先週は年にいちどの「ゴルフ中継により放送休止」で。今年はライダーも一緒にお休みだったので、久々に9:30位まで寝てました♪♪昨年は戦隊だけ休みでライダーの放送はありましたし、ついでにハリケンは年末年始も全く休みなしで放映があったので、日曜にこんなに遅く起きたのは最低でも一年以上ぶり……と考えるとちょっと感慨深くなってしまったりする今日この頃です。
さてさて、今週は 先週の終わりにちらと登場した、白いコートの謎の人がやりたい放題大アバレ状態。ついでに序盤総集編の感もあったので、序盤を見逃した方には良かったんじゃないでしょうか。
しかし「…男性のホワイト」てのはそれだけで少々微妙な気がしなくもないのですが、それよりも突っ込むべきは『白のロングコート』でしょう。先週みんながすいかを食べていたので……一体季節はいつなんだよ!(笑)
まあともかくこのアバレホワイトさん(仮名)が冒頭から大アバレ。
ミケラの『自信作』の「ヤツデンワニ」を一人で瞬殺。なにしろリジェが「…消えた」って言った時点でまだ7:31になってませんでしたからね(^^;
思わず時間を計ってしまいましたが、ホワイトさん登場からワニさんが消えるまで、わずか16秒。…普通だったらまだ登場時の名乗りあげさえ終わってないような時間です(苦笑)
「恐竜や」からアバレン達が駆け付けた時には時すでに遅しですべて終わった後。
出現した筈のトリノイドがいなくて不思議がるアバレン達の前に「俺が倒したんだよ」と出てくる白コートさん。
「普通の人間にトリノイドが倒せるわけがない!」と叫ぶ戦士たちの前で『白い戦士』に変身する白コートさん。デザイン的にはらんる同様「鳥の戦士」っぽいですかね??
その光景を画面で見ていた、何故かひとり「恐竜や」に残っていたアスカさん。
「あれは………ゼロ号…………」
……クウガかい!(^^;と思わず叫んだのは私だけではないと思います(苦笑)
凌駕が「おれたちにそっくり!!」と言っていましたが、「…そうか……?(悩)」と思わず思ってしまったのは、
顔の赤の模様がが非常に微妙だからでしょうか。
「五人目のアバレンジャーですね!」と喜ぶ凌駕に、
「お前らと組む気はさらさらない」とホワイトさん。
「どうしてですか?同じダイノガッツの仲間同士、正義と平和の為に戦いましょうよ!」
「面白いか?それが」
「…どうせなら、自分の為に楽しく使おうぜ」、といきなり攻撃を仕掛けてくるホワイトさん。何しろ登場初回なので強い強い(笑)
ついでに自分のことは「アバレキラー」と名乗ります。てゆうか今そう決めたみたいです(笑)
そして時間はいきなり4ヶ月前へ。
「アバレホワイト」改め「アバレキラー」さんの誕生物語が始まります。
彼の名は「仲代壬琴」、職業は外科医さんです。
この彼、14才でアメリカの医師免許を取得したという天才さんらしいんですが、なんでもできる天才さん特有の「人生たいくつ病」にかかっている模様。
口癖は「それ、面白い?」、行動の基準のすべてがこれ。
テレビで流れていた第一話の「暴れるティラノ達」の映像にわくわくどきどき釘付けになった彼は、重症患者の手術をほっぽりだして新宿に向かいます。
そこで目にしたのは「…恐竜映画がはじまったのか?(汗)」的なアバレ回る爆竜たちの姿。
…この光景、改めて見るとほんと凄い事になってるなあ(汗)って感じなんですが。トリケラとか車何台も吹っ飛ばしてるし(汗)
あれで死人が出てないって事は普通に考えてありえないから、今に「誰々の仇!」とか言ってアバレンに向かってくる人とか出てくるんじゃないかな〜!とか真剣に思ったりしながら見てたりして(汗)
でも、その非現実的な光景は、彼の退屈気分をすっかり吹き飛ばしてくれた模様で。
「こんなのはじめてだ…………」
無邪気なんだか邪悪なんだか微妙な満面の笑みを浮かべてその光景を見つめるホワイトさん。
爆竜が襲ってきて、車が吹っ飛んでも、そんな細かい事は気にしない。
…それどころか、その車の爆発を効果に使って、
「…ときめくぜ!」(どっか〜〜〜ん)
ほんとにときめいているみたいで、爆破をバックにポーズまで取ってます。
………変です、このひと(^^;
でもそんな彼のときめきは爆竜に通じる訳もなし。
撤退するティラノ達に、
「おい!嘘だろ!??もう終わりかよ!!???(汗)」
おもちゃを取られた子供のように、というよりいきなり電源を引き抜かれたTVゲームを目の前に凍って遠い目になったかのように唖然とするホワイトさん。
そして仕方なく空しい日常に戻っていく。
とにかく『天才』だから、多少の職務放棄位は首の対象にならないのか、この御時世に!??って感じですが、ともかく帰った彼を待っていたのは、犬を庇って傷ついた凌駕さんで。奈留程なあと思いつつも、あの惨事の状況ではそんなのんきにひとりのひとを手術している場合でもないのでは??とも思いつつ(苦笑)
「むなしいぜ…こんなやつ助けてもひとつも面白くない……」
そんな彼の耳に突然飛び込んできたのは、爆竜の声。
一応終わっていた凌駕の手術の後始末を他の医者に任せて(つうか勝手に押し付けて)その声に誘われるように再びわくわくしながら新宿に戻るホワイトさん。
でも、そこで彼が見たのは変身する戦士たちと……正気に戻っていく爆竜たち。
「なんだよ、お前ら!!いい子ちゃんになっちゃうのかよ!??」
最後に残ったティラノの望みを託すんですが、結局ティラノもいい子ちゃんになっちゃって。
むなしさ爆発。
アバレンオーの戦いをつまんなそうに見ていて、諦めて立ち去ろうとしたその時、激しい激痛が彼を襲う。
苦しみ悶える彼のもとに落ちてくるひとつの卵型のカプセル。
その中にはしろい卵と変身ブレス。
「これは………?」
とりあえずブレスを腕にはめてみたら、更なる激痛が彼を襲って。
変身しかけるもその激痛に耐えきれずに(スケさんやえみぽんさんのハイパーバージョン??)そのままぼろぼろになってその場に倒れ込んでしまう。
「お前か……俺を呼んでいたのは……ありがとよ……」
倒れながらも彼はとっても満足げな顔してて。
「面白くなりそうだぜ、これから………」
こういう「人生退屈、刺激を求めている」系の人って、でも自分は巻き込まれるのはまっぴら、ってタイプと、楽しければ自分を犠牲(とは思ってないだろうけど)にしてだって構わないというタイプに別れますが、彼は完全に後者ですね。
個人的には後者の方が真の天才だと思いますけど。なまじなんでも出来ちゃうから退屈している訳なので、簡単に自分の思い通りにならないものが面白くて面白くて仕方がないというか。
そして彼はずたぼろになりながらも、努力に努力を重ねて、ついにちゃんと変身ができるようになって、現在に至る………ということらしいです。
でも、そんなストーカーちっくな奴が自分達の戦いを見ていただなんて、これっぽっちも知らない凌駕達。
「辞めましょうって!あなた人間でしょ?ダイノガッツで変身したんでしょ??だったら戦い合うなんて変です!!」
「だったらとっととやられれば?戦いたくない奴なんて消えれば?」
「おかしいですよ!そんなの変ですよ!!」
「……無駄な命助けちまったぜ……」
とことん平行線ちっくに続く会話はなんとなく昨年のお子さまトリオと虫兄弟の会話を思い出します。…まあそれよりも更にその30分後の番組でよく交わされた会話を思い出しますけどね(苦笑)絶対この人、出る番組を1年と30分間違ってますって。
おまえまじ?本音で行こうぜ!とキラーさんは続ける。
「退屈な世の中でこんなすごい力を持ったら、人生を面白くしたいと思うのが人の心ってもんだろ」
…中々戦隊の正義の味方候補としてはいい性格をしているキラーさんです。まあ1年ひく30分前の番組でしたら、全然違和感なかったんですけどね〜!(笑)
仕方がないと応戦するブルーとイエロー。
まだ「人間同士が戦うのは変だ」から進めない博愛主義者レッド。
そこに駆け付けたブラックが衝撃の事実を告白。
アバレキラーは、破棄された筈のプロトタイプのブレスで変身した戦士だと。
「内部の超小型エネルギー増幅炉の制御がうまくいかず、大爆発の恐れがあるため封印されたんです。」
奈留程、『プロトタイプ』は不安定だけど強くて、量産型(?)は安定しているけど弱くなる、ってのはお約束だもんな〜!と妙に納得しながら見ていたら、
「…もし、現実に起これば……東京は一瞬にして消えるでしょう………」
……………おい(汗)
『一瞬にして消える』って、一体どんなパワー…………(遠い目)そんなやばいもん積んでんのか、あの戦士達は(汗)制御が出来ていればいいってもんでもない気が。急に恐くなってきました。あのうちのひとりでも爆発したらひょっとしてやばいんじゃないんすか東京??(-
-;;
「すぐ変身解除しなさい、危険です!」
アスカさんは多分本気で心配して言ってるんでしょうが、退屈で死にそうになっている男にとってはそんな状況すらも極上の娯楽でしかなくて。逆に「ゲームにスリルが増えた」と面白がられる始末。
「……お前が良くても、東京は吹っ飛ぶんだぞ!??」
「どうなろうが、俺がいなくなれば同じだろ。別に構わないね!」
……いやあ、実にいい性格です。つうか人間壊れてます。
困った事に、私、こういうマッドサイエンティスト的な壊れ方をしているキャラ、わりと好きなんですね(^^; 勿論実際にいたら困りますが(苦笑)虚構の世界だったら大歓迎♪♪
……やばいな、結構いいかもしれない……(^^;
怒りに震え、ブレスを避けてなんとか攻撃しようとする幸人さんとらんる。
「迂闊に攻撃をしては危険です!」とおろおろしているアスカさん。
「それよりなにより……人間同士じゃないですか!!」
悲しそうに叫ぶ凌駕。
昨年のハリケンVSゴウライも相当悲惨な状況でしたが、今年はもっと悲惨になりそうな模様です。
しかしキラーさん、ホントに味方化するのかな???(^^;
ブルーもイエローもやられてしまい、ダイノガッツを吸い取られてしまう。
暴走をなんとか止めようとしたブラックもやられて、素顔に戻ってしまう。
その光景を見ていた凌駕。さすがにいてもたってもいられなくなって、キラーに飛びかかって行く。
「もう辞めましょうよ!無駄な戦いは!!」
「……ばかか、お前は」
「どうして、どうして分かってくれないんですか………!!」
凄く悲しそうに、絞り出すように叫ぶ、「嫌いなひとはいない」と豪語した主人公………。
結局凌駕もやられてしまう。
しかも「倒すつもりで来ない奴には、死、あるのみだ」とのキラーさんの言葉通り、
思いきり壁に叩き付けられて動かなくなってしまう。
なんとか立ち上がってきた残りの3人を前に、「とりあえず十分チャージさせてもらった。礼を言うぜ」とキラーさん。
「……どういうことだ??」
「俺の相棒が、もっとダイノガッツとやらをよこせって言ってるんでな」
奈留程、あのしろい卵を返すのに、ダイノガッツが必要なんですね。納得。
「本当のゲームは、 これからだ」
傷ついた3人&動かなくなった凌駕を残して、キラーさんは去って行ってしまいます。
……そのキラーさんの前に、今度はジャンヌがあらわれる。
キラーさんの変身グッズはもともとエヴォリアンが押さえていたものだったのですが、それが2話の要塞の爆発の時に地上に落っこちて、それをキラーさんが拾った、って事らしいのですが、エヴォリアン的には「あれは我らのもの」という意識があるから、奪還の為に彼女が遣わされたと。
でも、なにしろ登場回で無敵のキラーさん。
ジャンヌを相手に、「いい女だな、俺の部下にしてやろうか」なんて言っちゃったりする。
「気が強いのも好きだぜ」
そのまま近寄り、彼女のほほにそっと手を触れる。
竜人のほほの爪は気持ちを読み取れるウィークポイント。
……何故それをアナザーアース人のキラーさんが知っている??
…とはジャンヌも思ったみたいで、
「貴様………まさか……」
「まさか………何??」
なんか意味ありげな会話を交わしてたりする。
どういう事だろ??キラーさんは只の人間じゃないの??
竜人……じゃないよねえ。爪ないし。なんかが取り憑いてるとか??ううん……謎。
一方「恐竜や」に担ぎこまれる凌駕。
動かないその姿にびっくりの舞ちゃんは「凌ちゃん、死んじゃ嫌だよ!凌ちゃんまでいなくなっちゃったら……」と泣き崩れる。その切ない姿に、「えみぽんさん、救急箱!」と叫んだアスカさんへの「…救急箱って次元じゃないだろ!!(汗)」
の突っ込みは不問にしておいてあげる事にします(苦笑)
結局まあ凌駕はわりとあっさり目を覚ましたのでめでたしめでたしですが、なにしろ出る番組を1年と30分間違えている困った敵の登場に動揺の色を隠せない戦士達。
このアバレンらしくない敵に一体どう立ち向かうのか??
エヴォリアンと三角関係(??)になる模様ですが、どうなっていくのか??
キラーの爆竜も近日中に登場すると思われますし、新キャラ登場でシリアスモードで急展開のアバレン、しばらく目が離せなそうです。
……とかなんとかいいつつ、予告を見ていると来週はギャグとしか思えないし(^^;
とりあえず、キラーのアバレっぷりにしばらく注目していきたいと思います。 |
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