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第24話『アバレ女子高生!ありえな〜い』

最近毎回のようにCMが入る、喋るぬりえの「おしゃべら〜と」。…あれがもしゴウライジャーだったりしたら自分間違いなく買ってたよなあ(^^;と思うと我ながらちょっと遠い目になってしまいそうになる今日この頃です(苦笑)
まあ、ゴウライはともかくとしてキラーさんあたりでもついうっかり買ってしまいそうな気もしなくもなくも。オプションでヤツデンワニボイスとかついてたりしたら絶対買っちゃうだろうなあ(笑)


さてさて、今週はなんと着ぐるみ芸術家コンビのアナザーアース出張物語♪
最近キラーさんにいいとこ持ってかれっぱなしで、ついでにトリノイドまで持ってかれっぱなしですっかりやる気なしの二人、デズ様の前でうっかり「今はアナザーアースの研究中で…」なんて言っちゃったら「じゃあ、行ってこい」と (笑)
視聴者もびっくり、言われた二人も「俺達が?」「本気じゃないですよね??」とびっくり、ついでに脇にいたジャンヌまで「この二人をアナザーアースに?」とびっくり……つまりは本人達も含めて、誰もこいつらが出張してくる事はありえないだろうと思っていたという事ですが。まあ、あまりに着ぐるみが大仰なせいってのもありますが、たかだかアナザーアースに出張するだけでこれだけ驚かれる敵幹部もどうかと思います。ジャンヌも大変だなあ…。
でもお陰でリジェにキスして貰えたし♪少しは癒されましたか?お二人さん!(笑)

んで、一方アバレンサイド。
先週ぷりんせす一同に裏切られてすっかり落ち込んでしまっている凌駕さんを、えみぽんさんが必死に慰めています。 にらめっこ宜しく、めちゃくちゃ可笑しい顔で凄んだらやっとこさ笑顔を取り戻してくれたんですが、その顔には反応してその前の「ん〜〜〜(ちゅっVV)」の顔には全く反応しないというのはちょっと失礼ではないでしょうか、凌駕さん(苦笑)
まあ、えみぽんさんのお陰で「今さら、人間信じるの辞めたくないし♪仲代先生も信じたい♪」といつもの笑顔を取り戻した凌駕さんにみんな一安心です。
でもやっぱこの「信じたい」がひっかかります。何しろもっとお気楽天然さんだとばかり思っていたので。 彼に人を信じる事を教えてくれたのが兄夫婦…とかそんなオチなのかなあ。まあ、このあたりは取りあえず静観。

そんな時、ブルーが「アバレキラーの潜伏していそうなの場所リスト」を手に入れてきて、「これ以上爆竜を奪われる前に奴を倒すぞ!」と提案するんですが、
「自分達から仕掛けるの?エヴォリアンでもないのに…」
「下手に刺激して、試作型ブレスを爆発させては、被害が広がります!」
「俺達の敵はエヴォリアンだ、仲代先生じゃない…」
……仲間は思いっきり尻込み中(苦笑)
まだキラーさんを信じている、と言い切る凌駕に、幸人さんは「信じるなんて無駄だ!」と反論するんですが、えみぽんさんにまで「キラーと同じ事言うんですか!」なんて言われちゃって。
いやね、人間信じるのはいい事だと思うんですよ。
でも、操られて取られちゃった二匹の爆竜の事もちょっとは心配してあげてもいいと思うんですけどね(苦笑)ましてや他の爆竜を奪われてしまう危険性もある訳ですから、爆竜的には幸人さんの言う事はもっともで。爆竜の事を本気で心配してくれているのは幸人さんだけなのかもしれないなあ(^^;
彼もそれを感じたのか「もういい!」と一人で飛び出して行ってしまいます。


さてさて、本人達の意志とは無関係にアナザーアースに送られてしまった芸術家二人。送られた場所はお約束の東京ドームシティ。後ろに4月にオープンしたばかりの「ラクーア」の観覧車が見えます。
とっとと最強トリノイドでも作って戻ろうと思っていたのですが…始めて見る本物のアナザーアースにおおはしゃぎ状態。CD屋に行ってみたり電気屋に行ってみたり動物園行ってみたり(笑)
東映オフィシャルによると店鋪の中での撮影は、あのでかさゆえに入口から入れなかったりして大変だったらしいですが(^^;御苦労様です(苦笑)
それでもミケラは電気屋で、なんでも吸い込める「ミケラノート」でパソコンとかを豪快に万引きとかしてたので、ちっとは悪人っぽいと言えば言えるのですが、ヴォッファはキーボードで何故かトルコ行進曲を引いてお客さまから拍手を貰ってたりして。あの外見で中々どうしてしっかりアナザーアースに馴染んでいる模様です。

そんな浮かれ気分の二人の前にまずはキラーさん登場。
仕方がないのですが、「エヴォリアン、俺に黙ってうろうろすんな!」ととってもなめ気味のキラーさん。ヤツデンワニが現れて「油断しないで下さい!ああ見えてもあの方達は…」 と忠告してくれるんですが、忠告してくれたとこでああ見える人達ですからまあ仕方ないかなあって(苦笑)

そんな緊張感のいまいち足りない対面の場面に何故か女子高生の集団が乱入。
ミケラヴォッファが彼女らのどっかのツボにはまったらしく、写メール撮ってみたり触りまくったりで何故か大人気状態。
当然「なんなんだ?」と焦りまくる二人に、キラーさんは「そいつらは女子高生といって何も恐い物はない。いわば地上最強の生物だ」と説明してあげます。素直な二人はそれをすっかり信じてしまい、「へえ〜!」とトリビア状態に。
すっかり油断していたキラーさんは、そのままあっさり「ミケラコレクション」に収納されてしまって、あっという間に退場、脇にいたヤツデンワニもついでに吸い込まれてしまいます。

邪魔者がいなくなったところで、ミケラとヴォッファは最高の素材・女子高生に質問タイム。
「女子高生ってのは確かガングロなんだな〜?」
「今どきいないよ〜!」
「じゃあ、スカートの下にジャージは?」
「はかないよ〜!」
……非常に和やかな会話をしております。つうかガングロやらジャージやらの情報をどっから仕入れたんだよ、二人!ってとこですが。ミケラがいつも見ている図鑑に載ってたのかな。ちょっと情報が古い様ですけど(苦笑)

そこにようやくアバレンジャーが現れたんですが、もてもての二人に首かしげ状態。
でも「来たな、アバレスーツのアナザーアース人!」と二人はすかさず攻撃。女子高生達は驚いて逃げて行っちゃいます。
この際二人が光線技を出して、ちゃんと戦闘が出来る事を証明するわけですが、ミケラが額の石から光線を出すのはまあありだと思いますけど、ヴォッファが顔の宝石(目?)から光線を出すのはどうかなあと(笑)ちょっと驚いてしまいました(^^;

そしてここで凌駕が一言。

「お前ら、トリノイドか?」

……言っちゃった(爆笑)
誰もが心配していた事をそんなにあっさりと凌駕さん、ねえ(苦笑)
当然怒り出す二人をあまりに哀れと思ったのか、ジャンヌがいきなり現れて「彼等はこう見えても幹部」と説明してくれます。
……説明してもらえないと信じて貰えない幹部ってのも不幸だよなあ(^^;

やっと幹部扱いをして貰えた二人は、始めての名乗り上げをやってくれます。
この際、ヴォッファの肩のキーボードが実際に音がなる事が判明したのですが、それよりもそこまでヴォッファの腕が届いた事の方に驚きました(笑)肩より上には手は届かないものだと思っていたので(^^;
「そうか…お前たちがトリノイドとギガノイドを生み出し、ダイノアースを地獄に変えたミケラとヴォッファ………許さん!」
アスカさん、怒りふるふるでいきなりアバレモードでつっかかり……なんですが、意外にどうして結構強いミケラとヴォッファ。ヴォッファが触手を伸ばしてみたり、ミケラが指から光線を出してみたりで、なんだかんだで3人とも「ミケラコレクション」の中に閉じ込められてしまいます。
「みんなが消えた」という連絡を受けた幸人さんが駆け付けた時には、二人は既に再度女子高生の研究に向かった後でした。

仕方がないので恐竜やに帰った幸人さんを、えみぽんさんの罵倒が迎えます。
ちゃんと連絡を入れたのに「エヴォリアンくらいあいつらだけで大丈夫だろう」と召集を無視した事を思いっきり責められます。
「みんな幸人さんが来る事を信じてたのよ!」
「誰も信じてくれなんて頼んじゃいない!俺がいないとこのざまか!」
…確かにそうだ(^^;とも思える台詞ですが、そこはえみぽんさんの思いっきり逆鱗。

えみぽん、幸人さんのほほをひっぱたき。

驚く幸人さんの手を掴み、「だったらこのブレスをあたしに頂戴!あたしが貰う!」と奪いかかろうとして、スケさんに「危険だ!」とめられて。
「お前はチェンジも出来ないだろうが!」
「そうよ…このブレスは幸人さんを選んだ、悔しいけど…。だから私はあなたのダイノガッツを信じている……」
心はアバレピンク♪のえみぽん、凄く可愛いです♪ああ、そうだ、第一話でチェンジしそこねたんだよな、としみじみ…と思ったんですが、良く考えたらあの時えみぽんさんがつけていたのはイエローのブレスの方でしたよね(^^;まあ、いいか。

そこにいきなり電話がかかってきて。
受話器を取ったのは舞ちゃんなんですが「はい、恐竜やです!」ってしっかり応対。えらいぞ、幼稚園児!しっかりさんだねえ♪と思ったら相手はなんと凌駕。
…ミケラコレクションに閉じ込められた状態から「どこにでもかけられるドラえもん並みの便利アイテム・ヤツデンワニ電話」で電話をしてきた彼。恐らくヤツデンワニの御機嫌取りに一生懸命彼をなでまわしているらんるがちょっと可哀想です(苦笑)愛しの「けいべつのまなこ」に頼まれて断りきれなかったんでしょうねえ、彼も。

えみぽんさんの言葉と仲間の半盲目的な信頼にとうとういじっぱりの幸人さんも折れ、えみぽんさんとともに仲間を助ける為に動きだします。

それは、別にいい。

だがしかし。

…女装する必要がどこにある(^^;

今は女子高生に夢中のミケラとヴォッファを油断させる為とはいえ、えみぽんさんと共に女子高生ルックで現れた幸人さん。
この「…いや、だからと言ってそれでいいのか、幸人さん!(汗)」状態に爆竜たちも騒然。
「なんと……!」
「おいおい、やりすぎキロ……」
「そんなことない…幸人とってもきれいプラ…(はぁとvv)」
「セニョール幸人にあんな趣味があるとはねパラサ〜!」
「違うケラ!プライドなんてより仲間の命を優先したケラ!」

…視聴者の反応も、まあこんなとこでしょう(笑)
一生懸命フォローに入るトリケラがとてもけなげですが、そのけなげさを思いっきり無駄にしてるとしか思えない位とってもノリノリで女子高生をやっている幸人さんを一体どうやってフォローしたらいいんでしょうか(^^;私はアンキロの意見に一票といったとこですかねえ(苦笑)

二人に取り入って、ミケラ図鑑を見せてもらうふりして仲間を助け出そうとするんですが、えみぽんさんは巨大化され「ギガノイド第六番『巨人』」にされてしまうわ(すぐ元に戻りましたけど)、ジャンヌに正体を見破られるわで情けなさ爆発の幸人さん。ジャンヌはいつものように「フッ」と笑うんですが、まあ、確かに笑うしかないでしょうね。普通笑うとこでしょう。

まあ、でも私はこれを「幸人さんの生き残り計画」と理解しました。何しろアバレキラーとキャラが被ってて、その存在意義を問われている幸人さんです。クール系でしかも医者系。しかも向こうの方がキャラが濃い上に、力も向こうの方が上(スーツの性能的に仕方がない)と来てますから。
でも流石のキラーさんでも女子高生の格好は出来ないでしょうし(笑)色物系に走るとは中々いい線をついていると思います。
…状況的にはガオレンの「ガオシルバー登場後のガオイエロー」に近いですかね。ちなみに先輩のガオイエローはお笑い系に走って見事にその存在を示し、しかも最後にはちゃんとシリアスキャラに戻り(その頃にはシルバーが壊れていた)という凄い美味しいとこ取りをやってくれています。そんな偉大な先輩に負けずに頑張れよ、アバレブルー♪

捕まって自分達も「ミケラ図鑑」に取り込まれそうになっちゃったブルー達ですが、そこは「女子高生のたしなみ」として持っていたオプションアイテム『鏡』で吸い込み光線を跳ね返し、代わりにヴォッファが取り込まれてしまい、ミケラが慌てて取り出そうとしたらアバレンジャー達まで一緒に出てきてしまったという大逆転で一気に形勢を立て直し。
ジャンヌは助けてくれないと言うので、仕方がないのでミケラ図鑑に吸い込んだパソコンその他(がらくた扱いをされてましたけど、最新式のパソコンに車に……結構リッチ)で、ヴォッファが「ギガノイド第七番『新世界より』」を作り、その隙に逃亡。
やっつけ仕事で作られた「新世界より」ははっきりいって只の時間稼ぎ程度の役割しかなく、アバレンオーとキラーオーにあっさり倒されてしまいます。おしまい。つうかはしょり過ぎ(^^;


今回不思議だったのは、トリノイド&ギガノイドを作るのにどうやら『元材料』が必要らしい、と言う事。 てっきり「絵」や「音楽」に命の実を与えるだけでトリ&ギガになるもんだとばかり思っていたので、まあ、ギガノイドは「復活」とかの前科(?)がありますからそーゆーのもありなのかなあ、という気もしますが。
そういえば今回えみぽんさんが巨大化した「巨人」に「命の実」を使ってなくて「あれ?」と思ったんですが、確認したら「復活」の時も使ってなくて。元物質に命がある場合は命の実は要らないって事でしょうか??
トリノイドに関しては、ミケラはもしかしたら幸人さん(女子高生バージョン)をモデルに絵を書こうとしていただけなのかもしれませんが。普段は図鑑片手に絵を書いているだけで、別段材料を使っているようには見えませんし。なんか色々謎。
…ううん、「ひみつ百科」とか出たらその辺詳しく解説してくれるのかなあ(^^;

ともかくまあ、今週はミケラとヴォッファを、明るい場所で色んな角度から存分に眺める事が出来て、「あ、脇ってこういう風になってたのか」 とか「ここはこうなってたのか…」とか色々発見がありました(笑)とにかく敵キャラって、装備が細かい割には公開される資料が少なくて毎年困るんですよね(^^;

とりあえずは最後、屋台で横田さんに「若いの」扱いをされ一緒に飲んでいたミケラとヴォッファが無事エヴォリアン基地に帰れる事を祈ってます。まあ、来週になれば何ごともなかったかのように基地にいそうけどね(笑)


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