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第27話『アバレッドはアバレブルー』

今回は、残暑の季節に見たくないくらい暑そうな、トリノイド「ツタコタツ」がアバレまくっている所から始まりました。こたつがスカートみたいな感じでデザイン的には結構可愛いな〜♪って感じの彼なんですが、なんと言おうとこたつはこたつ。厚手生地のスカートはこの季節には見ているだけで暑いです(^^;
そんなこたつ君がこの季節には激悪攻撃な「赤外線フラッシュ(←仮名)」で、人々をこたつ灼熱地獄に落とし入れている所にやっとアバレンジャー達が登場。…するんですが、たこ焼きにつられた隙にレッドとブルーがたこ触手に捕まってしまいます。
二人が変身が解けちゃった所でこたつ君は退散、ブラックが一人で追いかけて行きます。

うかつにも捕まってしまった二人はふらふらですが、かといってブラック一人に任せておくのはあまりにも不安なので、らんるは二人を叱咤して後を追おうとするのですが、

………なんかおかしい。

「大丈夫だよ!らんるちゃん!」と明るく笑う幸人さん。
「なんだ、あの野郎…」と不機嫌そうな顔の凌駕さん。
そして二人は互いの顔を見てなんで俺がそこにいる〜!???状態。

……どうやらこたつ君の「たこたこチェンジ」攻撃で二人の人格が入れ代わってしまった模様。とってもベタな展開です(^^;

今回判明したのは、「ダイノガッツは身体にではなく、心(たましい?)に附随するものらしい」という事。…なんか意外。要は精神力みたいなもんなんですかねえ。ともかくまあ、そんなんでダイノガッツ繋がりのティラノとトリケラはなんか変な感じ困っています。
もっとも御当人達は「とりあえず、服変えません?」「そうだな、色が違うと落ち着かないな…」とかいきなりお着替えを始めちゃったりして結構余裕だったりするんですけどね(笑)文字色もちょっと困るとこなんですが、とりあえず身体の方(?)の色で行くことにします。ああ、ややこしい(汗)

そんなんで服も変えたしって事で、こたつ戦に参戦。
毎度の事でキラーさんが遊びに来てたりするんですが、まあ気にしないで爆竜チェンジ!

……しようとするんですが、変身出来ない二人。

「あれ?」とか「もう一度だ!」とか一生懸命ブレスをぴこぴこやっている姿は、なんか電池の半分切れかかったおもちゃを相手にしているようでちょっとまぬけ。
どうやら、ブレスとダイノガッツが同調しないので変身が出来ない、という事らしいのですが、「だったらブレスも取り変えればいいじゃん!(- -;; 」と誰もが思うであろう事を思い付かないのか試そうともしない二人。そのあまりのもどかしさにいらいらしたのは私だけではないと思います。いやまあ、試した所で「肉体と精神のバランスがうんたらかんたら」とか難癖をつけられて変身出来ない可能性大ですが。でもせめて試してみてくれ。ああっ!いらいらする〜!

でもそんなブレスと格闘している二人の姿は、キラーさん的に「ときめき」度80%位のようで(笑)高みの見物モードに入ったキラーさんは何故かたこさんの手を切り落として退散させ、「お前達の苦しむ姿を見ている方が面白そうだ」とか言いながらいなくなってしまいます。見たいんならちゃんと後をついて回ればいいのに(笑) てゆうか折角だから切り落としたたこの手を持ち帰ってヤツデンワニあたりに料理をさせればいいのにな。(←まずそう…てか絵の具の味がしそう)


そんなんで凌駕さんな幸人さんと幸人さんな凌駕さん in 恐竜や。
アスカさんの提案で、戻るまで暫くの間、幸人さんは凌駕さんのフリを、凌駕さんは幸人さんのフリをする事になります。「舞ちゃんの為です!二人が入れ代わったと知ったら混乱して、へたをすると心に深い傷を……」というのが理由だそうですが、下手な嘘をつく方がよっぽど心の傷になるんじゃないか!?と思うんですけど。ねえ、竜人さん?(^^;
らんるが二人を元に戻そうと、まずは幸人さんな凌駕さん(ああ、ややこしい…)を見るからに怪しい機械にセットしますが……こうゆう場合って二人を同時に接続しないといけなそうな気がするんですけど。幸人さんの精神に空を飛んでけとでもいうのでしょうか、らんるちゃんは(笑)

そんなんで「らんるの二人を元に戻そう大作戦パート1」はあっさり失敗。お約束。
その最中にスケさんが帰ってきて、凌駕さんな幸人さんに腰痛の治療を頼んだりとかもあって。とりあえず一治療500万とも1000万とも言われるカリスマ整体師を専属で使いまくるスケさんって…(笑)それは置いておいて凌駕さんな幸人さんがなんとか治療をしようとしたもんだから大騒ぎ。 凌駕さんは幸人さんにしこたま怒られて、幸人さんな凌駕さんが治療をしてあげてめでたしめでたし♪「なんで凌駕くんが治せるんですか?」の質問に慌ててはぐらかすメンバー達ですが、スケさんにまで隠す必要がどこにある。老人の深い心の傷の心配でもしてるんでしょうか?たく(笑)


そんなこんなで舞ちゃんのお迎えの時間がやってきて。
「俺が幼稚園にお迎えになんか行けるか!」と渋る幸人さんな凌駕さんに、「でも、俺が行ったら絶対怪しまれますよ!」と凌駕さんな幸人さん。
……二人で行きゃいいじゃん。
どーしてこう、融通が利かないんでしょうね、このひとたちは(^^;

で、しぶしぶお迎えに行くも、「やっぱりダメだ…帰ろう…」の心境の幸人さんin凌駕さん。
だから二人で行けば良かったじゃんって(^^;
でも帰ろうとした所を舞ちゃんに見つかってしまい、しかも幼稚園で子供達と一緒に遊ぶはめになってしまいます。
どうやら凌駕さんはお迎えついでにいつも子供達と一緒に遊んでいるようで「舞ちゃんのお父さんと一緒に遊ぶのをみんな楽しみにしてるんですよ!」と保母さん。
暇なお父さんです。そりゃ子供達も喜ぶでしょうって。
慣れない手付きでしぶしぶしぶしぶ遊ぶ幸人さんin凌駕さん。とてつもなく不幸でちょっと同情。

そんな幸人さんin凌駕さんに、舞ちゃんが「みんなで作ったんだよ!」と爆竜の段ボール製工作を披露。
でもティラノとプテラノだけで。「おい?トリケラは??」と……よくよく見たら二匹の影にこっそりちっちゃなトリケラがちょこんと。非常に渋い顔の幸人さんin凌駕さん。 しかもそのトリケラの角が二本しかなかったので「角は2本じゃなくて3本だ!」と怒り出してみたりして。なんだかんだでトリケラの事は可愛いのね〜!と思うとなんかちょっと可愛い♪♪つうか、幸人さんが突っ込む前に「角が足りない!」と画面の前で叫んでしまった自分もどうかと思いましたけど(苦笑)
むきになってトリケラを直そうとした幸人さんはお約束でティラノとプテラノを倒して壊してしまって、子供達、一斉に大泣き。
焦った幸人さんは「頼むから泣き止んでくれ……面白い物を見せてやる!」と、秘技・べんべろべらべらを披露して子供達を大人しくさせます。この「べんべろべらべら」はED後までその正体は隠される事になります(笑)


まあ、なんとか子供達も泣き止ませたし、って事で疲労度満載の幸人さんin凌駕さん。すっかり疲れきって、舞ちゃんが「公園でもうちょっと遊んで行こうよ!」と行っても「行きたきゃ一人でいけ!」とすっかり凌駕さん演技を放棄。まあ、やってられませんよねえ(苦笑)
舞ちゃんは「今日の凌ちゃん変…」と首をかしげながらも「まあいいや、じゃあ舞ひとりで遊んでくるね!」と一人で走っていきます。
幸人さん的には『肩の荷が降りた』状態でひと段落ですが、なにしろこの物騒な昨今です。そうでなくてもこの世界は怪物が頻繁に出没したりなんなりで『非常に』を遥かに通り越した物騒さなので、とっても危険な状態です。

その頃、街ではミケラに切られた腕を直してもらったタコさんが「この調子でアナザーアース人を入れ替えまくれば、彼等は混乱して自ら滅びるだろう」作戦(byジャンヌ)を気長に実行中。
時にこの光景をレポートしてくれている現場のホナミさん。タイムレンジャーのタイムイエロー・ドモンの彼女のホナミちゃんですね!フリーカメラマンの彼女がいつ局レポーターに転身したのかは謎ですが、とりあえずお子さんはお元気でしょうか?(笑)

お約束でこのテレビ中継でタコさんに襲われそうになっている舞ちゃんが映って。
驚いた幸人さんin凌駕さんは、凌駕さんよりも早く飛び出して行きます。

なんとか現場にかけつけた時には、舞ちゃんとホナミちゃんはタコさんに捕まっちゃってて。
((俺が一人で行かせたせいで…))と大反省中の幸人さん達の前に現れたのは…バーミア兵!
いやあ、ひさしぶりですね〜!正確には忘れましたが、少なくともここ一ヶ月位は出てきてませんでしたので、(ぷりぷりんせすの頃あたりからずっと出番なしだったかも…)もう、昨年後半完全に忘れ去られたマゲラッパの二の舞いになるんじゃないかと心配をしてました(^^;いくらEDに思いきり出てきてるといっても、やっぱ本編に出て来なきゃですよね〜♪

まあ、そんなバーミアはあっさりスルーされて(やられ役であってこそ下っ端兵♪)ひたすらタコさんを追い掛ける幸人さんin凌駕さん。
「舞を離せ!」と叫ぶ姿に「おや?お前は確かアバレブルーの筈だが?いつもクールなアバレブルーらしくないタコ?」と首かしげなタコさん。

幸人さんがいつクールだったっけ?(^^;という突っ込みの前に、「何故作られたばかりのお前がそんな事を知ってるんだ…?」とこっちが首かしげ。いやまあ、知らないからこその発言なのかもしれませんが(爆)

その発言にピン!と来た幸人さん。
にっこり笑って、
「舞ちゃんは俺の大事な娘だ!離せ!」
と、まるで普段の凌駕さんのように叫ぶ。その姿にタコさんも仲間達もすっかり「?」で首かしげ状態。
幸人さんは続けて、
「俺はアバレッド、伯亜凌駕だ!」と叫ぶ。
その姿に(そうか!)と凌駕さんin幸人さん。
シリアスな顔を作って、
「そして俺はアバレブルー、三条幸人だ!」と普段の幸人さんのように佇む。

……ここは役者さんの演技が秀逸でした。幸人さんな凌駕さんが凌駕さんの演技をしている(自分で書いていて訳分からない…)部分はなんか微妙に顔引きつって腕ぷるぷるしている感じだし、凌駕さんな幸人さんが幸人さんの演技をしている部分は、無理矢理シリアスな顔を作っている感じだし。
このお二方、今回の話の為にお互いお互いの演技指導をしたり色々研究をしたとか。御苦労様です(^^;特に凌駕さん@西さんの幸人さん演技が秀逸でしたね。幸人さん@冨田さんの方はわりと地っぽかったので(笑)

「俺達、元に戻ったんだ!」と引きつりながらもにっこり笑う凌駕さんにタコさんは「どうやって??」と大混乱状態。らんるが気を利かせててきとなコードで「このらんらんチェンジシステムを使ったのよ!」 と こちらはアスカさんと入れ代わった演技をして、タコさんの信用度を高めて。
……この時の、らんるはともかく、アスカのらんる演技はどうかと思いましたが(苦笑)とってつけたような九州弁にアイドルダンス。…特にダンスは「…いつ覚えた?(^^;」ととりあえず突っ込むとこですが、 まあ、マーガレット君の時にらんる、散々練習してましたから見てて覚えちゃったんですかね(笑)

すっかり騙されてしまったタコさんは、焦って再び凌駕さんと幸人さんを入れ替えます。
「これで変身出来まい!」とおおいばりですが……ホントに「らんらんチェンジシステム」が使えるんだったら、それ意味ないじゃん!とかも思ったり(苦笑)

まあ、実際はらんらんチェンジシステムは使えない訳で、つまりは騙されたタコさんのお陰で、やっと元に戻れた二人。
「お前ら、正義の味方の癖に嘘つきやがって〜!」とのタコさんの叫びに「うるさい!」とこれまた正義の味方らしくない発言で答えて(笑)まあ、もうチェンジが出来ればこっちのもの。あっさりタコさんを倒して終わりです。ちなみにこの戦闘の光景はホナミちゃんレポートでテレビ中継をされてました。カメラに向かってピースサインとか出しちゃったりして、本当にオープンな戦隊です(^^;

その後ロボット戦になったあと、今度はティラノとトリケラが入れ替えられたりしてちょっと混乱したりしたんですが、キラーオーが出てきてあっさりタコ戦闘は終わり。キラーオーVSアバレンオーとなりかけるんですが、キラーさんが苦しみだした事によってそれもあっさり終了。この辺のキラーさんは、昨年中盤、何かあるとサソリで苦しんで戦線離脱していた兄者のよう。

最後、「べんべろべらべら」の秘密(?)が明かされる訳ですが……別にそれ程面白い物でもなし(^^;まあ、舞ちゃんが「やっぱり幸人さんの方が上手だね!」と言っていたので、幸人さんがやれば面白いのかもしれませんが。
そんなんで、舞ちゃんには入れ代わっていた事があっさりばれてるし。…苦労して子供と遊んでいた幸人さんの努力は全く無駄だったという事で今週はお終いです(苦笑) 合掌。


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