喜びいさんのケラちゃんは、どこぞの公園で鳥に餌をやってみたり、花をみて「きれい〜!」と喜んでみたり虫を見つけて喜んでみたり。鳥に餌はともかく花くらい爆竜でも見れるだろう!と再び突っ込みましたが、まあ、普段はあまり細かいものは見えないんだろう、という事にしておきます。
そして、向かう先は恐竜やの幸人さんの元。
……あの湖、一体どこにあるんだよ!!とかいう突っ込みも無効なんだろうなあ(^^;爆竜の誰もケラちゃんの居場所を知らなかった訳ですから、プテラ姉さんが運んでくれたと言う訳でもなさそうだし。まあ、最も恐竜やの正式住所は「東京都岩永市紫蘇町」という地球には存在しない住所らしいので、正確な位置は誰にも分からないんですけど。市ってことは東京でも23区外の西側のどっかって事になるのかな?と思うんですが、どうみても荒川とか東京の東側っぽい感じなんですよねえ(笑)
そんでどーにかして恐竜やにたどりついたケラちゃんなんですが、覗いてみた店の中では「家出のように行方不明になったケラちゃんに腹を立てている幸人さん」の姿が。
「連絡もしないでいなくなるなんてどういうつもりだ。見つけたら三条スペシャルおしおきフルコースだ!」の台詞にケラちゃんびっくり。思わずスペシャルを喰らう自分の姿を想像しちゃったりしてびくびく。
何しろ敵は天下のカリスマ整体師。その腕前が爆竜にも通用する事は第5話で証明済み。人間(爆竜)のどこをどうつついたらどうなるか熟知していると思われる……ううん、この方の拷問だけは絶対受けたくない(笑)
そんなんで脅えたケラちゃんはこっそり帰ろうとするのですが、マホロさんに見つかっちゃって。仕方なく「僕は幸人さんに………」と言ってみるのですが、勿論ケラちゃんが人間の子供になっているとは夢にも思っていない幸人さんは「知り合い?」と聞かれても「??」状態。
それをいいことにケラちゃんは「やっぱりいいです!」と逃げ出してしまいます。そりゃだって「三条スペシャル」は嫌ですもんねえ(笑)
つうか、この時点での一番の問題は「今、万が一ギガノイドが襲って来たら、アバレンオーが召還出来ない」という事だと思うのですが、誰もそんな事を心配している様子はありません。それでいいのか(^^;幸人さん、のんきに新聞読んでる場合じゃないですって!全国の監視カメラに繋がっているらしいシステム使って探しまわる事位しなさいって!!…まあ、勿論そんな事をした所で見つからない訳ですけどね。
恐竜やを飛び出てきたものの、他にいく場所のないケラちゃん。何しろ今の自分は角もなければノコギリもない。餌も満足に取れない上に、かといってお金を持っているとも思えない。公園で「これから僕はどうしたら……」とすっかり途方に暮れ。
おまけに大型犬に襲われちゃって、でも子供の体ではろくに反撃する事も出来ない。「いつもの体だったら負けないのに!」とすっかり半べそ状態。
そこに、女神様登場。
犬を追い払ってくれて、ついでに怪我の手当もしてくれた通りすがりの優しいお姉さん。
半べそのケラちゃんに「こら、男の子でしょ!」とハンカチを貸してくれる。
「恋もしてみたい」ケラちゃん。すっかりときめき。
……でも外見的な年齢差を考えると恋というよりは母親なんすけどね(^^;
その後お姉さんは「あ、いけない!!じゃあね!」といなくなってしまうのですが、彼女のハンカチを借りっ放しな事に気が付いたケラちゃんは綺麗なお姉さんを追いかけます。パラサ色のミニバンで走り去ってしまうお姉さんを、それでも必死に追いかけるのですが……てゆうか結構車のすぐ後ろを走ってっるんだからバックミラーで気がつけよ、綺麗なお姉さん!(笑)………所詮は子供の足。足がもつれ倒れた所に車が飛び込んで来て危ない!!…と思ったらそれは幸人さん。
「つまりはその人にハンカチを返せばいい訳だな?」
と幸人さんが彼女探しを手伝ってくれる事になりました。ちょっと複雑なケラちゃんですが、でも幸人さんが親切にしてくれるのがなんとなく嬉しそうでもあり。
その後追いついてはいなくなる彼女を二人でひたすら追跡。
途中でちゃっかりソフトクリームを買ってもらってご機嫌のケラちゃん。つうか流石は幸人さん。「…この寒いのに物好きなやつだ」と、金を出す事自体には全く躊躇のない様子(笑)
ちなみにケラちゃんはなりゆきで「ケラト」という仮名になりました。それをまた「変わった名前だな…」で片付けてしまう幸人さんはホント大物です(^^;
場面は変わってキラー別荘。
「するめ、ちくわ、にんにく、バナナ、赤ピーマン、…全部入れちゃった。美味しそ〜〜!」とヤツデンワニがキラーさんの為にお粥を作っています。この時お粥の中にワニのよだれが思いっきり入っちゃっんですけど、「ま、いいか〜!」……の方のインパクトに気を取られがちですが、冷静に考えるとこの材料のお粥そのもの自体に問題がある気もしなくもなく(笑)幸人さんあたりなら喜んで食べてくれるかもしれませんけど。
この「愛情と隠し味たっぷりのヤツデ粥」、結局ミコ様には食べてもらえず可哀想というか自業自得というかのワニ。ミコ様はそのまま出かけてしまいます。
で、話は戻って綺麗なお姉さん追っかけをやり続けている二人は、港に泊まっている船に乗り込みます。結果的に言えば、これはギガノイド「奇跡」が取り付いた船で。
ちなみに「奇跡」はリジェが寝込んでしまっている関係で、ヴォッファがリジェの手を勝手に動かして「頑張ってね!(←精いっぱい可愛い声)」と声を添えて強引に投げキスをさせて送り込んだ……という苦労の末やっとアナザーアースにやってくる事が出来ました。…自由に侵略に来れない敵って大変………。
で、この船に乗った人はどんな夢も叶えてもらえる……とゆうか要は幻覚を見せられているだけなんですが(苦笑)鳥になった気分になったり若返った気分になったりしたりしている怪しい集団の中でやっとこさ綺麗なお姉さんを見つけるケラちゃんですが、綺麗なお姉さんはすっかり「たくさんのお金を手に入れた気分」になってしまっていてケラちゃんの事なんてそっちのけ。
……百年の恋も覚めそうな光景です(苦笑)
まあ、お姉さんは「自分のお店も持ちたい」為にお金が必要みたいなんですが、にしてもですねえ……。
そのうちバーミア兵達が出て来てしまって、戦闘状態。しかもギガノイド空間の中では爆竜チェンジが出来なくて素顔で乱闘、やっぱり苦戦。
「幸人さん、逃げよう!もういいです!」とケラちゃんが提案するんですが、
幸人さんは「俺は昔、初恋の時の辛い思い出がある。お前にはそんな思いはさせたくない……だからあきらめるな!」と言ってくれる。かっこいいぞ、幸人さん♪
自分を庇い、一人戦う幸人さんの姿に、手のハンカチを握りしめ、ぎゅっと決心をするケラちゃん。
バーミア兵に体当たりし、へろった幸人さんの前で両手を広げ、庇うように立ちふさがる。
「これも大事だけど、僕にはもっと大切なものがあるケラ。人間になんかなれなくったっていい。僕は……爆竜トリケラトプスです!!」
目をまんまるに見開いて驚く幸人さんの前で爆竜体に戻るケラちゃん。
人間体サイズでの戦闘中に爆竜の参戦は殆ど反則。驚き逃げまどうバーミア兵達。そのまま「奇跡」とトリケラは船から離れて戦闘開始。
………トリケラが飛び出したのになんで船が壊れないんだよ〜〜!!(^^;…まあ、いいか。
話は前後しちゃいますが、幸人さんとは別行動でギガノイドを追っていた赤&黄の二人はキラーさんと遭遇。キラーさんは『先々週とってもときめいたので、(凌駕さんに)再びマックスになれ!』と迫ります。でも幸人さんがいないのでそれは無理な相談です(笑)
そこに乱入して来たのが、恐らく中身はアスカさんだと思われる伝説の鎧の騎士。……ですが、騎士はアバレン達に襲いかかります。凌駕さんは「お前は誰なんだ、アスカさんが俺達と戦うなんて!正体をあらわせ!」とすっかり現実逃避状態。
キラーさんは要は凌駕がマックスにさえなればいいので、無駄な手間は省くとばかりに「もっとやれ!あいつをマックスにしろ!!」と騎士との戦闘を高見の見物状態。……だったんですが、騎士は突然苦しみ出してそのまま蒸発してしまう。むなしくなったキラーさんもそこで退場です。
両方のごたごたが片付いた所で合流。今日はケラちゃん主役なのでアバレンオーで戦闘。「奇跡」がマックスオージャの幻影を出してくれたので「アバレンオーVSマックスオージャ」の対決とか見れてちょっとお特気分だったんですが、まあ実にあっさり終了。
最後、ケラちゃんの代わりに幸人さんがハンカチを返しにいって、とりあえずめでたしめでたしです。
で、何故ケラちゃんが人間になれたのか?
……「神様のいたずら」ならぬ「天使のいたずら」だったというオチがつきました。それでいいんですかね〜!(^^;まあ、スケさんにそっくりの神様とえみぽんさんにそっくりな天使の会話はほんわかほのぼので楽しかったので、まあいいことにしときます。
てゆうかスケさん神様は「Load of the Ring」のサルマンにしか見えませんでした(笑)
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