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巻之四十四『御前様と凶扇獣』

先週分の日誌、 「最後の方、『恋文』になってるよ…」と友人からツッコミが入りました(^^; ううん、そうじゃなくても落ち込むような内容の放送だった上に、ちょっと凹んだり落ち込んだりするようなことが色々ばたばたとこれでもかって位重なってくれていた時に書いたのがまずかったのかな(苦笑)…そう言われて改めて読み返してみると、これがかなりこっぱずかしかったりするんですが(汗)まあでも書き直すのもあれなのでそのままにしておきます。…たまにはしおらしくなってみるのもいいでしょう。ね?(←誰に聞いているんだか)


…そんな辛い先週の放送を冒頭から再生されちゃって泣くしかない状態です(T T)

「サーガイン、こんなになっちゃって、かわいそう〜!(泣)」
「ホント〜!見事にまっぷたつ!ハリケンジャーも少しは腕を上げたみたいだね…」
センティピードには文字どおりまっ二つに折れた双剣と小さな棺桶が。…ホントに死んじゃったんですね、サーガイン〜!(泣)しかしあれだけ見事に爆発して、サーガインの本体はその原形を留めていたんでしょうか?もっとも棺桶は空なのかもしれませんが。
「ちょっと…見事すぎる気もするけど……」
その折れた剣を手にウェンディ。

「このサンダールが駆け付けた時にはもうやつらの姿はなく……残念だ……」
いけしゃあしゃあと言ってのけるサンダールの脳裏には先週の光景が。…このヤロ〜〜!!(- -;; …つうかなんで普段はのぞき見しまくっているのに、なんで肝心な所は見てないんだよ、みんな!!サンダル野郎に騙されてるんだよ!気がつけよ!!
「サンダール…………」
タウ様のその声に振り返るサンダルさん………しばし二人で見つめあい。

「……惜しいやつをなくした…………」


「…………………」

……怖い、無言のタウ様は滅茶苦茶怖い。絶対この人分かってる。分かってる上で黙認している………。まあ、それは予想していましたが、でも思ったよりもタウ様怒ってますね。彼にとって七本槍は只の『駒』なんだろうけど、でもそれは自分の使うべき駒なのであって、駒同士が勝手に潰し合いをするのは気分が良くないってことでしょうか。色々予定も狂っちゃいますしね。

そのタウ様の様子に、流石のサンダルさんもびみょ〜に焦っているように見えます。
この人がタウ様を倒して、ラスボスになるって展開も考えたりしたけど。
……それはなさそうだな(^^;この図を見る限り、絶対タウ様の方が役者が上だもん。

下がってしまった評価を回復する為に、サンダールは怒りの矢のメダルを探そうと、例のコピーCD-Rを取り出してプレイヤーにセットします。
「……それは、サーガインが解析したデータ…………」
その長いまつげをぱちくりとウェンディ。その手にはサーガインの折れた剣を持ったままで。
『何かおかしい…!?』と気がつき始めてしまっている。…考えてみれば彼女も剣士(一応ね)で、そして科学者で。サーガインとなにか通じるものがあったのかも。

……勘が良すぎるとちょっと危険な事になりそうだけど。

でも、ウェンディは殺さないと思うんだけどなあ……少なくとも最終回までは。どうだろ…。



一方、キーアイテム『怒りの矢のメダル』をGETしたハリケンジャー達。
でも、それは封印されなくてはいけない。
それを封印する為に彼等は旅に出る。旅のお供は剣士と魔法使いと妖精の王子と〜♪…でなく(笑/© Load of the Ring)そんなんでホビット@ハリケントリオは御前様の元にそれを届ける為にお出かけです♪
でも御前様の居場所がサルマン……もといジャカンジャにばれたらまずいので、変装していくことになりました。
それは分かる。
……でも何故高校生(笑)
……しかも学ラン&セーラー服だよ〜〜!!(爆笑)都内では今どき逆に目立ちそうなんですけど(^^;まあ、ファンサービスって事で!?
ハリケントリオがホビットなら、ゴウライはアラゴルン&レゴラスですかね♪となるとガンダルフは館長かな。いや、館長はビルボの方がいいかな♪で、ううん、シュリケンさんはどうしよう……ギムリ…イメージ違うなあ(笑)…ってロード見てない人、ゴメンなさい(汗)でも見てみたいなあ、ハリケン版ロード・オブ・ザ・リング(^^)

そんなんで、旅の友もホビットハリケンのサポートにちゃんと側にいてくれています。
レゴラス一鍬はスーツに眼鏡のサラリーマン(多分)姿で。
アラゴルン一甲はサンタ装束で(爆笑)
…律儀にヒゲまでつけてるよ、兄者〜〜!(^^;…これもファンサービスなんだろう…きっと多分恐らくは(笑)

そんな仲間に支えられてホビット達の冒険は続きます♪
そしてファンサービス、お次はお蕎麦屋さん@シュリケンジャーの登場♪ここだけ微妙にファンサービスの方向が違う(笑)本日のゲストはオーレッドさんです(^^)
なにしろ店の名前が『朱里軒』、自転車にもおっきく書いてあったのでハリケントリオも「これ古典的すぎない?」とか「どうせどっかにシュリケンボール隠してるんだろ!」とかぺたぺたさわりまくり。でもお蕎麦屋さんは「まったく最近の高校生は……」とシカトして行ってしまいます。
ハリケンジャー達は『…違ったのかな?』と首をひねってますが、何処をどうみてもシュリケンさんでしょう(笑)まあ、そんなんでホビット達の指輪を捨てる旅…でなくメダルを届ける旅は続きます。

…でも、そこに敵が襲ってきます!お約束です。
そんなんで、フラビィ&ウェンディ参上。ちゃんと変装をしていたのにあっさりと見抜かれて驚くハリケン達ですが、でもその程度の変装でばれたって仕方ないじゃん〜(笑)
「…よくもサーガインをまっぷたつにしてくれたわね!」
「サーガインを?」
「俺達が??」
天雷旋風神で絶対究極奥義をぶちかました記憶はあっても、まっぷたつにした覚えはないハリケン達。その姿に、
『どういうこと………??』
と不信顔のウェンディ。敵であるハリケン達が嘘をついている、という考えは微塵も浮かばないようです。まあ、その見解は非常に正しいのですが。
それでも問答無用でかかってくる、とっても強い女性陣。ピンチのホビットくん達。

でもホビット達には心強い味方がついてます!アラゴルン&レゴラス…もといゴウライ兄弟見参♪
「ここは俺達に任せろ!」
と、傍役らしい台詞を吐いて(T T)…『闇から支える』って言っていた昔より、『一緒に闘う』と決めた今の方が影からハリケン達を支えているような気がするよ、ゴウライジャー(^^;ハリケンジャー達を先に行かせて。
そしてサラリーマンとサンタのシノビチェンジ(爆笑)…笑った。植木屋の時も思いましたが、ホントかっこいいんだかかっこわるいんだか紙一重です(^^;

そして仲間の助けを得て、ホビット達の冒険はまだ続きます。いつのまにか服を着替えて只の私服になっています…変装は諦めたか(笑)てゆうかこの方が制服よりも目立ってないかも……。
でもそこにまた敵が登場。…今年の敵さんは数が多いから…(^^;で、サタラクラ登場。
再び冒険続行のピンチに陥ったハリケン達ですが、でも彼等にはまだ力強い味方がいます♪シュリケンさん@お蕎麦屋さん参上。

サタラクラはシュリケンさんに任せて、先を急ぐハリケン達ですが………主役には一番美味しい敵が待っているもので。
そんなんで真打ち・サンダルさんの登場です。
もう仲間は使い切ってしまったので、仕方がないので冒険ははここで一時休止。ホビット達は自ら剣を抜いてサンダルさんとの戦闘に入ります。
でもホビットの未熟なパワーではサンダルさんにかなう訳はありません。6人がかりだって無理があるくらいなんだから…(^^;

フラビィにやられまくる一鍬。
ウェンディの「どきゅん!」攻撃に「うわあああ〜〜!!」と言っている兄者(笑)
サタやんに手一杯のシュリケンさんと、仲間達はとても助けにいける状態ではありません。困りました。

そんなんであっと言う間に追い詰められてしまったハリケン達。
吼太と七海をふっとばし、鷹介を押さえ込み、その胸に彼のハヤテ丸を突き立てようとするサンダルさん。サーガインの時といい、その人の武器でとどめを刺そうとするなんて……ホント嫌な奴だよな〜(^^;
「地球の忍者の力などこんなものだ、引導を渡してやる!」

鷹介!

ボビット達は破れて、地球は闇に包まれてしまうのでしょうか。



…そんな訳はありません。それでは子供の教育上、よくありません(笑)


ハヤテ丸は確かに彼の心の臓野の真上に突き刺さった……筈なんですが。
突き刺さったその場所から、光が。
その光に情けなくも吹っ飛ばされるサンダルさん。…なんか情けなくなってきたぞ、彼も。

何がどうなってるんだかハリケン達にも分からなかったのだけど。
鷹介の胸から、ケースだけ割れた『怒りの矢のメダル』が出てきて。
「このメダルが………」
まあ、バッジだったり手帳だったり、こういうのはお約束ですが……てゆうかどうやってシノビスーツの中からメダルを出したんだ、鷹介!(笑)以前ヘルメットの中におむすびが入っていった時も相当驚きましたが…うん、それに比べればましか。(納得)

吹っ飛ばされたサンダルさん。面白くなかったようで、バドーギ君を呼び出します。
ハリケン達も旋風神で立ち向かいます。


クリスマス商戦宜しく、無意味にからくりボールを連発で使いまくって…からくりボールだけ売れ残っているお店結構あるもんねえ…(苦笑)一生懸命闘うんですが、 でもバドーギくんはとっても強くて。
あっと言う間にまた追い詰められてしまうハリケン達。
仲間達は自分達のことで手一杯で、中々ホビットくん達のもとに駆けつけられない状態だし。
「いいぞ、バドーギ。そのままとどめを刺せ!」
とサンダルさん。命を受け、バドーギくんは旋風神をがしがし踏んずけます。…とどめを刺す気あるのか(笑)

とっても困ったフロド……でなく鷹介。

………困った時の指輪頼み。
………困った時のメダル頼み。

「これしかないんだ!」
と、『怒りの矢のメダル』をセットして。

怒りの矢、発動。

駄目じゃん、闇の属性のアイテムの誘惑に負けちゃあ。
唯一その誘惑に耐えられる清い心を持っていたから、君がメダルを持ってるんでしょう??

…………って訳ではなかったな(苦笑)

このメダルは破壊しなきゃいけない危険なものではあるけど、「ロード」の指輪と違って持ってるだけなら別になんの害もない訳で。
つまりは誰が持っていてもいい訳で。

……よりによってなんで一番戦闘力が低いと思われるハリケンが持ってるんだろう。

………主役だからか (笑)

ええ〜と今回の日誌……「ロード」見てない方は訳わかんないですね(汗)重ね重ね済みません(- -;;


とゆう訳で禁断の武器に手を出してしまった正義の味方達。
禁断の闇の武器は強いです!バドーギくんもいちころです!!
ようやく仲間が駆け付けてくれたんですが、そんなもんは要らない位おーるおっけーです♪
「一気に行くぞ!」
みんな揃ったし、強い武器もあるし、今日は強いぞ♪正義の味方達!

……だった筈なんですが。

旋風神、駆け付けてくれた轟雷神&天空神をいきなり攻撃し始めちゃって。
攻撃された方も訳が分からず、した方はもっと訳が分からず(汗)…まさか『怒りの矢』は味方斬りの魔剣…?と思ったりしてみたり(^^;
どうやら怒りの矢のパワーに旋風神が操られてしまっている模様。
やはり禁断の闇の武器はヤバかったみたいです。お約束です。

「チャンスだ、バドーギ!!」
棚ぼたで振ってきたチャンスを見のがすサンダルさんではありません。バドーギくんも今度はちゃんと攻撃をしていますし(笑)
その圧倒的パワーにとうとう旋風神も耐えられなくなったのか、自爆始めちゃって。 再びピンチの正義の味方達。(こればっか)
「俺が怒りの矢を使ったばっかりに……」
何週か前に蒼いお兄さんが呟いたのと全くおんなじような台詞を吐く鷹介。


その光景に驚いていたのはおぼろさんと館長だけではなくて。

「……何故500年もの間、封印され続けなくてはいけなかったのかが今ようやく分かった。…この身を隠している場合ではない……!」

御簾の中の御前様。
ながいまつげをぱちくりさせた後に、すくっと立ち上がります。

そして、バドーギに旋風神がやられそうになったその時。
旋風神の顔の前に光があらわれて、バドーギの動きを止めて。

そこにはとってもとっても麗しい大人の女性が。

「御前さま!」

「え???」
「あれが??」
「………御前…!??」
…みんなとってもびっくり。
「とうちゃん、御前様があんな女の子やったなんて知ってた?」

「……………!!(ぶるぶる体を震わせる)」

視聴者的にはまあ女性だろうな〜と思えるような感じではありましたが、正義の味方達的には館長や霞一鬼親父に輪をかけたようなおじさん、もしくはじーさんが出てくるもんだと思っていたのでしょう。フツーはそう思うでしょう。みんな驚き過ぎて凍ってます。

「ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー。天雷旋風神なら怒りの矢に耐えられるだろう。合体せよ」

口調はえらそうですが、なんせとっても美人さんにそんな事を言われてしまっては、合体しなければ男がすたると言うものです!(←訳わからん)速攻で合体してあっという間にバドーギくんを倒してしまいます。


「やつだ……やつを捕らえろ!」
「……御意!」
正義の味方達がピンチを脱してほっと一息ついていた御前様にタウ様の命を受けたサンダルさんの魔の矢が襲い掛かってきます。御前様はその神秘的な力だか忍術だかでそれを防ごうとするんですが、ちょっと辛そうな感じで。
「危ない!!」
と鷹介。ロボから飛び出して御前様の元へ。そして疾風斬でサンダルさんを吹っ飛ばして!…とうとう疾風斬ごときでふっとばされるようになったか、サンダルさん……ホント情けなくなってきたねえ…(^^;

これ以上株を下げてはセンティピードでの自分の命が危ないです。
サンダルさんは御前様を捕らえるのを諦めて、代わりに扇子からカラスを出してメカを攻撃、みんなが「うわ〜〜!」とかやってる隙に怒りの矢を奪い取らせて。

「これで振り出しだな……。いずれ『嘆きの弓のメダル』も手に入れる……」

となんとか首を繋いだのでもういいと思ったのか、たかだかハリケンレッド一人に守られている御前をみすみす見のがしてさっさと帰ってしまいます。



「皆のもの、御苦労であった」

岩の上で御前様が素顔の戦士相手にねぎらいの言葉をかけてます。
「私は覚羅………人からは『御前』と呼ばれている」
御前……様
ついさっきまで『御前』とか呼び捨てにしていたみんな、その神々しさと美しさにすっかりやられてしまったようで、態度が急変してます(笑)
「すいません…俺のせいでメダルを……」
と、『自分がいなかったからメダルを取られてしまった』とゆうちょっと傲慢発言をかます鷹介(笑)彼一人乗ってるか乗ってないかであまりどころか全然関係ない気がするんですが(^^;
でも、御前様は優しく微笑んで、
「でもそのお主に私は助けられた……礼を言う…」
なんて優しい言葉をかけてくれちゃったりして。
鷹介は鷹介で、
「そんな………かわいいじゃん……」
とつい本音を言って七海にはたかれてるし(笑)

御前様はその体内に『嘆きの弓のメダル』を封印していて。
その力で500年もの長い時を生きていて。
ひっそりとひとり隠れて、封印の勤めを果たして………。

「だが、もはやこの星の忍者に争いはない。……今こそ、この星のすべての力をあわせ、闇石を守り、ジャカンジャを倒す時………」

その言葉にみんな頷いて。
……なんか普通の忍者ものみたいになってきました(笑)

てゆうか御前様。
頭のヘアピンがとっても気になります(笑)現代に順応しているなあ…(^^;


さて、来週は毎年恒例、年末の総集編ですね(^^)
ゲストはギャバンさんだそうで、楽しみです♪


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