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ええと高丘氏の髭の剃り跡が気になって仕方がない今日この頃ですが皆様如何お過ごしでしょうか(笑)高丘氏の魅力はかとなく漂うおやじ臭さだと信じて疑いません。
さて、先週の終わりにボウケンジャーに入りたくて仕方がないのに意地を張って逃げ出してしまった高丘氏。シルバー装備を持ったままいなくなるあたりがボウケンジャーの素質ありというご意見がありましたが、全くその通りだと思います(爆笑)
サージェス的には現状唯一ゴードムエンジンに対抗出来る装備であるシルバーが持ち去られてしまってかなり困っているというのが本音。
でも、その元凶を作ったチーフは、
「奴は必ずボウケンジャーになる」
相変わらず自分の考えが完全に確定事項となっており、彼が帰って来る事を疑いもしません。
その根拠がどこにもなさそうな絶対的な自信に、
「チーフ、どうしてそんなにえいちゃんの事を気に入ったの?」
菜月が大多数の視聴者の疑問であろう質問をしてくれます。
その答えは、
「面白い奴だからさ」
と非常に単純明快。
『不滅の牙』の行動理由は「面白い」だけしかないような気がします。
あと、このパートで気になったのが、菜月が高丘氏の事を「えいちゃん」と呼んでいる事でしょう。…何故に「ちゃん」付け(^^;
その頃、チーフの獲物となってしまったえいちゃんは、高丘屋敷で、
「俺の中の血と、それを残した母親が父さんを殺したと言うのに、憎しみを消す事なんて出来るか!」
と一人うだうだ悩んで鏡にやつあたりをしています。
そしてまた一方。
巨大ゴードムエンジンを搭載した巨人「ガガドム」を完成させたガジャ様。
「お前が力を発揮すれば、ついに我らが文明は復興するのだ!」と大喜びで語っていたのですが、その巨人は作った端からクエスターチームに奪い去られてしまいます。
「これが出来るのを待っていたんだ!」
「やっとお前ともお別れ出来るぜ、ガジャ!」
……言われたい放題です(^^;
さて、えいちゃんの事は置いておいてミッションに出かけるボウケンジャー。
が、出張先でクエスターチームと鉢合わせ。
今回クエスターチームは巨大アンチパラレルエンジンを積んだガガドムを連れているため、クエスター二人の時以上に手も足も出せないボウケンジャー。一人だけガガドムから下りて来たガイにいいようにいたぶられてしまいます。
が、そこに高丘映士が登場。
仲間(と決めつけている)の登場に喜ぶボウケンジャー達(正確にはレッドとイエローだけ)に、
「仲間扱いは迷惑だ!」
心底迷惑そうな顔で言い放つ高丘氏。
でも、
「この前はシルバーになって戦ったじゃないか!」
と言われただけで一気に表情が『友達が欲しいモード』に早変わり(笑)しかもチェンジャーを巻いてサガスナイパーを手にした状態では「迷惑」発言の説得力は皆無に等しいです。
迷いの表情で手首のチェンジャーに手を伸ばそうとした高丘氏でしたが、その手はガイに捕まれ止められてしまいます。
「高丘の。お前に仲間が助けられるのか?今度も自分の怪物化を押さえられるとは限らないぜ。お前のせいで彼奴らが死ぬかもな…親父を死なせたようにな!」
高丘氏はその言葉に思いっきり動揺。その隙を見逃さないガイの鳩尾攻撃を受け、素面のまま崖下の川に転落してしまいます。駄目駄目。
…この方、俺様キャラな癖にどーも人の言葉に流され易いなあ(^^;
そんなこんなをやっているうちに、ガガドムに残っていたレイがプレシャスを回収。
今回のプレシャスはなんとハザードレベルが550もある超ど級のプレシャス。ついでにハザードレベルだけでなく、大きさもとてつもなくでかい。何れくらいかとゆうと巨大ロボが担いでバズーカ程度に見えるサイズです(汗)
ボウケンジャーはプレシャスを奪い返そうとダイボウケンで応戦するのですが、巨大ゴードムエンジンの前になす術もない。
きわどい所で分離をしてなんとか爆発の直撃だけは免れましたが、この時点で基本5体のマシンは動かなくなってしまいます。
ぼろぼろのボウケンジャー達に追い打ちをかけるように、牧野先生から「ガガドムが街で暴れている」という通信が入ります。
マシンは動かない。巨大ゴードムエンジンの影響(?)で変身すら出来ない(らしい)状況で弱気になる部下達に、
「どんな状況でも俺たちの任務は、プレシャスの保護じゃないのか!!」
と叱咤するチーフ。
ボウケンジャーの任務は世界の平和を守る事でも人々の危機を救う事でもなく、あくまで第一はプレシャス確保。非常にシンプルかつ分かり易いです。
その頃、何故か菜月がひとりひっそりマシンを降りて川辺にやって来ているんですが(顔か傷口を洗いに来たのかな?)そこで気絶している高丘氏を発見します。
川に流され気絶しているのにも拘らず、ちゃんと右手にはサガスナイパーが握られており吃驚。その根性(習慣かも?)に脱帽です。
その後、自然に目が覚めたのか叩き起こされたのか、菜月に肩を借りるように歩いている高丘氏。
…と思ったら、菜月が一方的に支えているだけだったらしく、「離せ!」と力づくで振り払われてしまいます。最も先程の鳩尾攻撃が余程効いたらしく、お腹押さえてふらふらしてる情けない状態ですが。
「どうして仲間になれないの…?なにか理由があるの?」
寂しそうに問いかける「映士は絶対に仲間になると信じる会」会員No.2の菜月に、
「…理由なんかねえ。…いつも一人だった…。それだけだ!」
吐き捨てるように言い捨てる高丘氏。でも鳩尾を押さえて辛そうにしてる姿で寂しさがにじみ出まくりの台詞を言われても説得力のかけらもありません。
「…お父さんを死なせた……ホント……なの?」
菜月のこの一言で、また切なさ寂しさモードの顔に入ってしまった高丘さん。
「…父さんを殺したのは…俺と母親だ」
ここから高丘氏の回想シーンに入ります。
高丘さんは母親がアシュだとは知らず、「母さんは死んだ」と言われて育てられたんだそうです。
幼い高丘氏は黒髪のとっても愛らしい顔立ちの子で、とてもこの子があの高丘映士になるとは思えません(笑)もちょっとイメージが似てる子役さんいなかったのかなあ。てか、てことは高丘氏のあの金髪に近い髪色とメッシュは地ではなくおしゃれで染めてるのな(汗)
また、ちび高丘氏は例のでっかい袋を担いでました。…そんな昔から愛用してたのか(^^;で、中身はやはり野菜でしょうか。
回想シーンに出て来たお父さんは、現在の高丘氏と同じ黒のコートを着て錫杖を持ってました。あのコートは高丘流の制服なんでしょうか(^^;
また、この父さんは宇宙刑事シャリバンさんなんだそうですが…ううん、言われなきゃ分かりません〜〜(汗)
そんなんで父一人子一人で仲良く暮らしていた(多分)のですが、ある日、父親と一緒に歩いている時にガイと遭遇し、
「…あれが半分アシュってガキか……」
……自分の出所を知ってしまいます。
父親は「映士、聞くな!!」と叫ぶんですが………いや、恐らくはアシュの世界では有名な話なんでしょうから、いずれはばれちゃう事でしょうし、この件に関しては隠していた父親が悪い気が(汗)
「お前の母親はアシュ。アシュの血を増やす為にお前の父親と結婚した!」
この言葉にショックを受けた映士は父親に否定の言葉を求めるんですが、否定なんて出来る訳ない。
「…母さんは確かにアシュだ……!」
この言葉がキーとなり、映士は初アシュ化してしまいます。
…アシュになると髪の毛が白くなるばかりでなく伸びもするみたいです(笑)
父親は慌てて映士に駆け寄り、強く抱きしめ、
「よく聞け、映士!母さんは確かにアシュだが、俺は真剣に愛した!母さんだって心から俺を…お前を……!!」
…彼の心を人間に戻そうと必死に叫ぶんですが、バーサク状態に陥ってしまった映士には届かない。
その隙を狙われ、父親は背中からガイに斬られてしまいます。
目を覚ました映士の上に覆い被さっていたのは、瀕死の状態の父親でした。
必死に父を呼ぶ映士に、
「映士…よく聞くんだ。この錫杖はアシュの弱点だ…。だからこれなら…お前の中のアシュの血も目覚めない…」
息絶え絶えながら、自分の錫杖を差し出す父親。
映士が戸惑いながらも錫杖を握ったのを見届て、
「いいぞ…離すなよ………」
そのまま父親は息を引き取ってしまいます。
…そうしてこの一件は高丘氏のどでかいトラウマになってしまったのでした。
「…俺のアシュの血が目覚めたせいで父さんは死んだ。憎まずにはいられないさ…。父さんを殺したものを、アシュの血を!!そしてそんなものを残した母親を!!
…この憎しみは消せない……だからまた俺は、いつか怪物に変わる…」
一人語る高丘さんは川に映る自分の姿にやつあたり。
そして、アシュ化した時に痣が浮かびあがる頬に不安げに指を滑らす。
「…そしたらまた、お前達を…父さんみたいに!!」
静かに話を聞いていた(であろう)菜月は、苦しげに吐き捨てる彼を大きな目で見つめる事しかできません。
…その頃、残りのメンバーは素面のままNo.6以降のマシンに乗って出撃するという無茶に出る事を決意していました。
「…捨てられたらな。この過去も、憎しみも」
水面を見つめながら呟く高丘氏に、
「駄目だよ!過去を捨てるなんて!!」
やっと口を開く菜月。
「…お前に何が分かる!?」
「分かるよ!!…だって、菜月には過去がないから……」
苦しげに語る菜月に動揺の顔を見せる高丘氏。その瞳には菜月でなく菜月のブレスが映っているようなカメラワークになってましたが、これは今後の伏線になるんですかね。
ともかく、この二人の立場の対比は中々面白いです。
菜月にとっての彼は、たとえ自分の正体がなんであろうと自分は自分でいられる、そう信じる事の後押しをしてくれるように感じられる存在なのかもしれませんね。どんなに信じているつもりでも、やはり不安でしょうから。
「…過去なんて、知らない方がいいかもしれないぜ」
「うん、ちょっと怖い。…でも知りたい。だって、それも菜月の一部だから」
川辺に座って二人完全にお話モード。戦いの事をすっかり忘れてます。
「でも、お母さんはえいちゃんのお母さんみたいに優しいといいな」
「バカ言うな!!あの女は父さんを騙した非情なアシュだ!」
菜月の言葉に立ち上がってまで反論するえいちゃん。この人はツボを押されると一気に子供になります。まだまだ青いなあ。
菜月も負けじと立ち上がって、
「そんな人じゃないよ!…菜月会ったんだよ、お母さんに」
その言葉にえいちゃんぐらっと来ます。この人、そんなんばっか…(苦笑)
「ずっと魂でえいちゃんを見守っていたんだ。最後にお母さんが残したのは、きっと、お母さんの魂…」
菜月はえいちゃんに「アイテム:お母さんの(巨大な)涙」を手渡します。
そこで菜月に真墨からの超テンパった緊急コール(笑)が入り、二人はやっと戦いを思い出します(^^;
「…えいちゃん。『ボウケン』って何だかわかる?」
去り際の菜月の突然の問いに思わず「は?」と気の抜けた返事を返す高丘氏。…この人、こんなんばっかだなあ…。ここ2話の台本に「は?」は何回あったんだろ(^^;
菜月は真剣な面持ちで映士に向き合うと、
「あのね、
(冒険って)不可能と思える事に挑戦する事。だからえいちゃんにとって初めての仲間を作る事もボウケンなんだよ!」
……………………………。
いくらなんでも酷いよ、菜月ちゃん!!(^^;
朝っぱらから思い切り大爆笑。仲間を作る事を「冒険」って言われちゃう人って一体………。
しかも言われた方も酷い事を言われた事に気がついてないし(苦笑)素直に目からウロコが落ちてる純朴過ぎるえいちゃんを誰かどうにかして下さい(^^;
菜月が立ち去り、一人取り残されるえいちゃん。
菜月の母話に大分動揺の色を見せているものの、そんでも「あいつは父さんを騙した酷い奴」という思いが捨てきれず、
激情に任せ「アイテム:お母さんの(巨大な)涙」を川に投げ捨てようとします。
が、その時突然握りしめていた涙が光り出し、驚いたえいちゃんは投げ捨て動作を辞め、そっと手を開いて光る涙を見つめます。
なんとなしに優しげに見える光に、
「母親が…見守っていた……」
思わず呟くえいちゃん。
…寂しがりやなウサギがお母さんを見つけたみたいな顔をしています(爆)
そして涙にお母さんの笑顔が映り、
「あんたが…母親か…」
めちゃくちゃ嬉しそうな顔で問いかけるえいちゃんにお母さんは優しく微笑みます。
「本当に…見守っていたというのか…」
ますます嬉しそうな顔のえいちゃんを取り残してお母さんは消えてしまいます。
「あんたと、父さんは本当に愛し合って、そして俺は産まれた。…そうなんだな。俺の中のアシュの血は…その証…」
母の愛に涙まで流して大感動したえいちゃんは、すっかり憑き物が落ちたかのようなさっぱりした顔になってしまいました。白い歯まで見せて笑っています。その吹っ切り過ぎた感のある笑顔は爽やかを通り越して不気味ですらあります(爆)
「俺はアシュと戦う。…だが憎いからじゃない。使命だからでもない。あいつらと冒険してみたいからだ!……母さん」
…日本語になってません、高丘さん(^^;
「母親が見守っていた→母さんは優しい→母親と父さんは愛し合っていた」という理屈も筋が通っているようで通ってない気がするんですが?(笑)まあ、事実がそうみたいなのでいいですけど。元はといえば、えいちゃんが「母親は非情なアシュ」と勝手に信じ込んだ事が原因なんですし。
…えいちゃんが母の事を一気に信じたのは、母がとても美人だったというのも一役かってると思います(爆)何しろアシュなんですからガイやレイの女性版みたいなのを想像していても全然おかしくないですし(苦笑)
しかしえいちゃん、一気に落ちましたね。
ここまですっきりと、しかもこのスピードで落ちるとは流石に思っていませんでした(^^;シルバーになってももちょっと一匹狼みたいな動き方をするのかな?と思っていたので。(でもそれだとガオシルバーと被るか)
開き直ったえいちゃんは早速ボウケンシルバーにチェンジ。
NO.11ことゴーゴーファイヤーを駆って「はじめての仲間」の所に駆けつけます。
そして一番始めの仕事は…「消火活動」(爆笑)
「一人救急戦隊」とゆうか「一人特捜戦隊」とゆうか(^^;
この後はNO.11〜NO.13が合体した新ロボ「サイレンビルダー」登場回って事でほぼ無敵一人舞台になります。
サイレンビルダーの特徴はなんと言ってもジャッキアップ!…反則でしょう、あれ(苦笑)空を飛ぶ救急車もパトカーも反則だと思いましたが、その程度はもうどうでもいいです(^^;
てか、えいちゃん、マシン&ロボについては何の説明も受けてないと思うのですが…………まあ………いいか。気にしても始まらない。
ガガドムは破壊しましたが、ガイとレイはまた逃げ延びます。この二人はすっかりネガティブの新チームの地位を確保した感がありますね。
高丘シルバーは、巨大プレシャスを巨大箱に確保。
初めての仲間の元に降り立ちます。
近寄ってくる仲間達に背を向けたまま、
「『プレシャス回収完了』ってやつだ」
と言ってみる高丘氏。……言ってみたかったんだろうなあ(爆)
「…その台詞は?」
「じゃああなたは…ボウケンジャーに?」
驚く(除くチーフ)ボウケンジャー達に、
「しょうがねえだろ。俺様がいなくちゃ戦えないみたいだしな」
超うきうき状態です。
……良かったね、えいちゃん(^^;
「宜しく頼む、ボウケンシルバー・高丘映士」
チーフがシェイクハンドで手を出して来て一瞬戸惑う高丘氏。握手の代わりにチーフの胸をとん、と一回叩きます。
らしいと言えばらしい仕草なんですが……単にこの人、今までの人生で握手なんかした事ないんじゃないかなあ(笑)
「えいちゃん!これ、プレゼント!」
そういえばこの場にいなかった菜月が持って来たのは、ボウケンジャケの銀バージョン。
「着てみて!」と言われ、一瞬だけ躊躇した高丘氏ですが、『超嬉しい』と顔に思いっきり書いてあるような眩しい笑顔で「仕方ねえなあ」とうきうきしながら黒マントを脱ぎ捨てます。
さよなら黒マント…(T T)
思えばしばし前、うっかりと見てしまた映画の公式サイトで初めて見たシルバージャケに大ショック。それまではシルバーになるのは知っていたのですが、あの黒服のまま行ってくれるんだとばかり思ってたんですよね。冷静に考えると近年戦隊でそんな事(パーソナルカラーが入らない色の服を着る事)なんてある訳ないんですが。
しかもこのシルバージャケ、これがまた似合ってない(爆)黒マントに比べてなーんか親父くさくなるとゆうか……まあ、親父くささの先輩のチーフがいるからそれはそれでバランスが取れていいのかもしれませんが。
時にこのシルバージャケバージョンの高丘氏。だ〜れかにイメージが似てるなあ?としばらく前から悩んでいたんですが、昨日やっと考えつきました。アバレンのOPを歌われていた時の遠藤正明さんです(笑)
まあ、そんなんでお揃いのジャケットも手に入れた事だし、えいちゃんは今日から正式にボウケンジャーの仲間です。チーフと菜月は嬉しそうです。
他の3人は完全に置いていかれてますけどね。
まずは来週、真墨VS高丘の争いが勃発する模様。
チーフに丸め込まれてボウケンジャー入りをしたという部分は共通する2人。ある意味押しに弱いのも共通しているのかもしれません(笑)
…なので案外すっごく仲良くなったりするのかな?と思ってみたりします。
個人的に気になるのは蒼太さんと高丘さんのエピソード。二人仲良くって姿が現時点では全然想像出来ないので(^^;いずれあるであろう2人の話を楽しみにしています♪
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