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第2話『ロボ・インパクト』

ええと2話目、先週の続きでございます。
何者かに地球のバリアシステムが解除され、空からは謎の可愛らしい未確認物体3点が漂着。ついでに警視庁のシステムがおかしくなってしまって警察官さん達は大騒ぎです。
って、そもそも何の為にバリアを張っているのかがいまいち不明ですが。そんな物騒な世の中なんでしょうかねえ(^^;レッド・バンの先週の台詞から考えても、実はあまり惑星間移動は盛んではないのかな〜?とか思ったり。車一台で宇宙を飛べる時代なのにね〜!(苦笑)

んで、警視庁内では死体のふりしている木野さんことオルフェノク宇宙人さんが人目を忍んでほくそ笑んでます。そんな彼は血が青かったという理由で解剖に回されてしまうそうです。くわばら。大宇宙航海時代?に赤い血がそんなにメジャーだとは思えないので(そもそも血液すら通ってなさそうな奴らとかいっぱいいそうだし)血液の色で人を判断するのは人種差別じゃないか〜?とかどうでもいい事を思ったりして。でも警官さんの話を聞いている限り『青い血=アリエナイザー』という図式が成り立つみたいなので……この世界の犯罪者は血が青くなってしまうもんなんでしょうか(笑)

そんなんで、 デカレン達は空から降ってきた未確認物体の調査に出ていたんですが、結局正体不明・ブラックボックス・壊せもしないで完全にお手上げ、諦めてとりあえずデカベースに戻ります。…なんか未確認関係の仕事はみんなこの人達に回ってくるみたいな感じですが、5人で地球全体を守れって結構無茶な話だよなあ(苦笑)あ、だからバリア張ってたのか♪(←勝手に納得)


さてさて、デカベースに戻った戦士達なんですが、先週やってきた新入り赤くんと他の四人の間には険悪ムードが漂っております。
「ふざけんな!お前」
「何が。俺は常時マジモード!」
「あれがマジなら刑事失格だ!勝手に割り込んできた上に命令無視しやがって!」
「そのことは悪かったよ!ごめんな!」
「それが謝っている態度か!」
……とまあ、こんな感じ。赤い人と青い人はこの後もずっとこの調子でやりあっています。熱血。
「やめんか!」
と割り込んだのは上司の犬…じゃなくて、クールなフェイスと渋いボイスで人気沸騰中のアヌビス星人にして地球署のボスのドギー・クルーガー氏。
そして、「改めて紹介する」と他の四人にレッド伴番を、そして彼に他の四人を紹介します。時にドギーさん、自分は自己紹介してなかったけどいいのか?(笑)
「右からホージーウメコジャスミンセンちゃん
…なあんでグリーンだけ「ちゃん」づけなんでしょうか?(^^;いいですけど。
しかもこの後ボスが伴番に
「お前は伴番じゃ長いから一回にして『バン』でいいな」
とか言っているとこをみると名付け親はボスなんですね(苦笑)名付けられた「バン」は「まんまっすね〜!」とかけらけらしてましたが、恐らく「お前はおっとり顔だから『センちゃん』でいいな」とか言われた(と思われる)グリーンとかどんな気分だったんだろ。
まあそれは置いておいて(笑)「宜しくお願いします♪」と改めてぺこりと挨拶をしたレッドをしっぶい顔で見つめる四人に、
「バンをレッドに決めたのは俺だ。お前達がそれを拒否するのなら、俺はこのデカベースを去る」
なんて言っちゃったりして。…滅茶苦茶買ってますねえ(^^;
「なんなんですか、こいつをそこまでして使おうとする理由はなんなんですか!」
先週の負け犬ボージーくんがわたわた反論するんですが、
「いずれ分かる……」

とさらり流されておしまい。
負け犬くんはそれが気に喰わなかったのか、その後の会議でも散々レッドにつっかかります。そんでも「過ぎた事は忘れて前向きに行かない?相棒!」「勝手に相棒にするな!!」といった感じでどうも低レベルな感が否めません(苦笑)

そんな楽しい会議中に、死体のふりオルフェノクさんが警視庁からデカベースに搬送されてきます。
そのモニタ映像を見たバンは、先週のバリア解除・謎の物体落下に合わせて「タイミングよ過ぎ!只のカンだけど!」といきなり解剖室に向かって走り出します。すばらしいカンです。その後を相棒・ホージーが慌てて追いかけます。
んでまあ、木野さんは生きてる訳で。しかも死体のふりするのを辞めていてふらふらしてて。
「君たちがこの星のデカレンジャーか…」
なんて「やっぱりそれぞれの星にいろんなデカレンジャーがいるのね♪(^^)」想像するととっても楽しくなってしまうような発言をしてくれるのですが、銃を向けられ、手錠をかけられ、取り調べ室に連れて行かれてしまいます。
その際にバンは一人だけボスに呼ばれて、
「最初はぶつかる事もあるかもしれないが、お前はお前の信念を貫け」
なんてはげましの言葉を貰っちゃったりして。買われてるな〜!でも当の本人は「当然っすよ?」と本気できょとんとしています。中々中々大物です。


そして取り調べを受けるアリエナイザー・木野氏。取り調べ担当はセンちゃんとジャスミン。…取り調べまでこのひと達の仕事なんですね。担当範囲広過ぎ!(苦笑)
取り調べ室自体はとっても地味なとこで、部屋の外で他の仲間が銃を構えている事を覗けば普通の警察となんら代わりはない感じです。しかも取り調べ自体も実に地味にふっつうにやっていてそのうちカツ丼が出てきそうな勢いです。……ううん刑事(^^;

まあ、そんな地味な事をやっていても話は進まない。
壁にもたれかかっていたジャスミン、そっと手袋を外して取り調べ机に手をつく。
「…目的は、地球上の物質から宇宙の宝石を作る事」
彼女はエスパーで、物質を通してアリエナイザーの心を読む事が出来るのだと言う。う〜ん、刑事としては便利かも♪てことはあの手袋は超能力を遮断する特別製なのかな?物質を通さないで普通に触ったんじゃ駄目なのかな??とかそんな事よりもだったらはじめっからんなまどろっこしい取り調べやってんなよ!(^^;って気分でしょうか(苦笑)
まあ、アリエナイザーさんにも「黙って人の心を読むとははしたないな、お嬢さん…」とか言われているので、 暗黙の了解で余程の事がない限り使っちゃ行けないみたいな感じなのかもしれませんけどね。
ともかくまあ、そんなドラえもんの道具並に便利な能力のお陰で、「あの3つの巨大な金属の固まりはその為にビルを破壊して、必要な元素を吸収するための機械」という彼の目的があっさりわかってしまいました。…なんの為に取り調べやってたんだかなあ(苦笑)

でも、アリエさん(省略すな)は落ち着いたもので、
「補足してあげよう。その装置はその機械を動かす為の装置だ」と、尋問用に持ってきた先週野天秤くんが持っていたよく分からない物質を示して言う。武器っぽくないと思ったら鍵だったんですね。
「この状況で取りかえせると思う?」
デカレン5人が銃を構える状況下でもアリエさんは落ち着いたもの。
「普通に考えたら不可能だろう。だか、普通でない事が起こったとすれば?」
…と宇宙人らしく変身。

その姿は、先週レッドがネコさん惑星で追跡していたスピード違反ドライバー。
…もとい、ポリス7人殺害&逃走中に子供をはねた極悪人。
倒した筈だ、と驚くレッドに「私はそう簡単にはやられない」 とうそぶき、そのまま部屋の窓を破って逃走してしまいます。更には謎の未確認物体3個が集まってきて合体し「ファンクラッシャー」なる戦車のような電化製品のファンのような(笑)怪重機を作ります。
とても可愛いです。
パーツの時から可愛かったですけど、合体するとまたこれが一段と♪ ♪
その可愛子ちゃんに乗り込んだダイヤモンドマニアさん(仮)は早速宝石づくりの為の資源集めに取りかかります。つまりはビルを破壊するんですが。
しかしビルが原料になるって、コンクリート?鉄骨?ガラス??
…まあいいか。←思考を放棄。
しかも結構派手に破壊してるしなあ。よく分かりません(^^;


あっさりビルは破壊され、遅れ現場に駆け付けたデカレンジャー達は、コンクリに足を挟まれたOLのお姉さんを発見します。
「大丈夫、君可愛いね。この俺があんな奴すぐに片付けちゃうから、そしたら俺とデートしない?」
なんて速攻で駆け付けてコンクリどかしながら脅迫めいた?事を言っているバンくんに、
「この野郎、抜け駆けするな」
とブルー君。おい(笑)しかも「ベイビー、俺が倒してやるから後で俺とデートしようぜ!」頭の悪さ爆発な発言をかましてくれる。
当然というかお約束と言うか、レベルの似たり寄ったりな二人はそのままお姉さんをそっちのけで喧嘩を始めてしまう。
「類は友を呼ぶ…」とあきれる女性陣をすり抜け「もう大丈夫ですよ」とセンちゃんが優しく微笑みながらお姉さんを支えて安全な場所に連れて行く。当然二人は気が付いていません。平和です。

まあ、お姉さんもいなくなっちゃったしという事で、5人は変身!そろいの変身ポーズは縦に5分割。
敵が怪重機という事で デカマシンを呼び出すんですが、レッドの車だけ整備中でやってこない(汗)
整備担当のスワンさんとドギーが整備不完全の為、出撃させるさせないでもめてたんですが、ドギー氏が負けた模様(苦笑)仕方がないので四人だけで頑張ってもらう事にします。

が、合体出来ない個別メカが相手になるような強さでも大きさでもない。
「あ〜見ちゃらんない!」
とレッドはデカベースへ。
「もういいよ、俺乗る!」とスワンさんの静止を振り切ってマシンに乗り込んでしまう。
「何百トンもあるマシン同士がぶつかりあうのよ!もし失敗したらばらばらになってしまうのよ!」
「失敗したらでしょ!」
とどこまでも前向きで突っ走っていってしまったファイアーボール・ニューカマー君に「流石はあなたのお気に入りね」とスワンさんはため息一つ。ドギー氏は「ナイスだ」と感慨深げです。


そうして現場に駆け付けたレッド君は戸惑うみんなを無理矢理焚き付けて強引に合体準備。
「でもそのマシンはまだ…」と戸惑っていたみんなもそのパワーと目の前の危機状態に「仕方ないね」「やるしかないようだな」 と諦めて賛同します。
「あきらめずに行こうぜみんな、真実一路、一発必中!特捜合体!」
「かなり強引だよね〜!」のピンクは左腕。
「なるようになるわ」 のイエローは右腕。二人とも90度直角状態に陥っています。まさか合体の最中ずっとこの状態?(^^;
「あいつばかりにいいカッコ、させるか!」のブルーは左足、
「俺達もかっこいいとこ、見せましょう!」のグリーンは右足。
レッドをボディに特捜合体!この妙にのんきな合体は、動物ものが3年続いたあとではレトロちっくで中々宜しいです♪

で、変身はレトロなんですが、このロボ、動きが妙に軽い。一回転ひねりで前方宙返りやってくれたりでちょっと感動。でも中に乗ってる人たち大変そう(^^;シートベルトとかの次元じゃないっすよねえ(苦笑)
で、このパトランプがやたらびかびか光るロボのお陰で怪重機採掘機さんは無事撃破。ダイアモンドマニアさんは「この私が宇宙警察などに…」とふらふらしながら脱出します。

そこに駆け付けるデカレンジャー達。
「一つ、非道な悪事を憎み!」
「二つ、不思議な事件を追って!」
「三つ、未来の科学で操作!」
「四つ、よからぬ宇宙の悪を!」
「五つ、一気にスピード退治!」
特捜戦隊デカレンジャー!

今年の戦隊は体に数字が入っているので、順番を揉めなくて済んでいいかもしれません(笑)この状態じゃあ誰もレッドが頭でも文句は言わないでしょうし。

そのレッド君。
「…お前が逃走中にはねとばしたあの子はな、俺の手の中で息を引き取ったんだぞ!…宇宙警察に憧れて大きくなったらスペシャルポリスになるって夢があったのに…永遠に果たせなくなっちまった……。俺は…お前を絶対に許さない!」
その時の再現映像と、ついでに第一話で見ていたペンダントを手に怒りの形相。…これ、家族かなんかので長い複線になるのかと思ってましたが2週の命だったんですね(^^;
「熱いとこもあるんだ!」
「負けられないね!」
「微妙に感動!」
「美味しいとこ、持って行きやがって!」
仲間達もなんか急に心を開いてくれました。つうか初めから熱かったと思うんですけどねえ、彼(苦笑)
適当に戦ったとこで、
「ディアマンテ星人、ドン・モンダイア!警察官に対する殺人、危険運転致死、お呼び地球資源強盗の罪で…ジャッジメント!」
『ジャッジメント』とは宇宙のどっかにある裁判所に罪人の処遇を訪ねる事なんですが、この返答の帰ってくるのの早い事早い事(笑)まともに会議しているとは思えないスピードなので、裁判所って実はコンピュータ?(笑)少なくともデータを入力しまくったどでかいスパコンがありそうです。もしくは宇宙の彼方は時間の流れが違うのかもしれませんが(^^;

そんなんで今回の判決は×、デリート許可。つまりはここで殺しちゃっていいと言う事。
一生懸命警察っぽい事をやってるのに、最後だけはなんかあっさりです(^^;
許可がでたらこっちものも。
「これにて一件コンプリート!」
なんかコウモリさんが飛んでた気もしますけど、とりあえず今週はめでたしめでたしです。


「終わったのね、とりあえず」
「いや、はじまったのさ」
「そっか…」
なんて会話をしている上官達のもとに女性陣推参。とりあえずウメコちゃんは風呂上がりローブ姿です。今週はお風呂ないのか(笑)つうかうらわかき乙女が公共の場でローブってのもかなりどうかとは思いますけど(^^;
「男どもはどうした?」
「チェンジしてます」
「??」

そこに私服のブルー&レッド登場。
「ボス、お疲れ様です。いきなりですが俺に休暇を」
「俺です俺、デートするのは俺なんで♪」
そんなおばかな二人はドギー氏の静止も聞かず、また喧嘩を始めてしまいます。女性陣はそんな姿を見ながら「あの二人、以外と名コンビになるかもね」「迷う方のね!」とのんきにティータイムに入っています。
「ボス、分かった気がします。バンをレッドにした理由が」
遅れてきたグリーンがやはりその光景をみつつしみじみじみと呟く。
「そうか…で、お前はなんでタキシードなんだ?」
「え?いやあの…現場で助けたOLさんに誘われたんで…じゃ、行ってきます♪」
迷コンビと女性陣の間で微妙な立場?と思われたセンちゃんは一筋縄では行かなく、とりあえず美味しい所は総取りして今回は退場。「そりゃないぜ〜!」と男ども二人が追っかけて行ってこちらも退場。つうかセンちゃん、休み取ってないぞ?(笑)
呆れて唸るしかないドギー氏に、
「ま、いんじゃない?」 とスワンさん。
ちょっと遠い目の諦め顔のドギー氏のアップで今週は終わりです。 とりあえずひととおりキャラはたってきたかな〜って感じですかね。ちょっとジャスミンちゃんの影が薄い気もしなくもないですが(^^;


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