ボウケンジャー感想日誌


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Task.15『水の都』

今週の感想第一声は「成長したな、鮫津海19歳!」でした(笑)
今週ゲストの柴木丈瑠(しばき・たける)さんはガオレンジャーのガオブルー・鮫津海(さめづ・かい)役をやられていた方なので、見る人が見れば超お馴染みの顔。ちなみに元ジャニーズJr.だったりもします。Jr.時代は知りませんが(^^;
彼は当時「鮫津海19歳をなめんじゃねえ!」が決め台詞だったんですが、ガオって25戦隊記念作品だったのであれから5年。てことは今年24歳。彼の誕生日は6月末だそうですので、来たらチーフと同い年!?うわ〜〜〜!(^^;

柴木さんを見るのはバトロワ2以来なんですが、アフレコがすんごくうまくなっていて吃驚しました。経験積んで成長したな柴木さん!…と思ってたら、東映公式で日笠Pが同じような発言をされていて大笑い。当時を知る人の感想は似たりよったりなのかもしれません。


さて、今週は「牧野先生が病気になった」というニュースから始まります。
なんでも牧野先生はゴーゴービーグル「NO.10」を稼働させる為に3日も徹夜をしてたんだとか。
…それって病気以前に単なる睡眠不足だと思うんですが(^^;
真墨と菜月が先生に休むようにと進めるんですが、牧野先生は「No.10がもうすぐ…」とパソコンにかじりつきで言う事を聞きゃしない。
最終的には真墨が強引にパソコンのパワーキーをOFFにし(酷いなあ…)アイマスクをつけ、毛布をかけたら倒れるように寝てしまいました。完成までの執念も睡眠不足には勝てなかった模様です(笑)
てか、危険だから頭がすっきりしてから仕上げた方がいいと思いますけど。

でもそれよりも、休ませたいと思うなら、ちゃんとしたベットに寝せてあげろって(^^;あんないかにも簡易ベッド(しかも体がはみ出す勢いの小振りな奴)以外に、せめてもうちょっと大きなベッドはなかったんでしょうか。


真墨菜月は先生の監視役(?)の役目を仰せつかったらしく、今回の任務はで出かける事になります。


3人が出向いたのはどっかの大学の研究室。なんでも地球上の何処の文字でもない文字で書かれた文書が見つかったのだそうです。
「僕は子供の落書きにかけますね。地球って結構狭いですから。これ以上新しい文明が入り込む余地はないでしょう」
「『地球が狭い』か…蒼太らしいな。だが陸地だけじゃなく海も入れれば狭いとは言えないんじゃないか?」
「…成る程ね」(←海中はスパイの範疇外/笑)
「確かに、水中都市の伝説は結構ありますね…」
大学の廊下を歩きながらこんな会話を交わす3人。そんなんで今回の文章は水中都市のものという事で決定です。


が、その文章はボウケンジャーの手に渡る前に何者かに盗まれてしまいます。

盗んだのはジャリュウ系のぬいぐるみ…もとい容姿の怪人ですが、いつもに比べるとちょっと小振りな印象。とはいえ、大学の廊下を走って逃げる姿は目立ちまくりです。しかもまっ昼間だし……よく通報されずに忍び込めたなあと感心(^^;

あまりに目立つのでボウケンジャーも追うのが楽だったみたいで、簡単に先回りして、
「動くな!その文章を返してもらおう」
と銃を突きつけます。

小降りのジャリュウさんは焦るんですが、そこに助っ人参上。
普段の邪悪竜っぽい感じ(??)の大柄な怪人が、その図体には見合わずひらりと舞い降り、
「自分たちのものでもないのに『返せ』とは図々しいな、ボウケンジャー!!」
……言っちゃった(笑)
誰もが言いたくてたまらなかったであろう発言にツッコミを入れてくれた邪悪竜さんに座布団一枚。…彼らもずっとそう思ってたんだろうなあ。

その後、蒼太さくらさんはその邪悪竜ナーガと、チーフ小柄な邪悪竜(?)のラギとの戦闘に入ります。もー!真墨菜月も連れてくれば良かったのに!!…もっとも連れてきた所で結果は変わらなかったんじゃないかという気もしなくもないですが(笑)

で、ナーガとの戦いの方はまあいいとして、チーフラギの戦いは当初は凄く見応えのある肉弾戦だったのに、そのうち只の文書の引っ張り合いになってしまいます(^^;
その文書は羊皮紙のようなものに書かれているものだったんですが、そりゃ怪人と変身後が引っぱり合えば破れますって(汗)いくらその羊皮紙自体はプレシャスではないといっても、感心出来る取り扱い方ではないです。

その後ジャリュウ二人は逃げて行ってしまい、ボウケンジャーの手には破れた羊皮紙の一部と、あとラギが落として行った宝石のかけらのようなものが残されました。


仕方なくそれだけ持って基地に帰ってきたボウケンジャー。
文章の方は流石に一部だけでは解読は不可。(大学に写真とか残ってなかったのだろうか)唯一分かるのは地球上どこの文明の文字でもないという事のみ。
宝石の方は、とある砂漠地帯でごくまれに発見される珍しい石とのこと。

その砂漠地帯とは、昔は海だった場所で、しかも海中都市伝説まである場所なのだという。更にはいかにもな灯台の先のような(?)遺跡まで残されてるし。
『例の文章はその海中都市のもので、あのミニ邪竜は恐らくはその都市の住民』だという方向に持って行きたいのが良く分かる展開です。

「でもその水中都市があったという確証はない。只の伝説かも」
……掘れよ!絶対出てくるって!!(笑)


一方。一部欠けちゃった文章を解読しようとするラギ。
「駄目だ!肝心な部分をボウケンジャーに持って行かれてしまって解読出来ない!」
…チーフが取ったの、ホントほんの数文字分ですよ?どんな言語だよ(^^;まあ……だからこそ未知の文字なんでしょうけど。
ただ、ラギがああ言っていた所をみると、その数文字分には文書のキーとなる重要な要素が入っているのだと考えられます。そのうちサージェスが解読しちゃったりして。

悔しがって「ボウケンジャーから取り戻す!」と叫んでるラギの元にリュウオーン陛下が登場。
「お前なら出来る!」と暖かく励ましてくれます。
ですが、勿論リュウオーン陛下はそんな優しい人ではございません。


陛下に励ましてもらったラギとナーガは、「街で暴れてボウケンジャーをおびき出す」という暴挙にでます。その破壊っぷりはビルを10台以上、そのうち少なく見てもは5台は完全破壊、炎上多数、道路は瓦礫の山…という凄まじい状況です。自衛隊特殊部隊出てこいよ。

ボウケンジャーは慌てて現場に向かいます。
その際、出て行く順番が「チーフ」「蒼太」「真墨」「菜月」「さくら」………え?
…順番間違ってるって!(笑)
一応今年の2番手は真墨ですから!今年の2番手クール担当(スーツアクター今井さん担当キャラ/笑)は蒼太さんじゃなくて真墨の筈ですから!!
まあ、…すっかり忘れきってましたけど(爆)
やっぱ真墨はクールの器ではないですよね〜!(デカブルーマジイエローがクールかどうかはともかくとして)年下可愛い系キャラとゆうか、先週の照れまくり方といい、いつぞやの怯えっぷりといい、一部で今年のヒロインと言われているのも頷けます(爆)今年女の子二人とも強いですし…いや、毎年そうかもしれませんが(笑)
年下キャラと言えば、今週ゲストで出てらしたガオブルーも今井さんが入ってらっしゃったんですよね。ちなみにあの年のクールキャラ(?)のガオイエローに入っていたのは竹内さん……現ボウケンブルーああ、だからつい順番間違っちゃったのかと妙に納得しかけてしまいました。
……かなり脱線(汗)


そんなんで誘き出されたボウケンジャー。
回りの建物を人質に取られて、仕方なく文章の一部を手渡します。
もっともラギはナーガに「本物かどうか確かめろ」と言われた時に、文字の一部だけちらっとみただけで「大丈夫だ、本物だ」と答えてたので、チーフが用意した偽物という事は十三分にあり得る気がしますけど。菜月ちゃんは「偽物なんか持ってくる訳ないじゃん!」と言ってましたが、私はそういう意味ではチーフは全く信用していません(笑)

その後、ボウケンジャーはいつの間にか用意していた罠でラギ達を襲い、文章を取り戻そうとするのですが、肝心のラギを取り逃がしてしまい、チーフが一人で後を追って行きます。


森の中に逃げ込んで行ったラギ。
それを追う素顔のチーフ。
彼らの前に一人の白装束の老人が現れます。
ちなみにガジャさまではありません(^^:

「長老………」と凍り付くラギ。
「ラギ、なんという姿に…愚かな……」と呟く長老さん。
……巽パパだ〜〜♪♪
この長老ゴーゴーファイブで兄弟の父親、巽モンド役をやられていたマイク眞木さん。ラギの柴木さんと合わせてガオ・ゴーゴー5ファンにはかなり嬉しい演出。先週の予告の時点で大喜びでした(^^)

「もう辞めろ、ラギ。無駄な足掻きだ!」
「無駄じゃない!もうすぐなんだ、絶対に水の都は復活する!」
「いいや、また誰かが死ぬだけだ。このまま終わるのが水の都の運命ならば、静かに受け入れなくてはならん…」
「…どうしてなんだ!長老は見たくないのか!?青い海と、その底にある都を!!」
「…私はもう、民が命を落とすのを見たくはない!」
完全に存在無視されてしまっているチーフは「一体なんの話をしてるんだ…?」と呟いていましたが、二人は今は亡き水中都市の住民で、ラギはそれを復活させる為にリュウオーンの配下となり、ジャリュウの力を手に入れたというのは会話から明白です。

その後長老は「そんなものがあるから…」と、ラギが持っていた文章の一部を水に変化させてしまいます。
ラギは「クリスタル文書が!!」と地面に落ちた水をかき集めようとするんですが、した所でもうどうにもならない。(灰の結晶化ができたかぐや姫のペンダントがあれば可能かも)動転して長老に掴みかかるんですが、見物人のチーフに止めに入られて気が抜けたのか、そのままふらふらとどこかに行ってしまいます。
まあ…たとえこの破片が本物だったとしても、サージェス本部に写真か記録は残ってると思いますけどね。解読してるんでしょうから。


その後、残されたチーフは長老から色々話を聞き出します。

彼ら水の民は数百年前まで海底にあった水の都に住んでいたのですが、ある日その都市の守っていた宝石「アクアクリスタル」が1000年の寿命を迎えて消滅。海水は干上がり、年月の後、都市は砂に埋もれてしまったと。

が、「アクアクリスタル」は長い年月をかけて出来るもので、次のクリスタルが何処に出来るのかを先人は予想し文書にしたためていた…それが問題の「クリスタル文書」 。

で、今まで、何人もの民がその文書を手がかりにクリスタルを探しにいったのだけど、誰一人として戻ってこなかった、と。
なので長老は水の復活を諦め、このまま砂漠の砂の下で暮らす事を決意。文書を誰の目にも留まらない地上界に送った。

だがラギは「俺は水の都を復活させる!」と地上界に向かった……と。
この際の再現ドラマでやっと柴木丈留氏の姿が拝めて大喜び♪♪やっぱ声だけだといまいちぴんと来ませんもんね。

で、色々突っ込みどころはあるんですが……、

そして水の民はどうやら水中でも地上でも生きていける両生類らしいんですが、水中で生活する為には額についた石…「水の証」が必要なのだと言う。彼らはこの石を持って生まれてくるのだそうです。昔そんな漫画があったっけなあ。

ちなみにラギがあそこまで執念を燃やしていたのは、彼の親父さんもまたクリスタルハンターで帰らぬ人になった、という経緯があるから。ラギが持っていた砕けた石は、彼のものでなく父親の形見だったんですね。
てことは彼の額の石が失われているのは、竜の力を貰う代わりにリュウオーン陛下差し出したというところでしょうかね。

海底都市を復活させたとしても、もうラギはそこには住めない。
先の長老の「愚かな…」は、姿の問題ではなくそっちの事を示していたのかもしれません。


さてさてさて。
すっかり存在を忘れていましたが、ボウケンの残りのメンバー達は邪悪竜との戦闘で泥沼に入ってました。

そこにラギが半放心状態で戻ってきます。
「クリスタル文書は…もうない。もう駄目だ…アクアクリスタルの場所は…」もう心もずたずた、ここにあらず状態です。

したらそこにリュウオーン陛下が登場。
「リュウオーン様、俺はどうしたら……折角竜の力を貰ったのに…」
やっとパパが来た二代目へろへろぼんぼんのようにすがりついてくるラギに、
「そうだな、私の見込み違いだったな」
と、陛下、容赦なく剣を振り下ろす。
ちなみにラギの血は明るい緑色。リュウオウ一族が緑なのか水の民が緑なのかは微妙な所ですが。

「リュウオーン様、どうして!!一緒にクリスタルを見つけてくれると!」
「最初からおまえが文書を解読したら用済みのつもりだった!誰が折角のプレシャスを渡すものか!!」
予想を全く裏切らない悪人発言の陛下がステキです。

…世間知らずの坊やが狡猾な親父に騙されちゃったって感じですね(^^;

何がなんだか分からないけど、助けに入らなきゃと動き出したボウケンジャーの前に邪悪竜が立ちはだかる。
ラギ、ピンチです。

……を救ったのは戻ってきたチーフ。陛下の剣を滑らせてスタートアップした姿にすんごい燃えました。かっこいい〜〜〜!
チーフはラギを庇いまくり、最終的に二人でどこかに逃げて行ってしまいます。


怒って後を追う陛下と邪悪竜。
「水の民ごときが我らを走り回らせるとは。生意気な!!」とのジャイアン発言がとてもステキです。
でももっとステキなのは状況が全く分からず途方に暮れている残り4人でしょうか(苦笑)

林の影には逃げるラギとチーフを影から見守るモンド博士…じゃなくて長老。
来週に続きます。
来週はもう素面の柴木さんは出てこないのかなあ(^^;


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