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第25話『開運!アバレ絵馬』

冒頭の「恐竜や」は先日出張してきた使徒さんたちの話題でもちきりです。あの状況で一体いつ誰がどこで撮ったのか?と思ってしまう位綺麗なプリント写真まであったりして。まあ、そんな突っ込みをしても「メガピクセルケータイの写メールのプリントアウトだ!」とかちょっとそれは無理がない?って事を言われちゃいそうですけど(^^;らんるがなんかの機器でこっそり撮ってたとか思う方が現実的ですかね。
「使徒」と名乗っていた彼等に「やつらの上に神がいるってことか…」と呟く幸人さん。先週ジャンヌがちゃんと「彼等は『邪命神デズモウォーリャ様』に直接お使えする使徒」だって説明してくれていましたって。ちゃんと人の話は聞くように(笑)

ちなみにその強制出張していた着ぐるみ使徒さん達、アナザーアース観光を思いっきり堪能してきたようで「アナザーアースに行って良かった」と超御機嫌。かなり大掛かりな鉄道模型まで手に入れてきて(どうやって持ってきたんだろう…)基地の中にセットを組んで電車を思いっきり走らせてみたりしてすっかり御機嫌です♪てゆうか何故に総武緩行線のきいろい電車(笑)JR東京山の手を横断する中央線の各駅停車で使っている車両なんですが、東京ドームシティのある水道橋駅に行くのに使う列車なので、素顔の戦士ショーとかを見に行かれた方にはお馴染みの車両ですよね♪
ともかく二人とも創作意欲が思いっきり刺激されたようで仕事もやる気まんまんになっているので、デズさまもこれなら行かせた甲斐があるというものです(^^) 見てる方も楽しかったので是非また出張してくれないかな♪って感じです。まあ、ロケの都合上難しいかもしれませんけど(苦笑)

そんな活気に溢れた(?)エヴォリアン基地内、仕事の早いミケラがトリノイドを完成させ絶好調♪って感じだったんですが、リジェに強制降臨(??)してきたデズ様の様子がちょっとおかしい。
「…もう間もなく、新たな扉が開かれる。征服せよ、大いなる復活の為に!」
それだけの台詞だけ言って速効で帰って(?)しまう。ショックでリジェが倒れてしまって、心配する仲間達。他の二人はともかく、ジャンヌが心配そうに駆け寄ったのは意外。
ジャンヌまで((大いなる復活とはどういうことだ…?」))と言っていたとこを見ると、つまりは誰もその言葉の意味を分かってないと思われます。今後に向けた伏線かと思われますが、復活とはデズ様が肉体を纏って現れるのか、それとも他の何かが現れるのか。気になる所なので、ちゃんと伏線消化をしてくれる事を祈ってます(^^;


さてさて、で、今回の本編。
「恐竜や」でみんながシリアスに使徒達について語っている時に、凌駕さんはひとりで体力増強にとジョギングに行ってまして、その先でを狙っている少年と出会います。
親し気に話し掛けてくる凌駕に「おじさん、誰?」と不信感丸出しの少年。しかも凌駕さんが「俺はインタープリターなんだけど、ここ半年は恐竜やの店員で、アバレッドをやってるんだ!」なんてどう突っ込んだらいいのか良く分からない自己紹介なんかしたもんだから、不信感更に倍。でも「騙されたと思ってやってみな!」という走りのアドバイスがばっちりだったので、一気に「お兄さん」に昇格(笑)アキオくんという名前も教えて貰えます。

このアキオくん、勉強には自信がないけど走る事だけには自信があると。なので「秋の運動会で一等賞!」を目指して猛特訓中なんだそうで。
そのきらきらした話っぷりに凌駕さんも思わず笑顔。「頑張れよ!」と応援してあげたら、何故か小向美奈子さんの大判ポスターが飾ってあるお店でキンキンするかき氷を奢ってもらってしまいました。さすが映画公開翌日の放送です(笑)

そんなさわやか青春ドラマの後ろで、今週のトリノイド「ハエマツ」くんが暗躍中。ハエマツくんは祠に化ける事が出来て、そこに置いてある絵馬にお願いごとを書くとな〜んでも叶えてくれる「もしかしていいやつ?by凌駕」的な怪人さん。
「一億円欲しい」と言われれば銀行強盗をしてお金を作ってあげる。「たけしくんと結ばれたい!」と書けば二人を縄でぐるぐる巻きにしてくれる。「世界一周旅行がしたい!」と言えば思いっきり放り投げてくれる。(投げられたひとはちゃんと生きて戻って来れたのだろうか)「交通事故がなくなりますように!」と書けば交通事故の原因である車を片端から破壊してくれる。
……他の願いはともかくとして、「交通事故」は少々無理があるかと思われます。そんな車を10数台壊したところで交通事故はなくなりませんって(^^;しかも願いごと成就はハエマツくん本人の主観による判断なので、願いごとによってはかなり適当で(苦笑)更には一度書いた願い事は取り消し不可。 まさに「え?やっぱり悪いやつ?by凌駕」って感じです。とりあえずお願いごとは、細部までしっかり設定を書いてあげないと曲解される可能性巨大。っつっても「絵馬」に書かなくてはならないので、そんなに細かくはかけないよなあ…。

まあそんなんで困っている人々を救う為に駆け付けたアバレンジャー達。
いつものように攻撃をしかけるんですが、なんとハエマツくんに加えた攻撃は、その胸にかかげられた「絵馬」を書いた人間にも全く同じに加えられてしまうという、アバレンジャー的にとっても困った状態で。
一応、ひとつの絵馬の願いごとが成就されて次の絵馬に代わるまでにほ〜〜〜〜んのちょっとだけ時間があるのですが、その隙に攻撃が出来たとしても、爆発の直前に新たな絵馬が掲げられてたら、その絵馬を書いた人は一緒に爆発…………って事でまさに手も足も出ない状態になってしまいます。

そんな困った状況の中で、更に問題発生。
愛用していたストップウォッチを投げ捨てていじけていたアキオくん。理由を聞いたら先生に、「今年から運動会で順位をつけるのを辞めたんだ」と言われたのだという。負けた子が傷付くから、という理由だそうですが……以前なんかで見た「徒競走で一斉スタート、一斉ゴール」というやつみたいなものですかね。
…ううん、大きくなって社会に出たら競争化社会の荒波に揉まれなきゃいけない訳ですから、いや、その前に受験戦争の荒波??あ、でもその頃には少子化が進みまくってあまり戦争じゃなくなってるかな?…ってんなんはどうでもいい(^^;
ともかくは多少ごまかしてみた所で、社会主義国ででもない限り実際勝つ事だって負ける事だってありまくる訳で、少々傷付いても落ち込んでも復活出来るくらいの精神力を養ってあげる方が現実的だと思うんですけどね〜!まあ、個人的意見という事で。大体運動会のかけっこだけってのは不公平。ホントにそう思うんならコンクールだの発表会だのみんな辞めなきゃいけないでしょうに(苦笑)

まあ、ハエマツくんの方は彼の頭に下がっているお願いごとを書いた絵馬を打ち落とす事でほぼ完了。今日はこちらは半分どーでもいい感じですね。

で、困ったのがアキオくんの方。
「運動会なんかなくなっちゃえばいい!」と怒りあらわにいじけまくるアキオくんの前にキラーさんが登場。お願い事がなくなってしまって、仕方がないのでまた祠に戻ってしまったハエマツくんの絵馬に願いを書くように促します。「我慢なんてすんな、すっきりするぜ!」と付け加えて。
いじけていてスケさんが手配した「怪しい絵馬にお願いごとを書いてはいけない!」とのニュースなんか全然見てなかったアキオくんは言われるままに「運動会なんてなくなっちゃえ!」と記述してしまいます。
そこに凌駕さんが現れて、アキオくんに絵馬を渡すように説得するんですが、アキオくん自体は判断に困っている様子。

なにしろ片方の大人はきれいな理想を説く。
もう片方の大人は、ちょっと悲しい現実を説く。
「世の中力が全てだ、どんな力でもいい。力を持つ者だけがルールを決める権利がある。そんなの当然だろ?」
「そんなの、間違ってます!」
大人(先生)に裏切られたばかりのアキオくん、混乱してとりあえず逃走。
追い掛けようとした凌駕は、呼び出しで、仕方なくトリノイド倒しの方に回ります。
…まあ、ハエマツくんの方はホントにどーでもいいので(^^;ちゃいちゃいとやっつけて巨大化させてちゃいちゃいと爆竜を召還してちゃかちゃか戦闘。
で、本題のアキオくんの方。
流石にあんな怪物に願いをかけるのはどおよ?って感じで絵馬を片手にどーしたもんだかの悩む彼の前に、またまたキラーさん登場。
「決心はついたか?」と聞き、返答に困っていると「答えないって事はそうだって事だよな?」と強引に絵馬を奪い取り、ハエマツくんに送ってあげる。
絵馬を貰えばこっちのもの。優勢だったのにまた手も足も出なくなるアバレンジャー達。
そしてハエマツくんは、「運動会をなくす」為に「学校を丸ごと破壊」しようとします。相変わらず少々おおざっぱな仕事ぶりですが(^^;どうでもいいですが、建物を破壊してもグラウンドが残っていたら、子供たちの為にとかなんとかいって運動会位はやりそうな気がしなくもないですけどね(笑)

まあ、だったら願いごとを成就させてから倒せばいい!という事で学校を壊させてた後、さっくりとハエマツを駆除したアバレンジャー。
「お前達は戦いに買って勝負に負けたんだ…俺は願いごとを成就した!」とどことなく満足げに爆発しようとするハエマツくんに、彼が壊した学校はらんるの機械がつくり出したまぼろしだったんだ♪とのんきに告げるアバレンジャー。願いごと成就の判断を自分の主観でやっているハエマツくんの弱点をついた感じ。 ちょっとハエマツくんが可哀想です。
そしてそれよりも可哀想なのがその新武器&爆竜改造の話をひとり全く聞いていなかったアバレブルー。人間にはともかくケラにまで内緒にされちゃってすっかりハブ。ケラにしてみれば「幸人さんを驚かすため」だったのかもしれないけど、彼の性格なら、いじけてアバレンジャー辞めちゃうかもしれないぞ、たく(^^;

最後は凌駕とアキオくんが直接校長室に「本当に差別かどうか考えて下さい!」と運動会順位付復活直訴に行って、まあお約束で直訴が通ってアキオくんめでたしめでたしで終了。結局2位だったみたいですけど、世の中そんなもんって事で。
そー簡単に一度決定した事を変えてはくれないだろう、学校は……(汗)という言っても仕方ない事は置いておいて、「ぶっ壊すのは学校そのものでなく、納得のいかない決まり事。ダメでもいいからそれをちゃんとしたルールの中でやるんだ!」 という台詞に少々考えさせられている大人でした。あまり綺麗な嘘ばかりも言えない、かといってみんながアバレキラーでも困る、といった感じのこの少々苦しい感じがなんともです(^^;


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