←HOME ハリケンジャー日誌  

prev

index

next
巻之三十七『三の槍と大脱出』

先週最後でマルちゃんがおっきくなってしまい……奇形といった方が正しい気もしますが(汗)
この「マンマルバ暴走体」と呼ばれている生物。姿はもとより、もうマルちゃんとしての意識も残っていないようで……(T T)
ゴウライの二人はその体内に取り込まれてしまい、今週は出番無し……いやいや、大ピンチ状態です(汗)
首にはめられたリングのせいふらふらなハリケンジャーに代わってシュリケンさんが天空神で出撃して応戦するんですが、全然めためたでどうにもならなくて(汗)ハリケンジャーもなんとか旋風神を出して参戦するんですが、やっぱり暴走したマンマルバには全然歯が立たなくて。
天空旋風神ならどうにか…と合体してみはしたんですが、やっぱダメで。
最後の手段とリボルバーマンモスを召還するんですが、返り打ちにあってマンモス君は思いっきり爆発。その衝撃でか鷹介は左腕を負傷しまって!?
さらなる攻撃を受け、みんなもそれぞれのロボから弾き飛ばされちゃって。

倒れる鷹介と吼太。その目に映ったのは、瓦礫の中に倒れている主なき2台のバリサンダー……。
「一甲………一鍬………」
呟く二人のもとに、天空旋風神ではハブの七海が駆け付けるんですが、そこにさらに攻撃を受けて3人吹っ飛ばされてさらにめためたに。
更におまけにハリケンジャー達の首のリングの目がさらに開いちゃって、苦しみ悶える3人。現在出せる限りの戦力をつくしてもこの低落。もうどうにもなりません。

…が、そこで急にマンマルバの動きが止まって。

そのままパタンと(どたんと??)横になっちゃって。

そのまあるいお目々を閉じて……お休みモードに入ってしまった模様(^^;

「なんだ?食べるだけ食べたらGoodnight♪って訳??」
呆れたような口調のシュリケンさんですが、ハリケンの3人は九死に一生を得たって感じでそのまま倒れこんでしまいます。
そしてそのまま病院送り。主治医がいるっていいなあ、って感じのハリケン達です。てゆうかどうしても首のリングがバトロワに見えてしまいます(^^;

「なんなのあれ〜〜??めちゃめちゃに暴れたと思ったら…」
「いきなりオネンネ!?あれじゃ只のケダモノじゃん!!」
センティピードも驚愕と不安な空気に包まれてます。
「恐らくは…流星群の影響で細胞が不安定になり……突然変異を起こしたのだ……」
ぼそぼそと冷静に呟くタウ様。
「…じゃあ、もうもとのマンマルバには……」
「戻れぬだろう……」
その台詞に驚き、おもわずマンマルバの映像を見やる七本槍たち。
ケダモノと化してしまった彼はいびきをかいてぐーぐー寝ていて……。
「マンマルバ………不憫な奴!!」
拳を握りしめて吐き出すサーガイン。最古参でチュウ様が死んだのち、まっ先にその生命が危ぶまれた彼ですが、中々どうして、こうして仲間達が散っていくのを見届ける役に回りそうな感じです。…それもそれで不憫だなあ…(- -;;
「だが…マンマルバの得た「あれ」の秘密だけはなんとしても……!」
「あれ」に対する執念は霞一鬼さん以上(笑)タウ様が呟きます。


「でっかいマンマルバの動きが止まったのは、食べた物を消化する為だったんや…」
マルちゃんからは消火液とゆうかよだれ(^^;が垂れていて、それが周りの鉄骨やらなにやら溶かしまくっていて。
でも、旋風神も天空神も天空旋風神も負けてしまい、鷹介達は負傷してしまった今。
「Missおぼろ!こうなったら一刻もはやくあの飛行体を完成させるしかNothing!究極の三体合体を可能にしたあの飛行体を!!」
ひとり妙に元気なシュリケンさんが促すんですが、
「でも、一甲ちゃん達はどうすんの!?二人はまだあいつの中におるんやで!」
…ハニーは冷静でした。てゆうかハニーは一甲のファンらしいですからね〜(笑)>先週参照

ともかくゴウライジャーがいなくては究極の三体合体も不可能で。
でもそんな時。
「俺達が助けるぜ!」
「鷹介!?」
通信機の向こうから不自然に元気な声が。
「だが、お前達は立つ力さえもなくなって病院に……」
ハムスター館長は心配しますが、
「大丈夫、もうぴんぴんしてます!」
と他の二人も。そして二人を助け出す考えがあると告げて。
「だからシュリケンジャーはおぼろさんと究極のNEWアイテムを完成させてくれ!」
「……OK!」
まずは物わかりのいいダーリンが折れて。ハニーも諦めたようにうなずいて。
「ほな、ひとつだけいっとくわ」と。
きいつけてな、とか無理するな、とか言うのかと思ったら、
「…ゴウライジャーのスーツはそう簡単には解けへん。が、リミットは4時間や。それを過ぎたら一甲ちゃんも一鍬ちゃんも解けてなくなってしまうで!」
…ちったあ鷹介たちの心配もせんかい!(^^;でも二人が解けてなくなってしまっては番組的にも視聴者的にもとっても大変なので、ここはいっちょ鷹介達に頑張ってもらわないとですね!
現在時刻は8:05。明るいところを見ると朝みたいですね。正午がタイムリミットってことのようです。…マルちゃんとゴウライの決闘は『夕暮れ時』だったから、一晩たっちゃった訳ですね。そう考えるとゴウライ達、捕われて既に半日位はたっちゃってるってことで。…頑張れ(T T)

通信を切った後、…実はやはりというかふらふらの鷹介達ですが、それでも一甲達を助ける為に「たのしいバイク教室」を始めます。

バイクに乗ったのは吼太と七海で。鷹介は先ほどの腕の怪我でリタイヤ。
「悔しいけど……たのんだぞ!」
とチェッカーフラッグをふって本日は応援団(?)です。

…この不自然な展開。実は鷹介役の塩谷さんが事故で本当に腕を怪我されてしまってたんだそうで(汗)現在はもうギブスも取れて大丈夫だとオフィシャルサイトで発言されてましたが…まあ、ホントそれでも腕だけでまだ良かったです。お大事に〜!
…てことはここからしばらくの放送分はずっと腕吊ったままなんでしょうかね??

てゆうか、塩谷さんが怪我をされなかったら、ホントは鷹介がバイクに乗ってたのかな。そしたら人材配置はどうなってたんだろう…気になる……。
でもまあ、ここのとこ鷹介と一甲以外のひとの扱いがちょっと悪かったのでいい機会でしょう、ってことで。
バリサンダーはさすがゴウライバイク。はねっかえりで扱いが大変みたいで、乗りこなせなくて苦戦しまくる二人。
「あいつら……こんなのを軽々と……」
ふりまわされまくっている吼太が思わず呟きますが、でもゴウライの二人も変身後でしか乗ってないのに素顔で乗ろうとしてること事体が既に間違っている気がするんですけど?(^^;でも何故か二人は素顔のままバイク教室を続けます。てゆうか二人ともバイク乗ったことあったのかなあ…特に七海(汗)まあいいけど。


…タウ様はマルちゃんの予言内容を読み取ろうと謎の呪文を唱え続けてます。


…ハニー&ダーリンは新アイテムの開発にいそしんでいます。


…ゴウライジャーはなんだかよく分からない透き通った空間に捕われてもがいてます。


…マンマルバはいびきでビルを破壊しています(笑)


ハリケンジャー達は必死にバイク教習をやってなんとかバリサンダーを乗りこなせるようになってきました。つうか鷹介、旗はともかくストップウォッチはなんか意味があるのか!??(^^;


さて、時はリミットの正午。
「もう間もなくタウ様がマンマルバの予言を読み取るわ」
「ゴウライジャーも解けちゃったね♪ハリケンジャーも出てこないし、ジャカンジャ万々歳〜♪」
タウ様のサポートに出てきたジャカンジャ女性陣の「もうすぐ百点満点♪」のその前に。

……旋風神、推参。

タウ様の邪魔はさせまいと、
「起きろ!マンマルバ!!」
二人してマルちゃんに電撃を食らわして(滝涙)起きたマルちゃんと旋風神ががっぷり四つ。

でも旋風神には鷹介しか乗ってなくて。
あとの二人はバイクでマルちゃんの体内へGO!フラビィとウェンディがそれを阻止しようとするんですが、今日は主役の二人。そんなことではへこたれません!!二人の攻撃をもろともせずにマルちゃんの体内に突入です!!

そしてどうにか乗り込んだマルちゃんの体内は半透明な異空間が広がっていて。
降り注ぐ霧雨は消火液の雨。
「早く見つけないと私達まで解けちゃうわ!!」
そんな時、なにか声のような物が聞こえて。二人はその方向に向かいます。

粘着質っぽい半透明の世界。
ビニールっぽい……いやいや(^^;きれいなような、そしてちょっと歪んだ空間。
その奥の方に。
ビニールチューブ……いや、透明な管のようなものに捕われ、吊り下げられぐったりとしたゴウライジャーの姿が。
「……ここはマンマルバの恨みの念が作った世界なのかもしれないな……」
「……だからあんな風に……」
とりあえずジャイロ手裏剣で二人を吊り下げているビニールチューブを切って。
いかにも何かの上にビニールを敷きました!って感じの床(爆)に倒れ込むゴウライジャーの二人。プロテクターとかぼろぼろに解けちゃってますが、まだ息はあるようです。
吼太が一甲を、七海が一鍬を助け起こして。
「吼太…………子供達は……?」
一言目がこれ。優しいなあ、兄者(^^)
「ここから脱出して、みんなで助けるの!」
それぞれに肩を貸して。バリサンダーでタンデムで脱出!!

これでやっと6人揃いました!

新アイテムも無事開発終了!!

さあ、これでTVでは初登場の天雷旋風神の登場です!!


まあ……この後は。
脱出したとたん妙に元気になったゴウライジャーを加えて、三つのからくりボールでトライコンドルを作り三体合体!!
……相変わらずいつの間にかどっかに行ってしまうドルフィンの頭とか、レオンの頭とかはほっておいて(笑)まあ、新ロボは無駄に強いです。あっという間にマルちゃん爆発です………!!

「マンマルバ〜〜!!」
その光景に思わず泣き出すフラビィ。
「マンマルバ!!」
思わずその手をのばすサーガイン。

………合掌………………。

こんどこそ………

やすらかに…………マンマルバ…………………。



悲しい気分に浸っている七本槍の後ろで。
「見えた!「あれ」の秘密が……ふははははは!!!!」
ひとり、微笑む(?)タウザント様の笑い声だけがセンティピードに響いていました。


ストーリー的には、要するにマルちゃんは『タウ様に「あれ」の情報を伝える為だけに復活させられた』ってことですかね。 ある意味、最後の最後でやっと「予言者」としての役割を果たしたって感じですが……。予言者とゆーより只のアンテナじゃないか!?って話もありますが(爆)…まあ、それはそれ。(何がだ)

まあ、巻ノ二十のラストで二本足化してからこっち4ヶ月あまり。新幹部(新幹線じゃないよ♪byサタやん)のサタラクラの出番をなんだかんだいいつつ喰いまくり、ついでにサーガインのシリアス部分も喰いまくり(笑)ゴウライジャーをいたぶりまくり、おまけにタウ様からお褒めの言葉まで頂いたりしちゃった訳ですから……。手下もつれず(マゲラッパは連れてたけど)、誰の力も借りず、ひとりの力のみで動いて…闘って…。
こんな最後が待っていようとは、まんまる時代は勿論、二本足時代にも予想もしませんでしたが(泣)…お疲れ様でした…。今度こそ…天国でチュウ様と仲良く残りの七本槍の活躍を見守ってあげて下さい(T T)



「よくやった!みんな、かっこよかったで!!」
勝利に喜ぶおぼろさんにシュリケンさんが「しい〜〜〜!」っと。
「しばらく、寝かせておいてあげた方がいいようだ」

その背後で。

足をのばして草むらに座っているゴウライ兄弟の。
兄者の右足の上に鷹介が。
左足の上に吼太が。
そして、一鍬の左足の上に七海が。
それぞれ兄弟のふとももをまくらにして、達成感と疲れとで安らかな寝息を立てています。

兄者はちょっと困ったような顔をしながらも、
「あれを乗りこなすとは……危機に動じない強さも身につけたな……」
少し嬉しそうに、優しく呟きます。

「………どうする、兄者??」
足下の七海にちょっと居心地の悪さを感じたのか、一鍬が問いかけますが、
「いいだろう、しばらくは………」
「そうか………」

「……お前にとってはな」
「……!!………兄者!!(汗)」
兄者はすてきに優しく笑って。
一鍬はちょっとうろたえて。…足下の七海をみやって。

……一鍬×七海復活。

いや、もうとっくに忘れられたもんだと思ってましたが(^^;これはもしかしたら最終回まで引っ張るかもしれませんね。ううん…、ここしばらく一甲が鷹介&吼太を、一鍬が七海を助け起こすシーンが多かったのは意図的だったんですね(苦笑)
兄者公認(?)のこのほんのり片思いの断片をみせつつ、本日はほのぼのと幕を閉じました。



来週は、その一鍬が大活躍の模様です。ファイト、一鍬♪♪
…最近微妙に一鍬応援団です。サソリ後半あたり、ちょっと彼、扱いが悪かったから…(^^;


prev

index

next
←HOME