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第21話『アバレ恋!キロキロ』

先週ステゴスライドンがキラーの甘言にそそのかされて、とゆうより「アバレンオーにオラは必要無い」とゆう誰が聞いてもつい納得してしまいそうな理由によりキラーチームの方に走ってしまった事にショックを隠せないアバレンジャー達。だってサーフィンのボード役なんてどうみたってそのうち飽きられるとゆうか融通が利かないとゆうか………ともかく「自分の存在価値が見つかってよかったね、ステゴ♪」とつい応援エールを送ってしまいたくなる今日この頃…とゆうか「キラーオーの発売はいつだろ♪」とつい楽しみにしてしまいたくなる今日この頃です(笑)

そんなどんより状況の中、アスカが連れてきた最後の爆竜「アンキロペイルス」から通信が入ります。落ち込んでいたみんなは「よし!新爆竜ゲットだ!!」と一気に元気を取り戻します。
「助けてキロキロ!」とSOSを送ってくるアンキロが現在地の状況説明をしてくれるんですが、その説明は「海みたいで…」「畑みたいで…」「街みたいで…」という非常にアバウトなもので。
結局かくれんぼをしているアンキロにからかわれているだけなんですが、例えからかわれていたのではなくても、そんなアバウトな説明だけで探しに行く方も行く方だと思うんですけど(苦笑)世界の反対側にいたパラサの例もある訳ですから……世界に海岸や畑や街が一体どれだけあると思ってるんだよ、全く(^^;


さて、場面は移ってキラーサイド。キラーさんは海岸の別荘のようなところで何故かダーツをやって遊んでいます。時にノーパソの壁紙にいたゲイラーさんとステゴ、一瞬「スクリーンセーバー?」と思ってしまったんですが、何の事はない、爆竜実況中継モニター代わりなんですね。
時に味方サイドもそうなんですが、あれくらいの知能をもった生物がずっと監視カメラ下に置かれているって状況は精神衛生上あまり宜しくない気がするんですけどねえ(^^;

それで……今週のびっくり。
「海は広いぜ〜♪でも海はキライだ〜!潮風が目にしみるぜ♪」
と、のー天気に登場した……アバレキラー初登場回に1分ももたずに倒された、ある意味伝説を作ったトリノイド、「ヤツデンワニ」再登場!!
…しかもアバレキラーの所でお手伝いさんをやっている模様。ちゃんとエプロンまでかけています(笑)

ヤツデンワニの独白によると、あの際倒された訳ではなく、アバレキラーのベルトのバックルの中に閉じ込められて、そのまま何故かお手伝いさんにされてしまったらしい。まあ、仲代先生も病院を辞めてしまった事が判明してますので、あまり無駄金を使いたくないでしょうしねえ(笑)

まあ、そんな仲代先生の家庭の都合はともかくとして、こきつかわれている(らしい)ヤツデンワニにしてはたまった物じゃない。
「エヴォリアンに帰りたいぞ〜!(泣)」と半べそでついつい海に向かって叫んでしまう。
でもそこで彼は「そうだ、エヴォリアンに電話しよ〜〜!」と頭の受話器でいきなり電話を始めます。
そしてその電話はダイノアースのエヴォリアン基地にちゃんとかかる。つうかエヴォリアン基地に電話がある事が判明。……誰がなんの為に使うんだろ??という基本的ツッコミが入るとこですが、リジェはごく普通に「はい、エヴォリアンです!」と受話器を取ってるし。

直通電話がある悪の組織って一体……(^^;
まあ、気にしていても始まらない。

ともかく直属の上司であるミケラを呼び出してもらって現状を説明するヤツデンワニですが、敵の元でお手伝いさんをやっている彼をミケラは激怒し、「お前なんかトリノイドの恥だ、二度ともう電話してくんな!」と冷たく電話を切られてしまいます。
でもヤツデンワニは「怒らせちゃった〜!」位ののーてんきな状況で。上司の小言は右から左に聞き流す処世術を身につけているみたいです。きっと長生きするよ(笑)
そんでもやっぱこの状況はいかんともしがたい気分らしくて、ならば手みやげを持って帰れば許してくれるだろう!という判断でアバレキラー……は強すぎるので(←ヤツデンワニ判断)アバレンジャーを捕まえて帰ろうと企画をします。
この時ヤツデンワニの想像シーンで、アバレンジャーを見事捕まえて帰った彼を幹部達が拍手&万歳三唱で迎えてくれるシーンが入ったんですが、みんなと一緒ににこやかな顔で万歳&拍手をしているジャンヌはともかくとして、手が短すぎてひとり万歳&拍手が出来ないヴォッファがなんかちまちましていて可愛かったす♪…つくづく重そうだ、あのぬいぐるみ。アクターさん、大変そう(^^;


隙を見て(?)キラーの元を逃げ出したヤツデンワニは、計画通りアバレンジャーを誘き寄せるべく街をてきとにあらしにかかります。
この時手から光線とか出しているんですが……ヤツデとも電話ともワニとも関係がない気が…まあいいか。

誘われるようにそこにらんるがかけつけます。
開口一番、
「あんたって、最低のトリノイドね!」
ヤツデンワニを思いっきり睨み付けるんですが、

「………そんな目で俺を見るな〜〜!」

「?」

「そういうけいべつのまなこで見られると……おれ……おれ……」
「????」
「恋してしまう!」

…………彼の好みだった模様(^^;

すっかりらんるに惚れてしまったらしい彼からはピンクのハートが飛びまくり。
その分かりやす過ぎる表現に悪寒とむずがゆさに震えるらんる。
「突然ですが、おれと結婚を前提におつきあいをして下さい!」
と本当に突然に言い出すヤツデンワニにキック一発お見舞いで思いっきり拒絶。
そんでも諦めきれない恋するトリノイドはどっから呼んだのかのバーミア兵に彼女を捕まえさせようとするんですが、そこはアバレイエロー、爆竜チェンジで16匹もいたバーミア兵を怒りのパワーで吹き飛ばし。
愛するけいべつのまなこがアバレイエローだった事に一瞬だけショックを受けるヤツデンワニでしたが、すぐに気を取り直して、つうか恋は盲目状態でますますらんるに向かって突っ走る。
やっとこさ駆け付けてきたレッド&ブルーの両人に「早くこの気持ち悪いトリノイドを倒して!」と既に腰引けまくり逃げ回り状態。

恋は盲目、攻撃しても「愛する者に攻撃をされるとこんなに気持ちいいもんなんだ〜!」ともうどうにもならない最悪状態。レッドとブルーの協力もあり、なんとか彼は一時撤退してくれるんですが、
「アバレイエロー、否、愛する軽蔑のまなこ。今度二人の愛についてオールで語りあおう!」
‥‥‥全身を覆うむずがゆさに苦しむらんるは、その辺にいた男性陣二人に「掻いて!」と背中を差し出す。女の子の背中を掻くという行為にちょっと…と思ったのか遠慮しながら掻いていた二人に、「もっと真剣にやってよ!」と逆切れ。思わず姿勢を正してらんるの背中を掻く男性陣がちょっと哀れです(^^;


とりあえず恐竜やに帰ってきてひと段落の彼等。いい笑い者にされてふてくされているらんるの元に「ヤツデ」さんから電話がかかってきます。……言うまでもなくヤツデンワニですけど。
「ど〜してここの番号が??」と泣きそうになっているらんるに、
「俺の電話は念じればどこにでも通じちゃうんです!」と、「電線ジャック??電波ジャック??」的な台詞を言うヤツデンワニ。電話帳要らずでなんか凄く便利そうなんですが、とりあえずNTTから請求が来ないといいね♪とか思ったり。まあ、請求がいくとしてもミケラのとこだと思いますが(笑)
電話代を気にしなくていい(と思われる)彼は、「らんるちゃん、歌います!」と、唐突に歌を歌いはじめます。
「けいべ〜つのまなこ〜!そのまなざしに〜恋した俺を〜笑わ〜な〜笑え〜!!わっははははは!!…自分で笑〜ってどうするの〜♪俺は恋するヤツデンワニ〜♪ 」
……ちなみにこれは一番(笑)
まあ、確かにうまいとは言いがたい感じの歌なんですが(苦笑)どうやら「歌のうまい下手はともかくとして、凶悪なまでの不快感を感じさせるらしいと推測されるジャイアンの歌の法則」に乗っ取っているみたいで、らんるは勿論、受話器からしか流れていない筈なのにらんる以外のひとも耳を押さえて苦しみ出す。
あわててらんるは電話を切るんですが、その歌声は聞こえ続けて。えみぽんさんが電話線を引き抜く事でやっと聞こえなくなります。……ってことは少なくとも末端部分はNTTの電話回線を利用してるんですね。

やっと一息ついた恐竜やに横田さんがやってきて、ヤツデンワニが近所の公園で歌っていて、しかもその歌声を聞いたひとがみんな苦しんでいるという事が判明。
「……近所迷惑だ……」と倒れる横田さん。しかし『近所迷惑』以前に「変なやつが……」であのヤツデンワニの造型を片付けてしまっていいのでしょうか?? (^^;あれが「変なやつ」位で済むのなら確かにアバレンジャーなんかホント普通の人間ですよね。まあ、ロボット恐竜が大手をふってのしのし歩く世界で、あんまり細かい事を気にしているとやってられないのかもしれませんが。
「けいべ〜つの言葉〜!そのやさしさに〜恋した俺を〜恨ま〜な〜恨め〜!!きー!きききっき!!…自分で恨んでどうするの〜♪俺は恋するヤツデンワニ〜♪ 」
……これは三番(笑)二番は聞けませんでした、残念。

おまけに、かくれんぼばかりしているアンキロにとうとうアスカさんがキレて、
「お前は昔からそうなんだ!だから友だちが少ないんだ!」
「余計なお世話キロ!」

と思いっきり喧嘩を始めてしまい、仕方なしにアンキロは凌駕&幸人が探しに行く事に、ヤツデンワニの元には「これはプライベートな問題だから!」とらんるがひとりで向かいます。

……つってもストーカーの前にその相手が表れるというのはあまりいい展開とは思えなく。
いきなりプロポーズとして「ヤツデの葉の束」を渡されるわ、いきなりウェディングドレスを着せられるわ……京都編の時、姫衣装をヒロインをさしおいてえみぽんさんが着ちゃったので、そのリベンジでしょうか(笑)
結局退治にいった筈なのに逃げ回る事になってしまうらんる。逃げる、逃げる、ひたすら逃げる。なんせつかまったらあのどでかい口にがぶりキスをされてしまう状況なので物凄く必死です。

……なんかどうもらんるって不幸なヒロインだよなあ……(^^;
昨年のハリケンブルーがかなり扱いが良かったので、尚更そう思うのかもしれませんけど。

でもまあ、逃げ回っていたお陰でなりゆきでアンキロを発見。
「……見つかっちゃったキロキロキロ………」
本人はいたずらっこの子供のように(事実子供なのかもしれませんけど)けらけらしてるんですが、周りの状況はそれを許してくれない。
キラーが参戦してきて、アバレンオーとキラーオーでアンキロの取り合い合戦、とゆうかひっぱり合戦発動で、頭としっぽからひっぱられて更に機嫌が悪くなるアンキロ。ちなみにこの時すでにヤツデンワニの事は双方からすっかり忘れさられており、彼は影からアバレイエロー応援団に回っています。平和。
途中「俺って影が薄いのかな………」といじけていましたが、影が薄いかどうかはともかくとして、既に双方から敵としては思われていないかもしれません。敵というよりはお手伝いさんとストーカー。
…なんにしろ、敵の雑魚キャラ出身としては、面白い立ち位置になるかもしれません。期待。

すっかりひねちゃっていてたアンキロですが、アスカの「お前なんか大キライだ〜〜!」の地面拳でなぐりまくりだだっこ状態を見て、何故か急に「分かったキロ……」とみんなと一緒に戦い始めます。あまりに子供っぽいアスカさんを見て、自分の子供っぽさが恥ずかしくなったのかな(笑)
ちなみにアンキロは右手パーツ。これ以上手を増やしてどーすんだよ、全く(^^;

この後はアンキロの参戦でキラーオーを撃退。つうかまだ登場2週なのに、既に先週の強さを失いかけているキラーオーに涙です(T T)お願い、せめてもちょっとの間位は強くいて……(切望)
アンキロを諦めたキラーは適当な所で退散します。その時しっかりとヤツデンワニを連れて帰っていて。わざわざ連れ帰るとこをみるとお手伝いさんとしてはそれなりに優秀なのかなあ、と思ったり(笑)


アンキロも無事仲間になったしで、めでたしめでたしで恐竜やで仲良くカレーを食べるメンバーたち。そこにまた電話がかかってきて怯える、つうか背中がむずがゆくなるらんるでしたが、お約束で「ラーメン三つと餃子2つ!」とか言われ「間違いです!」と思いきり切ってひと段落。つうか恐竜やはラーメンも餃子も扱っていない事が判明しました(笑)


次週はディメノコとバキちゃんがピンチになるらしいです。
つうかヤツデンワニはレギュラー決定ですか?(笑)
キラーさんはこの後一体どうなるのか、8月中旬の映画公開の頃あたりにターニングがあって味方になるのか?とか色々考えるんですが…………。
唯一言える事は東映ヒーローネットでキラーさんの白コートの発売が決定しているので、「…この人はずっとこのコートで行く訳ね…(^^;」という事位でしょうか(笑) まあ、いいですけど。お揃いのジャケなんか着た日にはブルーと被って大変そうですしね〜!(爆)


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