ボウケンジャー感想日誌


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Task.32『ボウケン学校の秘密』

ダークシャドウが「冒険スクール」(キャッチコピーは『君も明日のトレジャーハンターだ!』ちなみにイメージ画像はピラミッド)なるものを始めたので、早速潜入操作を試みる。ちょっと不思議な組み合わせですが、この情報は蒼太が掴んだ物で、姉さんは基地に残って監視&分析をしなきゃだし、あとは女の子がいた方がいいだろうとかそんな判断なんでしょうかね。

で、の高校生の制服っぽいスーツはまあいいとして、チーフの電車男顔負けのステレオアキバ系の服は一体なんなんだ。しかも妙に似合っているあたりがなんか嫌です(- -;;
……人間、服装でイメージがここまで変わってしまうんだなあとなんか切なくなってしまいました。


で、潜入操作の前にまずは入学試験。
「素人相手の試験、問題ない」
とアキバ系チーフは余裕まんまんですが(まあ、本職ですし)、それよりもこんな怪しげな学校が入試を行う位人気があるって事にびっくりです。学費が安かったりするのかな。

で、この光景は監視カメラを通じて、サロンのパソコンに「問題なく」映し出されています。いろんな人が交互に映し出されているので、各自、胸のあたりにそれぞれ付けてるって感じなのかな??


その後、サージェスサロンに映士が登場。
「やあシルバーくん、退院おめでとう!もう大丈夫かい?」
「ああ、完全復活だよ」
早!(^^;
ちょっと待て。先週袈裟懸けで斬られまくって死にかけた人間がもう完全復活??…もしかしたら先週からひっそり3ヶ月くらい経っていたりして??それとも映ちゃんはアシュの血の影響で傷の治りが早いとか??
……まあ、ちゃんとこういうシーン入れてもらえただけましか。結構こーゆーのってスルーされちゃいますからね。


「……で、アレ何?」

彼の指差した先にはソファーにぐったりのアキバ系チーフの姿……。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

「…冒険の試験に落ちたのか?ボウケンレッドが!?」
妙に楽しそうな映士に「今はそっとしておいて下さい!」とさくらさん。

真墨も楽しそうに不合格通知(多分)を開いて、
「『体力、知力、精神力、すべてにおいて自分では気づいていない欠陥があります。冒険家には向いてません。周囲の人に相談して別の人生を考えましょう』!!」
嫌がらせのようにじっくり読み上げて、何の遠慮もなしに大爆笑状態。
映士も「『別の人生』って…明石から冒険を取ったら何が残るんだっつーの!!」と負けず劣らず大爆笑。まあ、黒銀じゃなくても笑う所ですけど。

当の本人もそれは思いっきり自覚しているようで、反論どころか「何が残るんだろう・・・」と更に落ち込みまくっちゃったりして。

二人はチーフが反論して来ないのをいい事に、ここぞとばかりに思いっきり腹抱えて笑い転げまくり。個人的には、『えいちゃん、あんなに笑い転げてたら腹の傷が開くぞ〜〜!』とちょっとピントのずれた心配をしておりました(^^;まあ、完全復活だってから塞がってはいるんだろうけど多分。

その後、あまりの光景に見かねたチーフ応援団隊長の姉さんが、
「チーフ、こんなの全然気にする事ありませんよ!!」
と、二人の耳をつかんで無理矢理黙らせます。
…この図、なんか姉と弟二人みたいで、なんとなしにほのぼの。


「…チーフが落ちたのは予定外だったな…」
「菜月達二人だけで大丈夫だよね?」
普通に合格して、教室で授業を待つ2人。
二人のスーツは一応変装のつもりなんでしょうが、あとの生徒さんが結構ラフな格好なので結構浮いてます。
とゆうか顔が割れまくってる組織の息がかかった場所に行くんだから、もーちょっと凝った変装した方がいいんじゃないかなあ…。そういう意味ではチーフの格好が一番正しかったのかもしれません。

で。
蒼太の調査は正しかったらしく、早速講師として風のシズカが登場。予想はしてたとはいえ、あっけに取られる2人。
今回は女教師姿コスのシズカちゃん。正直彼女は私服姿(?)になってしまうと一瞬誰だかわかんなくなっちゃうのですが、姿より何よりあの独特な声(喋り方かも)で気がつきます。
そしても彼女を見習ってちゃんとコスプレ(?)しようよね。菜月がツインテール下ろすだけでも結構違うと思います。中の人が「気づかれない」って言ってましたし(笑)


シズカちゃんが説明をしていたら、そこに初日から早速遅刻した生徒が登場。
本日のゲストキャラである「島田さん」は、この学校に入るためになんと会社を辞めてきたんだそうで。その気合いの入った本気度さに蒼黄も呆れるやら感心するやら。

「(辞める)手続きに手間取って…」とたどたど言い訳する彼は、よれたスーツにでっかい黒ぶち眼鏡で絵に描いたようなダメ男の臭いをぷんぷん。この俳優さんはチーフの事務所の先輩さんなんだそうですが、「今、ダメ男をやらせたら彼の右に出るものはいないんじゃないか」と言われているそうで。確かに見た瞬間に「ダメ男だな」と思わせてしまう圧倒的な存在感と演技力は素晴らしかったです。やろうと思って出来る事ではないし、需要は結構多いんじゃないかなあと。


その後に現れた、シズカ曰く「有名な冒険家の先生」ことツクモガミ・シルベガミの登場に流石に騒然とする教室でしたが、島田さんが素直に「おはようございます」と叫んでしまったので、みんなもつられてつい挨拶。きっと「オレはこの人知らないけど、きっと有名な冒険家さんなんだろう」と裸の王様状態になっていたのだろうと推測。
蒼黄はツクモガミの登場に内心慌てるも、「ここで戦闘はまずい」と、とりあえずは様子を見る事にします。


そして気になる授業内容は、まずは「星の見方」から開始。
「これは午前零時の冬の夜空ですが、東の位置はどれ?はい、島田さん!」
早速名指しされてしまった島田さんは、超おどおど緊張状態で「(答えが)遅い!」と、まずはお仕置きイエローチョーク。どーでもいいですが、先生が授業一時間目からちゃんと生徒の名前を覚えている事にちょっと感心。

…でもさ、写真小さ過ぎるから(^^;あの大きさじゃ、後ろの席からは何れがなんだか絶対分からないよ〜〜!!

あ、目がいいのも冒険家にとって大切な資質なのかもしれない。

シルベガミ曰く「こんなのは基本中の基本!」なのだそうですが、島田さんは答えられない。続いてお仕置きレッドチョークが飛んできそうになり、見かねた菜月が助け舟を出してやり、なんとかその場を切り抜けます。


…そして、殆どなにもやらないうちにこの授業は終了してしまいます。時間にして約5分。殆ど詐欺のような授業内容です(笑)


「…授業はまともだったね」
「とにかく調べてみるしかないよ」
蒼黄は休み時間にシルベガミの後をつけるんですが、なりゆきでつい職員室(??)に突入。ちゃんと「忍」の額縁がかけられたその部屋では、普段の姿に戻ったシズカに、闇のヤイバとDSチームが揃ってお茶なんか飲んじゃったりしています。シルベガミなんかおせんべい食べてるし、って、口何処にあるんだ??(^^;

で、変身して闘おうとするんですが、
「これは新しいビジネスなの!プレシャスだけじゃやってけないもん!みんなで楽しく勉強するだけ!」
「…にも関わらず我らに武器を向けるとは乱暴だな」
「みんな夢を持って入学してきてるんです。その冒険学校をボウケンジャーが荒らすんですか!?」
とかなんとか言われちゃって調子狂いまくり。
結局「貴方達も冒険の夢を持ってるんでしょ?一緒に勉強しようよ、ね?」と言われ、つい「…はい」と返事をしてしまいます。

この辺、ボウケンジャーは面白いな〜と思ったんですが、彼らの任務はあくまでもプレシャス確保であって、ネガティブが過去にどんな悪事を働いたりしていても、それだけの理由で成敗したり捕まえたり、ってのはなしなんですよね。任務の過程でなりゆきで殺しちゃったりとかは普通にありえそうですが。

今回の捜査も別に特定のプレシャスが絡んでるから、って訳ではなさそうだし、上からの指示での作戦とは思えない。蒼太さんあたりが「ダークシャドウが動き始めた、きっとプレシャスが絡んでいるに違いないから捜査させて下さい!」とかなんとか、上に提案して「今は特に任務もないしいいよ〜」とか言われて実現した作戦だったりするのかな〜とか……想像の翼を広げてみたりします(笑)


…多少脱線しましたが、腑に落ちない部分はあっても証拠はないし、暫くは様子を見るしかないと結論した二人の元に島田さんがやってきます。

「さっきはありがとうございました!」
頭を下げる島田さんに、
「ううん、菜月も昔『冒険に必要だ!』ってしつこく教えられたとこだったから!」
勿論その『しつこく』教えてくれたのは真墨でしょうね。しかも授業でなく実際の星空を見ながら。もしかしたら二人とも手にはココアを持っていたかもしれない。なんてほのぼのぼの〜〜としたシーンを思い浮かべてしまいました。
二人が本職の冒険家(といっていいのかどうかはかなり微妙ですが)とは夢にも思っていない島田さんは「そんな前から冒険の勉強を…」と大感動。目をきらきらさせながら菜月に「是非勉強させて下さい!」とお願いし、菜月も「菜月が教えられる事なら」と快く承諾してくれます。

それにストップをかけたのは蒼太さん。
「悪い事を言わないから辞めた方がいいですよ。授業をみてましたけど冒険は向いてないと思います」
ストレートにきっぱりさっぱり。
島田さんは「そうですよね…」とうつむいてしまうのですが、「それでも挑戦したいんです」と菜月に告げます。

そんな蒼太さんの態度に菜月激怒。
彼の意見は、
「僕たちは任務で来てるんだ。学校ごっこじゃない。あの人は返した方がいいと思うんだ」というものでしたが、
「蒼太さんはなんでも出来るから平気でそーゆーこと言えるんだよ!蒼太さんが優しいのは女の子だけなんだね!」
すっかり怒っちゃった菜月は彼のいい訳は聞かず立ち去ってしまいます。
…いや、蒼太さん、先週ズバーンにも優しくしてましたから、女の子だけってワケでもないんじゃないかと(笑)でもま、フェミニスト蒼太さんとしては結果菜月を怒らしちゃったので、困り顔で頭をこりこり掻くしかないです。


その後、体育の授業に突入するんですが……跳び箱にマットに平均台まで揃えてるんですがこの学校(^^;しかも体育館無駄に立派だし。冒険学校的にはアスレチックとかの方がいいような気がするんですけどね〜〜!

島田さんはここでも蒼太曰く「冒険に向いてない」オーラを存分に発揮。菜月が一生懸命応援してくれるんですが、平均台は渡れない跳び箱には激突。イエローチョークレッドチョークも飛びまくり。蒼太さんの眉毛もすっかりへの字です。


「…菜月の奴、あの男に自分を重ねてるんだ。俺に鍛えられてた頃の自分にな」
「成る程、菜月の気持ちは分かりますけどね」
サロンで待機&視聴中の仲間達も菜月の彼への思い入れの強さに少々ため息。どいつもこいつも任務なんて半分忘れかかってます(笑)
「…しかし、本当にひでえなあ…」と画面を覗き込む恐らく跳び箱なんて飛んだ事がないであろう映士。まあそれ言ったら恐らく就学経験がない真墨もそうでしょうけど。

時に映ちゃん、この時なにか食べてたんですが…何度巻き戻しても確認出来ず。何?(^^;そういやよくおやつを食べている彼を、うちの相棒は「愛情を食べ物で誤摩化されてる鍵っ子みたい」と言ってたっけな(笑)鍵っ子は野菜じゃないおやつをたべてそうですけど。脱線。

そして…もともとどこについてんだかよく分からなかった監視カメラの映像は既に万能化。先程までのスーツと違い、二人ともTシャツにジャージですから…何処に付けてんだカメラ。しかもこのカメラ、ひょっとして角度変更もズームも遠隔操作で自由自在??…としか思えないくらい都合良くうつるうつる(笑)『空中に浮いている』と言われても信じそうなくらいの見事な映りっぷり。

……完全に脱線しましたが、まあ、そんなんで島田さんのヘタレぶりを見物中の待機組。
「あれが受かって、お前は落ちたわけだ」
…懲りずにチーフをいじり出す映士(笑)チーフは何も言い返せず唇ぶるぶるさせながら聞き取れない独り言を呟いてます。いくらショックがでかくて、いくらちくちくいじめられてるとしても、抜け殻もいいとこでかなり末期。
「くじけるな明石、別の人生について話し合うか!」
本気で楽しそうな映士。そして共犯のように一緒に笑っている真墨。
…再び姉さんの「耳引っぱり強制沈黙の刑」を受けるはめになります。懲りない。


授業の後、菜月は島田さんの額に絆創膏を貼ってあげます。
…どうでもいいけど、ハードルまであるのか、この学校(^^;後々の展開を考えるとちょっと無駄に設備投資をし過ぎなような気がします。
「すみません、私みたいのが冒険家を目指すなんておかしいですよね…」
「そんなことないよ、菜月だって最初はダメダメだったよ」
「菜月さんは優しいですね…」
そしてこっから島田さんの過去語り。

普通に学校を出て、普通にサラリーマンになった彼。
でもある日見かけた『冒険学校』のポスターに、昔冒険家に憧れた気持ちを思い出さされてしまったそうなのです。
ところでこの冒険学校のポスターのモデルになっているちょっとウエスタンな人誰?(^^;そして映画の中で巨大岩に襲われて空中ダイブしてましたけどどんな映画だよ。でもそれを見ていた子供の島田さんはちょっと可愛い。イメージとしては「Death Note」の魅上の子供時代っぽいかも。

ま、そんなんで思い切って夢に向かって進もうと努力している彼。
素質がないのは自分でも分かっているけれど…、でも「こうして訓練しているだけでも幸せ」だと笑う。

決してかっこ良くないけど、こういう挑戦(冒険かも)が出来る人ってかっこいいと思う。やる前から諦めて何もしない人よりもずっと。
二人の会話を陰から聞いていた蒼太さんもちょっと何か思う所があったようです。


そんな会話をしていたら、校内放送で「全員集合、最後の授業です」とのアナウンスが。
早過ぎるって。ちょっとした星の配置の授業と体育の授業しかやってないじゃん!学費幾らなんだよ!!宣伝費と手間ひま考えたら商売になる訳ないじゃん!!(^^;

しかもその最後の授業も、合格者を選んで終わり。…って、入試をやった上にまた合格者選抜??何この学校っ……て……まあ、ダークシャドウ主催ですからね。


合格者数人の中に蒼太菜月が入るのは当然として、何故か島田さんまで入っている。島田さんは大喜びだったんですが、実は彼は「人質」として残されただけ。
やっぱり何か企んでいたダークシャドウ、まずは不合格者を「落第の術〜〜!」で強制退出。変身して応戦しようとした蒼黄の動きを島田さんを人質に取って止め、二人に手錠をかけた上にアクセルラーを取り上げ窓から海に投げ込んでしまいます。

シズカは展開に全然ついていけてない島田さんに、
「ごめんね、受験番号間違えちゃってさ…。合格させたかったのはひとつ前の57番!」
と、衝撃の告白。
その発言に「よっしゃあ!!」とチーフ完全復活。その手に握られていた受験票(?)には「57番」の数字とともにしっかりと明石の本名が書かれていました。潜入操作で本名で受験するなって(^^;

ただま、ダークシャドウ的にも3人いたらいくらなんでも厄介だったと思うので、なりゆきとはいえ、二人だけにしておいて正解だったんじゃないかな〜!…とか思ってみたりする。

今回、ダークシャドウが真に狙っていたのは、海の中に沈んでいるという「光の船」プレシャス。で、それを浮き上がらせるために優秀な冒険者の生け贄が必要だった………とかいう落ち。なんつーまどろっこしい作戦を(^^;
彼らの力があれば、世界各地にいるであろう『普通に』冒険を楽しんでいるトレジャーハンター達を数人さらってくる事くらい容易いでしょうに。…あ、もしかして入学金&授業料も詐欺ろうと思ってたのかな?(笑)

菜月は蒼太さんの先の発言が、悪意からのものでなく島田さんを危険にまきこまないようにするためのものだったという事に気がつき、「ごめんね…」蒼太さんに謝罪。
でも蒼太さんは、いつもの人当たりのいい笑顔で、
「いや、僕も任務にばかりこだわり過ぎてた。菜月ちゃんが島田さんの思いを大切にしたから島田さんは頑張れたんだ。…『訓練出来ただけで嬉しい』ってあの時の笑顔を見て分かったよ」
優しく菜月をなぐさめてくれる。うん、やっぱ蒼太さんは優しい。ちょっときまじめ過ぎるだけなんだよね。…彼の「軟派」という設定は何処にいったんだろうなあ(笑)
おかげで菜月はちょっと元気になれたのですが、でも「今頃島田さん落ち込んでるだろうなあ…」と自分達の危機を忘れて心配そうな顔を見せます。

で、その島田さん。
人質としての役目も終わり、学校から追い出されてしまい、「やっぱり冒険なんて無理だったんだ…」と海辺で黄昏れ状態。
そんな彼の目に、波間に光る2つの影が飛び込んできます。


蒼黄と選ばれた生徒たちはシズカ達によって海に強制入水をさせられそうになってたんですが、当たり前のようにここで仲間達が助けに登場。
「ダークシャドウ、俺も入学させてもらうぞ!」
…チーフ、その傷はあまりに深かったのね…(笑)

チーフが投げたズバーン(剣)に手錠を壊してもらった蒼黄は、この場は仲間達に任せ、投げ捨てられたアクセルラーを探しに走ります。

「…確かここら辺に…」
「でも見つけるの大変だよ、これ!」
二人はシズカが投げ捨てたと思われるあたりの海辺をうろうろして。

で、アクセルラーの代わりに、脱ぎ捨てられた島田さんの服を発見します。

「まさか…」と傷心のあまりの自殺を想像したであろう二人が水音に振り向くと、そこにはアクセルラーを手に水の中で満面の笑みを浮かべる島田さんの姿が。
「なんか、大切そうだったので…おせっかいですが…」
島田さんは両手ともにアクセルラーに塞がれ、うまく岸にあがれない。そんな彼に蒼太さんは笑顔で優しく手を伸ばします。


で、アクセルラーが戻ればこっちのもの。
ついでにアクセルラーは防水機能もばっちりという事も判明(笑)
シズカ&ヤイバ&シルベガミ相手に苦戦してた4人に合流し、あとはまあ、殆どボウケンジャーのペース。時間も既に7:50ですしね(^^;

この戦闘シーンの一番の見所は、チョーク攻撃からイエローを守ったブルーの華麗なる横回転飛び込み。…うん、かっこいい!(^^)あとはシルベガミの華麗なるチョーク投げくらいかなあ(笑)

その後、巨大化戦闘になるのですが、
「お前達など冒険家落第です!」と巨大化してまでもチョークを投げまくるシルベガミ。…この人、最初から最後までチョークを投げてた印象しかないんですが(^^;
でも本職の冒険家達は先生の言う事なんか気にしない。
「落第はチーフだけで充分だから!」「そうそう蒼太さん!」
いきなりネタにされて「…あれは間違いで…」と焦るチーフ。でも大丈夫、チーフは落第はしてないから。不合格になっただけで♪

その後、シルベガミに華麗なとび蹴りをかまし、片手で着地してそのまま宙高く舞い上がり後方二回転半宙返りなんて大技を見せるダイボウケン。
「シルバー、ちょっと肩借りるよ」
「なに?」
一応断った後にサイレンビルダーの上に着地、はずみで一瞬ジャッキアップでしゃがんだ(?)ビルダーをバネにして更に上空高く舞い上がり、勢いをつけてシルベガミを一刀両断、戦闘終了。

…サイレンビルダー、わざわざ合体しといて踏み台になっただけ?(^^;でもちゃんとバネになっていた所に大笑いしてしまいました。うん、うまく考えてる。


最後。本職の冒険者達の大活躍に目をきらきらさせる島田さん。
「…あれが冒険なんですね!」
いや違うって(^^;
そもそも彼らが「冒険家」かどうかだって怪しいのに。

「私なんて、ホントに夢から遠い所にいるんだと思い知りました」
洋服を手に持ったままのパンツ一丁状態で呟く島田さんに、
「何言ってるの、島田さんの方が全然冒険者だったよ!」と菜月。
確かにそうだと妙に納得(笑)
「本当にそう思いますよ。海に飛び込んでくれた島田さんを見て、向いてるとか向いてないとか冒険には関係ないんだって」
蒼太さんはすみません、と頭を下げた後に有り難う、と手を差し出す。ついでに菜月も手を出して3人で仲良く握手。冒険スピリッツは誰の心の中にでもあるんですね♪

その後、島田さんが着替え出した所を見計らって、
「冒険は学校で習うようなものじゃない。ましてや点数なんてつけられるものじゃない。そういうことだ」
そう言って蒼黄の肩に手を置くチーフはかっこいいし、その言葉も流石の説得力があります。

……普段なら。

「……まだこだわってるよ」
「……トラウマだな、こりゃ」
影でこそこそ肩寄せて仲良く含み笑いの黒銀。本日の彼らの素晴らしき息の合い方は「まるで兄弟みたいだったね」とうちの後輩談。
シリアスモードでいい感じだった蒼黄もそのこそこそっぷりが気になったみたいで、「あれ、どうしたの?」「何かあったの?」とつい聞いてしまいます。
チーフの気も知らないで。

「それがな、不合格が相当ショックだったらしくて…」
「あのへこみっぷりっていったら、一生に一度見られるかどうか」
二人は超楽しそうに暴露話をはじめるわ、菜月に「やだ、チーフかわいい!」なんて言われて肩叩かれちゃうわで、チーフ逃げ場をなくしてたじたじ状態。

「…明石から冒険を取ったら…」
『何がのこるんだろぉ〜〜〜〜!』って!」
「…何が残るんだろ?」
「何が残るんだろうね?」
「や、何が残るんだろうなあ?」
「何が残るんでしょうか…」

黒銀の懲りない態度に一瞬困った顔を見せたさくらまでもが楽しそうに話に加わりだしてしまい、完全に逃げ場をなくした今日のいじられ役。
「…うるさ〜〜い!どうせ俺は何も残らないよ〜〜〜〜!!!」
半泣き状態で逆ギレ。

その後殆どいたずらっこ状態で逃げ出すに追いかけるチーフ。特に男性陣の逃げ足は無駄に早くって気分はすっかり童心モード。
慌てたチーフは着替え中の島田さんにぶつかってしまって二人で転がっちゃったりでほのぼのモードで終了です。
…この後暫くチーフ機嫌悪いだろうなあ(笑)


でもま、実際のとこ、チーフから冒険を取ってもチームリーダーとしてどの組織でもそれなりにやってけそうな気がするんですよね。なんだかんだで人を良く見てるし。
ただま、本人がそれじゃ満足出来ないでしょうけどね。とゆうかきっとボウケンが出来ない状況下に置かれたら、今週みたいにふぬけちゃうんだろうなあ。

それにしても、最近チーフの壊され方が激しいです。脚本家さんたちはチーフをどこに連れて行きたいんだろう……。いやま、それはそれで可愛いからいいですけどね。


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