ボウケンジャー感想日誌


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Task.14『甦る過去』

今週は菜月ちゃんメインの話だった筈なんですが、何故か印象に残っているのは真墨ばかり。まあ、半分真墨も主役だからいいんですが……何故だろう(笑)
私の今年の本命は蒼太さんですが、真墨も結構好きですね。見てどきどきって事はないですが(失礼な)一生懸命三白眼になりきれない上目遣いを見ているとなんとなく微笑ましくなります。とゆうか見てるこっちの黒目がつりそうになります(爆)


さて、今週の放送。
菜月ちゃんは何故か室内でローラースケートを履いてころころ滑ってます。「菜月ちゃん特製美味しいココアが入ったよ〜!」とメンバー分のカップをお盆に乗せての登場。それぞれのカップが思いっきりコードネームカラーになっているのが新しい気が。意外とあまりそーゆーのない気が。
まあそんなんで、誰がどう見ても危険で危険で仕方ない風にしか見えなかった光景ですが、やはりとゆうかお約束でココアごと転んでくれます。被害を受けるのはやはり真墨。

ココアを5人分もろに胸に喰らってしまった真墨は「あち〜!」といいながら慌ててジャケットを脱ぎます。タンクトップは脱がなかった所をみると、ボウケンジャケットは防水性も優れているらしいです。まあ、先々週ツクモガミの攻撃からチーフを守ったジャケットですからね(笑)

他のメンツは真墨が脱いだジャケットを囲みながら、
「真墨、お前よく菜月とコンビを組もうと思ったよな〜!」と感心のようなかなり酷い発言をします。
とゆうか汚れたジャケットを見つめてないで、洗うなりクリーニングに出すなりしろって(笑)時間経つと染みになっちゃうよ!!まあ汚れもすきっと落ちる機能ぐらい備えてそうですけど。

ボウケンは職業戦隊ですが、下働きをしてくれる役割の人がいないので、こういう場合はどうしているのかが気になります。こないだのチャーハンも結局誰が作ったんだか分からずじまいでしたし。
牧野先生がそこまで手が回るとは思えないので、ミュージアムの方の人がやってくれるとか??カフェテリアが併設されてて、そこから配達してもらうとか結構現実的かなと思ってみたりします。

……多少脱線しましたが、
「…でも、そういやどうして仲間にしたの?」と今更のように聞いてくる菜月に、一瞬目を見開いて固まった後、「知るか!」といかにもごまかしてますと言った風に吐き捨てる真墨。これが後の伏線になるのですが。

また、「でも、凄いとこもあるじゃん?ゴードムの遺跡でさ…」と第一話の菜月の予知能力の話を始める蒼太さん。
そんな昔の設定、すっかり忘れてました(爆)


その後、Mr.ボイスの指令でプレシャス探しに出かける5人。
今週のプレシャスは『凄く危険なものだ』とボイスが言っていたような気はするんですが、あまりに印象が薄くて忘れてしまいました(爆)まあはっきり言って今週の話的にはどうでもいい事なんですけど(^^;


で、今週の敵当番はダークシャドウ。
彼らは相変わらずガジャさんからカース兵をレンタルしています。が、ガジャ様自体は出てきません(泣)そろガジャ様欠乏症になりつつあります。彼の笑顔(??)が見たいよ〜〜〜!

で、ダークシャドウの実動部隊の風のシズカ闇のヤイバが一応出てきてるんですが、この二人も今週の話的にはどうでもいい感じ。
彼らの今週の一番の仕事は菜月を崖下に突き落とした事だったと言っていいと思います(^^;


そんなんで、崖下の急流に落とされてしまった菜月は、仲間と連絡が取れなくなったと同時に、何故か木に縛られた女の子を発見します。
この女の子、「助けて!!」と大声で叫んでいた癖に菜月が近づいた時にはぐったりしてて手の縄を解いてあげてても動きもしなかったんですけどね(笑)

ようやく目を覚ました女の子…中学生くらいのポニーテールの子なんですが……菜月の顔を見るなり、
「………お姉ちゃん!」
………………え??(^^;

彼女の話を要約しますと。
彼女の名前はミリア、そして菜月の名前はユリア
以前、二人は両親に連れられて超古代の遺跡を訪れてて、その時いきなり現れたトレジャーハンターに両親の命は奪われ、妹は岩の下敷きに、そして菜月はそのトレジャーハンターに連れられて行った…と。

勿論ですが、そのトレジャーハンターとは真墨の事。
安っぽい悪人ちっくな再現ドラマがたまりません(笑)

ミリア曰く、
「その時のショックで記憶がなくなっちゃったんだね…」
菜月はいきなりの事で頭が混乱していたんですが、ミリアと名乗る少女が自分と同じブレスをしていたので、すっかりその「真墨は恩人を装った両親の仇」話を信じてしまいます。


あちこちひっかかる話ですが、それも当然でこれは全部ダークシャドウが考えた罠、だというオチ。
つうかまあ…別に真墨にそんな甲斐性がある訳ない…というより、まだ序盤14話でそんなハードな展開になる訳がない、と思ってましたしね。
これが30話前後だったら案外信じて「真墨がまさか!?」とかちょっとは思ったかもしれませんけど(笑)


でも菜月は信じきって、ミリアと一緒に「真墨は親の仇」とさっきまでの仲間に思い切り攻撃をはじめます。
その強さったら半端じゃなくて4人掛かりでも全く刃が経たない位の強さ。…いくら仲間達が菜月相手に本気で戦えないとしても、いくらダークシャドウの操り力で菜月が強化されていたとしてもこの力の差はなんなんだ(^^;

結局ボウケン連中達は菜月に適わないと思って一旦退却してしまう始末です。
…流石は強き冒険者。


…まあ、幸いにも仲間達は、
「本当に菜月の妹…の訳ないですよね」と真墨の方を信じてくれました。良かったね。

この際、野営らしくテントが作られてたんですが、割とちっちゃめなテントが一個だったので、みんなが寝れるのかなあと心配してみたり。とゆうかそんな装備持ってきてたようには見えませんでしたが(^^;まあ…実は途中までは持ってきてたとか、果てまた空飛んで送ってもらったとかも考えられますけど。でもだったら一回基地に帰ればいいのにねとか思ってみたり。


一方の菜月はミリアと二人で体を寄せて仲良く寝ています。
とても可愛らしい図なのですが……ここでミリアがダークシャドウのツクモガミ・「ネンドガミ」である事が判明。粘土って名前の事だけあって、自由自在に変身出来る能力があるみたいです。

菜月は真墨とのちょっとあったかい思い出の夢を見てるんですが、ネンドガミはそれを「真墨が酷い奴に見える夢」にすり替えてしまいます。酷いなあ(^^;
そうやって夢で刷り込み、そして「二つ揃えば力が倍になるから!」と言ってつけさせたブレスの力で、ダークシャドウは菜月を完全に操る事に成功します。


その後、菜月を取り戻そうとするボウケンジャーと菜月の戦いが再び勃発。
ボウケンジャー達は菜月がブレスで操られている事を突き止め、なんとかブレスだけを破壊しようとするのですが、何しろ菜月は強くて歯が立たない。
…流石は強き冒険者(^^;

仕方なしに傷つけずに取り返す事は諦めて、銃で撃って動きを止める作戦に出ようとしたチーフですが、真墨が「俺に任せろ!」と一人飛び出します。
当然菜月の攻撃をもろに喰らう事になってしまった真墨ですが(非常時にシステムの方から変身出来ないようにする事は出せないのかなあ…)どんなに攻撃を受けても、過負荷で素面に戻ってしまってもめげずに、菜月(変身後)を捕まえて……ぎゅっと抱きしめます。

そして一言。

「俺がお前を仲間にしたのは……お前が、可愛かったからだ〜〜!」
え…………………………。
つうかそうなんだ(^^;
なあんか妙に納得出来る台詞でした。確かに可愛いもんなあ。

後ろで見ていたメンバー達も「うっそ…」「……言ってしまいましたね」と半分呆然とした風に呟いてるし。
メンバーすら納得出来るとても素直な言葉だった模様です。
てか、公式は黒黄推奨なんでしょうか??(^^;
先週まであれだけだったのに!!一気にひっくり返されてしまった感があります。
いやまあ、も可愛らしくていいですが。
……やっぱり今年はシズカか?(笑)

「…そんな事、言える訳ないじゃないか」と消え入るような声の真墨。……確かに。つか、聴いてる方が恥ずかしいです(^^;

でもそれより何より気になったのは、変身後の菜月には男性のアクターさんが入っているという事(爆笑)真墨が菜月をぎゅっと抱きしめているという、戦隊では割と珍しいラブシーン(?)も「真墨、蜂須賀(祐一)さんに抱きついてる…!」というイメージが先行してしまい、どーも複雑な気分でしか見れなかったのがなんか何ともはやです。
ただま、後で東映公式を見たら、その件についてはしっかりと言及されていたので、スタッフ的にも妙にインパクトがあったシーンだったんでしょうね(笑)
真墨役の斎藤ヤスカさん曰く「(蜂須賀さんと)お互いベルトを掴んで演技をしていたので、相撲を取っている気分だったそうな。なんつうか…役者さんんも色々大変。ご苦労様です(^^;

まあ、そんなんで真墨のこっ恥ずかしい発言ショックで菜月が固まった隙に『操りの腕輪』を破壊し、無事菜月は元の菜月に戻りました。めでたしめでたし。
「…なによ、それ……真墨のバカ、バカ!」といいながら彼の胸をぽかぽか叩く彼女はとても可愛かったですが……ううん、黒黄かあ……。


その後、菜月と真墨は殆ど怒りのままにネンドガミを攻撃。素直な連中なだけに非常にストレートである意味無敵な感じ。
ネンドガミも「フラッシュであちこち移動」攻撃でボウケンジャー達を翻弄しようとするのですが、最終的には、ただ単に早く走っているだけの真墨と菜月のコンビ攻撃にやられてしまいます。
しかもこの二人なのでぴこぴこハンマーに殴られ、パワーショベル手に殴られ……なんか可哀想(^^;


で、その後やられてしまったネンドガミはかなり惰性な感じで鳥首領に巨大化させられるんですが、スーパーダイボウケン相手にはちょっと力不足な感じ。
本人もそう思ったのか、一瞬ひっこんで、次に現れたのは巨大化した真墨(笑)
びっくりするメンバー達に「この姿なら思うように攻撃出来まい!」と大笑いの巨大真墨@「影忍法なりすまし」。ううん、ネンドガミも菜月の記憶をいじり過ぎて頭の中に真墨が残っちゃったんでしょうかね〜!(笑)

最もこの作戦は「あんなでかいの真墨じゃない!やっちゃえ!!」の躊躇ない菜月の一言で一瞬で破られてしまいます。その脇でちょっと焦った風の真墨(スーツ)がなんか可愛い♪

そんなんでほんの一瞬の巨大化でしたが、戦隊役者数多けれど巨大化した経験がある人はあまりいないので自慢になるかもなあと思ってみたり。
そして使う技を間違えたネンドガミは(真墨よりもチーフに化けた方が効果的だったかも)その後スーパーダイボウケンにあっさりと倒されてしまいます。


最後。
「ご迷惑をおかけしました〜!」とケーキを持って登場する菜月。それも懲りずにまたローラースケートを履いています。まあ、こけるために履いてるみたいなもんですが(笑)

で、一番踏んだり蹴ったりだった真墨がいない?と思ったら「めちゃめちゃ恥ずかしい事を言ったんで自己嫌悪だって!」…隅で頭を抱えて小さくなてるし。
いや、確かにこっ恥ずかしかったけど、
「…言っとくけどな、本当はお前にどうこうって気はねえからな!気の迷いであんな事言っちまったけど、深い意味は〜〜〜!」と髪ををかきむしりながら叫んでいる姿の方がよっぽど恥ずかしいです(苦笑)

……冒頭にも書きましたが、今週はある意味真墨スペシャルでした。いろんな真墨が見れて楽しかった〜〜♪


最後は「もうブレスの事は気にしない!」と宣言した菜月がケーキに顔を突っ込んで終わりでした。

…しかし、今回こんな話をやっちゃって最終的に菜月の記憶の扱いはどおするんだろうなあ。もう兄弟ネタもブレスネタも使えないじゃん(^^;
まあ、彼女が記憶を取り戻せば済みますけどね。はてさて。


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