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第26話『釣りバカアバレ日誌、どもども』

今週は、以前の「アバレンジャー、釣りバカ日誌(アニメ版)にゲスト出演」受けた、「ハマちゃん、アバレンジャーに出演!」の回でした。はじめに話を聞いた時は「…アニメと実写のキャラがどうやって共演を?(- -;;」と思ったものですが、この戦隊初の試み、どちらも多少の無理はありましたが、まあ、面白く仕上がっていたと思います。
ちなみに、先にアバレンジャーが釣りバカに登場した時は、アニメのアバレンジャーキャラ(変身後)に実際の役者さんが声だけを当てる、という手法を取っていました。
ストーリーは簡単に書くと「東京湾に出没した謎の怪物を、何故かTVの中からアバレンジャー達が出てきて、ハマちゃんと一緒に退治。…でもそれはハマちゃんの夢だった」という「おい、こら!夢オチかい!??」という内容のもので。 爆竜は出て来なかったので、アバレンジャー達が半分空を飛んで怪物退治にいそしむ、というちょっと『おいおいおい?』的な展開も出てきましたが……まあ、夢と言われてしまっては仕方ないですね (苦笑)
ハマちゃんの息子の鯉太郎がアバレンジャーの大ファンという設定で、はめ込み合成でアバレンのEDが思いっきり流れたり、またハマちゃんがEDバーミアダンスを踊ってたりと「…同局とはいえ、ちょっとやり過ぎじゃない?テレ朝さん?(^^;」と言いたくなる位思いっきり「釣りバカ」をジャックしていたアバレンジャー。

…で、まあ、今回はその復讐編?という位置付けです(笑)


冒頭、舞ちゃんと一緒に釣りをしている凌駕さん。
さすが自然とお友達のインタープリター、釣りもお手のものみたいで、戦利品の魚を山程持ち帰って、舞ちゃんと二人で他の人の尊敬を受けまくりです。 多分魚をさばくのも凌駕さんがやるんだろうなあ。自然とお友達というよりは、まさにアバレサバイバー。

そんな凌ちゃんと舞ちゃんのお気に入りの番組は、アニメ「釣りバカ日誌」。
…凌駕さんはともかくとして、「釣りバカ」って子供が見て面白いもんなんですか?でもまあアニメ化したって事は子供が見ること前提なんだろうなあ。ううん、普段アバレンの間に入っているCMを見ながら「これって場違いじゃ?」と思ってたりするんですけどねえ。もっとも私は「釣りバカ」あんまり良く知らないんですけど(^^;あの時間は普段は「体育王国」を見てるので(笑)

さてさて、我らが(←そうだったのか)エヴォリアンサイド。
芸術家コンビの先々週の出張に伴う「やる気まんまんモード」は、2週間たったらもう綺麗になくなっちゃったようで(苦笑)ヴォッファなんかアイディア沸いたとかなんとか言っときながら結局なにも作ってないし。だめじゃん(笑)
そんな時、ミケラさんが、「オリーブの実」に目をつけます。
ミケラさんによるとオリーブはダイノアース産の「マンカバの実」にそっくりなんだそうで。しかもマンカバは癖になる美味しさで、ヴォッファもリジェもとっても大好きらしい。
…オリーブの実ってそんな単体でばくばく食べるものではないのでは?…と思っていたのですが、どうもばくばく食べられる美味しいものもあるみたいですね。とりあえず、木から収穫したばかりではあくが強くて食べられた物じゃないらしく(渋柿みたいなものかな…)、食用にするには塩水やオイルtににつけたりとか、まあどうにかして渋抜きをしなきゃいけないそうです。って脱線(汗)

そんなミケラさん達は「オリーブの実をたくさん食べたい!」というアナザーアース征服には全然関係のない理由で、トリノイド「ツリバカツオリーブ」をアナザーアースに送ります。
このツリバカくんは、釣った人間をオリーブに変えてしまうという能力を持っています。何故釣らなきゃいけないのかはよく分かりませんが。つうかカツオだからだとは思いますが、一本釣り仕様だから効率悪いのなんの(^^;
「「釣りバカ」に目をつけるとはいいセンスだ」とヴォッファさんが珍しくミケラのことをほめていましたが、「釣りバカを知ってるのか?この人たち・・・??」という突っ込みの前に、『ミケラ図鑑には「釣りバカ」が載っているのか?』という素朴な疑問を出してみたりして。
・・・そもそも「「マンカバの実」が食べたいのなら、オリーブではなくマンカバのトリノイドにすればいいのになあ?」とかも思ったり。どうしてもその土地のものをモチーフにしなくてはならないというものなのか、もしくはその辺が彼なりの芸術家としてのこだわりなのか。謎。

まあ、その幹部たちの願いのために、どんどん人間を一本釣りしてオリーブに変えていく、両手のカツオがちょっと可愛いツリバカ君。アバレンジャー達も「釣りバカ日誌」がいいとこだったけれど、仕方がなく出撃します。

で、ちょっと疑問。
「釣りバカ」は現在土曜の夜の放送なのですが、外は昼。
ううん、われらが住む地球とは放送時間帯が違うんですかね〜!(^^;てゆうかまあ、戦隊系で時間関係は突っ込んじゃいけないんでしょうけど。気にしてるとキリないし。

で、つぎつぎ釣られて行く人間達。アバレイエローも釣られかけちゃって、助けようとしたブルーが痴漢扱いされちゃったりして色々大変だったんですけど(苦笑)無理したカツオくんの釣り竿が折れちゃっていじけたカツオくんは「お前らなんか嫌いだ〜!」といなくなってしまいます。あまりの事に追い掛ける事も忘れてあっけに取られるアバレンジャー達。
そこに追い討ちをかけるように「鯉太郎君が釣り上げられちゃった!」という連絡が入ります。鯉太郎君とはハマちゃんの息子なので、つまりはアニメの世界の住民なんですが、TV画面上で一般市民と同様釣り上げられてしまったと。当然驚きまくるアバレンジャー達。

そして場面は変わってアバレキラー登場。
「おもしろそうな事件が起きているのに、何故いかない?」とゲイラーさんに問われ、「…今日はそんな気分じゃない……」とうざったそうに返す彼ですが、そんな彼の気分は無視されてこちらにはブレス目当てのジャンヌが登場。
おもわず「いい女に好かれて光栄だ」と言ってしまう位ジャンヌがお気にのキラーさん。…好みなんだねえ(笑)そんな彼は「俺が負けたらブレスをくれてやる、買ったらおまえを貰うぜ子供番組ではちょっとまずいのでは?(^^;的なゲームをはじめます。


一方「恐竜や」では、鯉太郎が釣り上げられたのもカツオトリノイドの仕業だと判断して話が続けられています。幸人さんがぼそっと「…どうやって…」と呟いていましたが、まあ実際釣り上げられてしまったものは仕方がないというかなんというか(苦笑)カツオくんも実写の人間がいくらでもいるだろうに、何故そんな面倒な事をやるかなあ。
そこに、TV画面からハマちゃんが話しかけてきたもんだから、恐竜やは大混乱。…混乱していても実際話しかけられてしまったものは仕方がない(笑)TV画面から話しかけているハマちゃんサイドの方は実際どうやって喋っているのかな〜?という素朴な疑問もありますが、まあきっとアバレンジャーがやっているTV画面に話しかけているんだろう、という事で。…いう事にしておきましょう。

オリーブにされてしまった一般市民と鯉太郎君を救う為に、ハマちゃんinTVは凌駕さんのバイクのサイドカーに乗せられて一緒に出陣。…電源は……?という些細なツッコミはもうどうでもいいですね。そもそもアンテナもないですし(苦笑)
似たような年頃の子供を持つ二人は、画面越しに妙に意気投合しています。とりあえず、はたから見たら凌駕さんかなり変なひとです(笑)つうか角度的にハマちゃんから凌駕さんは見えないんじゃ…とかとかついついつっこんでも仕方がないあたりに目が(^^;

そんなこんなで新生釣り竿を手に入れて(ミケラに作り直してもらったのかな…?)御機嫌のトリノイドを発見。
よく分からない「カツオのたたき攻撃」にもめげずに戦うアバレンジャー達ですが、カツオ君はオリーブにされてしまった人たちを人質としてしまう。「人質なんて卑怯よ!」と一応言ってみるのですが、「卑怯で結構!」と軽く返されてしまって。人質を取られてはなすすべもないアバレンジャー達、カツオ爆弾攻撃にちょっと苦戦中。

そんな光景に、いてもたってもいられなくなったTVの中のハマちゃん。

画面から飛び出してきます。

「なんでもありだな…」とまた幸人さんがぼそっと呟くのですが、 出てきてしまったものはもう仕方がないとゆうかなんとゆうか(^^;←今回こればっかり…。
2次元ぺらぺらのアニメが実写の中をそのまま動き回っている状況は合成とかそんな次元は全くなくて、まあ要するにセル画を上に重ねてるだけって状態で、無理があるとかそういうのは逆にもうどうでもいいような状況ですが、だったら釣りバカアニメに登場したアバレン達もブルーバック実写合成とかやってくれれば良かったのになあ…と思ってみたりして。いやまあ、技術的にとか予算的にとか絶対無理だっただろうなあとか思いますけどね(^^;

まあ、そんなぺらぺらハマちゃんが釣りバカの意地をかけて、カツオ君の手のオリーブポットを一本釣り。人質がいなくなれば恐いものなしのアバレンジャーがあっさりカツオ君を倒してめでたしめでたしです。


さてさて、そんな無茶苦茶な共演が行われている向こうで、無駄にシリアスな戦いを繰り広げているキラーさんとジャンヌ。一時期キラーさんがブレスの暴走(?)でピンチになりかけたりもしたのですが、結局はキラーさんの勝ち。
「俺の勝ちだな」
勝ち誇ってジャンヌの顔に手をかけたりしてみるキラーさん。

おいおいおいおいおいおい。
これは子供番組だぞ!(^^;

……子供番組ですので、ジャンヌは「…覚えていろ!」とお約束の台詞を吐いて退散。
…約束は守ろうよ、ジャンヌ。
…いや、守ったら守ったで子供番組的にまずいんですけど(苦笑)


子供番組という理由(多分)で折角の獲物に逃げられてしまってちょっと可哀想な彼に、追い討ちを駆けるようにブレスの暴走が襲い、苦しみ悶えるさらに可哀想なキラーさん。
更に追い討ちをかけるように、「お前はその程度の男ゲラか。もしブレスを使いこなせないなら、私にも考えがあるゲラ…」 とゲイラーさんに脅迫めいた台詞まで言われちゃったりして。
「…だから今日は気分じゃねえって言ったんだ……」とすっかりぼろぼろなキラーさん。
明日はいい事あるといいね。
Org.comそんな不幸なキラーさんを応援しています(笑)

その後カツオ君が巨大化したりなんなりもあったんですが、まあその辺は適当に文字どおり(カツオ)料理をして退治してお終い。
オリーブにされていた人は無事元に戻り、鯉太郎も無事ハマちゃんの元に戻り、ついでにハマちゃんたちも画面の中に戻ってめでたしめでたし。
アニメの人物が何故出て来れたのか?という疑問も「ハマちゃんさんのダイノガッツが奇跡を起こしたんですよ、きっと!by凌駕&舞」という事で片付けられてしまいました。「…説明になってないぞ…」と呟く幸人さんがいつもより更に常識人に見えた回でしたねえ(^^;
つうか冒頭で「きゅっと一杯♪」と言っていたえみぽんさん。未成年でしょう!こら!


…今回のエンティングは「釣りバカ」仕様で、ところどころが「釣りバカ」のアニメ映像にさし変わっていたスペシャル版で。…もしかして今回一番不幸だったのは、「釣りバカエンティングジャック」の被害をもろに受けた、最近さっぱり出番のないバーミア兵たちかもしれません(苦笑)


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