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第3話『パーフェクト・ブルー』
今週はタイトル通り、ブルー・ホージー君主人公のお話でした。
ホージー君は頭2話を見た限りでは、仕切ろうと思ってはピンクに先超され、目立とうと頑張ってはレッドに先超され、ついでに美味しい所は全部グリーンに持っていかれ、という感じで、まだ序盤だというのにすっかり負け犬な印象です。なので先週の感想では散々負け犬負け犬と書いてしまいましたが…ファンの方、すみません(苦笑)てゆうか頑張れ、ホージー!(^^;


さて、今週はまずはレッドが射撃訓練を行っています。
次々に現れるエイリアン型の射的を拳銃で撃っていく訳ですが、この時のジャンプとか動きがとにかく綺麗でかっこいい♪♪まあ、役者さんご本人ではなくてスタントの方の吹き替えでしょうけどね。
ついでに射的なんですが、手作りのイメージばりばりの手書きとしか思えないものだったのがなんか泣けます。宇宙的なデカ組織が手作りの立て看相手に射撃練習…(汗)ホログラムとは言わないけれど、せめて写真でも使えなかったのでしょうか(^^;

そんな中々いい動きをしていたレッドですが、一般市民のおっちゃん立て看を撃ってしまってゲームオーバー。訓練とはいえ、重大なミスを犯したレッド君をブルー君はここぞとばかりに責め立てます。彼にかかればレッドの華麗な動きも無駄な動きも多すぎる」で片付けられてしまいます。不憫(^^;もっともレッド・バン君は「俺は本番で真価を発揮するタイプだから!」と全然気にしていないようですが。
んで、じゃあお手並み拝見!と今度はブルーが訓練。正確無比で無駄な動きもないと言うか地味な動きのブルー君ですが、でもその腕は確かでレッドも思わず感心。
でも彼は一般市民のおばちゃんを撃ってしまって。ここぞとばかりに今度はレッドが「なんだよ、自分だって♪」と詰め寄るんですが、
「よく見ろ、熱線銃を持ち歩いている主婦がどこにいる」
そのブルーの言葉通り、おばちゃんの立て看板には何故か熱線銃が描かれている。
ついでに主婦の仮面の下にはエイリアンフェイス。凝ってる立て看です。
てゆうか。
熱線銃持ってれば問答無用で撃っていいってもんなのかい、宇宙刑事!(^^;
中々どうして、結構治安の悪い世の中のようです。

ともかくまあ、これはへらへらしている癖に中心ぶんどって目立ちまくる目の上たんこぶ新人をいびるには実にいいチャンスです。
「いいか、ミスをしていいのは候補生までだ、スペシャルポリスにミスは許されない」
「けど人間だもん、ミスはするでしょう?」
「俺はプロとして配属され以来、一度もミスはしていない…」
「嘘!?」と超エリート発言にびっくりなレッド君に畳み掛けるように「だから自覚のないお前を見ているとムカムカするんだ!」と言い捨てる。
そんなんで『超エリートVS熱血新人』の対決の図式が出来ました。
もっとも気にしているのはエリート君だけのようですけどね。


さて、街では事件勃発です。
同窓会会場?に巨大ロボット出現!デカレン達に出撃命令が下されます。ちなみに事件が起こったのはエリア87街区。エリア80番代の響きはなんとなくときめきます(笑)いつかエリア88も出てきてくれないかな♪あっちもテレ朝ですし(^^)
そして巨大ロボ出現という事でしょっぱなから変身のデカレンジャー。ボスの前でカメラ目線で揃って変身する姿はちょっと妙です(苦笑)

でっかいロボ、デビルキャプチャーを操るのはグローザ星人「ヘルヘヴン」。ちょっと言葉では紹介しにくい形状を持つ彼ですが(^^;まあ、目隠し仮面が異常にでっかい奴という感じでしょうか。頭部がでかくてバランスの悪そうな彼ですが、まあこれもこれで可愛らしい奴です。
そして、その天国と地獄くんに命令を下しているのが、リコモ星人「ケバキーア」。この金色のボディを持つエイリアン。なんとなくタイレンのギエンに似てる気がするな〜?と思っていたら、声優さんが同じ人なんだそうですね。成る程。

アバレて遊んでる天国地獄君に、
「余計な事するな、デカレンジャーが来るぞ!」
と通信で怒りまくる。
「来させる為にやってるんだよ!その位のなくちゃつまんねえだろ?」
「やめろ!とっとと『エリカ』を捕まえろ!」
その言葉に仕方なく、天国地獄君は同窓会会場にいた「エリカ」を素直に誘拐します。

「女の子が捕まっちゃった!」と慌てるデカレン。
「あんなの足下救えばいちころだぜ!」と飛び出すレッドに「待て、特捜合体だ!」とブルー。
「え〜?なんで??」
「成功確立の高い方を選ぶのがプロフェッショナルだ」
いばりまくるブルーがちょっと面白くないレッド君でしたが、グリーンの「ホージーは警察学校きってのエリートだよ。聞いて損はないない」のフォローに、しぶしぶ合体を承諾します。
合体後もブルー君はしきりまくり。頭2話の冷遇を取り戻すかのように生き生きと指示を飛ばしてます。良かったね〜♪(笑)
そんなんで、結構いい感じで戦いをやってたんですが、「戻れ!ホントの仕事はこれからだ!」とヒステリックに叫ぶケバキーアさんの指示に天国地獄仮面君は撤退。取り残されてしまうデカレン達でした。

誘拐された少女エリカに何か秘密が隠されていると推理したデカレン達は少女の自宅に出向く。
自宅ではお父さんとお母さんが「助けて下さい!かけがえのない娘なんです!」と訴えモード。お母さんの演技は妙に大げさでレトロチックでなんだかなって感じです。
「犯人からの要求は?」と尋ねた端から都合良く犯人・天国地獄さんからの通信が入る。
「娘を生かすも殺すもお前ら次第。 娘を返して欲しければ『ウェルネストーン』を寄越せ」
この際、天国地獄さんが29の星で殺人を繰り返している凶悪犯だと言う事が判明。
で、その彼の要求の「ウェルネストーン」なんですが、 フラグラント星王家に代々伝わる由緒ある赤い宝石なのだという。この親子は実は異星の王族で、エリカちゃんは王女様だったんですね。どうでもいいですが、自らの正体を明かした彼等の、白の長いエクステンションと赤と白のレトロな衣装はもの凄く変です。宇宙は広いです。
天国地獄君はその石と引き換えにエリカちゃんを返してくれると言う。で、その取り引きには父親一人で来いと言う。警察を前に脅迫電話(もとい映像)はどうかと思うのですが、お約束な犯人の要求にさてどうしたもんかのデカレンです。


で、そのキーアイテムの「ウェルネストーン」を預かってデカベースに帰ってきたデカレンジャー。スワンさんの調査により、それはもの凄いエネルギー増幅効果がある事が判明。銃を使った増幅実験をやってくれます。
「この石があれば、星一つを破壊出来るわ」
と物騒な事を言うスワンさん。まあ、確かに実験で増幅効果があるのは認めますが、でも星一つはちょっと大げさかな〜なんて思ったり。ちょっと石のサイズがちっちゃ過ぎますよね(^^;でもスワンさんがそう言ってるんだからそうなんだろうなあ。

デカレン達はボスを中心に対策会議中。
「犯人は戦争している星にこの宝石を売りつけてひともうけするつもりだ」

ボスの静かな言葉に「その為に幸せな親子をあんなに悲しませて…」とデカレン達の怒りも静かに爆発中。
「でもどうするの?犯人の要求がこんなすごいものだったなんて!」
「ん〜なの当然エリカちゃんの命が優先」と熱血正義感なレッドに、
「いや、ウェルネストーンが犯人の手に渡れば、いくつもの星が犠牲になる」と反論するブルー。
「…あの子を見殺しにしろってか!」
「誰がそんな事を言った!」
「だってそうだろ?」
「馬鹿!俺たちはプロだぞ、当然両方守るんだ!」
「何か考えがあるようだな…」 …とのボスの介入でこの赤青喧嘩は終了。今はぶつかりまくってますが、別にホージーも嫌な奴ではないし(とゆうかそこまで凄い奴ではないというか/爆)バンも別に俺様な訳ではないので、そのうち簡単に収束しそうな争いですけど。なんとなく昨年の凌駕VS幸人さんと被る感じです。まあ、バンは凌駕さんほど人間ぶっ飛んでなさそうだし、ホージーも幸人さん程カリスマにはなれそうもないですけどね(苦笑)

一方敵サイド。
天国君は勝利のお酒をあおっています。グローザ星人には地球のお酒は口に合うのかな。
そこにケバキーアさんが話しかけてきます。ノートパソコンの中からですけど。
「うっせえなあ。いちいち指図は要らねえよ!」
「ウェルネストーンを手に入れても、お前は売りさばくルートを持っていない。分け前が欲しければ大口を叩くな」
29の星をまたにかけた殺人鬼もノートパソコンの中のケバキーさんに頭が上がらないらしい。とゆうか貴重な宝石はやっぱ売りさばくのも大変なんですね。
「けっ……てめえだって俺のお陰で『そこ』から出なくてすんでるんじゃねえか」
「…久しぶりに出てみようかな。デカレンジャーがきっと何か仕掛けてくるだろうし」
この意味深な会話は後への伏線となります。


んで、日は過ぎて身代金交換とゆうか宝石交換の時間がやってくる。
お父さんはフラグラント星王家の微妙な衣装で登場です。この格好で街を歩いていたらかなり変な人かもしくはなんかの呼び込みって感じですけど、とりあえず他にこんな格好をしている人はいないと思われるので本人確認は楽でよさそうです。
「ウェルネストーンを寄越せ」
「娘の方が先だ!娘の無事を確認させてもらおう!」
…なんてとってもお約束な取り引き。ヘブン君はご丁寧にピラミッド型の牢屋に閉じ込めたままのエリカちゃんを呼び出します。

そしてその取り引きの後ろではデカレン達が息をひそめてます。まあ、『警察に連絡するな』とは言ってなかったので約束違反ではないのかもしれませんけど。あ、でも「父親一人で来い!」と言ってましたっけ。
ホージーはビルの屋上からエリカちゃんの本人確認を行います。その際一瞬SPライセンスの画像が乱れたので、一緒にいたレッドが「も一回確認しない?」と言うのですが、彼は「そんな時間はない!」とそこにいるのはエリカ本人であると断定。
お約束な展開です。

その後はまあ、宝石受け渡しのその瞬間、ライフル弾がヘブン君を襲い、なんだかんだでエリカちゃんを助け出し、宝石も無事取りかえす。
この際、取り引きに来ていたお父さんは実はウメコの変装だと言う事が判明。
「宇宙警察地球署、胡堂小梅ちゃんは変装が大得意だって知らなかった?」
「知るか〜〜〜!」 と叫ぶヘブン君が哀れ。
てゆうか…
無理あり過ぎです(^^;
身長だって違うし、変装というより変身っすよ〜!(笑)宇宙人達が地球人に化けるように人間達も自在に変身出来る世の中なんでしょうか?でもウメコが「大得意」って自慢するとこをみるとそうでもないんだろうな。まあいいか。

エリカちゃんを宝石とともに安全な場所に連れていき、デカレン達はヘブン君と対決。
ヘブン君はデビルキャプチャーを再び呼び出したりしてちょっと抵抗するんですが、まあ、あっさり片付けられてしまいます。この際デカレンジャーロボを使わずに、レッドがジャスミンとセンちゃんの協力で、巨大な剣をつけたレッドマシンで片輪ドラフトを駆使しデビルの足をすくいまくって倒したのがかっこ良かったです。前半にホージーに止められた「足をすくう」がやれて良かったね、レッド♪
「俺のデビルキャプチャーが〜!(汗)」のヘブン君にはお約束で「×」のジャッジメント。ブルーに片付けられちゃって、これにて一件コンプリートです。


が、話はここでは終わらない。
エリカちゃんの所に駆け付ける5人でしたが、彼女の姿はどこにもない。慌てて探しまくるんですが、デビルキャプチャーの破片の山の中で発見。
エリカちゃんはとある部品を手に、
「どうも有難うございました。これが無事で心からほっとしています」
とにっこり微笑む。
「え?」なデカレンの前で、

「なぜなら、これがなければ帰れないからね、ボクの世界へ!」

エリカちゃんはケバキーアさんへとその姿を変える。
なんとこのエリカちゃんは彼の変装だったのです。ますます無理ありますが、彼は宇宙人だから♪で許せてしまうのは何故だろう(笑)
「本人確認のサーチをしたんだろうけど、 その機能を乱す電波を出していたのを気がつかなかった?」
「あれが……」と確認の際の画面の乱れを思い出すホージー。

「この野郎!本物のエリカちゃんはどこだ!?」
「ボクの世界さ!」
そうして ケバキーアさんは「ボクの世界」に姿を消してしまいます。

「そんな…」
「仲間がいたなんて…」
「そのうえ、エリカちゃんも、ウェルネストーンも……」
すっかり事件は解決したと思い込んでいたメンバー達は一同に肩を落とします。こうなると身代金要求の時にもヘブン君にやらせて自分は姿を見せなかったケバキーさんの作戦勝ちですね。

「ばかな…」と膝をつくホージーは完全に放心状態。そんな状態で来週に続きます。


さて、失敗を知らないエリートは立ち直る事が出来るんでしょうか?
まあ、素敵な「相棒」もいるし大丈夫でしょうけど。
人間はやってしまった失敗をどうフォローするかが真価です。頑張れよ〜〜♪♪


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