←HOME デカレンジャー日誌  

prev

index

next
第4話『サイバー・ダイブ』

先週の続きで、配属以来ミスをした事がなかったらしい超エリートブルー君の「はじめてのしっぱい」物語。何より苦しいのは彼が全然天才っぽく見えない所ですが(爆)まあ、それは置いておいて♪完全なる判断ミスは挫折を知らないエリートには痛すぎる薬だったみたいで(しかも新人の助言があったという事実がダメージ×3倍)、硝子の心のエリート君は絵に描いたようにずたずたに落ち込んでしまい、
「俺はプロ失格だ…」
とすっかり使い物にならなくなってしまっています。
しかしそこまで失敗のない完璧な人生を歩んできたんですかねえ。人生に退屈してときめきを求めたりはしなかったんですか?(笑)

さて、デカベースでは作戦会議中。データベースによるとギエンもどき事ケバキーアさんはデジタル化した体でネット上に住み着いている事が判明。つうか公式サイトによるとリコモ星人はみんなホームページを持っているらしい。なんつうか文字どおり「ホーム」なんですね(^^;んでもノートパソコンが一応本体みたいなので、あれがサーバーって事なのかな。
んで、普段デジタル化している彼は、一度外に出てしまうと体組織の崩壊が始まってしまい、20時間は外の世界に出られなくなるらしい。なので、「なら俺達が踏み込めば逮捕出来る!」って事なんですが、んな事言われたって「コンピュータの中に入れる訳ないじゃん!」なんですが。
「それが、出来るんだな〜!」とやってきたのがスワンさん。
彼女が手にしている装置はなんと人間をデジタルデータに変換する事が出来る装置らしい………
……んな事ができるんかい!(^^;
いやまあ、なんたって宇宙時代、きっとやろうと思えば出来なくないんでしょうが(そうか…?)、それにしてもなんかもの凄くばかでかいデータになりそうなんですけど。この時代のHDD&メモリの容量はどれ位なんだろうなあ。

そんなんでまあ、問題はあっさり解決してしまったんですけど、それでも広いネット世界、むやみに探しまわる訳にはいかない。
確実に奴を逮捕する為に、とのボスの指示で、ジャスミンが敵本体の物理的な居場所の調査、の3人はその情報に基づいての場所を特定&コンピュータを押収。そしては敵のネット世界でのの居場所(つまりは隠しページ探しみたいなもの??)を突き止める…という役割分担になったのですが、
「…どうした、ホージー?」
「…自信がありません……」
その気弱な台詞にみんなびっくり。
「どうした相棒、らしくないぜ!」
「そうだよ、ホージーさんはみんなの憧れでしょ?」
とみんな励ましたり揶揄したりしてくれるんですが、彼は呪文のように「あの時俺は、ミスを犯した。俺はプロ失格なんだ…」とへろへろ落ち込むばかり。
仕方がないので、そんな彼はとりあえず捨て置いて4人は出動します。

そしてその頃ネット世界に帰ったケバキーアさんは、前回まで住処であるノートパソコンの持ち運びをやってくれていた(らしい)ヘブンくんの代わりに、ネット通販でバーツロイドを注文します。しかも追加注文なのでネット通販のお得意さまのようです。
とゆうかこの注文を受けていたのが、先日からちらほら姿だけは見せていたコウモリ系アリエナイザーさんで。 …支払いはやっぱカードなのかな。いや代引の方が確実か、つうか宇宙クラスで誰が代引をやってくれるんだ(笑)広告用のホームページとかもあったりするのかな。更新は自分でやってるのかな?時々「今なら10体で送料無料!」とかやってくれたりするのかな?とか、かなりどうでもいい想像をしていました。でも楽しそう(笑)

そして味方の4人は前回デビルキャプチャーが破壊された現場へやってきます。破片はすっかり取り除かれて綺麗になっていましたが。
古川登志夫さんの解説によると、エスパーであるジャスミンは犯人に関連する場所や物から犯人の見たものを感じ取る事が出来るらしい。『サイコメトラーEIJI』の世界ですね♪(ちょっと古)
手袋を取り、ウメコが差し出したデビルキャプチャーのものと思われる破片を手に瞑想にはいる彼女。つくづく思いますがあの手袋は一体どんな材質で出来てるんだろうなあ(苦笑)

そんな彼女が見た(感じた)ものは、
・丸いドームのようなもの
・星空
・高い塔
・水
・数字の1と小さな丸のようなもの
…以上。
この情報からセンちゃんが「もしかしてプラネタリウム…?」と推測、そんなんで4人は二手に別れて「脇に塔と池かプールのあるプラネタリウム」を探す事にします。


そして調査の末、センちゃん&ウメコの親子チームが該当の場所を発見。この際、センちゃんが、何かがひらめく「スィンキングポーズ」と称して逆立ちをやってくれました。つっても柱によっかかってでしたので、どうやら支えがなくては出来ない模様(笑)あの身長(184cm)では逆立ちする場所を探すのも大変そうです。室内では難しいかも(^^;
ついでにいかにも怪しい連中まで発見してしまったので、とりあえず報告だけ入れて2人だけで突撃。
ボスから報告を受けたバン&ジャスミン組も現場に急行することになったのですが、
「ボス、相棒は?」
「まだ、ケバキーアの居場所は掴めていない…」
相棒君は一応コンピュータの前に座って作業をしようとはしているのですが、叩いた端から入力エラー。「俺は…どうかしている…」とすっかりどっぷり更に落ち込み。つまりは彼は入力エラーもした事がない程の天才だったらしいです。すごいなあ(笑)
スワンさんが来てはげましてくれたりするんですが、全然効果なし。影から見守っているボスも気が気じゃありませんって状態だったりします。
「いつものホージーならもうとっくなのに…」と驚き呟くジャスミン。
「…許せねえ、あいつ!」
その状況にぶちきれのバン。「ごめん、ジャスミン!」と車を飛び出して走り出します。ここは新宿ですよね?てことはデカベースは新宿にあるのか?(笑)

そしてバンは相棒の元へ。
…椅子にへたり込んで座っている相棒の姿にちょっと唖然。
「何やってんだよ、相棒…」
「…すまん…」
落ち込みまくっている彼は素直とゆうかなんとゆうか。自信喪失もここまでくると凄いとゆうかなんつうか極端な奴。
そんな腑抜け状態の彼に、バンの怒り爆発。

「…『すまん』じゃねえだろ〜〜!」

と、叫ぶやなんと彼の脇腹に思いっきり華麗なドロップキックをお見舞い。
…彼はスペシャルポリスです。普通に考えたら死にそうです(^^;
でもまあ相手もスペシャルポリス。まともに入っていたと思われるのにのに特に痛がりもせずに何がなんだかびっくりって表情で倒れ込むホージーに、
「『相棒』って言うなって言えよ!もっとえらそうにしろよ!情けねえぞ、ちょっとミスったぐらいで!」
どうやらバン君は「『相棒』って言うな!」って言われるのが楽しくて相棒相棒言っていたらしい事が判明(笑)結構意地悪いなあ。
…まあ、当のホージー君は多分そこまでは頭回ってなさそうですが。
「…お前に何が分かる!」
「わかんねえよ!…俺なんかいつも失敗してばっかだからな…んな事でいちいち落ち込んでいる奴の気持ちなんて全然わかんねえよ…」
叫んでいたと思ったらいきなりシリアスモードで呟き。そしてバンは椅子から転げ落とされたホージーの代わりにコンピュータの前に座ります。

自分の置かれている状況が全く掴めていないっぽいホージー。
「…いきなりなんだ!」
「俺がやる。…悩んでいるお前よりは、馬鹿でもやる気まんまんの俺の方が100倍ましだ!」
3戦隊前のレッドの決め台詞を拝借して、ハッキングを始めるバン。でも本当にやる気しかないらしくエラーを出しまくり(笑)いいなあ、バン♪
そんなバンの真剣な横顔と、エラー出しまくりの情けなさにやっとこさ心ここにあらずから帰って来れたらしいホージー。

「…んなわけ……あるかああぁぁ!!」

さっきのキックのお返しとばかりに、今度は彼がバンに向かっておもいっきしラリアット。肩の下あたりに当たってたみたいですが、首にいってたらそれこそ死にそうです(苦笑)
形成逆転、ふっ飛ばされたバンに向かって、
「ヒヨッコのお前に何が出来る!いいか!腐っても俺は、戸増宝児だ!」
…復活。まあ、確かに腐っても豆腐は豆腐だよなあ…とかどうでもいい事を考えつつ(^^;人が変わったように、とゆうかすっかり元に戻ってキーを叩き出したホージーにバンは凄く嬉しそう。
そしてみんなの憧れのホージーさんは、あっという間にケバキーアの居場所を突き止める。 早!(笑)これなら先のジャスミンの台詞も頷けます。つうかホント極端な人です(^^;エリートってのも大変だ(苦笑)

そこに、完成した人間デジタル化装置を持ったスワンさん&ドギー親分が登場。…影から二人のやり取りを見守っていたのかな?
「俺をデジタル化して下さい!」「いや、俺を…!」とすっかりいつもの漫才コンビに戻った二人にスワンさんはため息ひとつ、二人まとめてデータ化してサイバー空間へと送ってしまいます。

てゆうか。

デジタル化をするってことはある程度アナログ情報を切り捨てるってことなので(非可逆圧縮みたいなもんですな)、後で再生した人間は大丈夫なのかよ〜(汗)とか全然要らない心配をしてみたりして。
それ以前にデータってのはあくまでも電気信号なので、人間のデータを総てインプットするならともかく、物質そのものまでをデジタル化って…(汗)マトリックスですら本体は本体で残ってましたからね(^^;…でもまあ、てことはデータに基づいて人間を空気中かなんかの新物質で再構築するって事でしょうから体が新しくなって結構快適だったりして(笑)
それ以前に、そんな技術があるのならば、バンもわざわざ車で宇宙走ってこないでデジタル化して送られてくれば早かったじゃん!(笑)とか思ったり。
まあ、話は前後しますが、スワンさんが「こんなに負荷がかかるなんて…」と焦っていたので、 まだ実用には耐えないのかもしれませんけど。だったらだったらでそんな怪しい中途半端な技術を大切なポリス達に使うな〜〜!(-_-;;って感じですけどね。再生出来なかったらどうするつもりだったんだ。…科学者って怖い(苦笑)

デカレン達、仕事も大事だけど命は大切にね♪

さて、そんな危険きわまりない技術でケバキーアさんのコンピュータに入り込んだ二人。早速エリカちゃんを保護し、焼き肉3人前を賭けて戦いはじめるんですが、流石はデジタル社会で舞台は二転、三転と変化。
まずはいきなりビルの屋上っぽいとこ。 下には幹線道路、背景にはレインボーブリッジ…って事は品川近辺の首都高沿いあたりでしょうか。
そこでピンチを切り抜けたと思ったら、今度はいきなり線路の上で、お約束で電車がやってくる。ヤバいと思った瞬間に今度は車両の中。「羽田空港行」と見えるこの電車は京急でしょうかね?
んで、次はトレーラーの上。首都高?…ともかくまあなんかロケに手間がかかってるな〜って感じで見応えたっぷり。楽しかったです♪

んなんで迷コンビのばっちりなコンビネーションでケバキーアさんの幻覚を撃破、舞台は元の部屋とゆうか通路?に戻ります。あれ?エリカちゃんはどこにいったんだ??
裁判所からデリート許可も貰いあっさりケバキーアさんを片付け、ウェルネストーンも無事取り戻し、どこにいたのか分からないけどエリカちゃんも無事保護。
これでおーるおっけー♪な筈だったんですが、人間のデジタル化はとにかくマシンに負荷がかかるようで、スワンさんの作った機械は爆発、デジタル化された3人はノーパソ本体から飛び出すしかなくなってしまいました。
…だから部下をそんな危険な目に合わせるなって!(^^;
銃撃で殉職ならまだしもデジタル化されて死にたくはないものです。

そんなんで、ノーパソの奪取が必須となりましたが、肝心のパソは追加注文分のバーツロイドが持っていて、緑と桃が苦戦中。つうかこのバーツロイドの代金はちゃんと支払われるのでしょうか、心配(笑)
そこにさっき赤に取り残された黄が参戦。という微妙な色合いの3人はその後頑張ってノーパソを無事奪取。デジタル世界にいた3人も無事現実に戻ってきてやれやれです。てゆうかデジタル化された人間、あっさり元に戻り過ぎ(^^;パケットの破片の何個か位デジタル社会に落としてきてそうです(苦笑)

その後ケバキーアさんの残留思念というか残留データが乗り移ったデビルキャプチャーがあらわれたりしたんですが、もうジャッジメントも終わっている事だしって事で、それ程苦労もせずに簡単に撃破。今度こそめでたしめでたしです♪
「…これにて一件コンプリート」
「メガロポリスは日本晴れ!」
「って、お前が言うな!」
…こちらもすっかりいつもの姿に戻って一件コンプリートです(^^)


最後、ウェルネストーンはデカレンが保管する事に。
「これでもう、あなた方に危害が及ぶ事はないでしょう」
の言葉に趣味の悪い異星人家族達も一安心。
で、お約束でバンがエリカちゃんに、
「これから焼き肉に行かない?俺の相棒がおごるからさ!」
「お前だろ!」
とまた喧嘩を始めた二人を置いて、家族は残りの3人を誘って食事にGO!エリカちゃんだけが残ってそのやり取りを微笑ましそうに見ていました。

で、結局どっちがおごったんだろうなあ。そのうちエリカちゃんも呆れて両親達と合流してしまい、結局行き損ねたというお約束なあたりに一票入れたいと思います♪


prev

index

next
←HOME