ボウケンジャー感想日誌


back

index

next

Task.10『消えたボウケンレッド』

今週は前後編の後編……かと思いきや、3部作の中編でした(^^;この時期に3部作ってのも中々思い切りがいいとゆうかなんつうか。

ともかくまあ、先週の続きでおばあちゃんから受け取った人形の片割れを基地に持ち帰ったボウケンジャー達。ハザードレベルは0、蒼太さんの『プレシャスデータベース』に載ってないのはまあいいとして、牧野先生もその存在を知らなかったという事が判明し隊員達はびっくり。
曰く、
「サージェス財団上層部にだけ極秘で知られていたのかもしれませんね」
…てなんで、可愛いなりしてかなりいわくありげなシロモノのようです。

どうでもいいのですが、菜月ちゃんがハザードレベル調べ機(??)に人形を置いた時に、蒼太さんの青い袖がさっと出てきてさくっと操作していたのに燃えました。やっぱいいなあ、蒼太さん♪(←病気)

そこにMr.ボイスからの通信が入り、「その人形が悪の手に渡ると、サージェスが崩壊しかねない」なんて、なんとも意味深な台詞を言ってくれます。
そしてなんと「人形を二体とも直ちに焼却処分するように」と命令してきます。
普通だったら大事に保護すべき宝なんですからみんなびっくり。でもボイスの態度は非常に固く反論の余地がない感じでほぼ一方的に通信を切られてしまいます。

ある意味めちゃくちゃな命令に、おばあちゃんから「大事にしてね」と言われて人形を預かった菜月は思いっきり反発モード。そりゃそうです。「預かります」と言っといて燃やすなんていくらなんでも酷い話です。

規則に固いさくら姉さんは「命令ですから…」と仕方なしモード。
真墨はそもそも人形なんてどうでもいいといった風で「菜月がぐじぐじ言うのはいつもの事だ。燃やせって言うなら燃やしちまえばいいだろと超冷たい感じ。
そんな中、蒼太さんは「菜月ちゃんの気持ちはどうなるんですか?」とさくら姉さんにつっかかりまくり。流石はフェミニストを自認の彼ですが、職務遂行能力うんぬんはともかくとして、とりあえずこういう人は女の子にもてると思います。真墨みたいのじゃ駄目です(笑)
てか。
公式は青黄推奨なんでしょうか(苦笑)
ん〜〜〜!一応私は推奨なんですが、先日の「蒼太『くん』」発言の上に、蒼太がさくら姉さんにばり敬語を使っている状況を見て…ちょっとくじけかかってます(苦笑)いや、青黄も可愛らしくて良いですけどね。


話を戻して、
「もしかしたら、サージェスってのはあのばーさんや風のシズカが言っていたような組織なのかもな…」なんて視聴者の代弁のように呟くブラック。てか、そう疑うように仕向けているとしか思えない状況です。これで本当にサージェスが極悪組織だったら凄いと思うんですが、流石に戦隊でそれはないだろうなあ。


ともかくまずダークシャドウ(正確にはガジャ)に取られたもう一体の人形の行方探し、とゆう事で、何故か真墨が先日ガジャに操られてた気の毒な一般市民の調査に向かいました。

で、残った連中は蒼太さんの提案により、「人形が本当に消却しなきゃならない危険なものなのか?」徹底分析調査を開始。
こういう作業はさくら姉さんの範疇のようで、基本は彼女がやって青が補佐につく感じ。…辛いのはさくら姉さんのキータッチがいまいちでエキスパートには見えない事でしょうか(苦笑)そうでなくても彼女はすんごく爪が長いのでキーボード打ちにくそうなのに(^^;いや、うまい人はどんな爪でも超高速スピードで打ちますけどね。

分析の結果、細菌反応も爆発物の反応なく(んな事は徹底調査までしなくてもわかるんじゃないか?というツッコミはこの際保留)「処分しなくてはいけないものとは思えない」という結果が出て、大喜びの菜月。
が、笑顔で報告を聞いていたチーフが人形の洋服(?)の裏にいかにも怪しい地図を発見し、顔色が急変。
でもその地図の事は誰にも言わず、「時間だ、人形を消却する」といきなりずばっときっぱり言い放ちます。

ここから、チーフがおかしくなります。
…いや、もともとおかしいといえばおかしな人ですが(爆)もっとおかしくなります。


一方、敵サイド。ジャリュウ一族のアジトになんとガジャさん参上!
リュウオーン陛下はめっちゃくちゃ警戒してたんですが、ガジャ様は、
「我々がいがみ合っていてもボウケンジャーが喜ぶだけだ」
と、半分無理矢理、そして先週の戦利品人形(片割れ)を貢ぎ物として、なんとリュウオーン陛下と手を組んでしまいます。
…ガジャ様の構成物の80%は交渉術で出来てます(笑)

んで先ほどのチーフと同じように、人形から謎の地図を取り出す赤白親分。
「サージェスがなんとしても隠したい宝。その在処をこれが導いてくれるのだ」
……………ほ〜〜〜〜〜〜〜!
それが「サージェスが崩壊しかねない」何かなんですね。なる。

でもこの地図は一枚じゃ役にたたないそうで…それでも交渉に来てしまうガジャさんが強気なのか、それならそれでボウケンジャーから取り返せばいいという風のリュウオーン陛下が豪気なのか(笑)
ともかく両者はもう一体の人形を奪取すべく動き出します。


味方サイドに戻って、態度が急変したチーフは抵抗する菜月を突き飛ばす勢いで強引に人形を奪い取ってしまいます。
そのチーフの態度の急変は誰の目から見てもあからさまにおかしいもので。
慌てた蒼太が、
「教えて下さい、何に気がついたんですか?」と食い下がるも、
「別に、只の人形だ」とばっさり。
わたわたしているうちにチーフはエレベータで去ってしまいます。

3人は慌ててチーフの後を追うんですが、追いついた時には既に人形は火の中でした。チーフの有無を言わせない仕打ちに、蒼太は唇を噛み、菜月は膝を落として泣き出してしまいます。チーフ絶対至上主義のさくら姉さんですら、「命令だったんです…」といいつつ目が泳いでいます。
てか、あの装置なんなんでしょうね?危険なプレシャス処分用の消却装置??

続いてチーフはさくらさんに真墨と合流するように指示。蒼太さんと菜月には待機指示を出します。
当然反論モードばりばりの蒼太さんに、
「…俺は既に命令した!」の決め台詞。
…こーゆー時だけチーフになるんだからなあ。こないだはのんきにしりとりやってたのに!!
蒼太さんは不満げばりばりな顔をしながらも、とりあえずその場は菜月ちゃんを支えて引きます。


やさしい蒼太さんは泣いてる菜月ちゃんの為に甘〜いココアを入れてくれます。
…やっぱ公式は青黄推奨なんでしょうか(苦笑)
もっとも蒼太さんは人形うんぬんよりも、チーフに隠し事をされた事に腹をたてまくっているみたいですけど。彼はチーフに絶対の信頼を置いていたような感じですが、裏社会から足を洗うきっかけになったのがチーフとかそんな感じなんでしょうかね? …ううん見たいなあ、蒼太さんとチーフが出会った時の話。

そこに突然先週のおばあちゃんから菜月ちゃん宛に電話がかかってきます。
…アクセルラーの電話番号教えたのかよ、菜月ちゃん!(^^;
その内容は「あなたのブレスレットについて重要な事を思い出したの。あの人形も関わることなの」というもの。このいかにも怪しい電話はすぐ後に罠だという事が判明しますが、そんな事を知らない二人はチーフの待機命令を無視しておばあちゃんの元に向かいます。


そしてその頃問題の中心人物のチーフは牧野先生相手に「俺に何かがあったらあいつらの事を頼みます」なんて、いかにも『俺は今から超危険な事件に巻き込まれます』宣言をしていました。


真墨と合流したさくら姉さんは二人で先日の操られてた不幸な一般市民から話を聞く…というか強引に問いつめて、彼を操っていたのがガジャだという事を突き止めます。ちなみにヒントは「白い変な男」です(爆笑)

で、蒼太と菜月はおばあちゃんとの待ち合わせ場所に出向き、「人形は?」というおばあちゃんにひたすら頭を下げます。
が、おばあちゃんの取り乱し方がいくらなんでもおかしい…と思った所でさくらさんと真墨が登場し、おばあちゃんを強引に気絶させてしまいます。
てかさくらさん、いくら非常事態とはいえおばあちゃんに鳩尾一発はちょっと酷いと思うんですが(汗)

おばあちゃんは先の不幸な一般市民さん同様操られてた訳ですが…問題はおばあちゃんがブレスレットの事を知っていたという事をガジャ様、もしくはリュウオーン陛下がどうして知っていたのか?という事。あの場にいた風のシズカですら気がついてたかどうか怪しいのに。まあ…操った時に聞き出せば済みますけど。


作戦が失敗した赤白首領は自らお出ましします。
チーフも合流して本格的に戦い出すのですが、相変わらずチーフの様子は少々おかしくて一人先走り状態。そして青黄はガジャ様の手の中のもう一体の人形が気になり今ひとつ本気で攻撃が出来ない感じで思いっきりぎくしゃくしています。
レッドがガジャに向かって半強引にリアルクラッシャーを撃とうとしても、青黄は人形に躊躇して不参加。その結果不完全になったらしい攻撃はリュウオーン陛下に跳ね返されてしまいます。…戦隊系共同必殺技は、一見支えてるだけで添え物にしか見えないメンバーも非常に大事だという事が改めて思い出されるシーンでしょう。

でもまあ、巨大化戦闘に入ってしまったら、青黄も普通に参加してるし(笑)流石にダイボウケンは3人じゃ動かせないんだろうなあ…(^^;
でもこの戦闘、ダイボウケンの圧倒的不利。大邪竜ザルドだけでも押されていたのに、大邪竜ギラドまで出てきた時点でもうどうにもならない感じ。基本装備のツルハシとシャベルは全く役にたたず、ドリル&ミキサー、クレーン&ショベルと現在ある装備をフルに出撃させても状況は悪化するばかり。

あまりの圧倒的不利状況に、
「ここは一旦退却すべきです!」とピンクが進言するのですが、レッドは「いや、あの地図はどうしても取り戻さなくてはいけない!」と譲りません。
その台詞を聞き逃さなかった蒼太さん。
「地図…ガジャも同じ事を言っていた…サージェスは、チーフは何を隠してるんです!?」
と、この非常時に「後にしろ、蒼太!」な台詞を言って………。
しかもガジャさん達はダイボウケンの事を「プレシャスにも勝るとも劣らない戦利品」と(過大)評価してくれちゃって、鎖でぐるぐるまきにして奪い去ろうとしてきます。

そんなこんなをやっているうちに状況はどうにもならなくなってしまって、結局チーフの指示で「総員退避!」ということになってしまいました。
勿論つまりは「ダイボウケンを捨てる」というとんでもない指示にあっさり従う部下達ではなく、
「人形はどうなるんですか!?」
……そこかよ、蒼太さん!!(^^;
気持ちは分かるが、もう少し場所と状況を考えようよ。いや、考えてるとは思うけど……女の子にはもてると思うけど、ちょっと感情に流され過ぎかなあ。もっとも彼のこんな態度の背景には、正直菜月ちゃんの気持ちよりもチーフに対する不信感の方が遥かに大きい気がしますが。


で、結局ほうほうのていでダイボウケンから逃げ出してきたボウケンジャー達。あんな状態でもちゃんとハンドルを持ち出すあたりがプロです。
ぐるぐる巻きにされて連れられて行くダイボウケンを見守る事しか出来ないみんなの目は絶望と敗北感に染まっている感じです。

………………が。
チーフがいない。

「逃げ遅れたんじゃ…」と更に悲壮感のオーラが増す4人。

が、相手はあのチーフです。
んな、逃げ遅れるなんて理由で逃げ遅れる訳がない。(←日本語意味不明)

そんなんで、来週はチーフ主役回の様子。久々なかっこいいチーフを期待します!(^^)…最近なんつうかすっかりぼけちゃってた感がありますから(爆)


back

index

next