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巻之三十二『死神と最終奥義』

…とうとうサソリの卵が孵化してしまいました。
兄者は、 動かなくなってしまいました。
「…こんなの、絶対間違ってる…」鷹介は動かなくなった兄者を抱きかかえてます。
一鍬は、その傍らで叫ぶ事も動く事もせずに、ただ呆然として佇んでます。
そんなとっても悲しい状況で終わってしまった先週からの続きです。

…予告の『ベットの上で苦しむ兄者の図』がなければ、相当取り乱していたかと思われます、私(^^;


さて、そんなシリアスモードから始まった今週。
悲しみと絶望にに包まれた(…兄者ファン的には/苦笑)空を、どっかで見た事のある流星群覆い尽くしています。

「あの流星群は「邪悪なる意志」からのメッセージですと?」
ハム館長さんが御前様と電話中。
普通の二つ折りの携帯電話の上にのっかって会話をしている館長さんですが……話しにくそう…とゆうか、あの小さな体で喋り口と聞き口がかなり離れている電話で会話をするのはとても大変そうです。おぼろさん、ハム館長用の通信機具くらい作ってあげればいいのに。あ、でもおぼろさんにもこの会談?は内緒なのかな??

その御前様の命を受け、シュリケンさんが流星群の解析にかかっている模様で。
狼くんたちはどうしたのかな??と思っていたら……七海と吼太が応戦中。
「どこにいっちゃったんだよ!シュリケンジャー」「もう、急に消えないでよ!」とぼやく二人。

だって、狼さんは三匹。

「ハリケンジャー」−「レッド」=2人。

…基本的に集団リンチが信条の正義の味方さん達は、人数で負けるとそれだけで負ける傾向にありますのでピンチモードです(苦笑)

でも、そんなピンチの時には突然の脇からの援護射撃がお約束♪
「代わりに俺達が来たぜ!!」
……ハリケンレッド&クワガライジャー、見参!!

二人+レッド+クワガ=4人。


とりあえず人数で勝ちました!チャンスです!!(笑)
……まあ、人数がいくらいたって負ける時は負けるんですが………(^^;

そんなんで、突然駆け付けた二人、異様な気迫で狼さんにかかっていきます。
「ねえ、一甲はどうなっちゃったの!?」
………二匹の狼と無言で闘う鷹介。
「一鍬!どうしたんだ!?」
………残りの狼とやはり無言で闘う一鍬。
…だから兄者はどうしたんだよ〜〜〜!!(T T)
「…………まさか………」「そんな…………」
と、縁起でもない台詞を吐いてくれる吼太&七海。
そこにサタやんがやってきて「仲間が地獄に落ちてつらい?悲しい??ボキはたのしい〜♪」なんてのたまってくれるもんだから、
「貴様…」「許さない……」
と、七海と吼太はもうすっかり兄者は死んだものだと思い込み怒りに震えています。鷹介とクワガも怒り浸透モードで、まさに「憎しみこそが力……」状態。ゆるすまじ、ジャカンジャです!


さて、場面は変わっていきなり病院。

「あと数時間の命と……?」

「残念ですが……」

ハムスター館長がお医者さんと話をしています。
その傍らでは兄者がベットで管付きで寝ています。どうやら強制入院させられた模様。
てゆうかベットで寝れて良かったね〜〜♪♪…なんて余裕は兄者には全然なさそうですが。先週終わりはぴくりともしなかった兄者ですが…いや、鷹介が抱き起こした時膝が動いてちょっと笑っちゃったりはしたんですが(爆)ともかくなんか苦しんでます。苦しそうです(T T)
でも生きてくれていて良かった良かった良かった♪♪…入院して苦しんでいる姿を見て安心するってのも酷い話ではありますが(苦笑)でも嬉しいものは嬉しいし(^^;

「現在この…宇宙サソリでしたか?その放出した毒を彼の精神力とでも言うしかない力が強引に押さえ込んでいる状態です。」
………………??(- -;;
……精神力で毒って止まるもんなのか〜〜??(汗)とブラウン管の向こうからツッコミ入りまくり(笑)いいのか、医者がそれで。てゆうかついでに心臓への血液循環も止まってしまいそうなんですけど、兄者…(汗) まあ、止まっててくれてるんだからいいか(^^;
「だが……肉体の方が相当参っている……それもいつまでもつか……」
御前様の命でやってきたというこの先生。全然役にたってくれなそうで、頼みの綱は兄者の精神力だけという状態のようです(- -;; まあ、そんな末期も末期状態になるまで意地を張っていた兄者が悪いんでしょうけど。

時にこのお医者の先生。
「……すっごくどっかで見た事のある顔なんだけどなあ……??」
とたまたま一緒に見ていた弟に呟いたら、
「うん、多分……クウガの…先生。」
「……奈留程。」
クウガこと五代くんの小学校の恩師の先生ですね!そりゃ凄く見た事ある訳です(苦笑)


で、兄者が取りあえずはまだ生きててくれてなによりですが、4人は狼さん相手に苦戦中です。
てゆうか。

狼三匹+サタやん=4人

気がついたらまた互角の数になっちゃってます(苦笑)サタやんは先週に引き続きレッドが相手。まあ、主役だしね〜〜!
んでも劣勢な4人組。攻撃を受けた瞬間に抜け身の術で逃げてしまいます。
「逃げちゃっていいのかな?正義の味方!」
揶揄するサタやん…ごもっともです、返す言葉もありません(笑)
でもまあ『ピンチになったら取りあえず逃げ出す』ってのはハリケンでは昨日今日始まった話じゃないですしね〜(^^;

センティピードではマルちゃんが勝利の雄叫びを上げております。
ついでにタウ様はなんか焦り気味で「早く地球を腐らせろ!」と七本槍に命じます。そのタウ様の様子を不信がる七本槍。…なんだろう??まさか、いくらなんでもここらでぱたっと敵の頭領のタウ様がお亡くなりになる事はないと思うんですが。 …去年じゃあるまいし(笑)


そして現実から逃げ出しちゃった4人は、キャップにマスクに滅菌服に更にはビニールの幕越しとゆうやたら厳重な装備でin集中治療室の兄者と面会です。手術後ってわけでもなさそうだし、大体どうせ手の打ちようがない患者なのに異常な重装備。なんでだろ。
静かに苦しむ兄者の姿。ぜんぜんらしくない弱々しい姿に。
「兄者…やっぱ、俺は兄者がいないと……」
クワガ君が呟きます。
ひとりでは何も出来ないのではないか?と言われているクワガ君。ひとりでは轟雷神も出撃出来ないクワガ君。兄者の決意の強さに「望み通りに……死なせてやろうと……」と呟いたクワガ君。
…死ぬな兄者。とりあえずこんな弟を置いて死ぬな〜〜〜!後追い自殺でもしそうだよ、このひと(^^;
ハリケン達も心配そうな顔で兄者を見つめています。
とくに先週から一鍬をさしおいて目立っている…いや、心配している鷹介君は、
「なんとかならないのかよ………!」
と、いらだちモード。そのまま部屋を出ていってしまいます。

そして、普段の赤ジャケに着替えて廊下を歩く鷹介は、偶然先生とハム館長の会話を聞いてしまいます。
「毒消し!そんなものがあるんですか」
「あくまで理論上の話ですが……宇宙サソリの毒を受けた初期段階に、人体はそれに対抗し、毒消しというか…中和剤をわずかながら造り出します。だか、その為にはごく微量の毒を受け、毒消しに転換する必要があります。」
「だがそれはあまりにも」
「…危険すぎます。毒の量が多すぎたり、毒消しを作るために体力を消耗していたら命を落とす危険性が………この話は聞かなかったことに…」
この聞いてくれと言わんばかりの会話を聞いて、「一甲…待ってろよ!」と鷹介は迷わず病院を飛び出します。


そして場面は岩場の海岸。ハリケンではよく出てくる場所ですが…どこにあるんだろう、おぼろ研究所??少なくとも都内ではないらしい(^^;てゆうか、個人的には「忍者の里」が東京にはあまりあってほしくないんですけど(苦笑)
そして、海に向かって叫びます。
「聞こえるか!マルバ??一甲を…カブトライジャーを倒してもまだ俺達がいるぞ!!俺にも死神とやらを打ち込んで見ろ!!ここにぶちこんでみろよ!!」
と、己の心臓を指し示す鷹介。
…なあんとなく、蚊のおとりになったあややばあちゃんを思いだしてしまったんですが(笑)
「それとも怖いのか??お得意の闇討ちじゃないとな!!」
…と結構かっこいい挑発的な台詞で笑う鷹介の脇におびき出されたマンマルバ登場!…蚊と同レベル…(^^;鷹介もシノビチェンジで戦闘開始です。

さて、場面は病院に戻り、通常服に着替えた残り三人が兄者の容態をガラス越しに見つめています。
……狼さん達はどおしたんだよ、正義の味方達!(苦笑)
風前の灯火の一甲の命の前では、地球のピンチなぞどうでもいい状態のようです、この人たち(^^;まあ、鷹介だってこっそりひとり闘ってるけど、地球の為ではなく兄者の為ですしね。
そこにハム館長が現れて、指摘され、みんなも鷹介がいなくなったことにやっと気がつきます。
「……まさか!」
先程の自分達の危険な会話を思いだして青ざめる?館長。

そして、その「まさか!」君はマンマルバ相手に奮闘中。
「望みとあれば、打ち込んでやるら!死神を」とのマンマルバに、
「やってみろ!…でも次の満月までは長いぞ?」と鷹介。
…この宇宙サソリくんの卵は満月にならないと孵化しないらしい。てゆうか『満月で孵化』ってのが全然宇宙ものっぽくない気がするんですが(爆笑)
「…だったらこの場で地獄におくってやるら!」
と、おもむろにサソリを取り出し、鷹介の胸に止まらせ、直接毒を打ち込ませるマンマルバ。
「うわあああああ!!!」
その毒に苦しむ鷹介…………………。
…そんな事が出来るんだったら、のんきに卵の孵化を待ってなくてもよかったんじゃないか!?と言いたくもなくも…… (^^;

それ以前にいちばん分らないのは、兄者に卵を埋め込んだ際に『思った以上に繁殖して』他の人にまで被害が及んだ訳ですが、……初めは兄者の体内でサソリが猛繁殖したもんだと思ってたんですが、どうもそういうことではないらしい。だったら兄者はとっくに死んでるよ(苦笑)
更には、体内に入り込んだ成虫は、その体内で少しづつ動いて「心臓に達した時死をもたらす。手術で取り出そうとすると毒を放出するから不可能」って設定でしたが、繁殖サソリにさされた後も皆様しばらくぴんぴんしていたし。なぞなぞやってたりとか(笑)
……ううん、分らなくなってきたぞ。『卵の孵化の瞬間に多量の毒を放出する』とか思えばいいのかなあ…?(汗)
……でも今鷹介刺されて苦しんでるし……わからん……(悩)

……まあ、いいか。多分納得のいく説明がなされる日は来ないでしょうしね(爆)


ええとおもいきり脱線してしまいましたが(汗)サソリの毒で視界がふらふらし始めてしまった鷹介。それに迫りくるマンマルバ。
「望み通りの死神の味はどうだ?止めをさしてやるら……」
でもそのやばい!って時に脇からの援護射撃がマルちゃんを強襲!
「鷹介!!」
館長の話を聞いたらしい七海&吼太&一鍬が駆け付けます。
「どうしてこんな無茶を………」

「本来なら弟であるこの俺がすべき……」
先週から鷹介にいいとこをとられっぱなしの一鍬君に対し、
「あいつを倒したかった……それだけだ……」
強がる鷹介は主役の風格です。どんなに強くて(?)も人気があっても主役にはかないませんねえ、やっぱし(^^;てゆうか一鍬ファンにはちょっと不憫な展開ですよねえ…。

でも、こんな時におぼろさんからの連絡が。
「狼達が街で暴れている!すぐ向かってや!!」
……忘れていた訳ではなかったんですね(苦笑)
「でも鷹介が!!」と躊躇するみんなに向かい、
「早く行け!!」と鷹介。
「しかし………」
「まかせろ!!」
その強がりに。折れたのは一鍬。「……頼む……」と呟き、他の二人を促して街に向かいます。

「お前一人で何ができる?」
……目の前にいながらすっかりシカトされてしまっていたマルちゃんがちょっと不機嫌に問いかけますが、
「サンキュー、マンマルバ。助かったぜ!」
と、鷹介までいなくなってしまいます。
「……どういう事だ?」
鷹介を追おうともせず、ただ不信がるマンマルバ。…なんか不憫です(苦笑)

さて、街に向かう一鍬&七海&吼太。
しかし水色黄色とゆう組み合わせは、色見的になんかとっても寂しいです(苦笑) やっぱ戦隊には赤がいないとなあ…。 色身に欠けた緑系配色見本のような三人組、それでもなんとか狼の弱点を見つけようと世界の為に、兄者と鷹介の為に頑張ります!

一方その頃、ひとりお空で流星群の解析にかかっていたシュリケンさん、苦労しながらもなんとか解析完了です。
『けだものとなりしものが街を埋め尽くす時、最終奥義への扉が開く』
「……森でなく街?? 」その解析結果に不思議がるシュリケンさん。

そしてステータス異常・毒状態の鷹介、病院に到着です。
「早く、毒消しの抽出を…!」と促す館長に「こんな状態では彼の生命に危険が及びます!」とお医者さん。
それでも、うわ言のように
「早く…一甲に……」
と呟く鷹介に、
「私は信じます。この子が文字どおり命がけで運んできてくれたのです!」
と館長。お医者さんも折れて「最善を尽くします!」と処置を開始します。

ならんでベットに並ぶ鷹介&一甲。
その腕から腕へと精製された毒消しが運ばれて。
……チューブで繋いでいるだけなんですけど(^^;
んなんでいいのか〜〜??とも思うのですが(汗)まあ、まん中に機械を挟んでいるのでまったくそのままってことはないでしょうけど。少なくとも血液型違うだろうし、この二人。
そして毒消しの注入で……一甲の体の中のサソリの毒が……そしてサソリそのものが……消えて……。
「やった!!」と館長。
つうか、毒はともかく何故にサソリ本体まで消えるか!??(大汗)
なあんか、二ヶ月も引っ張ったのに……実にあっさり消えてしまわれたサソリ君に脱力状態。
いや、兄者が助かってじっつに嬉しいんですが……でもなんか……脱力……まあ、いいか♪
生還おめでとう、兄者!!(^o^)/♪♪

そして狼さんたちと緑系配色見本の3人組。
「こいつら…かならず3体で動いている……」
「そうか…狼の特性………」「一人になると襲ってくる……」
ハリケンの中に入ると妙にお兄ちゃんっぽく渋くなるクワガ君。その意見に従い「一人が囮になり、狼が集団リンチを始めた時点で他の二人が攻撃」作戦を開始。狙いはばっちりでいい感じです♪


胸につけたチューブ類を取り外され、ふと目を覚ます一甲。
「俺は……助かったのか……?」
微笑むお医者さん。状況がよく分からず目をまんまるく見開いて驚いている兄者ですが、でも隣に寝ていた鷹介に気がついて。
「鷹介……?一体どうしたって……??」
苦しそうな鷹介にますます混乱して、ベットに手をついて起き上がる兄者。
「…ひょっとして…俺を助けるために………そうなのか!?」
思い当たる答えをそのまま言葉にしてみて。
でも、鷹介は答えられるような状態ではなくて。
「ばかな……そのために犠牲になるなんて……それじゃ俺と一緒じゃないか…」
あまりの状況に流石に珍しく混乱しまくった兄者、これまた珍しく本音を吐いてしまいます。
「…そんなこと俺ひとりで良かったのに…何故だ鷹介!?」
「死んでたまるか…!」
その台詞に鷹介が反応して、とゆうかうわ言のように呟いて。
「俺は絶対に犠牲になんかならない。一甲を助けて、またみんなで一緒に闘うんだ。死なない…絶対に死なない……」
「鷹介はこの星の生きとし生けるもの総てが好きなのじゃ。一甲、お前にもそうあってほしい、そう願っているおるのじゃ」
自分のおかれた状況と鷹介の言葉を処理しきれない風体の一甲に館長が口を挟んで。…まあ、実際鷹介はそこまでは考えていないと思いますけどね(爆)
「だから犠牲になるな…一緒に戦え…一緒に生きろと……俺に教えようと……命を賭けて……」
一甲はベットから降りて鷹介の脇に立って……そのまま崩れ落ちて。
自分一人の考えだけで動き続けて、ある意味周りと、特に弟にはかっなり迷惑をかけてきたお兄ちゃん。
「うわあああああああああ!!」
動かない鷹介のもとで、その混乱した思いをぶつけるように叫びます。

そして、狼達の相手をしている緑系配色事典のメンバーも、「一人が囮になり、狼が集団リンチを始めた時点で他の二人が攻撃作戦」でなんだかんだいいつつあっさり目に狼君たちを撃破。病院に戻ります。


「目をあけろ、鷹介!一人で、一人で勝手に死ぬな!!」
鷹介を抱き起こし、揺する兄者。先週と逆の展開です。
てゆうか、先週も思ったんですが、毒で苦しんでいるひとを揺すっちゃって大丈夫なのか〜?(^^;
「兄者!!」
鷹介!?
駆け付ける緑系配色見本の3人。
その時、鷹介の心電図がいきなり急変し、……ゼロになって……。
「鷹介!」「鷹介!?」
「うそやろ…おとうちゃん、うそやろ……?」
みんなも、モニターで見てたらしいおぼろさんも、ついでにテレビの前の視聴者もその予想しなかった展開に硬直状態。兄者はもしかしたら死ぬってことはありえたかもしれないけど、鷹介は絶対にそんなことはないだろうと誰もが思っていたでしょうから(^^;
「なんとか言え、鷹介!」
鷹介を抱きかかえ、激しく揺する兄者。
「そんな……」
「うそだろ……??」
「鷹介………」
他のみんなは動く事も出来なくて。
「俺はもう一人では死なない!…いや生きる。お前達と一緒に生きて闘い続ける!約束する!!……だから目を開けてくれ、鷹介!」

鷹介はぴくりともしなくて。

静かに、目を伏せる一鍬。

ちょっと嘘っぽい涙をながす七海。

悲しみを顔全体にだして泣き出しそうな吼太。

「生き返ってくれ、鷹介!!」
肩を抱きかかえて叫び続ける兄者。

その頃、街には野生化した人間達が溢れかえってて。
しかも吸血鬼状態で、次々にと狼化人間を増やしていって。
「これが作戦の最終段階!あっというまにこの星腐っちゃうもんね〜♪」
セクハラをしながら踊るサタやんに、
「いくら増殖したって、肝心の狼がいないんじゃあね!」
「ハリケンジャーもまだいるしね〜!」
と女性陣。つうかクワガライジャーは既に数に入れられていません(爆笑)まあ、確かにひとりでは轟雷神も出撃出来ないひとではどうにもならないのかもしれませんが(苦笑)兄者が生き返ってよかったね〜!クワガ君。
そんななんだで、なんだか良く分らないけど、サタやんの笛で死んだはずの狼が何故か3体合体でいきなり巨大化して。 街は大騒ぎ。地球は絶体絶命のピンチです。

「最終奥義、ついにいづる……」
タウ様が地球を背景に呟いたその時。

急に鷹介の心電図が動き始めて。

「鷹介?」
泣いていた七海が一番に気がついて。
続いて床に座りこんでいた兄者が。更に吼太&一鍬が叫んで。

「腹減った〜〜!ラーメン喰いてえ〜〜!」

いきなり目を開け、起き上がりこんな気の抜ける台詞を吐く鷹介。

「やった〜〜〜!」 と大喜びする七海&吼太。
ゴウライの二人はまだついていけてなくて(笑)

しかし。
死んだのは7:49。
現在は7:52。
……3分位、ちょっと本気で心配してしまいました(苦笑)…まさに心配して損したよ…(^^;

「あ、一甲…生き返ったのか?」
ついさっきまで死んでいたとは全然思えない、いつもの明るい笑顔を向ける鷹介に。おもわずがばっと抱き着く兄者。
「ちょ…一甲、苦しいって……(汗)」
「二度と…二度と死なせないぞ!」
なんか図体のでかい犬がそれを無自覚でじゃれついてきているような気分かも(笑) 鬼まじな台詞を吐く一甲の腕からなんとか逃れた鷹介が、
「何いってんだよ?俺が死ぬ訳ないだろ??なあ??」
とことん脳天気に、脇にいた七海と吼太に同意を求めて。

そのいつもと変わらぬ状況に、おもわず笑う4人。

ゴウライの二人も、仲間になってはじめてと言っていいくらいの優しい笑みを浮かべて。

ばーか!!
と4人で同時に鷹介の頭をどついて。ナイスコンビネーション♪(笑)
かたくなだった兄者がとうとう折れ、これで真の意味でハリケン&ゴウライは仲間になれたようです(^^)

この後、5人で街へ。物凄く久しぶりに見る5人での変身ポーズが感涙モノでした♪♪
そして、それぞれ旋風神・轟雷神を呼んで巨大化狼さんと対峙。なんか嬉しいよ〜!!

「生きてたのか?カブトライジャー???」
その光景を見て、センティピードで焦りを隠せないマンマルバ。彼の命も…ヤバそうだよなあ…(大汗)

ひとり動き回るシュリケンさんは来週三味線を引くらしいし。

さらに来週出るらしい……ハリケンマンモス(笑)

『VSマンマルバ・サソリの卵編』
がとうとう完結でしょうか?
すっかりなかよしさんになった5人の動向も含めて、必見です!!


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