正月2日、弟が「仮面ライダークウガを見たい!」と言い出した。アギトと世界観が繋がっているらしい、というのが気になるらしい。
で、「ついでに何か戦隊ものも借りてくる?」というので、話し合いの末「タイムレンジャー(1)」そして「カクレンジャー(1)」を見る事に。
…で、タイムはともかく何故にカクレンジャー…?(^^;
…いや、以前手に入れた「戦隊もの25作品TVサイズOP&ED集」、
数ある名曲の中で一番インパクトがあったのが、「カクレンジャー」だったんです。
「カクレンジャー、忍者、忍者〜♪」 から始まるそのまんまとしか言い様のないのOPと、
「どろどろどろろ〜ん♪しゅりしゅり手裏剣★ どろどろどろろ〜ん♪びしびしまきびし★」という『…わかったよ、あんたらが忍者だって事は…(汗)』と脱力するしかないようなED。しかも両方ともかなりキャッチ−で、一度聞いたら最後、気がつくと「しゅりしゅり手裏剣♪」とつい口ずさんでしまうという恐ろしいもので(笑)私も暫く頭の中回ってましたが、弟も気がつくと口ずさんでいたし(爆笑)
オーレン、カーレンは見てたんですが、カクレンは全然見た事なかったので、
「カクレンジャー、見てみたいよね…」
「うん…、少なくともオープニングとエンティングの映像だけは見てみたい…」
「同感…(^^; 」
そんなんで、正月特撮上映会、第一日目は「カクレンジャー」と相成りました(笑)
まずはオープニング。予想通りに変でなんか嬉しくて♪(笑)
歌に合わせて「…分かったよ、あんたらが忍者だって事は…(大汗)」って感じのコテコテさで大喜びしてました(^^)つうかブラック役のケイン・コスギが流石に若いなあ(笑)
でも出て来るロボットの顔がかなり変で(^^; 特にアップになるレッド(のらしい)あれは一体なんなんだ…(遠い目)
で、まず出てきたニンジャレッド・サスケとブルー・サイゾウの服装がもろストリート系でちょっと時代を感じてみたり。…94年の放映だもんねえ、まあ(^^;
んで、いきなり「あれ?赤星(昇一郎)さん…?」が登場。
(私の赤星のイメージはウルトラマンではなく『ガイファード』のドクター(笑))
その赤星演じる妖怪に騙されて、レッドが冥界の門(?)を開けてしまい、それによって現代の妖怪達がパワーを得てしまった。
それを退治すべく、「忍者の血を引くものが何故か地面に突っ立ってる(それぞれの色の)刀を抜くと何故かカクレ流忍法を使えるようになってカクレンジャーに変身する」とゆう内容。
ニンジャホワイトこと第24代目鶴姫(←この人がリーダー)に促されてレッドとブルーも刀を抜く事になるんですが、
弟が一言、
「刀、ちゃちいよね…」
…確かに模擬刀バリバリで安っぽさ満点(笑)
しかも抜いたらいきなり祖先が現れて変身アイテムの印篭?を授けてくれたんですが、この先祖達いまひとつうるさくて「インスタントばかり喰うな!」だの「歯を磨けよ!」だの(笑)
しかも「本当の非常時にだけ使え!」と言われて印篭を貰ったのに、貰った瞬間に使ってます、こいつら(爆笑)
で、まあまだ3人ですが無事カクレンジャーに変身♪
…鶴姫はともかく、サイゾウもサスケも実にひ弱そうなにーちゃん達だったんですが、そこはヒーロー、変身したとたんにばりばり忍法を使えるようになります。便利だなあ…。個人的には安さ爆発だった模擬刀が少しまともな刀に変身してくれてちょっと安心しました(^^;
で。ニ話目でイエロー・セイカイが、三話目でブラック・ジライヤが登場してやっと5人揃います。
でで。
これだけだと結構まともな(?)話のような気がするのですが、このカクレンジャー、何が凄いって味方も敵もすべて事項を『忍術』で終わらせてしまう事でしょう。
敵が空を飛ぶのも攻撃をするのも忍術。
煙玉で姿をくらますのも忍術…はまだ分かる。
鶴姫がいきなりバイクを出す(文字通り空中から突然出す) のも忍術。
カクレンジャーってメンバーがロボットに変化するんですが…それも忍術。
しまいにはレッドが妖怪に化けたり、突然虫に変化…はまだ許せる。だが、ラジコン飛行機になってしかもミサイルを発射するのはどうかと思うよ、うん…(汗)
更に敵が自転車に変化して逃げるのも忍術…と目が点になって見ていたら、ブルーだか誰だかが4tトラックに変化してくれました…(遠い目)…も忍術。
…それでいいのかい…(- -;;;
更には「まぼろし城」というお城が画面に大写しで写った時に「…これがロボットになったら笑うよね〜(笑)」と言って見ていたら…本当になりました…(気絶)しかも名前は「無敵将軍」…もういいっす…(脱力)
一話目を見終わって弟が一言。
「分かったのは、これはシリアス路線ではないって事だね…(遠い目)」
「…そうだね…(かなり遠い目)」
カーレンやガオレンとはまた違ったタイプの『お笑い系』であることだけは確信出来ました(^^;
でまあ…カクレンのメンバーが「生活の為にクレープを売っている」のはまあ、いい。
でも、敵の妖怪達が「生活の為にゲーセンで働いている」ってのはどうよ(苦笑)
ついでに言えば妖怪達のアジトはゲーセンの地下にある様です(爆笑)なんだかなあ…。
しかもこの妖怪軍団の妖怪達、一応モデルは妖怪なんですが、もとの妖怪が全く分からない位に姿も攻撃もアレンジされていて。
2話目で出てきたろくろ首、人間形態の時は普通に首がのびるタイプで、妖怪形態になると首が離れるタイプになるっつう両刀使いだったんですが、
「首が離れる形態のろくろ首を倒すのは簡単なんだ。首が離れている時にちょっとでも体を動かすと死ぬんだよね」と弟。
「…でも思いきり動いてるけど体も…?」
「その筈なんだけどなあ…(汗)」
三話目の『おぼろ車』もかなり色々間違ってるし、4話目の『小豆洗い』も間違っているなんてもんじゃないくらいなんか間違ってるし…(汗)ううん、きちんと解説が入るだけになんだか(^^;
つまりはなんていうんでしょうか。敵も味方も技もノリもすべてもっの凄いステレオなんですな。アメリカか何かの「C級ニンジャ映画」でも見てるような気分というか(苦笑)
…例えれば『エピソード1』のアミダラ姫の衣装位は間違っていると思います(^^;
で、とどめはエンティング。
カクレンジャーの雑魚敵って「ムンクの叫び」なんですが(そうなんです…)、そいつらが「どろどろどろろ〜ん♪」の歌に合わせて集団で体操を踊ってるっつうやつで…(死亡)そのあまりの変さをこの文章で伝えることが出来ないのが残念ですが、ビデオで4話連続で見ているうちに芽生えた恐怖。
「踊りを覚えてしまったらどうしよう…(- -; 」
そうじゃなくても頭を回り易い曲なので、3話目が終わる頃には既に頭がすっかり「どろどろどろろ〜ん♪(映像付き)」になってしまい、
「いやだあああああ!こんなマイナーなもので今更マイブームはいやだああああああ〜〜〜!!(号泣)」
…と、ふと脇を見たら…踊るな、弟〜〜〜〜!!!(大汗)
で、2時間近くに渡る上映会が終了した時、弟が一言。
「タイムレンジャー見ない…?」
「でももう疲れたしさ、明日にしようよ〜〜!」
「…一話だけでもいいから見ない……??」
「だってもう(夜中の)2時だし………」
「このまま寝たら夢に見る絶対………(汗)」
「……………………うん…………(汗)」
で、タイムを一話だけ見てその日は終わったんですが、やはりと言うか寝る前に頭の中に流れていたのは 「どろどろどろろ〜ん♪(映像付き)」…。恐るべし、カクレンジャー…(-
-;
てなんで次は「タイムレンジャー鑑賞日記」をやります♪
カクレンは、いつになるか分かりませんが、恐らく続きを見ることになると思いますので、そしたら続編を書く…かも…?(笑)
てゆうか、 弟と二人でマイブームをやってるのは辛過ぎるので、どなたか一緒にカクレン見ませんか〜?(^^;
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