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巻之二十四『タイコと稲妻』

「20の顔を持つ男」シュリケンさんの登場で訳の分からない方向に進みつつあるハリケンジャー。
ハリケントリオの関心もすっかりシュリケンさんに向いてしまい、おまけに兄者がマルちゃんことマンマルバの呪い攻撃を受けているせいで、せっかく仲間になったのにその仲もいまひとつばらつき気味っぽい今日この頃です。
館長はシュリケンさんの正体を「御前様その方」じゃないかと思い『御身自ら戦いに……』と感慨無量気味です。

さてさて、センティピードではフラビィがサタラクラに『マイナス20点』をあげています。が、サタラクラはその採点用紙を破っちゃって。「ひどい〜〜!(泣)」とウェンディに泣きつくフラビイ。
そんないまいとつ浮きまくっているサタラクラは置いておいて、今回は久々にサーガインが「裏切り者・ゴウライジャー」を倒す為の最強の傀儡を用意♪
マルちゃんは相変わらず呪ってます。てゆうかゴウライジャー、『あれ』の代償がでかすぎてちょっと不幸。


街ではいきなり暗雲が立ちこめ、空から稲妻が人々を襲い始めます。
ハリケンジャーは一般人を避難させつつ、
「この雷、只の自然現象じゃないよな……」と不信顔。
「雷をあやつるなんて……まさかゴウライジャーってことないよね??」
と、結構ひどい発言をする七海。
「あるいは別に迅雷流の生き残りがいたりして」
フォローのようなそうでないような微妙な発言で返す鷹介。

「迅雷流を見損なうな!!」

そこに怒りモードのゴウライ兄弟登場。
「だってそっくりじゃん、お前達の技と!!」
「どこがだ!!節穴か!疾風流の目は」
「ほっとけ一鍬、こんな連中の相手などするな」
「こんな連中ってどういうやつよ!!」
…『仲間』を疑うような、あなた方のような連中です(苦笑)
ともかく 初期思い出す「すぐ怒る一鍬」と「発言にとげのある一甲」。そして怒るハリケンジャー。先週まではもちょっと歩み寄っていたような気がするんですが……そろそろなぞなぞ効果が切れてきたんでしょうか?(笑)
てゆうか「迅雷流などどうでもいい」と言っていた人たちとは別人のようです。『あれ』の放棄とともに流派への愛も戻ってきたんでしょうか?(^^;

そこに現れた本日のジャカンジャの中忍、ウナダイコ。
「あれは傀儡!」
「…サーガインめ!!」
ウナダイコくんはサーガインがゴウライジャーの技を研究して作った雷系の傀儡。研究の成果でゴウライジャー以上に雷エネルギーを吸収して増幅する力を持ったらしい。
「よくも真似たな、我等迅雷流の忍法を!」
「許さん、ジャカンジャ!!」
と怒りに震えるゴウライジャーですが、返り打ちでウナダイゴの雷攻撃を受けてしまいます。

…ゴウライジャーには雷攻撃は効かないんじゃなかったですっけ……?(^^;

ともかくハリケンも参戦しますが、やはり雷に打たれ苦戦気味。

ゴウライも改めて参戦しようとするんですが、その前に、
「貴様らの相手はこのマンマルバら!」
と、しつこいマルちゃん、また登場(^^;
「宇宙忍法・火炎玉」
といきなり幼虫のボールバージョンに戻り炎をまとって体当たり攻撃を仕掛けてきたり。相変わらずの強さに苦戦ぎみのゴウライ。
なんとか反撃しようとするカブトですが、突然胸を押さえて苦しみだして。
変身も解けちゃって転げ回るその姿に驚くクワガ。駆け寄って助け起こしますが、兄者は苦しむばかり(T T)
「貴様の肩で笑っている死神の声が大きくなってきたようらな……わざわざ相手をするまでもないら」
とマンマルバはあっさりひきさがってしまいます。

ハリケン達も一甲の異変に気がつき駆け寄ってきて。
「ぬひひひひ、我が雷忍法の勝ちダイゴ♪」
太鼓くんの勝ち誇った台詞に、
「貴様……!」
と一甲、みんなの手を振り切って素顔のまま太鼓くんにかかって行くんですが、雷の返り打ちにあっちゃって。…だからゴウライジャーには雷攻撃は利かないんじゃ………まあ、いいや(^^;
「ここは一旦引くぞ!」
と「とんずら」を発動して逃げるハリケン&ゴウライ。


でも、気がついたらゴウライ兄弟の姿はなくて。
かわりに祭り装束&ねじり鉢巻の好青年登場。…こんにちわ、マトイ兄ちゃん(笑)
「おまえら、『正義の味方』ってやつだろ??」
「………まあ、そうだけど…………」
先週の探偵さんは「なんだよ、こいつら〜!(汗)」状態だったけど、この太鼓兄ちゃんは「カラータイツ軍団=正義の味方」という世界の常識?を知っている模様。
「だったらお前ら、しっかりしてくれよ!俺は太鼓を悪用するやつはでえっきれえなんだ!」
『太鼓を悪用する奴』ってどんなんだよ(^^;的な発言をかましてくれるお兄ちゃん(笑)
「お前らががんばんなきゃ、俺があの怪物に立ち向かってやるぜ!」と元気いっぱいですが、そこをシュリケンさんに目をつけられ、「この姿なら怪しまれない」とそのままシュリケンさんに入れ代わられてしまいます。不幸(@@;;


一方霞兄弟 in 迅雷の谷(ですよね?)の洞窟の中。
弟は鍋でなにか煮込んでいます。て、なんたって洞窟の中、別にコンロとかがある訳ではなく思いっきり野営状態で(^^;
…この兄弟、未だにこんな生活してるんでしょうか??土方で働いてたから、てっきりもうちょっとまともな生活をしてるもんだとばっかり……いや、電気とかガスとかがあるような(苦笑)あ、電気は自力で起こせるからいいのか♪(←いいのか……??)
別所にちゃんと布団とかベットとかがあったりは……いや、なさそう…だよなあ……(大汗) 冗談全く抜きで兄弟揃って川で水浴びでもしてそうで怖いです。保護してやってくれよ、疾風流(^^;

ともかくそんなサバイバル生活の中で、兄者は何故か上半身裸で手にカブト虫を持って瞑想中。
そして「迅雷流忍法・カブト映し」カブト虫を丸飲みする兄者(笑)共食いだ〜〜!!(爆笑)はともかく、その「カブト映し」によって自分の心臓付近にいつぞやの宇宙サソリの「卵」が産みつけられていることに気がつく兄者。ここしばらくの兄者の苦しみの原因はこれだったようです。
つうか、
……そんなとこに卵が産みつけられていたのならば、本体のサソリはなんでもっと早く心臓に辿り着かなかったの??
とか 、色んな疑問がなくはないんですが(^^;あと牙忍だったらクワガタで同じ事ができるのかな〜?とか(笑)

「兄者、薬だ」
と器を差し出す一鍬。味噌汁でも作ってるのかと思ったら薬だったんですね。
「この辺にはろくな薬草がなくて………」 って、駄目じゃん、迅雷流(^^;
そんなろくなものが飲めるか!とばかりに「大丈夫だ、もう収まった」と兄者は器を受け取ってくれません。ちょっと可哀想な弟君(苦笑)
「……それより一鍬、反撃の準備にかかるぞ!!」
「え??」
「技を盗まれ、このまま引き下がるゴウライジャーか否か、思い知らせてやるのだ、ジャカンジャに!!」
静かに怒る兄者。全くお互いなんつうか執念深いですよね〜(笑)

で、そのジャカンジャ達。
センティピードは「カブトライジャーの体にサソリの卵〜?(汗)」の話題で持ち切りです。どう考えても動かない卵よりサソリ本体を入れる方が凄いことのような気がするんですが……??良く分からない。
つうかじゃあマルちゃんのあの呪いの儀式はなんなんでしょう??『卵よ、早くかえれ〜〜!』とか?(笑)
でも、
「よくやった、褒めてつかわす」
とタウ様じきじきのお褒めの言葉を頂くマンマルバ。

………タウ様が七本槍を褒めている…………。
………初めてではないでしょうか??(^^;

いや、でも以前ウェンディが「タウ様はわたくしの方が色っぽいと言って下さったわ!」って言ってたしな(笑)てゆうか本当にこんな台詞言ったんでしょうか、タウ様(爆笑)


その頃、太鼓兄ちゃんに化けたシュリケンさんはウナダイゴに弟子入り(笑)
「もっとハートを込めて!!」とか言われちゃってますが(爆笑)でも至近距離でウナダイゴの技を見る事によって弱点を見抜いて。
「色々教えてくれてありがとよ!」
とシュリケンジャーに戻って弱点の頭のパーツを攻撃しようとするんですが、なんかうまくいかずに雷に吹っ飛ばされてしまいます(汗)


さて、ゴウライジャーの二人。火の始末はちゃんとして……水をかけてですが(笑)お出かけ準備です♪
「いくぞ一鍬、こんどこそあいつは我等ゴウライジャーの手で……う!」
「兄者!?」
…すっかり『実力はピカ一だけどいいときに限って心臓を押さえて苦しみ出す』昔良くいたキャラを思い出す兄者(^^;
「やはりここではろくな手当てが出来ん……この上は……疾風流に助けを求めよう。」
……ろくな薬草も生えていませんしね(苦笑)でも首を振って嫌がる兄者。
「やつらの医術なら兄者の痛み、取り除けるやもしれぬ!!」
思わず谷を飛び出そうとする一鍬、でも
「やめろ!!」
と兄者は静止。どうしても兄者の言に逆らえない??クワガ君、その言葉にストップ状態。

(この位置で卵が孵化すれば、恐らくは死までは一瞬……。それなら……限られた命なら!!)
ひとり思い悩む兄者。ねえ、シュリケンさんの冷凍剣じゃだめなの??ねえ〜〜??(汗)……まあきっと『心臓に近すぎて不可能』とか訳の分からない理屈をつけられてしまいそうですが(苦笑)

「500年前、我等迅雷流は闇に生き、疾風流は光に生きる宿命を負った。決して相入れぬ存在となったのだ。ならば……」
「兄者………」
……なんか兄者、目が遠くにいっちゃってるんですけど(汗)でも『光に生きる宿命』って言葉いいなあ。とても『忍び』とは思えないけど(苦笑)
「……このまま闇から光を支え続けよう……。それが我等のこの星に対するつとめだ…」
「兄者!!」
兄者の負のパワー爆裂の台詞に思わずその胸ぐらにつかみかかるクワガくん。てゆうかやっぱ兄者、光にコンプレックス持ちまくってますね(^^;
でもなんだかんだいいつつ兄者の言葉には逆らえないクワガ君。(結局兄弟喧嘩の時も最終的には「俺を斬れ!」の言葉に従ってましたし)恐らくは強引に「闇から光を支える」運命に甘んじていくことになるんでしょうね、ううん(^^;


さて、正義の味方達はウナダイゴ相手に苦戦中。
せっかく弱点が分っても、近付けなければ攻撃出来ない……らしい。誰か飛び道具系は持ってませんでしたっけ??(^^;
攻撃を喰らって変身が解けちゃうハリケン……でもシュリケンさんは変身したまま(苦笑)


そこに響き渡る、ウナダイゴのものとは違う太鼓の音。

どんどんてんてんどんどんてんてんどんどんどんてんてんどんどんてんてん………………


思わずその音の方向を見上げるハリケン&シュリケン&ウナダイゴ。

丘の上で、法被姿ねじり鉢巻といういでたちで太鼓を叩くゴウライジャーの姿が………(^^;

しかも御丁寧に迅雷流の陣旗まで舞ってたりして(笑)
……てことは反撃の準備って、法被に着替えたり、太鼓を運んだり、陣旗を立てたりすることだったんですか??(爆笑) 下でハリケン達が闘っている最中に、二人して太鼓をかついでえっちらおっちら……その姿を想像するだけで既になんか笑いが込み上げてしまうんですけど(^^;
「勝負しろ!ウナダイゴ!!」
「我等の迅雷流の雷太鼓と!!」
「面白いダイゴ!!」
と太鼓たたき勝負を始めるゴウライ&ウナダイゴ(^^;

「さぁ〜〜〜〜〜!!」

どんどんてんてんどんどんてんてんどんどんどんてんてん
「よいやっさあ!!」
どんどんてんてんどんどんてんてんどんどんどんてんてんどんどんてんてん………
「さぁ〜〜〜〜〜!!」
どんどんてんてんどんどんてんてんどんどんどんてんてんどんてんどんてんどんてんどんてんどんどんどんどん………
ゴウライとウナダイゴ、それぞれの太鼓にチャージされていく雷。

しかし、法被の色も手拭いの色も御丁寧にえんじと紺で。ちゃんと迅雷流のマークが入っていましたので、迅雷流オフィシャル法被ですよね!?(謎)
ではきっと迅雷流の授業には「太鼓たたき」というカリキュラムが組まれていたのでしょう。みんなで法被姿で太鼓の練習をする生徒達………とても忍者学校とは思えない素敵な光景(苦笑)

で、案の定途中でまた具合が悪くなる兄者(^^;
その隙にウナダイゴが攻撃を仕掛けてきますが、結局その攻撃はゴウライの代わりにハリケンが受けちゃって(苦笑)
心配するクワガに
「一鍬、迅雷乱れ打ちだ!!」と兄者。
真剣な面持ちでうなずくクワガ。

して、弟は片肌、兄者は両肌を脱いで気合いを入れて(?)いままでよりも激しく太鼓を叩き始める二人。
てててててててててどてどてどてどてどててててててて……………………
「負けないダイゴ!!」
てんてんててってててんてんてんてん……………………

……どっちもたいして凄い太鼓には聞こえないんですが、それは置いておいて(爆)その雷を呼ぶ太鼓に空には雷雲が立ちこめ、凄い事になってます。雷嫌いのフラビィが泣いてそうだなあ(^^;
その調べは風に乗って、気絶していた本物のマトイ兄ちゃんの元へ。
丘の上の兄弟の姿を認め、
「すげえ……名人級の太鼓だぜ………しかもこのどことなく悲しみを帯びたバチさばき……最高だぜ!!」
……とても名人級には聞こえないんですが(爆)でも名人級なんですよね!(おい)たっぷり雷チャージをした両陣営の太鼓、その稲妻が中央で交差………ゴウライの勝ち!吹っ飛ぶウナダイゴ。
「今だ!!」
と変身するゴウライ兄弟。
BGMは先に発売された「ハリケン音楽忍法帳2」に収録されているゴウライジャーのテーマソング「ゴウライジャー〜今、ふりかえるとき〜」ですね♪
クワガはスタッグブレイカーで、カブトはイカヅチ丸を振り回し「迅雷流剣技!雷撃斬」で攻撃!
マゲラッパが出てきますが、それはハリケン達がせき止めてくれます。
して久々の『2重連』でウナダイゴを撃破です!!

そして実に久々のコピージャイアントの出動♪♪ウナダイゴ巨大化。
轟雷神&旋風神を召還し、立ち向かうゴウライ&ハリケンですが、またまた一甲が苦しみ出しまして(^^;大迷惑。
でもシュリケンさんから新しいからくりボールを貰ってなんとかウナダイゴを撃破です♪
どうでもいいですが、轟雷神っていつも一甲の方にシノビメダルが送られてきますが、ビートルの方でしか使えないんでしょうか??…やっぱお兄ちゃんだからそっちに送るのかな〜(^^;

さて、マトイ兄ちゃんは、
「あの二人を探し出してあのバチさばきを伝授してもらわなきゃ!!」
とやる気まんまんですが、シュリケンさんに記憶を消されてしまい、そのまま運び去られてしまいます(^^;前回のメガレッドと比べると今いち出番が少なかったですが、ファンの方、如何でしたでしょうか??


で、闘い後、崩れ去るように座り込む一甲。それを心配そうに見守る一鍬。
そこにやってくるのーてんき丸出しハリケンメンバー。
「すげえじゃんか!雷を呼ぶ太鼓なんて!」
「こんど私のバックで叩いてもらおうかな〜♪」
『…阿呆かお前らは……』とばかりの目つきで見上げる一甲に、
「大丈夫か?体…………」
と、ひとり異常にまともな台詞を吐く鷹介(笑)でも、
「なんでもない……ただ疲れただけだ。」
さっきから「なんでもない」だの「もう収まった」だの言ってますが、そのお陰で結構周りに迷惑をかけてるんですよ、兄者(^^;ちょっと自覚しなさい、って気も……。
「 …それよりもなんだ、さっきの戦いはぶりは……疾風流も地に落ちたな…」
「お前!せっかく人が心配してやってんのに!!」
具合が悪くて?御機嫌ななめってる兄者、つかみかかるように肩に置かれた鷹介の手を思いっきり払い、
「甘い!そんなことでは疾風流はおろか、地球の終わりも近いな…!!」
といかにもわざとっぽく鷹介の怒りそうな台詞を吐いてみたり。案の定、
「お前なあ………!!」
「鷹介!!!」
切れて一甲に殴りかかろうとする鷹介を必死でとめる七海&吼太。
「ちょっと……言い過ぎよ!!」 「おれたちは本気で心配して………」
「誰も頼んじゃいない!!」
なぞなぞ効果もすっかり切れて、なんか妙にシリアスモードに戻ってしまった兄者です(^^;


(このまま闇から光を支え続けよう……)
先程からひとりその光景を見守ってきた一鍬。その頭の中には先程の兄者との会話がリフレイン。
(それが我等のこの星に対するつとめだ…)
(兄者!!)

(………その為にはあえてハリケンジャーにも憎まれよう………)



…何が「あえて」なんだか良く分かりませんが、とりあえず兄者はハリケン達に憎まれようとしている模様です。多分自分が死ぬかもしれない、って思っているからだとは思いますが……だったら弟を巻き込むなよ……って気も……(汗)いや、巻き込んでもいいけど訳くらい話せって(- -;;)


そのままクワガに支えられるようにして場を去る一甲。…サソリの卵、いつまで引っ張るんでしょうか?(T T)
つうか……まさか……死にゃあ……しません……よね?(^^;


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