「全く……伯亜のやつはどうしょうもねえな……」と呟きながら営業に出かけようとした幸夫さんの目にとまったのは、開店記念の花の立った「整体マッサージ」の看板。
「 …いつの間に??」と思わず入って行く幸夫さん。…仕事はどうした(苦笑)
迎えてくれたのは、えみぽんにそっくりな新米(多分)なマッサージ師。「記念すべきお客さま第一号です〜♪」と気合いばりばりの彼女のマッサージに、幸夫さんはあっさり気絶してしまいます。…仕事…。
「…まただ、またこの夢か……」
そして、幸夫さんもアバレな夢の中に落ちて行きます。
「俺は夢の中では幸人と名乗り。アバレブルーになり、エヴォリアンと戦っている。…エヴォリアン、やつらはこの地球、アナザーアースを征服しようと異世界から現れた、邪悪な集団だ」
まずは第5話のレース車に乗っての登場、話が前後して2話のアノマロガリス登場シーン、更に話は飛んで、32話暴走連結体バルキゲニアの見せ場のシーン、そして何故か24話のミケラ&ヴォッファと戦うシーン(笑)結婚式の回のリジェ(アナザーアースに)初登場シーン、リジュエル初登場&戦闘シーン。この回想はエヴォリアン名場面シーンみたいな感じで楽しいです(^^)つってもかっこいいとこだけを無理矢理抜き出した感は拭えませんが(苦笑)
「侵略だと…?こんや奴ら、夢の中だけで充分だ…」
思わずそんな風に呟いてしまう、悪夢?を見ているうちに無事マッサージは終了…した模様。えみ整体師に素直にお礼を言う幸夫さんは、なんか恐竜の鳴き声のようなものを聞いた気がしました。
「夢……私も実は最近毎日同じ夢を見る…………」
コピーを取りにいった筈の彼女は、池の側に佇んでます。だから仕事…(^^;まあ、幸夫さんの整体が終わった位時間が経っている訳ですから、もう昼休みなのかもしれませんけど。
「夢の中では、私の名前は樹らんる。アバレイエローに変身しちゃうの!」
そんな彼女の見る夢は、イエロー戦闘の見せ場の山。35話のどろだらけタンクトップ姿の変身シーンから始まって、バクダンデライオン戦、ザクロバキューム戦、…ううん、懐かしい。
「そしてあたしたちアバレンジャーには、共に戦う頼もしいパートナー、『爆竜』達がいる。敵に寝返った爆竜もいたり大変だったけど、でもどんな時も心が通い合っていれば大丈夫!」
プテラ、ティラノ、トリケラ、バキケロ、ディメノコ、ステゴ、パラサ、アンキロ、スティラコ、ゲイラー、ブラキオと爆竜映像が次々と。…バキケロとディメノコ、何もよりによってキラーに樽に捉えられちゃう時の映像使わなくてもなあ(苦笑)
そんな「恐竜がパートナーのスーパーヒロインになる夢」なんかを見てしまってちょっとため息気味の彼女の前に、仕事場の同僚が現れます。
「らん子、どうしたの?」
と登場した彼女は、総務課のミホロさん、らん子さんの大学の時からの先輩だそうですが、とにかくマホロさんにそっくりです。
「あ、さてはまたフィアンセの事でも考えてたな!」
「そんなことないですよ!あ、それよりも駅前に新しいお蕎麦屋さん出来ましたよね!今度いってみません?」
「あ、えぼり庵でしょ?行こ行こ!」
… この後アスヤさんが「らん子さんのフィアンセ」として登場してくるのですが、それよりも「えぼり庵」の方が気になって気になって仕方なかったです(苦笑)頭の中には蕎麦を茹でているミケラさんと、盛り付けをして「へいお待ち!」とかやっているヴォッファさんの図がぐるぐるぐる。…見たかったなあ(笑)
まあ、えぼり庵は置いておいて(苦笑)「らん子さん〜!」とやって来るも、ミホロさんの顔を見て固まるアスヤさん。実に不自然な笑みを浮かべる彼ですが……彼は今年入った期待の新人の筈なので、そのその後に職場恋愛(しかも同部署内)ですか?お二人さん??(笑)ミホロさんもミホロさんで「フィアンセ、フィアンセ」と連発しないように。今時「フィアンセ」って言葉ってどおよ(^^;
「お邪魔なようだから行くね!」とミホロさんが去った後、アスヤさんは急にらん子さんに土下座をして、
「すみません、私は浮気をしてしまいました!」
「ええ〜〜〜!?」
「…その……夢の中でですが…………」
「……夢の中……?」
「はい…実は最近 …いつも同じ夢を見るんです…!」
そしてアスカの変身シーンに突入、いつもはアスカさんはへたれに見えるんですが、さらにへたれのアスヤさんのお陰で今回ばかりはやたらかっこよく見えました(爆)
「普段はアスカという名の、竜人と呼ばれる別世界の戦士なんです!」
そしてブラック活躍のシーン集。BGMは勿論ブラックのテーマ、「Fight! for the earth!!」♪…この曲があるお陰で、素顔の阿部さんの歌う「ハモニカの歌」の影の薄い事薄い事(苦笑)
「…そして私には、ミホロさんそっくりの、マホロという婚約者がいるんです!私たちは、戦いの中で生き別れになってしまって…、そして今度は、マホロとそっくりなジャンヌと言う敵が私の前に現れて、……でもやはりジャンヌはマホロでした。私はマホロを呪いから助けようと……でも結局……その後もすれ違いで………」
アスヤの台詞に合わせて、アスカ&マホロ(ジャンヌ)の名場面シーンが次々展開。まあ、夢の中の事をわざわざ謝る素直さはある意味可愛いのかもしれませんが、からといってその夢の事を恋人の前で目をきらきら輝かせて熱っぽく語るってどうよ(^^;
まあねえ、平々凡々な毎日なんてふっ飛んじゃう位刺激的な夢でしょうけどね。
「夢とはいえ、すみません!」
「…ちょっと待って、アスヤさんもなの??」
「え〜〜?じゃあらん子さんも浮気を??」
「…そうじゃなくて!私も同じ夢を見るの!ヒーローになる夢!!」
そんなアバレ仕掛けの夢を見る彼等の耳に、どこかで聞いた事のあるような鳴き声が聞こえます。でもそれがなんなのか分からなくて戸惑う二人。
……そして舞台は急に「恐竜や」に。
眠る4人に、心配する仲間&爆竜達。
4人は、夢の中に捕われてしまって、眠り続けている状態の模様です。成る程ですね。しかもどんどん衰弱していっているらしい。それよりも何よりも、何も店の中に寝せなくたっていいだろうに!と。つい言っても仕方ないツッコミ入れてみたりして(^^;
感のいい方は、ここの時点でヤツデンワニがいない事に気が付いたのかもしれません。
そして今度は合体ロボの夢。
「アバレンジャーの夢の最期では、いつも合体した爆竜達と一緒に 巨大な敵と戦うんだ!」
とりあえずアバレンオー、キラーオー、そしてマックスリューオー、爆発する『悲劇的』 …の夢を見ていた凌介さんですが、「へい、お待ち!」の声で起こされる。
「……お待ち?」
「はい!元気がとりえの『えぼり庵』です!!」
と元気良く現れたお兄さんは……キラーさん……(^^;前回の予告でも出ていたので、それ程は驚きませんでしたが……
てゆうか、一瞬誰だかわかりませんでした(爆)髪の毛束ねて帽子を被っちゃっている上、喋り口調がいつもと全然違いますからね。つうかハマり過ぎ(笑)
「ああ、出前、遅いから寝ちゃってたよ!」
「カツ丼一丁!」
「はい、千円!」
「はい、どうも!領収書と、おつりにひゃくまんえん♪」
成る程、『えぼり庵』のカツ丼は800円なのね。恐竜カレーよりも安いじゃん(笑)つうか…
………キラーさん〜〜〜!!!!(@ _@;;;
そのまま、「毎度〜!」と陽気に去って行くキラーさん。
なんだよ、なんだよ、その異常なハマりっぷりは〜〜!!
しかもオヤジ入ってるし〜〜(^^;
まあ、キラー役の田中さんって、大分無理をしてシリアスをやってるな〜!って雰囲気があるので(←暴言)弾けたかったのかなあとか(苦笑)
まあいいや、素敵なものを見せて頂きました(^^;
その後出前キラーさんと入れ違いで会社に戻ってくる幸夫&らん子&アスヤ。
「あれ?残業って俺だけじゃなかったっけ?」とカツ丼いただきます状態の凌介さんに、3人は「みんながみんな同じ夢を毎日見るのはおかしい」と語り出します。
…あれ?冒頭凌介さんは「毎週」って言ってたんだけどなあ。「成る程、毎週か(笑)」って思った覚えがあるので。まあいいですけど。
「伯亜はこう思った事はないか?実はこの現実が夢の中の出来事で、夢の世界の方が現実なんじゃないかと」
普通に考えたら、かなり突拍子もない事を言い出した幸夫さんですが、なんかみんなはすっかり頷きモードです。
「……夢の方が現実?この平和な世界は夢……?」
そんなこんなしているうちに、凌介さんが書いたティラノの絵を通して、みんなに爆竜の声が届く。
「そうだ、俺達4人は、アバレンジャー!」(ポーズつき)
「今のこの俺達は、夢……」
「あたしはらん子じゃない!」
「私は………竜人、アスカです!」
「俺は、伯亜凌駕!」「俺は三条幸人だ!」「私は、樹らんる!」
……やあっと番組がアバレンジャーに戻りました(笑)
でも、そんな彼等を夢の住民達が引き止めようとする。
「何を言ってるんだ、伯亜君、仕方がない、給料を倍にしよう!」
「三条さん、明日も来て下さいね!」
「らん子、アスヤさん、幸せな家庭を築いてね!」
「うちのカツ丼うまいっしょ?今後もごひいきに♪」
……あとはともかく『給料倍』は羨ましいな〜!(←本音)でも、もう目が覚めた以上、そんな甘言には構っていられない。と言う事で、彼等の元にはチェンジャーが現れ、爆竜チェンジによって、このマトリックス空間から抜け出す事が出来ました。めでたしめでたしです♪
で、彼等が夢の世界に閉じ込められた理由。
…なんとヤツデンワニのせいだという。「かゆいかゆい!」とうるさい彼の受話器をかいてあげたとたん(受話器もかゆくなる…らしい、まあ、体の一部ではありますしね(^^;)彼等は夢の世界に強制的に旅立たされてしまったそうです。
「……そおなんだってば、パパ!奴らに捕まった時、派手に立ち回りまして、その時にちょっと打ち所が良くて新しい技が身についちゃいまして〜!(黄色い手)…じゃまじゃま〜!…それで、『電撃ワニワニテレフォンドリーム』でアバレンジャー全員を夢の中に閉じ込めました!もう二度と奴らは現れません!(青い手)…もう、うるさいなあ!大事な電話中なの!とゆうことはね、パパ、エヴォリアンの邪魔をする者はいなくなったの、これからはエヴォリまくりですよ、かしこいでしょぼくちん、(赤い手)…な〜んだよ、しつこいなあ、さっきから、大事な電話の最中だって……!」
……疲れた…(笑)ともかくキラー別荘?でパパに電話報告中のヤツデン。
でも、
「…誰がもう二度と現れないんだって?」
と4人そろい踏みの図に真っ青。慌てて逃げ出……そうとするんですが、入り口という入り口でつっかかりまくり(笑)そんでもテレポート?でやっとこさ外に逃げ出した彼は一息つこうとしたのですが、……なんかヤな予感。
「だ〜〜〜〜!」
彼の眼前には、スーパーダイノボンバーを構える4人の図。え????
「ヤツデンワニ!」
「くろ〜〜!」
「 お前もここまでだな!」
「あお〜〜!」
「今日と言う今日は許さない!」
「あか〜〜!」
「覚悟しなさい!」
「らんるちゃん〜〜!(涙)嘘、ちょっとタンマ!」
「 スーパーダイノダイナマイツ! 」
ええええええええ〜〜????(@_@;;
……と思ったら、実は今週は実は頭から全てワニの夢だったという落ちでした。
「アツイ〜死ぬ〜!リジュエル様、巨大化、巨大化して〜〜!」とわめきながら目を覚まし「…夢か…」とまた寝てしまうヤツデンのバックに除夜の鐘の音が響いていました。おしまい。
てゆうか、
祝!ヤツデンワニ年越え!!(笑)
この調子だと、最終回まで踏んばってくれそうですね♪つうかここまで来たら、来年のVSにも登場希望!(笑)
|