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「『カクレ忍法帳』その2」

正月に第一巻を見てから実に一ヶ月後、やっと第二巻を見る事が出来ました♪
…弟と中々予定が合わない(1人で見るのは辛過ぎる…) 上に、同時進行でタイム・クウガ・ガオ・アギトも見てるんで、まあ仕方ないんですが(^^;
調度ガオの本放送がそろ終わるって頃で、次のハリケンジャーが忍者ものだって事がもう分かっていて、で「混乱しないうちに、取り合えず見とこうか、カクレン…」と(苦笑)

そんなんで、前回同様一緒にタイムの2巻も借りてきて(笑) カクレン&タイム上映会第2回目♪
…どうでもいいですが、特撮見始めてから弟と妙に仲が良くなりました(爆笑)親は呆れ切ってます(^^;

で、久々にみるカクレンは、やっぱどうして中々濃くて(^^;
…でも別にガオレンみたいにキャラが濃いって訳ではなくて。
取り合えず一話目(第5話)見て
「…これってイエローだっけ?」
「…ブルーじゃなかったっけ?この人…(汗)」
「…ブルーがセイカイだっけ?」「いや、セイカイは確かイエロー…」

…一ヶ月振りに見てるとこんなもんです(^^;;

どうもブルー・サイゾウとイエロー・セイカイがなんとなく雰囲気が似てて被る感じですね。
御丁寧にセイカイが青い服着てくれてるし(^^;
「…その点ガオはキャラ立ってるよね〜!キャラも立ってるし、服を見れば色分かるし(笑)」
「それ言うなら、タイムだってキャラ濃いんじゃない?」
「ん〜確かにあれも設定しっかりしてるね。でも全員ジャケット一緒だから色がちょっと混乱するかも…」
「それ言うんなら、ガオは色は分かるけど名前が分からないよ…(汗)」
「いいの、別に覚えなくても何の支障ないから(笑)」

…脱線しました(^^;
あとでカクレン見てる友人にその話をしたら
「ああ、あの二人は被るね〜!えっとカマ言葉を使ってる方がサイゾウ。…区別できるのはそれくらいかな」とのこと。
…言われてみれば確かにカマ言葉。なんでそんなキャラ設定にしたんだろう、ブルー?94年当時の流行りだったのかなあ?とか(笑)
てゆうか戦隊系のブルーってクール系が基本じゃないの??ああでも今回はブラックがいるからクール系はブラックに任せても…いや、でもケイン・コスギにクール系を求めるのは無理があるよなあ(爆笑)
…ううん、全員ボケってのはガオの専売特許って訳ではないようです(^^;


今回第二巻は、ブルーが主役の「ヌリカベ編」、ホワイトが主役の「モクモクレン編」、イエローが主役の「餓鬼付き編」ちょっとレッド主役気味?の「化け猫編」の4本だて。
…妖怪達は相変わらず一見しただけでは全然名前の予想がつかない状態が続いております(苦笑)『モクモクレン』とか絶対『百目』だと思ってたもんなあ(^^;
ついでに、相変わらずあっけに取られているうちに話が終わってしまう、と言った感じで(苦笑)「何故そうくるかなあ…(遠い目)」と一話のうちに一体何回呟いているか、というか。
んで、脱力しきってボーゼンとしてるとこにあの「どろどろどろろ〜〜ん」なエンティング(笑)なんてゆうか、見るのにかなり体力が要る番組であります(^^;


で、今回の見どころ、とゆうか正直それしか覚えていないと言っても過言でない強烈なインパクト、
第7話に登場の「鶴姫バーガー」…。

ええっと、敵は「餓鬼つき」ってゆう妖怪で、こいつに取り付かれると人間はものを食べ続けてしまいには過食で死んでしまう、ってやつなんですが、そいつにイエロー・セイカイが取り付かれてしまいまして。
…取り付くって、文字通り胃の中に住み着かれちゃうんですが(^^; いや、それ位は別に構わないんですが、取り付かれたセイカイは何故か突然巨大化してしまって。
…何故に巨大化…?(^^;
「…てゆうか服はともかく、なんでアクセサリーの類いまで巨大化するかなあ…(遠い目)」と弟。駄目だよ、そんな細かい所をこんな番組で突っ込んじゃ(^^;
ビルよりもでかくなってしまったセイカイは町中の食べ物を食べつくしてしまい、仲間の手によってガリバー旅行記宜しく、山の上につながれてしまいます。

仲間達はなんとかセイカイのお腹の中から餓鬼付きを追い出そうと、街に残っていた最後の食べ物を使ったりもしたんですが、餓鬼付きがセイカイの中からおびき出される前にセイカイ自体がその食べ物を食べてしまってアウト。
呆れながら怒る仲間に謝りながらセイカイが問題発言。
「もう一回チャンスを…今度は大丈夫だから。でさあ…」
「?」
「俺、鶴姫が食べたい!」
「…………??何言ってんのよ!?(汗)」

「大丈夫だから…俺、鶴姫の事が好きだから!!」
…聞き方によっては子供番組にはまずい類いの発言のような気もしなくもないですが(爆)まあ、餓鬼付きをおびき出す餌になってくれ!という以外に他意はないようです。カクレンですしね(笑)
一度は怒りだしてしまう鶴姫ですが、セイカイが1人で大汗かきながら逆立ちして餓鬼付きを追い出そうとしている姿を見ちゃったりして「俺、鶴姫の事が好きだから!」と言う発言にもちょっと情をほだされたりして(笑)餌になってあげることを決意。

…それは別にいい。

次の日の朝、セイカイが目を覚ましたら…どこからともなくいい匂いが。
あっさりと拘束していたロープをぶっちぎり、匂いの元に向かったら、そこには一枚の白い布。
どかしてみたら、そこには忍者装束の鶴姫が!
驚くセイカイに
「もう一度だけ、信じてあげる。
……忍法!鶴姫バーガー!! (どろん♪)」

そして、巨大ハンバーガーに変身する鶴姫。

…ちょっとまて(- -;;;

ラジコン飛行機に変化したり、4tトラックに変化したり、更には自らロボットに変化してまで闘う人達なんで、今更多少何に変化しても驚くつもりはなかったんですが、
…いくらなんでも加工食品に変化はないだろう……(遠い目)
「せめておにぎりだったらなあ……」と隣でため息をつく弟。
感覚が麻痺している気もしなくもないけど、分かるよ、その気持ち(^^;
まあ、その鶴姫の捨て身の行動で、なんとかセイカイに取り付いていた餓鬼付きも離れ、めでたし、めでたしだったんですが、
しかし、いくら「食べたい!」と言われたからといって、本当に食べ物に、しかもハンバーガーに変身する…忍術って一体…(遠い目)

他の話、鶴姫が謎の白馬の王子サマに誘われる第6話とかもかなり変だったんですが、鶴姫バーガーのインパクトにはどうしてもかないませんで(^^;
…人間の体に入れ歯の頭をつけたようないでたちの『餓鬼付き』もかなり変だったんですが鶴姫バーガーには到底かないませんでした(苦笑)


そんなんで、とにかく鶴姫バーガーなカクレンジャーでした(^^;

そして、この後に続けてタイムレンジャー観賞会が開かれまして。
プラマイゼロ!って感じでまあ、いい感じなんですが、でもなんつうかあの世界観からこの世界観への激しい横移動は精神的にちょっと参るものがあります(苦笑)
…でも鶴姫バーガーで一日が終わるよりはましだよなあ、きっと…(^^;



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