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第47話『5人のアバレンジャー』
先週ラストでぱったりいってしまったキラーさん。はっと目を覚ましたらそこは恐竜や。気絶している間に運び込まれてしまったようですが、キラーさんはあの面子の中では結構重そうなので(失礼な)誰がどんな風に運んでったのががちょっと気になる所です。てゆうか病院に連れて行きなさいって(^^;

何がなんだかでびっくりで飛び起きたキラーさんに、
「仲代先生、やっと目覚めましたね。良く眠ってましたよ〜!」
と言いながら満面の笑みで近寄ってくる凌駕。
とりあえず。
…寝てたんじゃなくて気絶してたんだよ!(- -;;

「……ここはどこだ?」

「恐竜やです。さあさあさあさあ、起きて起きて起きて!スケさんのカレーを食べれば元気莫大!みるみるパワーが沸き上がりますよ!恐竜カレー1丁!!」
……さっきまで気を失って倒れていた人間に対して「起きて起きて」も、まして目覚めにカレーなんてかなりどうかと思いますが(^^;でも仲代先生ファンクラブ会員第一号の凌駕さんは彼のご来店にとってもご機嫌で超強引モード。キラーさんに反論も反撃も許さないままスケさんに用意してもらったカレーを運び込んできてしまいます。

最も店内にいるスケさん、えみぽん、幸人さん、舞ちゃんは、その光景をおっかなびっくり見守っていると言うか半シカト状態ですが。

「はいはいはいはい、これを食べて早く元気莫大になって下さいよ!」
「……どうやら俺を歓迎しているのはお前だけのようだな」

目の前にいるのは脳天気を通り越してうざい&うるさい(と思っていると思われる)曰く「無駄な命を助けちまった」男、そして凍りついた店内の空気。目覚めの病人にはあまり良くない環境だと思われますが、まあ、うかつにも彼等の前で倒れてしまったた自分が悪い。
更には凍った空気の筆頭・幸人さんに「いいから黙って喰え」と言われてしまい、仕方がないのでスプーンを受け取りカレーを食べはじめます。かわいらしい恐竜型のお皿は彼の目にはどう映ったのでしょうかね(笑)

でも、ひとくち食べた後、
「………うまいじゃねえか」
と仲代先生。
ふうん、意外だな〜と思ったんですが、考えたらキラーさんは本音で生きる男なので、うまいものはうまいと素直に言えちゃうんでしょうね。
「でしょでしょ??」
我が事のように小躍りする凌駕さんに、微笑む厨房のスケさんとえみぽん。凍りきった空気50%位一気に解凍です♪

折角ちょっとだけいい空気になったのに、ここで凌駕が問題発言。
「仲代センセ!今日からここが仲代先生の家ですからね!」
びっくりして振り返るみんな。
「なんだと……??」
思わずむせ返る仲代先生。
「ちょっとちょっとちょっとお!随分ワニと待遇違うじゃない!」(ワニ登場)
「お前!なんでここにいるんだ!?」
「いえ、あの………いなかった事にして下さい……」(ワニ退場)
…こうしてキラーさんとワニの感動のご対面は無事終了しました(笑)とゆうか奥からいきなり出てきたワニは居場所を仲代先生に取られてしまったんですね(^^;ご愁傷さま。そういえばワニは枕も布団も使ってなかったもんなあ。確かに待遇違うよな(笑)
「凌駕、ちょっと来い!」
そう言って凌駕さんをカウンターに連れて行った幸人さんは「あいつをここに住わせる気か?あいつをそこまで信用出来るのか?」思いっきりご本人に聞こえるような大声で言ってきます。 まあ、この人も本音爆発な人ですしね(^^;
この際に恐竜やには空き部屋がもうひと部屋存在する事と、それが幸人さんの隣の部屋だと言う事が判明しますが……なんでそう都合良く(笑)

仲代先生はやっとうるさいのから逃れられたのを幸いと、壁にかけてあったコートを羽織って居心地悪さ爆発の場所からさっさと出て行こうとします。

そこに伏兵。
「はい!これあげる」
彼の目の前には白い折り鶴を捧げた、小さなアバレ癒し系。
「……なんだ」
「折り鶴だよ!知らないの??お兄さん、凌ちゃんを助けてくれたお医者さんなんでしょ?だからそのお礼♪」
意表をつかれたのか、つい折り鶴を受け取ってしまった仲代先生。「こうやって折るんだよ!」と差し出された折り紙に思わず凍った所に「そうだ、俺めちゃんこ小さな鶴折れるんですよ!」と凌駕が戻ってきてしまい、すっかり脱出失敗。
「早く座って!」
と最強の天使に無垢な笑顔を向けられてしまっては、流石の仲代先生も降参。ついつい言われるままにまた座ってしまいます。
…俺様男、ロ●コン疑惑再燃です(笑)

時にあの部屋は店なんですか居間なんですか客間なんですか?(^_^;)部屋一つ余っているんならそっちに寝かせろって全く(苦笑)
さて、一方侵略の園。
先週最後になんか機器を操作していたジャンヌ@マホロさん。
「何をした……」
見つかっちゃった♪リジュエル@デズ様登場。
「……何も……」
見え透いた言い訳をするジャンヌにデズ様不信感爆発ですが、「お信じになられないなら、今ここで一思いに…」と自らの剣を差し出すジャンヌにとりあえず「もう良い!」と無罪放免。まあ、今さら斬る位ならもっと前にやってるでしょうけどね。

そこで、リジュエルの意識が一瞬戻り、はっとするジャンヌ。
「ジャンヌ……」
「リジュエル…!?」
でもリジュエルはジャンヌを一瞥しただけでミケラ達の方に行ってしまう。
「ミケラ!ヴォッファ!あたしデズモゾーリャに乗っ取られちゃったのよ!早くなんとかしなさいよ!」
「いや……しかし……」
「デズモゾーリャ様を裏切るような真似は出来ないんだな〜(汗)」
と冷たい芸術家コンビ。まあ、この辺は二人を散々いじめたリジュエルの自業自得ですけど。
「壬琴、壬琴はどこよ〜〜!?」
泣きそうな声で叫ぶリジュエルを「まだ抵抗するか、小娘!」とデズ様の電撃が襲う。…先週も散々書きましたが、自分の仮母体を傷つけていいのだろうか??色々謎過ぎ。


場面は戻って恐竜や。
座ったはいいものの、折り紙親子を前に所在なさげに手の中の折り鶴を弄ぶ仲代先生。
「ねえ、なんで折らないの?楽しいよ?」
あまりに楽しそうに折る二人につられたのか、つい折り紙に手を伸ばす仲代先生。それに気が付いた凌駕はにっこりです。ちなみに彼が折っている折り鶴は「めちゃんこ小さい」と自慢出来る程の大きさのような気もしなくもないですが(苦笑)
つられたもののしばし後「…何やってんだ、俺は……」と苦笑いひとつ、折り紙を放棄し脱出を再開。
「もう帰っちゃうの?」
の天使の誘惑にも負けずに、
「ここに住むつもりはない」
と言い放ち、今度こそ出て行こうと戸を開けようとしたその時。
「ただいま〜〜!」
「あれ?壬琴さん目が覚めたんですね!」
段ボールを抱えたらんるとアスカが登場。
「とりあえずの荷物だけでもと思って、持ってきました!」
にこやかに笑うアスカに段ボールの中身を見せられて、
「これは俺の……!?」
とあぜんとする仲代先生。
「トラック借りて、引越しも楽じゃないわ〜!」
「…どうやって入った」
「あ……ヤツデンワニが鍵くれたの!」
「だってだって、いとしのらんるちゅわ〜〜んに頼まれたら断れないもん♪」(←再登場のワニ)
思わず天を仰ぐ仲代先生。

てゆうか。

つまりは、 らんるとアスカさんはキラーさんがここに住む事を前提にして荷物を取りに行った訳ですよね?
…知らなかったのは幸人さんだけですか?(^^;またハブっすか??あ、スケさんとえみぽんも知らなかったみたいですけど。

仲間はずれは良くない。
ついでに先に家主にも許可を取りましょうね(苦笑)

「…お前ら、本気なのか?」
「はい、仲代先生はもう俺達の仲間です!だからここで一緒に暮らすんです!」
なんの迷いもなく即答する凌駕さんは、めちゃんこ嬉しそうです。らんるもなにしろ「壬琴さん」呼びですから、やっぱ嬉しいんでしょうね。
そんな状況下、最後の良心・カリスマ整体師も凌駕の勢いに負けたか降参。
「おい、部屋の鍵だ。…掃除は自分でしろ」
と、キラーさんに鍵を投げ付ける。…で、ついそれを受け取ってしまうキラーさん。…条件反射?(笑)てゆうか個室に鍵があるのか、凄いなあ。

勝手に話を進められて、追いつめられて荷物質まで取られてしまったキラーさん。
「わかってんのか……俺はお前らと違うんだぜ…。この俺の中には、デズモゾーリャの片割れがいるんだぞ!」
ボカッ!
捨て台詞を吐いて去ろうとした彼の顔面に凌駕さんの鉄拳が炸裂!
思いっきり壁に叩き付けられて倒れる仲代先生。

…………結構手が早いですね、凌駕さん(^^;

驚いたようななんとゆうかの瞳で凌駕を見つめるキラーさんの唇には血が滲んでて。唇斬っちゃったんですね、あうん、痛いよ〜!(T T)
「なんてことするんですか!」という外野のブーイングに、
「すみません… でも仲代先生にも、俺達と同じ赤い血が流れているんです!」
そんな事の為にミコ様傷つけるな〜〜!
…そうじゃなくてもマゾっけのある人なんだぞ!(爆)

…失礼しました(^^;

それにしても凌駕さんのこの人の良過ぎを遥かに通り越した根性はホントたいしたもんです。カリスマが白旗をあげちゃう気分も分かるなあ。
あと、味方に対してはかなりひどい事をしているミコ様ですが、実はあまり実害出してない? …そんな事もないか。ビルの一つや二つは確実に破壊してますし、何しろ中盤までヒール街道一直線でしたからね。
まあ、私はそんな彼が好きだった訳ですけど(苦笑)

そんなびみょ〜〜な冷たい空気を切り裂くように警報が鳴り響く。
敵出現?と思ったらそれはなんとマホロさんからの通信で。成る程、先ほどマホロさんはメールを打っていた訳ですね。…電話すりゃ早いのに(苦笑)
「デズモゾーリャを倒す為の方法を、スティラコが伝えてきたって!」
「スティラコが??」
……何故わざわざマホロさんに。普通凌駕さんにじゃないのか??
「『……五つの力が一つになる時、奇跡の光が闇を追い払う…』」
「『五つの力』……私たちの事だ!私、凌駕さん、らんるさん、幸人さん、そして……」
「…仲代先生…」
…視線集中。
まあ、そんな視線に臆するような彼ではなく。軽く笑い飛ばして、
「デズモゾーリャとの決着は、俺一人でつける…」
とそのまま今度こそ出て行ってしまいます。
「ああ〜〜!ちょっと、キラー様〜〜!」
…何故か叫ぶワニ(笑)
「…なんで……」と肩を落とすらんるに、「大丈夫、仲代先生は必ず戻ってきます!」と根拠のない断言をする凌駕さんでした。


さて、そこに今度こそ敵出現警報が。
リジュエル@デズ様がジャンヌを従えて登場。
((アスカ達に、メッセージが届いていれば……))
すがるように祈るジャンヌでしたが、彼女の前に現れたアバレンジャーは4人のみ。
((やはり、仲代壬琴はいないのか……))
仕方がないので、自分がデズモゾーリャを!と密かに剣に手を伸ばす。
空からは雪がちらほら振り始めています。ジャンヌ&リジュ衣装はとっても寒そうです(T T)

そんな彼女の前でデズ様は語る。
「我の復活を執拗に邪魔する貴様らを、これ以上のさばらせておく訳にはいかぬ。今日こそお前らの息の値を止めてやる……だが、その前に……!!」
と、デズ様はアバレンでなくジャンヌを攻撃!(泣)ミニ生命の木が現れて、蔓で彼女を縛り付ける。
「愚か者め、お前の裏切りに気が付いてないと思ったか!!」
はい!ちょっと思ってました!(苦笑)

「我に楯突くものがどうなるか、思い知らせてやる!!」

デズ様、とゆうかリジュエルはいきなり鎧体「デズモリジュエル」に変身!やる気まんまんモードです!まあ、素面じゃあまりアクションは期待できませんからね(苦笑)
そんなんで色気のかけらもなくなったデズリジュに一生懸命立ち向かうアバレンでしたが、一気にアクションが良くなった彼女には手も足も出ず(汗)武器も全然歯が立たなくてお手上げ状態。
雪はますます激しくなり、大地を白く染めていってます。戦士達も雪だらけです。…撮影ご苦労様…(- -;;

「…壬琴の力が必要ブラ」
湖の中でブラキオのおっさんが呟く。
「オラ、壬琴さんにはもう戦って欲しくねえテゴ……チェンジしたら死んじゃうんじゃねえかって…でも……」
その脇でミコ様ファンクラブ第2号のステゴ。…流石は波乗りサーフィンを特技とするテゴ、水中に居ても平気なんですね♪
てゆうか他の爆竜はみんな格納庫の中にいるのに彼だけ外……やはりブラキオには彼の格納場所はないんでしょうか?そりゃ家出もしたくなりますよ〜〜!(^^;


「戦いは始まっている。どうするつもりだ、人間」
「うるせえ……少し黙ってろ」
廃ビルの上階の方に座り込んでいたキラーさん、おもむろに立ち上がってベランダに出て、コートのポケットをごそごそ。

出てきたのは白い折り鶴。
思い出されるのは、先ほどの恐竜やでの記憶。

((どいつもこいつも、よけいな真似ばかりしやがって…!))

手にした折り鶴を投げるミコ様。
ダーツで鍛えたその腕前は流石で、とてもフツーの折り鶴とは思えない距離を飛ばしてます(笑)


CMを挟んで、またカメラは戦場に。
さっきまで降り始めだった筈なのに、気がついたらかなり積もった雪に青く晴れた空。…いやあ、随分長く戦闘やってたんですね〜!(笑)
相変わらず押されている4人ですが、
「アスカ!!」
の叫び声に、
「マホロ〜〜!!」
と、アスカさんは決死の思いでデズ様に一太刀!マホロさんの元に駆けつけ、その拘束を切り落とす。

………愛の力は偉大です(笑)

でも、その直後に攻撃を受け、アスカさんは素面に戻ってしまいます。

残った3人、
「凌駕、マックスだ!」「はい!」
「甘い!!」
すかさずデズ様攻撃!でマックスどころかこちらも素顔に戻ってしまう3人。もう、大声で叫ぶから(^^;こっそりやればいいのにさ。


「これで終わりだ………!」
みんな素面に戻っちゃってやばやばやばやばやば…………!!

その時、デズモリジュエルが、ふと動きを止める。

その視線の先に……………キラーさん、登場!!

真っ白なコートを翻し、白銀の大地を真打ちの風格で歩いてくる彼に、みんな思わず笑顔。
…ヒーローの登場に喜ぶ一般市民みたいです(^^;

「邪魔をするな、我が分身よ、お前は手出しするな……!」
白銀の世界に輝く太陽をしょって現れた『器』に語りかけるデズ様。
でも、キラーさんはそんな台詞を軽く笑い飛ばし、
「我が分身?勘違いするな。俺は人間だ!…俺は俺だ。
…俺ん中に貴様の半分がいたとしても、そんなもん簡単にひねり潰して、俺は俺として生きてく…生き続けてやる!
……それが最高の、ときめきだ…」


人間として生きていってやる。
これが、キラーさんが見つけた答え。
決して、誰かの為とか、正義の為とか言わないで、あくまで自分の為だけに生きると。

自分の感じる、ときめきの為だけに生きると。

「俺がルールだ!」の姿勢はどこも変わっていなく、たまたま自分の敵が世界の敵と一致したので……一緒に戦うと。
勿論多少意地は張ってると思いますけど(笑)やはりこういうミコ様が好きです!
…思いっきり素直に感動しちゃいました(^_^*:


キラーさんの周りに駆け寄ってくる素面の戦士達。
アスカもマホロに「行って!」と言ってもらい、駆け付けます。

「仲代先生、絶対来てくれるって、信じてましたよ!」
「……ふん」

キラーさんを真ん中に、5人のアバレンジャー。

「いくぞ!!」
……お前が言うか!(笑)
しかも妙にリキ入ってるし〜〜〜!!(^^;



47話にして、5人の爆竜チェンジ………!
しかもキラーさん真ん中だし。主役は誰だ(苦笑)

長い道のりでした。
途中、もうキラーさんが味方になる事はないんじゃないかと本気で思ったりもしました。
そして、それはそれでもいいと思ってました。

でも、こうして5人揃ってくれてとても嬉しくて。

「元気莫大、アバレッド!!」
「本気爆発、アバレブルー!!」
「勇気で驀進、アバレイエロー!」
「無敵の竜人魂、アバレブラック!」

そして、
「ときめきの白眉、アバレキラー!」

………気絶(笑)
聞いた時も思いましたけど、こうして改めて字にすると、ホントなんか頭悪そうです、キラーさん!(爆) しかもポーズまでつけてノリノリだ〜〜!!

アバレッドには、ダサいのなんのと散々言っておいて……
… 実はやってみたかったんじゃないでしょうか(^^;

…………まあ、いいか(笑)5人揃ったし♪

5人揃っただけでここまで嬉しいのもどうかと思いますが(^^;嬉しいものは嬉しいし♪♪やっぱ戦隊は揃ってなんぼの部分がありますからね!
……ときめくゼ!!

そんなんで5人揃えばパワー100倍!しょっぱなからアバレモードの戦士達は「ダイノガッツが止まらない!」をBGMに、デズ様の体がリジュエルだって事を忘れきってるかのようにアバレまくります。
そのうち、5人の体にダイノガッツがみなぎり、それをリジュエルデズ様に向けて一斉放射!ダイノガッツに弱い(らしい)デズ様は苦しみもがきます。

その光景を恐竜やモニターで見ていた謎の少女の体が急に輝き出す。
「どうしたの?」
と聞く舞ちゃんに、
「いよいよ、お別れの時が来たみたい……」
「え?」
「行かなくてはいけないの…」

お姉ちゃんがいなくなるなんて嫌だ!とだだをこねる舞ちゃんに、えみぽんが諭すようにその名前を呼ぶ。そして、そっと白リジェから引き離す。
「舞ちゃん、さよなら。楽しかったよ!みなさん、お世話になりました…」
微笑むスケさん。
「ばいばい!」とえみぽん。
「さよなら……」と大きな瞳をうるませる舞ちゃん。

謎が謎を呼んだ謎の少女。最後まで「謎の少女」のまま、みんなの前から姿を消します。

そして、彼女は苦しむリジュエルの前に現れる。
「お前は…リジェか?」
そういえば白リジェに一度もあった事のないキラーさん。リジェがリジュエルに姿を変える時に立ち会ったこともあってか、驚きの声をあげます。
「…違うの!」
「まさか……!!」

「ここは、あなたのいる場所じゃない」

青白い光に包まれた、謎の少女は、リジュエルの中に入って行く。
更なる光に、苦しみもがくデズ様。
「『奇跡の光』って…あの子のことだったんだ……」
しみじみと呟く戦士達の眼前で、リジュエルの体内から追い出されてしまうデズ様。
…少女に負けてしまう、今年の首領サマ(笑)

「5つの力が一つになる時、奇跡の力が闇を追い払う…」
スティラコの予言を感慨深くしみじみ呟くマホロでしたが、はと我に返り、苦しむリジュエルの元に駆け寄り、その体を抱き起こす。
「リジュエル、しっかりして、リジュエル……」

「………ごめんね……」
「お母さん………」
その瞬間、リジュエルがリジェへと姿を変える。

「……ありがとう……」

そして、彼女は赤ん坊に。
おそらくは、デズ様の力で強引に成長させられていた体、完全にリセットされてしまったみたいで、一歳児どころか0歳児に逆戻り。
なんとも言えない表情で、その子を抱き上げるジャンヌ@マホロ。
何がなんやらであっけに取られている外野。

まあ、リジェ&リジュエル問題としては一番丸い結果に収まったのではないでしょうか。折角ミコ様の為に一生懸命成長したのに、という部分ではちょっと可愛そうな気もしますが、まあ、今度こそは親の愛情を受けて幸せに育ってもらいたいものです。


さて、そんな感動シーンに半分忘れ去られてしましたが、空中には体を追い出されてふらふらしているみどりのアメーバちっくな敵首領サマの姿が(^^;
「一気にやっつけちゃいましょう!」
とスーぺリアダイノボンバーをかますんですが、流石はラスボス(多分)、それくらいではやられてはくれない。
それどころか、マホロさんに向かって直撃イイイィィィィ!??
「マホロ!!」
「アスカ!この子を!!」

彼女は手にした赤ん坊をアスカに放り投げる。慌ててアスカさんがキャッチしたその瞬間、マホロはアメーバデズ様に包み込まれてしまう。ええええぇぇぇ!!??(大汗)
「マホロ!!」
「アスカ、私の子をお願い!!」

「え……!?!??★□▲」
驚きのあまり、素面に戻ってしまう無敵の竜人魂。
デズ様はそのまま、マホロの体を乗っ取り、退散してしまいます。

こら!デズ様!!マホロさんを返せ〜〜!(T T)
殺したりなんかしたらタダじゃおかないぞ〜〜!(泣)



そして。
「…うそ!お願い、嘘って言って!!リジュエルが、デズモゾーリャとマホロさんの子だなんて!」
「…こんな事で嘘言ってどうする…」
つっかかってくるらんるに情報源・キラーさんがぼそっと容赦のない一言。成る程、キラーさんなら知っててもおかしくはないですからね。いつ誰からどう聞いたのかはちょっと気になりますが。リジュエルがぺらぺら喋ったのかな?(^^;
「マホロの子供……」
「マホロさんは、はじめからリジュエルを助けたくて……」
彼女が望んだ子供ではない事は明らかなのに、それでも命をかけてその子を助けようとしたマホロさん。みんなの中をやるせない気分が襲います。
沈黙を破ったのはアスカさん。
「この子は…デズモゾーリャを追い出し、無垢な赤ん坊になった…。この子は、私の妻、マホロの娘。…私が育てます!」
…よく言った、アスカさん!!
ホント、この問題は丸く収まってくれてやれやれです。あとは、マホロさんさえ帰ってきてくれれば…! 早く帰ってきて下さい、マホロさん!!アスカさんにまともな子育てが出来るとは思えませんので(爆)

「…さあ、帰りましょう」
「はい、 俺達の家に!!…仲代先生もですよ!」
ナチュラルにぽん!と背中を叩かれてしまったキラーさん。
振り向かずに歩き出し、みんなの顔が不安そうになったあたりで、
「……ワニの奴、引越しの片づけは済んでるんだろうな」
…とぼそっと。
その言葉に、みんなの顔にも笑顔が広がります。

「さあ、行きましょう!」と元気良く走り出す凌駕とゆかいな仲間達。カリスマが反ため息をつきながらしんがりをつとめます。この人、すっかりみんなの保護者と化してしまいましたね(苦笑)


で、侵略の園に戻ったジャンヌ@デズモゾーリャ。その額にはくっきりと痣が浮かび上がっています。つうか流石は首領、次元の行き来は自由に出来るんですね(^^;
「ミケラ、ヴォッファ、例の準備はどうなっている?」
「はは、すべて整ってございます!」
「今こそお前ら二人が原初の姿に戻る時……」
「え……と申されますと??(汗)」
「 もはや竜人の器など役に立たぬ。竜人の器を我によこせ……!」
そう言うや、デズ様はマホロさんから抜け出し、芸術家二人の体を包み込む。
そして……………
二人は融合し「デズモヴォーラ」の完成。
……ちょっとまたんかい!!(- -;;
芸術家コンビ、これで退場か??したらもう残ってるのってこの首領サマしかいなくなっちゃうじゃん!ちょっとまてよ、元に戻せよ〜〜〜!!(T T)

……でもまあ、マホロさんからは離れてくれたし、贅沢は言えないかなあ…。
つうかデズモヴォーラ、かなり可愛いし(爆)

まあ、これがラスト体だとは思えないので、もうひと波乱ありそうですけど。
てゆうか、来年のVSに備えて、なんとか芸術家復活させてくれないかな〜(希望)



でででででででで。
ここまではそれでもまだ良かった。

問題は次回予告。

「…人間、お前のときめきとはなんだったゲラ?
希望、絶望……どちらであれ、俺はお前と一緒だゲラ……」


画面には……その白い衣装を鮮やかな鮮血で染めたキラーさんの姿……。

…ちょっと待て(大汗)

次回「ファイナルアバレゲーム」

…ちょっとまて〜〜〜!(大動揺)

待ってくれ、まじ待ってくれ…。
やっとこさ死亡フラグが後退したかと安心していたら…これか???(- -;;

……いやあ、まあ。
体は無理がたたって倒れる程までにぼろぼろずたずた。
体内にはラスボス飼い。
で、そのデズ様いなくなったら爆発予定のダイノマインダー。

…これだけ条件が揃っていて、生き延びたらある意味逆に凄いという噂もありますが(汗)
いや、でも戦隊だしな……。
でもわからんな…(汗)何しろキラーさんは悪い事はいっぱいやってきてしまってますので。例え凌駕達が許してくれても、殺されても文句は言えないし、本人も文句言わなそう…。

でも「あなたを助けなきゃ世界が救えても意味がない…」だし…
いや、でももう『救われてる』って考え方も出来ちゃいそうだし…(混乱)

まあ、しいて言えば、ここで死んだらあまりにかっこつけすぎかなって(汗)


そんなんで、昨年のサソリ問題以来の実に不安な一週間を送る事決定。
…例え生き残れたとしても、もう戦線離脱は免れないかなあって(- -;;
ミケラ&ヴォッファのショックがこれで完全にかき消されてしまいました(汗)あううう、胃が痛いです(T T)

万が一、『キラーさんがゲラさん連れてデズモヴォーラと心中』という最悪の自体になったら、ショックのあまりに倒れるかもしれません…。

マホロさんがほぼ大丈夫そうなのが、唯一の救いです(泣)

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