ボウケンジャー感想日誌


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Task.11『孤島の決戦』

今回はTask.9から続く3部作の3作目。
ダイボウケンは敵の手に。そしてチーフは行方知れず。夕日の中、部下達は必死にチーフを探しまわるんですが、見つかる訳がありません。チーフは自分の意志でダイボウケンの中に残ったんですから。

一方、ダイボウケンを手に入れ、うきうき気分でお宝があるらしい島に向かうガジャ様とリュウーン陛下。それはいいんですが、海の中を大邪竜で歩いて移動ってのはどうかと思います(^^;当然背中にくくられてるダイボウケンも水の中…でも誰も呼吸の心配をしていない所を見ると、どれもこれもちゃんと防水加工及び酸素タンク等を装備してるんだと考えられます。凄いなあ。
しかもその行き先が「小笠原諸島の小島」という事が判明……どの位時間がかかるんだろう…(汗)まあ、北アメリカよりは近いのでもうどうでもいいやという気分です(爆)

で、ガジャさんの手にあった男雛には島までの地図しかなかったので、彼らは島についたもののどこをどう探せばいいのかが分からない。
でもガジャさんは冷静に、
「あの機械使えば島全体を掘り起こす事も簡単だ」
…と指差す先にはダイボウケン。
採掘用に持ってきたのか!?(大爆笑)
いや、その判断はものすごく正しいものだとは思いますが…なんとなく悲しい気分になりました。

で、早速ダイボウケンに乗り込むガジャさんとリュウオウ一族。
でも先週みんなハンドルを持って下りちゃってるのでどーするのかな?と思ってたら、
「なんだこれは?どうやって操縦するのだ?…ガジャ!」
と陛下。やっぱハンドルがないと動かせないのね(^^;
まあ、それでもきっとガジャさんは魔法の力でどうにかするんだろうと思ってたんですが、
「…私に今どきの機械の事を聞くな〜〜〜〜〜!」
と大マジ逆ギレ。…どうにも出来ないのね(- -;;
何も考えなしに盗んできたのかよ!というツッコミもあるでしょうけど、このガジャ様の台詞に思いっきり納得した人は視聴者の99%位に上るんじゃないかと思われます(笑)リュウオーン陛下も諦めたようで、ここでダイボウケンは彼らにとって無用の長物と成り果てます。

そしてこっそりハンドルセットを持って逃げ出していたチーフは、
「しばらくここで待っていてくれ、ダイボウケン。必ず戻る」と言い残して宝探しに出かけてしまいます。


一方、なす術もなくとりあえず基地に戻った部下達。 置いてけぼりにされた4体の補助パーツ働くくるま達も回収されて急ピッチで修理が進められています。
ダイボウケンの反応が東京湾沖で消えたという事から、「チーフがダイボウケンが敵の手に落ちるのを防ぐ為にシステムをダウンさせたのではないか」という推測をし、ちょっとだけ安堵の空気が流れたのですが、手も足も出ない状況なのは変わりなく途方に暮れるしかない感じです。

そんな時真墨が「明石の行動はどう考えてもおかしい」と言い出し、蒼太が「おかしくなったのは人形の秘密に気がついてからだ」と言うので、事件は現場からって事で全員で人形消却現場に出かけます。

先週の危険プレシャス消却装置(?)には燃え残った人形が完全に残っていたんですが、それはよく見ると波右衛門の人形ではなくただのこけし。菜月は「おばあちゃんの人形じゃない!」と大喜びです。
てか、こけしは完全に形が残っていたのであれは別にプレシャス消却装置という訳でもなさそうですね。…じゃあ一体なんなんだろう(^^;

そのこけしの燃え残りの下からボウケンチップが見つかり、読み取れたのは6桁の数字。「おそらく…」というピンクの推測通り、それは隠し扉の鍵。その中には例のお人形さんが入っていました。「おばあちゃんの人形だ!」と菜月は大喜びです。
てか、あそこに模様があった事を今回初めて気がついたんですが、あれってメンバー各自のロッカーみたいなものなんですかね。いや、でも真墨が「こんな仕掛けが…」と言っているとこを見るとそういう訳でもないか。ノリとしては携帯で開くコインロッカーのようです。

「…チーフは人形を燃やしたりしてはなかった…」
先週さんざんチーフにつっかかってた蒼太はちょっと呆然風。さくら姉さんも複雑そうな顔をしています。
「何なんだ、一体…わざわざ偽物を燃やしてまで隠さなきゃならない理由って…」
悪態をつく真墨。彼は先週張り込みをしてた関係でこの騒動の蚊帳の外だったから尚更状況が分からない訳ですね。まあだからこそ燃えた人形を調べるなんて発想も出てきたんでしょうけど。

チーフが人形の着物を調べてからおかしくなった事を思い出した蒼太さんは菜月ちゃんから人形を借りて着物を調べ、例の地図を発見します。つうか出来たら徹底的に調べた時に発見してほしかったです。


その頃、チーフは岩場を上ってました。エンティングで登っている岩場と同じ…というか引きの部分はフィルムを流用してるんだと思いますが(苦笑)登ってる割には手に力が入っていないのが気になります(爆)まあ…多分実際は這っている状態で撮影しているのだと思うので仕方ないのかな。

そしてダイボウケンを諦めたガジャ様と陛下は、とにかくこの島にあるのは間違いないのだからという事で部下を使って人海戦術に出ます。
この際「とにかく怪しい所を探せ」と命じる陛下と、「プレシャスの匂いを嗅ぎ取れ!」と命じるガジャ様の方針の違い(?)がなんか楽しい感じ。つうか両組織とも探索機とかはない訳ですね(^^;


舞台はサージェスに戻り、地図という物的証拠を掴んだ蒼太達はMr.ボイスを問いつめ、「その地図の示す場所には「パラレルエンジン」に関する重要な秘密が隠されている可能性がある」という事を聞き出します。
ゴーゴービーグルにも使われているパラレルエンジンの仕組みはサージェスの中でも知る人ぞ知るのレア情報なんだそうで、それを知りたがっているネガティブや国家からメンバーが狙われるのを避ける為に、あえて教えなかった…というのがボイスの言い分です。
が。
だったらはなからおばあちゃんに正直に言えば、人形の裏についてる地図くらいくれたと思うんですが。おばあちゃんに教える事自体が危険、といっても持っていれば危険なのは変わらないでしょうし。てか、おばあちゃん、今までよく無事でいられたなあ……。
そうじゃなくても、人形を彼らの手で燃やせと言わないで、自分の手元に持ってきてそれから地図だけ処分するとかすれば、あんな事態にはならなかったと思うんですけど。それに地図は燃やしてもものが残っているってのはあまりいい状況とは思えないんですけどね。(サージェスも今ひとつ何が書かれているのかが分かってなかったみたいなので)
何より、地図うんぬんの次元の前にダイボウケンが奪われたってのはもっともっとまずい状況な気がするんですが(^^;

……まあ……すべてはストーリー上の都合という事で(爆)
もっともガジャ様達はダイボウケンは所詮削岩機という位置づけでしかなかったようなので、その重要機密もサージェスが思っているよりも他の組織は欲しがってないのかもしれませんけどね(苦笑)


チーフは「島内の地図」はあっても「島への地図」が敵の手に渡ってしまった状況下で、島へ案内してもらう為にダイボウケンに残った。
誰にも何も言わなかったのは、宝を探す事はサージェスに背く事なので、部下達を巻き込まないため。
そう判断したメンバー達は早速チーフの後を追うべく生き生きと作業を開始します。

蒼太の情報分析力で島の位置を特定し、2体の大邪竜を倒す為の作戦・シュミレーションもばっちり。彼らは修理を終えた補助パーツ「働くくるま」に乗ってチーフの後を追って出かけます。
ちなみに、
ドリル菜月
ショベルさくら
ミキサー蒼太
クレーン真墨
なんですが、これは固定なんでしょうかね?


一方、宝を目前にしたチーフはカース兵達に見つかってしまうのですが「俺がここにいるのは内緒なんだ、悪いな」とお茶目に呟き簡単に倒してしまいます。
が、カース兵には以心伝心能力があったらしく、この際ガジャ様に存在と居場所がばれてしまいます。

その後チーフは宝の箱を見つけ、早速うきうき顔で箱を開封。その顔はホントに嬉しそうですっかり少年に戻ってしまっています。
で、出てきたのは…設計図とゆうかデッサンとゆうかって感じの写本。図の中にはゴーゴーマリンらしき絵も見えます。ルネッサンスの巨匠「レオン・ジョルダーナ」の作品なのだそうですが…レオナルド・ダ・ヴィンチ風の作品です(笑)

が、それは横取りが得意なガジャ様に奪われてしまいます。まあ、あんな見通しのいい場所でお宝見聞をしていたチーフが悪いな(^^;
早速プレシャスを吟味するガジャ様ですが「今どきの機械の事を聞くな!」の人には難し過ぎたようで「何だこれは??」と目を白黒。

…どうやらガジャ様は『サージェスが隠したがっている宝』という以上の情報は持っていなかった模様です。
もうちょっと下調べをしとけって。
チーフにも「四万年間お眠りしていたお前には分かるまい」って言われちゃってるし…(^^;

気になるのは、そのルネッサンス期に書かれたらしいデッサンがどうも鉛筆で書かれたように見えてしまう事でしょうか(爆)

その後、ガジャとカース兵、そして駆けつけたリュウオーン陛下とジャリュウ兵との戦闘に突入したチーフ。素晴らしい動きでプレシャスは勿論、男雛までちゃっかりゲット。おまけに一人でリアルクラッシャーをぶっ放すという暴れぶり。今日は滅茶苦茶強いです。

で、部下もいなくなってしまったしって事で、巨大ロボ戦闘に突入します。

「生かしては帰さん!」
「プレシャスを奪還するのだ、陛下!!」
…いや、奪還した所で陛下だって「なんだこれは?」状態なような気もするんですけど(苦笑)

しかし、2体の大邪竜の相手としては、ダイボウケンはかなり力不足の感が否めません。てか、先週めためたにやられてますし、勝てる訳ないって感じ。
とゆうか一人でダイボウケンって動かせるんですね…。まあ、5人分の負担がレッドにかかるという事なんでしょうけど。
…今ひとつパラレルエンジンの仕組みが分かりません。気力で動くからくりマシン??
…まあいいです。世界中のネガティブや国家が欲しがる(らしい)程のすごい秘密なんですから、私ごとき凡人が知らなくても当然でしょうし(笑)


で、いくらなんでもやばい!!って状況になった時に補助パーツに乗った部下達が登場!
…クレーンやブルトーザーやミキサーやドリルがどうやって小笠原諸島に向かったのかは不問にする事にします。…やっぱ海底を走って行ったのかあな(^^;

チーフへの不信感がきれいさっぱり消えた部下達は、今まで以上の忠誠心?を持ってチーフに合流。
そして今週の目玉「超ゴーゴー合体」のスタート。
勿論お約束でテストなしのぶっつけ本番です。

新合体、基本はダイボウケンドリルショベルですが、体を180度回転させて今までの背中が前に来るような状態に変形。で、ミキサークレーンを踏んづけるように足にすると。んで、ブルージャイロが背中に帰ってきて…ええっと新しい冠は…ブラック??ビデオ巻き戻して見てみたんですが良く分かりません(- -;;
そんなんで出来上がった新合体「スーパーダイボウケン」は妙にごついとゆうか「なんでもくっつけりゃいいってもんじゃないだろ!(-_-;;」と叫びたくなるようなシロモノで。
いやでも…いつもの事ですが戦隊ロボの合体を考えるスタッフの皆様には頭が下がります。見てるだけで頭がこんがらがってるような状況なのに、これでロボットがちゃんと立って動くんだもんなあ。
そしてこのロボはミキサークレーンが足になっている関係上、動く時は歩かずにタイヤですい〜〜と進みます。止まる時はスケート風にターンをするんですが、中々キレが良くて素晴らしいです。

…合体シーンをじいっと見つめていると、何故か超合金おもちゃが欲しくなってくるから不思議です。危ない、危ない(苦笑)

4台のロボを合体させたので、メンバーの体にかかる負荷は4倍の倍の…16倍?それとも8倍?ともかくものすごい事になってると思うんですが、そんなもの夢と希望と信頼で満ちあふれている彼らにはもうどうでもいいものらしく誰一人として辛そうな態度一つ取りません。
そして必殺技の「9つのパラレルエンジンを直結して」繰り出す、要は高速で突っ込んでタコ殴り攻撃で大邪竜2体をさくっと撃破してミッション終了。
搭乗していたガジャ様リュウオーン陛下が心配ですが、まず死ぬ事はないと思いますのでまたの登場を楽しみにしたいと思います♪


最後。
「サージェスを敵に回すかもしれないから僕たちに秘密にして動くなんてチーフらしいですよ」と白旗を上げ和解モードに入ったブルーでしたが、実はチーフは「だって宝の地図だぞ!体がか〜〜〜っと熱くならないか?」とある意味何も考えてなかった事を告白。もっとも彼は「ダイボウケンが連れ去られそうになった時、これで島へ行けると思って体が勝手に動いちまった」と衝動的(本能的?)な行動だったとは言ってますが、その割にはボウケンチップをちゃんと残してたり、牧野先生に不吉な言葉を残したりと下準備は万全だった訳で、…つまりはチャンスを狙ってた訳ですよね。確信犯。とそういう準備周到な性格だからこそ「不滅の牙」と呼ばれる存在になったのかもしれませんが。

まあ、プレシャスも無事手に入れめでたしめでたし。
…つうか写本って…プレシャスじゃないんじゃ…?(^^;まあ、無邪気な笑顔のチーフと、最後ににっこり笑ってチーフに鳩尾一発お見舞いしたさくら姉さんが可愛かったのでいい事にします。

が、今週の可愛い子ちゃん大賞は間違いなくガジャ様でしょうけどね(爆笑)


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