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第8話『レインボー・ビジョン』 |
ジャスミン回、後編です。 …私事ですが、この回の放送日の前後、うちのテレビが壊れてまして(^^;はずみでまともに映ることもあるんですが、基本的には横長の帯状に上部1/4しか見えないという素敵な状態で(汗)『オープニングのボスが耳しか見えなかった』と言えばなんとなく感じが分かって頂けると思います。 録画には問題なかったんですが、それでも放送をリアルタイムで見たくて、1/4画面で無理矢理見ていました。が、当たり前かもしれませんが音だけだと結構訳わからないものですね〜!(^^;そんな殆ど『パネルアタック25』の世界を体験していたら、エンティング直前にいきなり画面が元に戻りまして。どうやら暫くつけておくと直るらしいということがその時判明。…そういうもんなんでしょうか、テレビって(苦笑) まあ、お陰さまでEDのホージーの「イッツ・パーフェクト」はちゃんと見れてご機嫌でしたけどね。日頃の行いがいいのかな♪(爆) で、現在は諦めて買ったテレビ君2号が活躍中。…ちゃんと全画面が映るテレビってホントいいですね〜!感動ものです(笑) …で、 超個人的事情の前置きが長くなってしまいましたが、放送の感想を。 人間フィギュアコレクションが趣味のお金持ち半魚人君がそのお金持ちっぷりを発揮して購入した「最強の助っ人」ことイーガロイド相手に苦戦中の赤&黄。 そこに青緑桃も駆け付けるんですが、結局イーガさんには全然歯が立たず。 「今のお前らは俺の敵ではない。もっと腕を磨いておけ…」 などと敵幹部のような台詞を言う量産型ロイドさんは、そのままヒカルくんとともに姿を消してしまいます。 「やられっぱなしかよ、あのイガイガ野郎!次こそ勝負だ!」とすっかり負け犬の台詞のバン。今週も冒頭から叫びまくりです。 そして「それにあの子もどうして逃げようとしなかったんだ?」と全然状況が見えていないホージー。 そんな仲間達のいまいち噛み合ない会話を聞きつつ、ジャスミンは過労と怪我のせいで倒れてしまいます。そんな彼女を抱き上げるのはマメさが売りのセンちゃんの役目です。 舞台は移って半魚人くんのアジト。 「もーじき、この星のフィギュアコレクションも完成だ〜♪」 半魚人くんは集めたフィギュアを一個ずつ風船に入れて飾るのが趣味なようで、アジトには色とりどりの風船が浮かび、おもちゃ箱のような雰囲気をかもし出しております。 しかし折角のコレクションなのに、専用メガネ(?)で覗かないと中が見えないというのは勿体ない気がするのですが。まあ、ホコリかぶんなくていいかな〜とか妙に現実的な事を考えてみたりして。 そこにイガさんがヒカル君を連れてやってきます。つうかヒカル君がイガさんを連れてという方が正しいのかな? 半魚人くんはヒカル君に向かって次の作戦を指示。 「ぼくちんもね、バカじゃないからね〜!今度は建物ごとじゃなく、中の人間だけテレポートさせるのよ?」 「…それさえ終われば、宇宙へ行けるんだね?」 「そーだよ!こんな嫌な星とはもうバイバイ!嬉しいだろ?」 その言葉にヒカル君は特に返事もせず、なんとも言えない顔をしています。てゆうか感情が凍ったような無表情。子役さん、凄いです。 そして場面はデカベースへ移動。 はっとベットの上で目を覚ますジャスミン。あの後気絶したまま運び込まれたようですが、それはそうと寝ている人間の腕を首から吊ってどうするんだ。 残りの連中は会議室で会議中。 「人形にされた人が元に戻れなくなるまであと3時間しかないわ!」 「セン、奴の動きをどう見る?」「そうですね…」と時間はないけど急がばまわれ風の会話を交わしていたら、寝てた筈のジャスミンが飛び込んできて「ボス、ちょっと行ってきます!」と一言だけ告げて出かけようとする。 「その体で何処に行くの!?」 とスワンさんが止めようとするんですが、 「…うっすらとですが感じたんです、あの子の心を…早く保護しないと…!」 とジャスミンはそのまま飛び出してってしまいます。 慌てて後を追いかけたバンが「あの怪我じゃ普通三日は動けないぜ!」と言っていましたが、だったら制服のまま寝せとくなって(苦笑)上着だけは脱がしてましたけど、あれじゃあ起きたらそのまま出かけろって言ってるみたいなもんじゃないですか(^^; バンは必死に「あの子なら俺達が取っ捕まえて…!」と彼女を説得しようとするのですが、彼女は進む足を止めようとしない。 「なんでだよ、なんでそこまでやろうとするんだよ??」 先週からどなり続けの彼に、観念したかの彼女。 「……似てるから、昔の私に……」 「え…?」 「…ちょっと前まで、私もあんな目をしていた…」 で、ここからジャスミンの過去話が始まります。 |
「不思議な力を持っているせいで、話してもいないみんなの声が聞こえる…」 人の心を覗けてしまう彼女は、テレパシストのお約束で聞かなくていい人の心の声がどんどん聞こえてきてしまってノイローゼ状態。 「小さい頃から、ずっとその力をコントロール出来なくて…」 …という彼女の回想を見ている限り、過去の彼女は物に触れなくても人の考えが勝手に頭の中に入り込んできてしまうといった状態だったようです。だとすれば、今はコントロールが出来るようになったというよりも、随分と力が退化したという状態なような気がしなくもないのですが(^^;その辺は特に触れられずにスルー。 とにかくまあ、耳を塞いでも自然に入ってきてしまう「声」とゆうか「本音」の大洪水に人間不信状態大爆発。 んなんで小さい頃からつい最近まで…え?てことはセーラー服が『ちょっと前』??(^^;養成学校って何年制なんだ??いや、高校生だと思い込んでましたけど中学生かもしれないしなあ……まあいいか。 てゆうか…ジャスミンって結局普通の人間だったんですね〜!(はっきりと言明はされてませんけど)思わせぶりな発言しときながら!(苦笑) そんな人間なんて信じられない人生なんてどうでもいい状態だった彼女、大雨の中、傘もささずにずぶぬれになって歩いていたら、偶然にもアリエナイザーの殺人現場を目撃してしまいます。 「あなた…アリエナイザーね…」 「知られたからには、お前も生きてはいられない!!」 と学生ジャスミンの胸ぐらを掴むおっさんアリエナイザーは、スーツアクターの岡元次郎さんですね♪こんな端役に大物が。とゆうか友情出演ですかね(^^) この名もなきアリエナイザーさんは、相手の目を見る事によって、相手を炎に変えてしまうという、何がしたいんだかいまいち分からない能力の持ち主なんですが、そうと分かっていては「目を開け!」と言われても開ける訳もない。胸ぐらを掴まれながらも固く目を閉じる彼女。 でも、そのうち「みんな私のこと気味悪がるし、死んでもいいや…」となげやりモードになってしまい、ゆっくりと目をあける。 それと同時に、銃声が響き渡り倒れる岡元さん。 「大丈夫か!」 と現れたのはなんとボス。 「あなたも、アリエナイザー?」 「俺は、ドギー・クルーガー。地球署の刑事だ」 ジャスミンの失礼とも差別とも言える発言に全く動じないボス。…この人、絶対地球で嫌な思いとか沢山していると思うんですよね。普通に(?)人間に化ければいいのにあえてそれをしないあたり、自分の姿に誇りがあるのか単に変装が下手なのか(笑) 「助けてくれなくても…よかったのに…」 「エスパーだからか?」 「え…」 「人と違う力を持ち、苦しんでいるからか」 でも、それは違う、君は君の力を好きにならなきゃならない、と彼女に優しく諭すボス。 …なんでジャスミンの能力のこと知ってるの??(^^; …知ってて宇宙警察にスカウトしようとして、後をつけてたのか?? ついでに 、先ほどあっさり始末したアリエナイザーのジャッジメントは??…というツッコミがあちこちで入っていましたが、まあ、現行犯逮捕と言う事で!??もしかしたら影で隠れてこっそりジャッジしてたかもしれませんし(笑) ………まあ、それはそれとして。 「こんな自分なんか好きになんかなれない!」と叫ぶ彼女を、 「俺が保証する、君はひとりぼっちじゃない。だから、自分を嫌いになっちゃいけない…」と、そっと優しく抱きしめるボス。 「どうして…こんなに温かいの…?」 いつの間にか雨は止み、空には絵に描いたような虹が。 ……ここで回想はおしまい。 「だから、なんとかしてあげたいの、あの子の事も…」 「ジャスミン……」 展開からして、彼女はそれからスペシャルポリス養成学校に入って刑事になったんでしょうね。志願制なのかスカウト制なのか、超難関なのかそうでないのかいまいち分からない宇宙警察ですが……地球署、刑事5人しかいないしなあ(苦笑) ともかくまあ、彼女はヒカル君に昔の自分を重ね合わせて、自分がボスに温かさを貰ったように、今度は自分が彼に温かさを与えてあげたいと思っている。だから必死なんだという事が分かりました。 さて、そのヒカル君。半魚人くんにそそのかされたものの、どうもジャスミンの「私もエスパーだから分かる!」「あなたはアリエナイザーに利用されてるの!」言葉が気になっていまいち気乗りがしない模様。 それでもやはりそそのかされて、前回テレポートさせ損なった学校に向かいます。 動き出したヒカル君の念波をジャスミンキャッチ。その方角へと動き出します。 そしてデカベースではセンちゃんが逆立ち中(笑) 「そうだ、間違いない!」 「読めたか!!」 …センちゃんがひらめくまで待ってたのね、ボス(^^; そんなんで残りの3人も動き出します。 ヒカル君は学校に潜入するものの、なんか妙に静かでどの教室もからっぽ。 そこに人影が一人、二人、三人……後を追いかけようとしたヒカル君でしたが、 「あ〜もう何ぐずぐずしてんのお!」と待ちきれなくなったらしい半魚人君登場。 ……の半魚人君目がけて銃弾が。 そして登場するのは……『史上最強の女子高生とその仲間』、つまりは、ウメコとホージーとセンちゃんが制服姿で登場。 「この高校を臨時休校にして、引っかかるのを待ってたんだ!」 「前回狙ったこの学校にこだわって、必ずまた来ると思ったよ」 「『まだまだ現役には負けないわよ作戦』、大成功!」 … わざわざ制服を着る意味あったのか??という気もしなくもないですが、とりあえずあまりの違和感のなさがなんとも。刑事制服よりも似合っているかもしれません(爆)昨年の戦隊が同じ事やった時に結構無理があったので尚更ですかね〜!それでも、一昨年のお子さまトリオの制服似合いっぷりには負けると思いますけど(笑)つうかどの戦隊も平均年齢にそれ程差はないと思うんですけどね。不思議(^^; そして、そこに赤&黄も登場。こちらは残念ながら刑事制服のままです。てまあ、さっき回想でジャスミン散々制服姿を披露してましたからもういいのかな(笑)密かにバンが一人で仲間外れ。 「私は、君の心の叫びを感じてここに来た」 「う、嘘だ!」 慌てるヒカル君。同じエスパーでもテレポーターとテレパシストではやっぱ大分感じが違うようで戸惑い気味です。 とにかく面倒なのが5人勢ぞろい。 「早くこいつらをテレポートしちゃって!」と慌てる半魚人君。それよりもどうせ学校には人がいないんですから、自分達がテレポートして逃げた方が早い気がするんですけど。 手をかざしてテレポート準備態勢に入るヒカル君に向かって進みよるジャスミン。 「いいよ、私をテレポートするならしても」 「…でも信じて!君はひとりぼっちじゃない。だから、自分を嫌いにならないで…!」 そうして、ボスが自分にしてくれたように、ヒカル君をやさしくそっと抱きしめる。 画面には黄色い花が飛び散ってます。乙女です。 「なんで、こんなにあったかいんだよ…!」 デジャヴな台詞のヒカル君。 「〜〜〜〜〜!こうなれば、みんなまとめてフィギュアに!!」 感動シーンに怒りの半魚人君、フィギュア化用の杖を振りかざそうとする。 でも、テレポーターはこっちに来てしまっている。間髪入れずに杖を自分の元にテレポートさせたヒカル君。 杖を思いっきり地面に叩きつけた後、 お・お・き・な・声・で(スカイシアターのヒロちゃん風)気合いを入れた後、半魚人君の悲鳴を無視してがしっと踏んづける。 落としても壊れなかったのに、踏んづけたとたんぱっきりいってしまう杖。 …子供が踏んづけた位で思いっきり壊れてしまう杖…どうよ(^^; ともかくまあ、ヒカル君も心を開いてくれたし、フィギュア化用の杖もなくなったと言う事で後は半魚人君を倒せばOK♪ …と思ってたんですが、そこにイガさん登場。そーだ、この人がいたんだっけ(汗) 「呼ばれる頃だと思っていた…」 とかっこよく登場したイガさんにその場を任せて半魚人君退場。 「まずお前を倒すしかないようだな」 「…えらそうな口はこいつらを倒してからきけ…」 そういう自分がえらそうなイガさんは、バーツロイドボールとアーナロイドボールを発動。ロボットがロボットを使うってのも不思議なもんですが、まあ、彼等の間には明らかな性能差(価格差)があるみたいですからね。 そういう訳でまずは雑魚退治のデカレン。レッドがバーツロイド、他の4人はアーナロイドの相手。 …この際良く分からなかったのがひとつのアーナロイドボールの中から出てくるアーナロイドの人数。4人が各4〜6人ずつ相手にしてるので、20人近くいたと思うのですが、イガさんが出したボールはひとつ。…一個にそんな人数が入ってるんですか??普段はせいぜい10体位じゃなかったですっけ??…それとも見えない場所でもう一個くらい発動してたのかな。まあ、半魚人くんお金持ちだからアーナロイドボールの一個や二個位へでもないでしょうけど……ううん、過去に遡って人数チェックしてみたい気分(^^; ともかくまあ、イエローがSPライセンスで魔法?使ったり、レッドがマトリックスやったり(笑)雑魚はあっさり片づけ、なんだかんだでイガさんもえらそうな口をきいてた割にはDバズーカであっさりと倒されてしまいます。まあ、またお金持ちな敵が出てきた際には再登場してくれると思いますけどね。 そんなんで残りは半魚人君のみ。 「お前らがいるとおちついてコレクションも出来ないから抹殺ね〜!」 「ぼくちんがあのコレクションにいくらかけたと思ってるんだ〜!」 と騒いでいた半魚人君でしたが、もう彼の命運は風前の灯火。24の惑星における人間フィギュア化大量致死罪で当然ながらジャッジメントは×。パラボナ怪重機に乗ったままデリートされてしまっておしまいです。 「これにて一件コンプリート。この世に止まない雨はない」 フィギュア化された人達も元にもどってめでたしめでたし。 時にフィギュア化された人達、とてもオフィスにいたとは思えないような服の人も沢山いましたけど、オフィスビルってわけじゃなかったのかな??(^^; そして、例の如くアブレラさんは怒りまくってましたが……折角の金払いのいい上客だったのに残念でしたね〜(汗)まあ、仕方がないので次の客見つけに営業頑張って下さいませ♪ 最後、デカレン達を前に、 「みんなはどうして中がいいの?エスパーでも怖くないの?」 と、本気で不思議そうなヒカル君。 「こわいわけねえじゃん、大体そんな事考えてつき合ってねえって!」 「そうね、だってジャスミンはジャスミンだし♪」 明るく笑ってジャスミンの肩に手を置くウメコ。 そして、何故かホージーが少年の肩に手を置き、 「理屈じゃないさ。エスパーであると理解した上で俺達はうまくやってる。ジャスミンも普段は俺達の心をうっかり読まないように、手袋をしてくれている」 なんて大人っぽく語ってみる。 …しかし気になる手袋の素材(^^;S.P.D特製超能力シャットアウト機能付?? 「君も君なりのやりかたをこれから考えればいいさ」 「特別な力の有る無しじゃない。あなた自身が好きになれるあなたになろうとすればいいのよ」 なあんかどこまでもボスの受け売りのジャスミンですが(苦笑)まあ、いいでしょう、それでヒカル君が元気になれるなら。 でもヒカル君。 「僕、やっぱり地球を離れる」とぼそり。 そして驚くデカレン達に、 「スペシャルポリスの養成所って宇宙にあるんでしょ?」 とにっこり。 「ヒカル君」 ジャスミンも、そしてみんなも思わずにっこりです。 そしてとことんデジャヴで空に虹でおしまい。 …あれ?雨降りましたっけ??(^^;……まあ、いいか。 |
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