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第46話『祈って!アバレビジュアル系』

年末&年始の息抜き回が終わり、やっとこさ本編再開です。
今週はしょっぱなからミコ様登場。…ここ2週殆ど出番なかったですからね〜!(^^;カツ丼の出前はやってましたけど(笑)

そんなミコ様は謎のホストスーツ(もしくは演歌スーツ)男のストーカーをやっています。
「……やっと見つけたぜ……」
「こちらこそ、お待ちしておりました」
そうにっこり笑うフランス人形抱えた謎の男性は、ゴーゴーファイブのナガレ兄さん事、谷口賢志さん。私はゴーゴー見始めたばかり(まだ初巻のみ)なので、いまいちピンと来なかったのですが(^^;懐かしの顔が嬉しかった方もいっぱいいらっしゃった事と思います。
でもその懐かしの先輩はいきなり全速力で走り出し、ミコ様は慌てて追いかけます。ロングコートがとっても邪魔そうですが、それでも必死に追いかけていった先はどっかの倉庫。
……お約束で入り口のシャッターが閉まり、どっからともなく嫌〜な電子音。
どっか〜〜〜〜ん
……倉庫爆発??????(汗)

……ミコ様〜〜〜!!(大汗)
前回予告の感じから、これで死ぬ事はないとは思っていても大汗状態(- -;;

「命短し、恋せよ乙女……ね、リリーちゃん?」
倉庫の外でにっこり微笑んだ男は人形の頭をなでなでしています。とりあえず人形の名はリリーちゃんというようで♪……てゆうかこの人何もの……人形マニア?(^^;

…と思っていたら実はこの人、トリノイド一号「ドラゴンドラン」なんだそうで。なんでも一年前からデズ様復活の為の作戦を今までずうっとやってきてたんだそうで……とミケラが言ってました。なんとも気の長い作戦です。
てゆうか……トリノイドなんですね、ナガレ兄さん(^^;とても前回「おめでたい専門の怪人」などどいう訳の分からんものを作った人の同作品とは思えません(苦笑)
デズ様曰く「復活の為の残された作戦はこれひとつ」なのだそうで。ならばこの作戦が成功すればデズ様復活は無事阻止(^^)……とはストーリー上行かないでしょうけど(苦笑)とうとうおでましのトリノイド第一号。とりあえず忘れ去られなくて良かったです(爆)

デズ様が完全復活してしまったらリジュエルの体は破壊されてしまう。芸術家コンビと一緒にデズ様inリジュエルに礼を取っていたジャンヌ@マホロは、心中かなり複雑そうです。


さてさて場面は変わって恐竜や。
話題は3週間前姿を消したっきりのミコ様の事で持ち切りです。
「壬琴さん、いくら呼びかけても返事がねえテゴ……。オラ、不安で不安で仕方ねえテゴ!」
ミコ様ファンクラブ会員第2号のステゴは半泣き状態。
「『新しいゲームの相手はここ(胸に手を当てる)にいる』、仲代先生はそう言いました。自分の体の中にデズモゾーリャが半分いる。それに挑むという意味ですよね?」
と、ミコ様ファンクラブ第1号の凌駕もすっかりどんよりモードです。
てゆうか、先週&先々週のバカ話は一体どこにいったやら、すっかりシリアスモードになってしまっています。毎年の事とはいえ、この切り替えの早さは見事なものです(笑)

そんな状況下、幸人さんが「あいつなら、敵を体に閉じ込めたまま命を絶つ可能性もある…」なんて不吉な事を言うもんだから、もうみんな動揺しまくり。
でもミコ様はそんなタイプじゃないよなあ?と思っていたらえみぽんが「あの人はそんな人じゃないと思います!」と断言。ううん、そおだよな〜♪と思いつつもミコ様と殆ど直接会った事の筈のえみぽんが何故そこまで断言出来るのかがちょっと謎だったり(^^;

「人間は、私すら拒否している。相当な決意をしているのは間違いないゲラ」
突然アスカさんブレスにゲラさん登場。この方もすっかり味方になっちゃいましたね。「人間を見捨てる事はできない」発言で株急上昇の彼、昔の罪状はすっかり忘れられてしまう事ほぼ確定でしょう(笑)

ついでに、
「きいてきいて!ワニの電話も着信拒否されてるのだ〜!」
…ワニ登場(笑)
「…お呼びでない?」とすたこらさと引っ込んで行く彼は相変わらず縄で縛られたままですが、あれだけ動けるんじゃ縛ってる意味はないのでは。
てゆうか。
着信拒否出来るんかい!(笑)
……てことは、やっぱ電話番号あるんですかね、ワニ(^^;

まあ、でもミコ様の居場所は分からないままなので、悩んでいても仕方ないので、スケさんの提案でとりあえず店を開ける事にします。…行き詰まった時だけ店を開ける恐竜や(笑)

幸人さんは凌駕さんを連れて車で買い出し。
アスカさんとらんるちゃんはお掃除。

そんな中、舞ちゃんはちょっとうかない顔。保護者の凌駕が仲代先生に夢中なので寂しい…いやいや(笑)大好きな凌ちゃんが暗い顔をしているので、なんとか笑顔を取り戻して欲しいと思ってるんでしょうね。ホントいい子です。
そんな舞ちゃんがポケットから取り出したのは一枚のカード。
「あれ?舞ちゃんも持ってるんだ、蘭さまのカード!」
後ろからえみぽんが声をかけてきます。……蘭サマ……?(^^;
「あたしもね、出たばっかの時に買ったんだ!一年くらい前」
そう言って自分もカードを取り出すえみぽん。それは舞ちゃんのカードと全く同じもので、ドラゴンの描かれたファンタジー系のカード。つうか思わずどっかに差して「ファイナルベント!」と叫びたくなるようなシロモノです(笑)
「凌ちゃんの代わりにお祈りしても叶うかな?仲代先生が戻ってきますようにって!」
「ん〜、じゃあ一緒に祈りの部屋に行く?」
「うん!」
…なんかよく分からない会話を進めている二人です。てゆうかロープレのキーワードみたいな感じです(^^;思わず強調してしまってみたりして。

さて、買い出しに出かけた青&赤。
その車中、幸人さんはへこみ気味の凌駕さんに、
「どっちにしろハッピーエンドは期待するな。…お前が傷つくのを見たくない…」
なんて愁傷な発言をしてくれたりします。まあ…確かに対仲代先生戦に関しては文字どおり傷つきまくってますからね、彼は(笑)何度死にかけた事やら…って感じなんですが、それでもまず医者にいかないのがこの人たち。病院にトラウマでも出来てしまったんでしょうか(^^;
でも凌駕さんはそんな幸人さんの心配を知ってか知らずか、
「大丈夫ですよ!俺がこの手でハッピーエンドにしてみせます!」
とにっこりと笑ってVサイン。そのまっすぐな笑顔に幸人さんも苦笑して降参です。

その時彼等の眼前で交通事故が発生!自転車の男の子がトラックにまともにはねられてしまいます。
「あの勢いじゃおそらく……!」
と、慌てて車を止めて駆け寄ったんですが、なんと少年は全然無事。痛くもなんともないそうです。その方がよっぽど危険な気もするのですが。
びっくりする赤青&トラックの運ちゃんに、
「蘭さまのおかげだ!」
と叫ぶ少年。
「…蘭さま?」
「知らないの?みんな持ってるよ!!」と少年。
はい、えみぽんも舞ちゃんも持ってます♪

『蘭さまカード』、約一年前から流行りだし、どんな願いも叶うと評判になって、いまや全国で百万人単位の愛好者がいるそうです。なんでも街頭に設置された『祈りの部屋』でカードに祈りをチャージする事で奇跡を招くとか」
恐竜や残留組の二人が一生懸命調べています。なんでもスポーツ選手やノーベル賞博士までが信奉者なんだとか。
「…噂には聞いていたが…」と通信を受けた幸人さんがため息。
つうかそれくらいブームになっているものの事位知っとけ!(^^;
まあ…流行りだしが一年程前ですから、彼等は戦闘が忙しくて情報収集の暇もなかったのかもしれませんけど。
「『蘭さま』っていうのは何者なんですか?」
「出雲蘭、女子高生から幼稚園児まで爆発的に人気が広がっているビジュアル系の占い師よ。的中率100%の予言と、決して私生活を明かさない神秘性で、このところテレビやラジオに出ない日はない…」
…なのに何故知らないんだ、凌駕!(^^;
スケさんですら知ってるんだぞ!(笑)

まあ、ともかくその『蘭さま』が怪しいと踏んだアバレンジャー達は彼の所に行ってみる事にします。

彼等と入れ違いで帰ってくる舞ちゃん&えみぽん。
彼女たちは街頭設置の『祈りの部屋』に行ってきたとこです。まあ、その『祈りの部屋』ってプリクラかスピード写真か??みたいな感じのもんでしたけど。しかし『祈りをチャージする』って中で一体何をやってるんだろう。

丁度「恐竜や」のテレビでは蘭さま特番がやっていて、帰ってくるなりそれを食入るように見はじめる舞ちゃん&えみぽん。
「皆様、こんな世の中だからこそ、みんなで助け合い、仲良くしなければなりません。しかし、それを阻もうとする邪悪な存在がこの世に迫りつつあります」
「皆様に新たな呪文をお授けます。世界が、人類がみんなで幸せになれる、すてきな呪文です。私も一緒に唱えます。みんなで一緒に幸せになりましょう…」
「アイナイーク、マハリドノーレ……」

ええと……とりあえずなんの番組でしょうかこれ(^^;もしかしたら「今日の占いby蘭さま」みたいなコーナーなんでしょうか(笑)まあ、でも占いでも予言でもなくどっちかと言えば新興宗教団体教祖様ちっくですけど。
スケさんは番組を見ていた二人がカードに向かって怪しさ爆発の呪文を唱え出している事に気が付き、辞めさせようとするんですが、その静止も空しく、二人の体は黄金色に光り出してしまいます。

そしてそんな事が起こっているとは夢にも知らない、例のごとくもの凄く簡単に蘭さまに会うアバレンジャー。つうか待ち伏せですが。まあ、「テレビ夕焼け」に直接乗り込むよりは無理がないかもしれませんが。
遠目から見てもカラフルな4人組に車を止めさせる蘭さま。道を塞いでとはいえ、見通しのいい道路で対向車線はがら空きなんですから、普通は通り過ぎますって。人がいいなあ蘭さま(笑)
「私に何か、御用ですか?」
「…このカードについて聞きたい」
「あなたがたも、明るい未来の為にお祈り下さい。このカードはそのためのものです」
相変わらずしっかりリリーちゃんを抱えたままの怪しさ爆発の蘭さま。ヴィジュアル系フェイスと的中率100%に惑わされて、だれもあえてその辺にはつっこまないのでしょうか(笑)

「……誰にとっての未来だ」
「仲代先生!?」
突然、ミコ様登場。
「デズモゾーリャの未来の為なら、祈る価値なんてないよなあ?」
静かにかっこつけて歩いてくるミコ様ですが…どっから出てきた!(笑)見通しのいい道路で止まっているのは幸人さんの車とらんる達が乗ってきたバイクだけ。ゲラさんとも連絡を取っていないので空から登場も無理。…もしかしてこのタイミングで登場する為に今まで脇の雑木林の中に隠れてたんでしょうか(^^;
「おやあ…生きてましたか…」
驚いたというよりは感心するようににこやかに呟く蘭さま。
「ふざけんな、分かってる筈だ」
「さて……?」
二人で完結している会話にすっかり部外者と化してしまったアバレン、
「こいつはデズモゾーリャ復活の為の巨大な体を、湖の中に作ってる」
と言われてびっくり。

さらには、スケさんからの、
「大変です!舞ちゃんとえみぽんが呪文を唱えたら、持っていたカードがゴンドラになって…!」という意味不明にも程がある通信に更にびっくり。
呪文を唱えた人たちはそれぞれのゴンドラにのり、そのまま空を飛びどこかへ向かっている…というのを画面を見ている視聴者はわかりますけど、これ、言葉だけで聞いたら何がなんだかさっぱりなんじゃないでしょうか?(^^;

「予言してあげましょう、あなたがたは消える。もうまもなく」
「何をいう!」
「あなた方にはもう止められません。私の奇跡に見入られたアナザーアース人どもは祈りを合わせる事によって自らに呪いをかけ、デズモゾーリャ様の生贄となります…」
なんでもその数が丁度100万人に達した時、生贄たちは体と魂を吸い取られ、デズさまの新たな肉体となってしまうらしい。つまりは99万9999人までは大丈夫って事ですが。お約束。
しかし『100万人』とは随分景気のいい話だな〜!と思っていたら、想像図で出てきたデズ様がホントにでかくてびっくりしました(^^;しかもおもいっきり化け物系。(つうか植物系かな?)こんなにでかいボスは久しぶりじゃないでしょうか。成る程、これなら確かにリジュエルの体なんか『虫けらのよう』ですよね〜!(苦笑)

蘭サマはリリーちゃんを投げ捨て、トリノイド体に変身。ついでに後ろにいたお付きの人たちも一緒にいなくなってしまったんですが、彼等もこのトリノイドの一部だったのでしょうか?
「栄えあるトリノイド第一号の力、今こそ見るがいい」
…トリノイドに「栄え」なんてあったんですか??(笑)
そんなツッコミはともかく、ドラゴンドランはトリノイドデザインもとってもシリアス。ホントにこれ、ミケラが作ったの?(^^;
ミコ様は気が付いたらいなくなってしまい、アバレンジャー4人は変身して応戦するんですが、ドラゴンさんはとっても強くて全然歯が立ちません。

そこに、変身したミコ様参上。
真打ち級の登場の仕方です。

「また変身してしまったなんて。もう最後の戦いテゴ……」
ステゴが悲しそうに呟きます。つうかゲラさんの洞窟に戻ってきてしまっているみたいですが、やっぱブラキオには彼の格納庫はないのでしょうか。
「ダイノマインダーが限界だとすれば、確実に大爆発が起きます!今すぐにでも変身解除をして下さい!」
何しろ東京大爆発の爆弾持ちの彼。100万人の生贄の前に1千万の東京都民の命が危ない!とあたふたしているアスカさんに、
「心配すんな、 そいつは俺ん中の悪魔が阻止している」
とミコ様。……成る程なあ。この件は3週間前のダイノガッツ大爆発ですべてチャラにされちゃうかな?とも思ってたんですが、ちゃんと納得のいく理由を持ってきてくれた訳ですね。

…でも、つまりはキラーさんがキラーさんでいられるのは、デズ様が体内にいる間だけだということにもなってしまいすが(汗)デズ様がラスボスである以上、どこかのタイミングで彼の中から出て行く事になると思うんですよね。そしたらキラーさんはもう変身出来なくなってしまうのでしょうか??
……奇跡でも起こらない限り。

「そう、残念ながらあなたの体はデズモゾーリャ様が新たな体を得られるまではあなたの自由にはならない。死ぬ事さえも許されない…」
「ふざけるな…俺の体も、俺の時間も、すべて俺のもんだ。おまえらのいいようにさせるか!!」

怒り爆発のキラーさんはドラゴンさんと戦闘開始。さっき4人掛かりでまったく歯がたたなかった相手なのに、中々いい戦いをしています。

が、ドラゴンさんはやはり強い。

それでも「こいつは俺がやる!」と意地をはるキラーさんを「こんなやつじゃないでしょう、ホントの敵は!ここは力を合わせて…」と、お得意の「なんだかんだで相手を自分の思い通りに動かす無敵の凌駕トーク」で懐柔しかけたんですけど、今度はそこにデズ様@リジュエルが邪魔に入る。

「真の肉体が完成すれば、貴様とこの女の体を破壊して、我は一つになる…」
「…辞めてくれよ〜〜!(T T)」的な発言をかますデズ様はドラゴンさんを体作りに向かわせます。
当然後を追おうとするアバレンを一人で食い止めようと攻撃をしてくるデズ様ですが、キラーさんはそんなのもろともせずにデズ様にかかっていく。

「お前も只の駒だ、デズモゾーリャ。…俺の最期のゲームのな!せいぜい俺をときめかせろ!」

……『最期のゲーム』〜〜!!!(大泣)
そんな不吉な事言わないでよ!泣いちゃうぞ〜〜!(←「…勝手に泣け!」とか言われそうですけど)
「生意気な…その体ここで砕いて、我が分け御霊を取り込んでくれるわ!」
怒りのあまりに辞めてくれ発言を連発するデズ様ですが、でもんな事が出来るんならわざわざミコ様を生かしておく必要がないのでは??(^^;それともアナザーデズ様といまひとつ息があってないのでしょうか(苦笑)

いまいち劣勢なキラーさんに加勢しようとするアバレンですが、
「ここは俺のゲームフィールドだ!お前らは他でやれ!」
と言われ、「ここはお任せします…!」とドラゴンさんの方に向かいます。


残されたキラーさんはデズ様とゆうかリジュエルの猛攻に歯が立たず、ふっ飛ばされ転がされ叩き付けられで、ずたずたに痛めつけられてしまいます。
「貴様ごときがこの神に勝てると思うか…!所詮くだらん人間の器、今ここで打ち砕いてくれるわ!」
…いや、だから砕きたかったらダイノマインダーを暴走させればそれで…(笑)それともそうしちゃうとアナザーデズ様も一緒に爆発しちゃうのかな??精神体の癖に結構やわいのかもしれません。
「……とどめだ…」
手も足も出ず、 やられる!と思ったその時。

「…だめ!!」

今まで可愛い顔してドスの聞いたデズ様声だったリジュエルが、いきなり普通のリジュエルの声に戻る。
ぎりぎりのとこで寸止めした杖を力一杯放り投げて、
「やだもん、あたし、この手で壬琴を斬るなんて、絶対やだもん!」

キラーさん絶句。
視聴者も絶句。

「不滅」の時にも見えた、彼女のミコ様への思いはホントにホントだったみたいです。
……ここに来て株をあげまくっているリジュエル。どんどん死亡フラグが後退してきている気がします。

「…リジュエル、よけいな真似を!」と二重人格状態で自分の体を痛めつけるデズ様、悲鳴を上げるリジュエル。この二人の体の持ち方がよく分かりませんが、キラーさんを散々痛めつけてる事から見ても、体が傷付いてもデズ様は痛くもかゆくもないのでしょうか??
「リジュエル…!」
自分を庇って苦しむ彼女に、手をのばしかけるミコ様でしたが、
「行って…早く行って、壬琴………早く……!!」
泣きそうな顔で訴えるリジュエルに、
「…ありがとよ」
と一言だけ行って、その場を去る。

尻尾を巻いて逃げたという噂もありますが、私的には『彼女の気持ちを無駄にしない』という彼の心遣いなのだという超好意的な判断をしたいと思います。
なんたって、あのミコ様が人に礼を言ったのですから。


一方ドラゴンさんの相手をしていたアバレンジャー。「もう誰にも止められない」作戦にしては必死に場を守るドラゴンさんに苦戦していましたが、ミコ様の参戦で何故か一気に形勢逆転!
ミコ様が(今週)極端に強いのか、それとも戦隊特有の「5人になるといきなりパワーが100倍になる法則」に従っているのかはいまいち謎。

「今こそ5人の力を合わせましょう!」の凌駕の提案で、「スーぺリアダイノボンバー」完成!!…いや、「スーパーダイノボンバー」の上にウイングペンタクトを乗っけただけなんですけど(苦笑)まあでも戦隊においては形はともかくとして「力を合わせる」事がとってもとっても重要な事ですからね!
しっかり前に陣取ったキラーさんは技名叫びにもしっかり参加。
「必殺!」
「スーぺリア!」

「ダイノダイナマイツ!」

基本的に5人揃えば(6人の時もありますけど)無敵の戦隊。
そして46話にしてはじめての5人揃いの立ち姿♪キラーさんは腕組みをしています。気分はゴウライジャー♪…まあ、中身はクワガライジャーですからね(笑)

ドラゴンさんを倒した事でデズ様の体は霧の中で消滅。
人々も拉致されるもとの場所に戻るというとっても優しい終わり方です。普通に考えたら100万人湖の中に落っこちて凄い騒ぎになりそうなもんですけど。

舞ちゃんもえみぽんも無事恐竜やに戻ってきてめでたしめでたし♪
ちょっと気になったのは、凌駕が「百万人の人を救う為に!」とか言ってましたが、舞ちゃんの事についてはひとことも触れてなかった事。ひとことでいいから「舞ちゃんを救う為に…!」って言って欲しかったなあ。このひと時々、舞ちゃんの事を完全に忘れ去る事がありますよね〜(^^;

この後はお約束でドラゴンさん巨大化。
「トップ!ステゴ!力を貸せ!!」とキラーさんはキラーオーに。さっきまで強制通信拒否までやってたのにいい度胸だ(笑)爆竜達もホント人がいい。
アバレン3人はアバレンオーで、アスカさんはどーすんのかと思っていたら、なんと凌駕が召還したスティラコに搭乗してマックスオージャに。
そういう訳で夢の3体そろい踏み。中々圧巻な光景です。

でもまあ、ドラゴンさんはそこそこ強くて「ヒレストライク」も全く効果がない。つうか今となってはヒレストライクなんかじゃどうにもなんない感がありますけど(^^;
「ドラゴンなんかに負けないケラ!」
「竜より爆竜プラ!」
「みんな!力を合わせるテラ!」
「必殺爆竜大進撃アタック!」
何すんのかと思ったら、3体同時に集中砲火!……凄い事やんなあ(笑)流石のドラゴンさんもふっ飛んでめでたしめでたしです♪

デズ様は自分の体跡地に行って「よくも最後の体を…!」と散々怒りまくってましたが、「いや、まだあれがある……」と急に笑い出します。なんだよ、忘れてたのかよ!(笑)って感じですが、まあ、このまま体なしで復活出来ずじまいというのも敵首領としてちょっと可愛そうですしね(苦笑)
ある意味、この人も冷遇されまくってます。


最後。
侵略の園でなにか機器を操作しているジャンヌ。
良し!と思った所に、
「何をした…!」とデズ様登場。
一触即発。
てゆうか、デズ様、ジャンヌがジャンヌじゃないという事に……気が付いて…いますよね?気がついて泳がせている…だけですよね??まさかと思いますが、ミケラ&ヴォッファのように本気で気がついていないという事のないことを祈ります(^^;
時に、もの凄い今さらですが、復活ジャンヌの額に模様がないという事に最近になってやっと気が付きました(爆)ううん、芸術家コンビの事を笑えない…。


そして。
湖畔に佇むミコ様のもとに凌駕がやってきて、に〜〜!と笑う。
普通に考えても結構無気味だと思うのですが(爆)当然ミコ様は怪訝そうな顔をして立ち去ろうとする。
そんな彼に、背中越しにかけられた声。

「仲代先生、おかえりなさい!!」


「あなたはもう、ひとりじゃない」

思わず振り向いたミコ様の視界に入ったのは、バカみたいに笑う凌駕と、少し離れた場所から遠慮がちにミコ様を見つめる残り3人。
「ね!」
凌駕は嬉そうに握手しようと手をのばします。
「…ふん…」

凌駕の方に歩み寄ろうとするミコ様。
本気でその握手に応じようとしたのか、それとも他の事を考えていたのか。

が、それは分からずじまい。

凌駕の目前で、ミコ様は突然崩れるように倒れてしまう。
伸ばされた凌駕の手にひっかかる事もなく、石河原の上にばったりと。

「仲代先生!?」しっかりして下さい、仲代先生!!」
凌駕は必死に呼びかけるんですが、完全に気を失っているミコ様はびくともしない。遠巻きにしていた3人も慌てて駆け寄ってきます。

以下、来週。


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