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第37話『快感アバレクイーン』
先々週アバレマックスにめためたにやられ、先週はリターンマッチをやろうとしてやりそこねでちょっといらいらしているらしいミコ様、本日はダーツでアバレンジャーの写真をぐさぐさやってます。あのダーツ、ちゃんとアナザーアースから持ってきたのかな。
その脇でリジェがそらまめベッドで苦しんでいます。もうほぼ2週間苦しみっぱなしという事でミケラとヴォッファはとっても心配モードでおろおろしています。

その時リジェが急に光り出して。
輝きながら宙に浮いて。

おっきくなりました。
…ナイスバディになりました(らしい)
ついでにリジェの中から白リジェが飛び出しました。

とゆうことで、突然成人女性に急成長。服もひらひらきらきらの大仰なものになってしまい(でもいまいちストイック。…もしやこれもデズ様の趣味!??)まるで別人のようです…まあ、つまりは役者さんが変わった訳ですが(笑)
リジェ自身もびっくりのようで「これが私……?嘘…」と自分の体(つうか装備)をなで回してみる。んですっかり成長した自分の体を感じ取り(多分)
「やったじゃんあたし……願いが叶った!か・い・か・んvv
ちょいと微妙な高笑いをしながらピンクの輝く唇でそんな言葉を吐くもんだから、ミケラ&ヴォッファはもうびっくりを通り越して凍り付き。
もう、あいつとつき合いはじめてから柄が悪くなったbyヤツデン』なんて次元ではなくなってしまいました。

男は少女を変えるのか。
…いやまあ、根っこはただの子供虐待ですけどね(^^;悪いのはどこまでもデズ様って事で。

「…まじでナイスバディになるとはな」
思わずぼそっとつぶやくミコ様。
リジェは嬉しそうにミコ様に近付き、
「ときめいた?ミコ様……ううん、ミ・コ・トvv

………気絶。

でもミコ様は「…ふん、甘いな、これからだ」と鼻で笑って流す。ナイスバディがどうこうというより、ホントに成長してしまった彼女に感心半分、呆れ半分といったとこでしょうかね。

その後リジェは「リジェなんて子供っぽい名前もおしまい!」と言い出し、自ら「リジュエル」と名乗ります。ミケラ&ヴォッファに「お聞き!」なんて言っちゃって怖いのなんの(汗) 二人も驚きと怖さですっかりすくみまくりです。

その光景を柱の影からこっそり見ている、先ほどリジェから飛び出した白リジェ。
「もう、戻れない……」
とそのままいなくなってしまいます。
つまりこの子は今までリジェの中にいたんですね。本体?をそこに置いてふらふらしてたって感じで。多分この子がジャンヌの娘(もしかしたらアスカの娘でもあるかも)という扱いになると思うので、つまりその白リジェを完全分離してしまったリジュエルはもう殺そうが消そうがどうでもいい存在になった訳で……。

残り3か月に来て、やっと悪人らしい悪役が登場。
ミコ様はあれでも人間だから殺しにくいし、ジャンヌはマホロになっちゃうし、ミケラ&ヴォッファはなんとなく愛嬌があって殺しにくいしという状況下、ちょっとその命の行方を心配してしまう感じです。

さて、OP前のエヴォリ騒動ですっかり行数を喰ってしまいましたが、正義の味方サイドの話を(^^;
マホロさんを交えてわきあいあいと食事をしている「恐竜や」の面々。いまいち時間が計れませんが会話から察するに朝ご飯なんでしょうかね。朝からカルパッチョかあ、リッチだなあ(笑)
舞ちゃんがおべんとうに入ってたしいたけを残して父親に怒られ、反抗したりしてるんですが、でも平和でのどかな日常です。
そこにギガノイドクラスの次元の扉反応警報発令。いつの間にかパネルを操作出来るようになっているマホロさん。「見よう見まねで……」って…そういう問題かなあ(^^;まあ、でもそういう問題なのでしょうね(笑)まだすねている舞ちゃんを置いて3人は出撃です。

で、次元の扉反応のあったポイントに行くも、でっかい教会があるだけで別になにもおかしい様子はなく。ちょっと怪しげなオルガンまわしてる謎の仮面の人がいる位です。まあこの人が相当怪しい感じですが、でも正義の味方達はスルー。
更には舞ちゃんが急に高熱を出したとの連絡を受け、凌駕さんはとりあえず離脱、残りの二人で様子をさぐることにします。

で、怪しい仮面の手回しオルガンの仮面さん。
流れる音楽はマーラーの「悲劇的」。そんなんで今週のギガノイドはスコア第十番「悲劇的」です。ううん、ギガノイドももう10体なんですねえ。
仮面のお兄さん(??)は「悲劇的」を鳴らしつつ住宅街を回り、「子育てに疲れている親達」を見つけ、「子育てから解放されたくないか…?」と語りかけ、次々に家出させてしまいます。普段はわがまま放題の子供達もいざおかあさん&おとうさんがいなくなってしまうとなると大慌て。…とゆうかなんとも親心に訴えかける(と思われる)展開だなあ…(^^;

で、この今回の作戦はリジュエルが指揮。目的は子供達の涙を集める事。…それで宝石を作るんだそうです。なんかタイレンのリラ化現象も起こしかけてます(汗)ヴォッファ&ミケラはその恐ろしさにもう何も口出しが出来なくなってます。悲惨です。
「それがお前のときめきか……」呆れたようにも感心してるようにも取れるミコ様の言葉に「そうよ!」と即答で答えるリジュエル。更には「なんか仲のいい親子って見てるとむかつくのよね…」とぼそり。
……そのトラウマはかなり根が深い模様です(汗)

全然情報がつかめず、恐竜やに帰ろうとしていた幸人&らんるの前で、家出かあさんと男の子の修羅場が展開。
「お母さん、待ってよ!」
「くっつかないで、うっとおしい!子育てはもう嫌!勝手にやりなさい、ゲームやり放題で、あなたもその方がいいでしょ!」
「…そんな……」
すっかり育児ノイローゼちっくな台詞のお母さんと、泣きそうな子供。いやもう、なんつうかかんつうか親心に訴えかける台詞というかなんとゆうか(汗)
「お母さんは出ていくから、代わりにこれあげる!」
羽根つきのブローチのようなものを子供に渡して、すがる子供を突き飛ばしてまでも立ち去るお母さんの姿に、「普通じゃないな…」と幸人さん。そのままお母さんの後をつけます。

どこまでもずかずか歩いていくお母さんの後を追う彼等の元に、先ほどのオルガン仮面さん登場。そして気がついたら、ホルン、バイオリン、トランペット、クラリネット、フルート…と管弦楽団集団に成長、流れている「悲劇的」もオルガンからオーケストラバージョンに変わってます。てゆうか演奏しながら円陣で迫ってくる管弦楽仮面集団はとても怖いです(^^;なんとなくダイレンの雑魚敵・コットポトロみたいですね。
そのまま襲ってくる仮面軍団と戦闘……だけどどうも彼等は幻影ちっく。ギガノイドの本体のスモールバージョン(人間サイズ)も登場するのですが、これもまた幻影。
そいつらの相手をしているうちに、二人はお母さんを見失ってしまいます。そしてそこは先ほどのギガノイド出現ポイントの教会のすぐ脇だったりします。もう怪しさ爆発です。

で、まあ、当然ながら教会が怪しい!という事で戻って来た凌駕さんと合流して中をさぐろうとするアバレンジャー。
……そこに登場するはリジュエル。
当然「???」で「新しいエヴォリアンの使途?」と身構える三人に「ばーか」とリジュエル…分かるわけないじゃん!(^^;…なんかこんな文を昨年も書いたなあ?と思ったらマンマルバの時か。でも今回はある意味マルちゃんよりも反則かもしれない。
なんか耳につく声で高笑いのリジュエル、
「『黎明の使途』って言えば思い出す?」
「『黎明の使途』……リジェか??」
…良く覚えてました(笑)
「今日からはエヴォリアンの王妃、リジュエルよ!」
「なんだって??」
「私に快感、頂戴ねVV」
……どんどん「お父さんはそんな娘に育てた覚えはありません!(T T)」的な方向に進んでいくリジュエルです。でもまあ、その強さは本物で変身して3人がかりでも全然歯が立たないアバレンジャー、そのまま捕まって教会の中に連れていかれてしまいます。

一方恐竜やで寝込んでいる舞ちゃんの元に白リジェが登場。
「ごめんね……こうしないと私、消えてなくなっちゃうの…」
申し訳なさそうにつぶやいて、舞ちゃんの顔にキス。
「これ以上、迷惑はかけないから…」
これ以上………よく分からないですが、つまりはリジュエルに追い出されてしまったので、今度は舞ちゃんに取り憑くという事ですかね?(^^;うわあ、舞ちゃん、親が目を離した隙に憑物に憑かれてます〜〜〜!!
……まあ、リジェがなにも気にしてなかったとこをみると別に取り憑いてもどってことなさそうな気もしますけど。


さて、捕まってしまったアバレンジャー達はベルトのようなもので柱に拘束されちゃってます。時々ブレスを押さなくても気力で変身したりしてる彼等なんですから、とっとと変身して拘束を破らんかい!(^^;とも思うのですが、まあ、その辺はお約束(笑)ベルト自体にリジュエルの魔力(??)がかかってると考えてもいいですし。
で、そこでアバレンジャー達を倒せば話は早いのですが、そこら辺もお約束(笑)まあ、今回のリジュエルの目的は「『子供達(ガキども)の涙』を集めて、その涙で宝石を作る事」ですので、正直アバレン達はどうでもいいのでしょうけどね(苦笑)

で、彼等の眼前で、リジュエルが親達を集めて、「迷えるお父様、お母さま、ようこそ。あなた方をお救いいたします。」新興宗教の教祖みたいな事をやってます。
要約すると、親達に「子供を捨てればあなたたちは自由になれる。子供を捨て、このギガノイド(←模型がある)の親になりなさい!そうすれば幸せになれる」と微妙に論理のすり変わった説法を説いて、親の口から「子供を捨てる」と言わせ、その映像を羽ブローチに映し出し、子供達に見せ、悲しむ子供達の涙を集める……って全然簡単じゃなかったですね(汗)

その後、その光景に我慢が出来なくなって暴れる凌駕さんが、猿轡だけ解いてもらって、リジュエルと超平行線の論争を始めます。
「そんな事、もうやめろ!」
「…私は親達の本音を利用させてもらっただけよ、親子なんて言ったって、所詮は他人なのよ!」
「そんなことない、そんな事あるもんか! …そりゃ子育ては大変さ、子供だって憎たらしい事言ったりするし。でも子供を思う親の気持ちは、そんな簡単に壊れるものじゃないんだ!!」
…子育てを語る正義のヒーロー(笑)
親御さん達に向けて語っているのか、子供達に向けて語っているのか。つうか子供達にはこういう立場のヒーローってどう映るんだろうなあ。「あんなお父さん(お兄さん)がいたらいいなあ」と思ってもらえるのかな。
リジュエルのむかつきポイントを確実についてくる凌駕さんは彼女の逆鱗に触れてぼろぼろ。それでもまだ語る語る。
「みなさん、戦いましょう……そして早くお家に帰りましょう。待っているはずです、子供達の笑顔が……」
…この辺は勧善懲悪の戦隊系だなあ(^^;とばかりに動揺を始める親達、その隙をついてギガノイド像を壊す凌駕さん。リジュエルの宝石も砕け、親達の洗脳(?)も解け、教会もギガノイド「悲劇的」へと姿を変える。

その後はロボ戦へ。
正義の味方達はアバレンオーを召還後、凌駕さんをマックス化してスティラコを呼んでオージャ化して2体体制、
エヴォリアンサイドも「悲劇的」と、あと作戦を影から見守っていたキラーさんがリジュエルを「気に入ったぜ…」とキラーオーの中に招待、こっちも二体体制。

んで、正義の味方達の方が劣勢だったのですが、そこに余剰腕パーツ群……もといディメノコ&バキケロ&パラサ&アンキロがやってきて、マックスオージャに合体、「マックスリュウオー」に進化。一気に形勢逆転。
この「マックスリュウオー」、手にバキケロとアンキロ、足にディメノコとパラサがつくんですが、手はともかく足パーツは格納されてしまって殆ど姿が見えず(汗)ちょこっとだけでてる太もも部とひょっこりでているノコギリがかえって悲しい感じです(- -;; 手パーツは、少なくとも姿的にはちゃんとしている分だけ尚更。
まあ、登場シーンがあるだけましかもしれませんが。
…スティラコ出て来てからこっち、本気で「余剰パーツ」と化してましたからね。まだステゴの方がましかも?って思ってしまったりするくらいまでに。
そんでもリュウオー自体はごてごてしていて悪くない感じ。足がなんか長いですしね!(笑)ディメノコとパラサはリュウオーの足のばしに使われたのか。不幸だなあ…(^^;

まあ、新合体ロボ登場で勝負はあっさり。「悲劇的」は倒され、キラーオーはさっさと退散。町には平和が戻った……のだと思います、多分(笑)


最後、またのどかに食事風景の恐竜や。今度は鍋物です♪…つうかなんか喰ってばっかし。しかもお店の中で。それも毎回豪華ぎみ。…いいなあ(笑)
凌駕さんのおひざの上に乗りたがるかわいらしい舞ちゃんに、凌駕パパは嫌いと知っていてわざとしいたけを差し出します。勿論嫌な顔はしますが、それでもちゃんと食べる舞ちゃん……「ポン酢だと美味しい!」……食べず嫌いだったんじゃないの?(- -;; と思いっきり突っ込み。まあ、ピーマン&ホタテの時の事もあるので、もしかしたらスケさんが超人的に料理がうまいのかもしれませんが。
そのわきあいあいとした食事風景を柱の影から寂しそうに見つめる白リジェ@家なき子。その彼女がふと見た光景、…今週出番がなかった伝説の鎧さんが苦しみながらもがいている姿。水の中でばたばた暴れ、うお〜〜!と叫びつつ背景には欠けかけた大きな月。…死闘の島時とサソリ時の兄者を足して2で割ったみたいです(^^;

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