故なんだろう??、と細かく悩んでみたりして。
保育園に出かけようとする舞ちゃんの口をティッシュでぬぐってあげる凌駕はホントいいお父ちゃんぶりで♪♪ティラノも「父親っぷりが板についてきたテラ」とか言ってくれて。ちょっと照れながらも「これから頑張ってもいい父親になっちゃうぞ〜!」と気合い充分。
そこにらんるが「うちのお父さんもね〜!」と口を挟んできてそのまま父親談義になるんですが、
この話が始まってからひとりどうもふてくされていた幸人さん、
「俺に父親などいない」
といきなり席を立ってどっかに言ってしまいます。


一方、エヴォリアン要塞では、お怒りデズ様によるお仕置きタイムの実行中。
「いつになったら爆竜を手に入れられるのだ!」まずはジャンヌにお仕置きビーム。
「役に立たないギガノイドばかり造りおって!」続いてヴォッファにもお仕置きビーム。
「お前もか、ミケラ!!」……の御指名を受けたミケラさん、慌てて作り立てのトリノイドを差し出し、なんとか難を逃れます。この人の役に立たないいい加減な仕事っぷりはエヴォリアン随一だと思われるのですが(いや、そこがいいんですけどね)、まあ『仕事が早い』ってのも結構役に立つものです(笑)
そんなんで今週の怪人は「サメ」と「車」と「マーガレット」の合体怪人「トリノイド弟10号、シャークルマーガレット」。このサメヘッドはどうも昨年度の某シャアなお方を思い出します。、もっともずっとずっと弱そうですけどね(苦笑)

さてさて、冒頭の少年。鞄の中に入れておいた拾った卵を眺めて、
「これ一体なんの卵だろう??ダチョウ??それとも大トカゲとか??」
……違います(苦笑)だれがどう見ても生物の卵には見えないでしょう、あれ(^^;てゆうかあんな謎の光がぴかぴかしている物体を「卵」だと認識する事自体がすごい。普通に考えたら爆弾とかと思いそうですけど。百歩譲ってポケモンボール。…間違っちゃいませんね(笑)
卵と認識してもらえた卵くん、ぴかぴかしながら必死に少年にむけてメッセージを送っている模様。
「え?仲間に会わせて??」
アスカさんにもジャンヌにも見つけて貰えない不幸な(幸運な?)爆竜くんは必死です。
「会わせて、っていっても誰に会わせればいいんだよ……」
途方に暮れる少年……最もです(笑)でも『仲間が近くにいる』と言われ、ひとのいい少年はしゃーしゃー滑って仲間を探してあげます。いい子です。


その頃のアバレンジャー、街に出没したシャークルくん&バーミア兵を相手に格闘中。
爆竜達が一瞬卵の気配を感じて「なんか今感じなかったプラ?」「爆竜の気配かテラ??」「アスカさんは気が付かなかったケラ??」と戦士達に話しかけるんですが、戦闘に必死な戦士達には相手にしてもらえません。ケラちゃんなんか「戦闘中の私語は謹め!」とかなんて言われちゃって不幸。人の話はちゃんと聞こうよ、ブルー(笑)
そんなこんなをやっているうちに、マーガレットくんは巨大なマーガレットの花を取り出して、いきなり花占いを始めます。戦闘中の最中のそのあまりの唐突さに固まる4人。
「すき……嫌い!」
…となったところで、花びらの全てなくなった花を差し出して「嫌いビーム」を発射してきます。凍っていたものでそのビームをもろに受けてしまうイエロー。

……この好き嫌いビーム、要は手に持った巨大マーガレットで花占いをして、その結果によって「好きビーム」か「嫌いビーム」を発生させるみたいなんですが…どうも占いの結果はどーでもいいみたいで、花びらを二枚一緒にむしったり、「好き、好き、嫌い」とか順番入れ替えちゃったりとか随分ずるい事をやってまして(苦笑)要は最後に叫んだ言葉のビームが発せられるみたいです。それでいいのかい(^^;

ビームを浴びてしまったらんる、気がついたら素顔に戻ってどっかスタジオのような所にいて。
そこに「はあい〜!」と鏡の中から現れたのはおカマちっくな「タケウチ先生」。
どうやららんるのアイドル時代のコーチだったようなんですが、彼女は彼がとっても嫌いだった模様です。
時にこのおカマコーチこと「タケウチ先生」、昨年ハリケンイエローに入っていたスーツアクターの竹内さんだったんですね(苦笑)奈留程、だからタケウチ…だから黄色のレッグウォーマー…(笑)いやあ、全然気がつかなかったです(^^;

そのコーチの手には古風な藁で包まれた納豆まで握られていて。
てゆうかでっかく「納豆」と書いてあるラベルが貼られているだけで、実はマラカスらしいんですけどね(笑)
らんるは納豆がダメらしくて「いや〜〜!納豆なんて嫌い〜〜!(泣)」と体全体で拒否モードに入るんですが、「納豆の苦手なアイドルなんていません〜〜!」と納豆片手のタケウチ先生に詰め寄られ、ダブルパンチでひきつりまくり。
そしてそのままアイドルとしての歌の振り付けのレッスンが始まるんですが、苦手なものを前にひきつりまくっているせいか、簡単な振り付けも中々覚えられずにコーチに怒られまくりでますます畏縮する彼女……。

………は、すべてらんるが見ている幻覚で。

実際は変身したままの彼女がひとりで「納豆キライ〜!」と叫びながらアイドル踊りを踊りまくっているだけで。その「…狂ったか?(汗)」的な動きに慌てる仲間達。 でもマーガレットくんに『「嫌いビーム」を浴びてしまった人には、その人の一番嫌いな人とかものとかが幻覚であらわれる』と説明してもらって納得。

「さあ〜!次はどいつの番だ?」の挑発に易々乗ってしまったのがブラック。
あっさりと「嫌いビーム」を浴びてしまった彼の前に現れたのはジャンヌ。
「まほろの死に様は、不様だったわ」
「おぞましい、こんな体…」
「 …でも、あの鎧を着る為には我慢しなくては……」

おそらくはアスカの「言われたくない言葉ベスト3」に入ると思われる台詞をべらべら言われて、そのままやはり幻覚の世界の住民になってしまったブラック。 だめだめ(苦笑)

そして卵に導かれるままにその戦場に現れてしまった小学生こと次郎くん。
…………くるくる踊っている人がいたり、ぶんぶん剣を振り回している人がいたりする不思議な光景を見て一言、
「……あの人たちが、お前の会いたがっていた仲間??(汗)」
…ナイス、次郎くん(笑)
そんな次郎君に気がついた子供に意外に優しいブルー。
「こんなところで何をしている!?早く逃げろ!!」と駆け寄って。
「それよりこれを!」と次郎君がバックの中の卵を渡そうとしたその瞬間「嫌いビーム」が飛んできて。少年を庇ってそれをもろに受けてしまうブルー。

その瞬間、彼はドライアイスの煙り溢れる怪しい空間の中にいて。

焦る彼の目に飛び込んできたのは、般若の面。

「………っ、お前は………!」
いつの間にかブルーバックに変わった空間で、その飛び交う般若の面に狂ったように剣を振り回す幸人さん。

……つってもそれは彼の見ている幻覚で、現実では少年の前で狂ったように剣を振り回す只の危険人物(汗)そこに更にマーガレットくんが「排ガスキャノン」を食らわしてきて、苦しむ少年。
その光景に怒りまくる唯一残った正常人レッド、ひとりでアバレモードにチェンジ。彼にもマーガレットくんは「嫌いビーム」を浴びせるんですが、 何故か彼は幻覚を見なくて??怒った彼にマーガレットくんはたまらず退散、みんなも正気を取り戻しますが、生身で排ガスを浴びてしまった次郎くんだけは苦しそうです。


「恐竜や」に戻った戦士たち、アスカは自分の見ていた幻覚がジャンヌだという話をしています。で、その後ろでらんるは「絶対完璧に覚えてやる〜〜!」と踊っていて(笑)
「で、三条さんは一体何の幻覚を見たんです?あんな三条さんは始めて見ましたよ?」
「…………鬼だ」
幸人さんはらしくなく実に素直に正直に答えてくれたんですが、メンバー達は「???」で。アスカに至っては「…鬼ってなんですか?」状態(苦笑)そのまま幸人さんはひとりどっかに行ってしまいます。

……その行き先はでっかいビル。
受付嬢「あの、すみません。どちらさまでしょうか?」
幸人「……社長に会いに来た」
受付嬢「お約束ですか??」
幸人「……息子が来たと伝えろ」
受付嬢「え?」

………………え???(@_@;

お父さんは社長???それは30分後の某番組のヒロイン……(笑)まあ、それは置いておいて(笑)カリスマ整体師、実はパパは社長のボンボンだった模様です。最も今は自分の方が稼いでいるかもしれませんけど。

「三条さんが見た『鬼』って一体なんなんですかね…」
「恐竜や」では、相変らず踊っているらんるは置いておいて、凌駕がスケブ相手にいろんな種類の鬼の絵を書いています。しかも結構うまいです。なんでも出来過ぎです、この方(^^;
「ねえねえ、トリケラの兄ィ、何かしってるんじゃないすかバキ?」
開きっぱなしの基地のスクリーンで、喋っている爆竜達。
「幸人さんの見た鬼は…………」
爆竜達「「「「見た鬼は………??」」」」
戦士達「「「見た鬼は………??」」」
その会話に思わず振り向いて復唱してしまう戦士達。

「………お父さんのことみたいケラ」

その言葉に絶句する人間&爆竜達。
「三条さんのお父さんが鬼??」
「ほな、一番嫌いな人がお父さんってことテゴ??」
画面の前の視聴者もびっくりです。なんたってこれで見ているものはどうやらすべて相棒の爆竜に筒抜けみたいという事が判明しましたから(苦笑)

「幸人さん、今そのお父さんに会いに言っているケラ」

爆竜達「「「「ええ???」」」」
戦士達「「「ええ???」」」

またつい復唱してしまう人間&爆竜。あまりに数が多くて面倒なので色は変えません(^^;


さてさて、やってることなすこと全てがトリケラに筒抜けだという事を知ってか知らずかの幸人さん。やってきましたは社長室。壁一面に鬼の面が飾られているある意味少々趣味の悪い部屋です(苦笑)一昨年の戦隊だったら卒倒しそうですよねえ。
どうも彼のお父さんはとっても鬼の面が好きな方らしくて、幸人さんにとって鬼の面は=(イコール)お父さん、という事になってしまっているようです。

「よく恥ずかしくもなく、わしの前に現れたもんだな」
幸人さんの『もっとも嫌いな人』の登場です。 ちょっと厳格そうなお父さん。
((いつまでも、亡霊のようにとりつきやがって……))
ちょっと逆恨みっぽい感じで睨み返す幸人さんです。

「親子の縁を切る?」

「あんたとの縁も今日までにする……」
ここで幸人さんが、家を飛び出てずっと音沙汰無しだった事が判明。しかもそれは中学を卒業したあとすぐだったらしくて。

………どうやって整体師の技術を身につけたんだろ?この人…(悩)
いや、つうかお母さんはいないのかな。まあ、こういう場合はお約束でいないもんですけどね。

「私は今まで無駄な金はびた一文使ったことがないと思っていたが、どうやら間違っていたようだな…」
環境、教育、人脈……と続けるお父さん。どうやら幸人さんは社長の息子として帝王学を思いっきりたたき込まれながら育てられた模様です。しかも莫大な金をかけて。
「それは、すべて無駄金だったという訳だ」
吐き捨てるお父さんですが、息子の為とはいえ、それだけ金と手間を注ぎ込むって凄いかも。それ程後継者問題に必死になる必要ってあるんですかね〜。早く楽隠居したかったのかなとか思ったりして。
「相変らず金でしか語れない男だな……思った通りだ」
そういって幸人さんは持っていたいかにも大金が入っていそうなスーツケースを差し出して。
出てきたのはお約束でケースいっぱいの大金。
「なんのまねだ?」
「産まれた時から中学の時まで、あんたが俺に使った金だ!そっくりあんたに返してやる!」
……流石は年収4億を誇るカリスマ整体師かっこいい♪…と思っていたら
「どうせ人の体を適当にいじってはうんちくをたれて、法外に巻き上げた金だろ?」
……流石そのカリスマのお父さん、大物(笑)
「…少なくともおれは、あんたみたいに人の心を金で買った事はない……」
なんかいかにも家出のトラウマを感じさせそうな台詞を吐いて、そのままトリノイド出現の通信を受けて「二度とおれの前に姿を現すな!」ととてつもなく逆恨みちっくというか、お父さんにとっては「???」的な台詞を残して去っていく幸人さんでした。どんな育て方をしたんだか分かりませんが、ちょっと育て方を失敗した模様です、お父さん(苦笑)


そしてかっこよく戦場に現れる幸人さん、「ケリはついた」と自ら「嫌いビーム」を浴びますが…………

それでもまだ出てくる、般若の面。

しかも今回は面だけでなく、人の形を取っていて。
しかも昨年のハリケンジャーの名乗り宜しく薄衣をひらららら。…笑ったひと手をあげ(笑)

「何故だ、何故まだ現れる………!!」

焦りまくって、暴れてもどうにもならない事が分かっている筈なのに、また暴れだしてしまう幸人さん。
「消えろ……消えろ…!!」
その動きを止めようとした凌駕は逆に吹っ飛ばされて、傷付き、変身が解けてしまう。他の仲間もどうにか彼を止めようとするんですが、何よりも大嫌いなものを前に殆ど狂乱状態の幸人さんはどうにもならなくて。

「こんどのトリノイド、中々頑張ってるね!」
「こんどのは自信作なんだな〜〜!」
エヴォリアン基地で鼻高々のミケラ。デズ様は出てこなかったけど、こういう時は誉めてくれるのかな。考えたらデズ様って誰かを誉めた事ってもしかしてありません?(^^;
「…で、サメはどこで活躍するの?」
無邪気に「それいっちゃあお終いよ(^^;」的な発言をさらっとしてくれるリジェ(笑)そのストレートな、しかも今まで誰もあえて突っ込まなかった問いに困りまくるミケラ。「考えてなかったのか………」と同僚に突っ込まれていましたが、「そんなのいつもの事じゃん……(汗)」とつい突っ込んでしまったTVの前の視聴者が大量にいたとかいなかったとか。

「三条さん、辞めて下さい!」
のどかなエヴォリアンサイドは置いておいて、味方サイドは色の通り、やはりどうも青い幸人さんのせいで修羅場の真っ最中。
素顔に戻ってしまった凌駕はそれでも変身したままのブルーにしがみつき、なんとかその動きを止めようとする。ここの凌駕はなんかすごくかっこいい。
「三条さん、正気に戻って下さい!!」
とその彼の願いが通じたのか、何故か幸人さんの変身がいきなり解けて。それでもなお暴れようとする彼に凌駕が本気のパンチ一発。その一発はまじ効いたみたいで正気に返るも苦しみもがく幸人さん。
殴った方ももともと幸人さんのせいで怪我をしている訳で、イエローに支えられながらへろろろろ。ぼろぼろな正義の味方達ですが、ミケラがトリノイドを一時引き上げさせたお陰で、なんとか危機を脱します。


ここの時点で7:53。
「……もしかして、今週、続き物………??(^^;」とここにきて始めて気がついて。この間の京都編が前後編だったのはまあ分かるんですが(ロケにも行ったし)、でもまさかこのタイプの話で前後編があろうとはびっくりで。「…もしかしてトリノイドのアイディア不足を補う為の続き物??」とちょっと真剣に思ってしまいました(笑)

「何故、あの鬼はまだ現れる……」と唇を噛んで悔しそうな幸人さん。
怪我を治療されなから「もう全然大丈夫です♪」といいながら、でも痛そうにしている凌駕。

そんな中、TVのニュースでマーガレットくんの排ガスキャノンを受けた患者達の容態の急変が伝えられて。いきなり飛び出していった幸人さんが向かったのは次郎くんの病室。…どうして病院が分かったんだろう?と一瞬思ったんですが、倒れたときに運び込んだのは彼等かもしれないから、まあいいかなあって。
患者達はみんな苦しんでいて肌には謎の斑点が出ていて。
「こんな症状ははじめてだ。このままでは衰弱してやがて………」と縁起でもない台詞を堂々と患者とその家族の前で言う医者とお母さんらしい人をかき分けて次郎の側に行こうとした幸人さんですが、「関係者以外立ち入り禁止」で追い出されちゃって。

どうやら次郎が排ガスを受けたのは自分のせいだと思っているみたいで(いやその通りなんですが)病室の前の廊下で落ち込む幸人さん。
苦しむ次郎のベットの脇で光りながら仲間に会いたがっている卵くん。
どうやら「サメ」の能力が追加されるらしいマーガレットくん。

果たして幸人さんは親父の影を超えられるのか??

……続きます。


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