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第9話『ステイクアウト・トラブル』 |
デカレン9話目、ひとまわりしてバン主役回です。 今週登場の敵はザムザ星人のシェイクさん。びっくり系お目々が印象的な彼は、爆弾製造の罪で監獄衛星に収監されていたのですが、冒頭しょっぱなから脱獄し、置き土産にその衛星を丸ごと爆破するという大技をやってくれます。 このシェイクさん、演じているのがスーツアクターの日下氏で(今年はドギー、昨年はアスカに入ってらした方)、OPのクレジットで名前が出てたので「わあい♪」と思って最後まで素顔が(人間体が)出るんじゃないかと期待してしまいました(苦笑)声のみの出演だったんですね。 とりあえずそんな「言語道断!」なお方なんですが、「しかし、衛星丸ごと爆破するなんて…そんな強力な爆弾が作れるのか?」と疑心暗鬼気味なデカレン達でしたが、「69個の衛星と地球型の大型1惑星13個を破壊した」という前科を持つシェイクさんの爆弾製造の腕は、ボスの御墨付きの本物だそうです。 ……って、そこまで大技をやらかしていてデリートされずに収監か??(^^;って突っ込むとこですが、まあ人のいない惑星だったのかもしれませんしねって事で強引に脳内補完(苦笑) んで、そのシェイクさんがお約束で地球に向かっているという情報が入ってくる。 「もしかして今度は地球を??(汗)」と焦るウメコでしたが、実はそのシェイクさんの彼女が地球に潜伏しているんだそうで、彼は彼女を尋ねてくるらしい。成る程ねえ。 そんなんで、その彼女の監視の任務につくバン&ウメコ。 何故か若夫婦を装って、彼女の住むアパートがよく見える部屋に陣取って地道に監視。…つっても窓際に来た時にちらちらと見える程度なんですけどね(苦笑)盗聴とかをしている気配もないし、そんなんで大丈夫なのか?って感じです。 超行動型のバンは、地味な見張り仕事に不満たらたら。…そんなの誰が見たって分かる事なのに、なんでボスはわざわざ彼を見張りにしたのか。おまけに相手はウメコときて、誰がどうみても不安にしか見えない突っ走りコンビ(苦笑)こうゆう場合、細かい所に気が付き、しかも地道な作業が得意のセンちゃんに任せた方がプロの仕事としてはパーフェクトな気もするんですが、まあ、バンにも経験を積ませようってとこですかねえ。でもだったら相手を堅物真面目一直線の相棒にするとかなんとかした方がいいと思うのですが。あ、でもそうしたら夫婦にならないか。わざわざ夫婦にする意味もよく分かりませんが。 しかもそのアパート、水すら出ないし(苦笑)普通水位は出るだろ〜!つうか元栓ひねってないだけなのかな??なんにしろ、前途多難な見張り生活開始です。 ……と思われたのですが。 「好みドンピシャ、ストライクな女の子の見張りならともかくザムザ星人の女性だろ〜?」と文句たらたらいいながら、ブラインド越しにターゲットを覗き見していたバン。 そこには、赤い服が異様な綺麗なお姉さんの姿が。 おもわず「すとらいっく〜〜!!」絶叫。 彼女はバンの好み直球ストライクど真ん中だった模様です。 「一球入魂ど真ん中。…信じられない」 半分放心状態のバンに、 「知らなかったの?ザムザ星人の男性はライオンみたいだけど、女性は地球人そっくり!…しかもねえ、美形が多いんだって!」 ……なんじゃそりゃ(^^; つうかそうでなくても地球で暮らしている以上、地球人に変装しているのは当然だと思うんですけどね。ライオン(?)みたいな格好で地球で暮らしてるとでも思ったんだろうか。不思議。 |
そんなんでそうなれば見張りも楽しく大喜びのバンでしたが、鼻の下が伸びきっているのがバレバレなせいか、見張りでなく買い物を命じられてしまいます。まあ、水も出ないようなアパートでは買い物に行かなきゃやってられないですけど。 で、バンはスーパーに買い出しに行くんですが、お約束で例のザムザ星人の女性・マイラさんの姿を見つけます。 ……アパートに張り付いていても出先についてかなきゃ意味ない気もするんだけどなあ…(悩)まあいいか。 赤い服とゆうか真っ赤なタイツが印象的なマイラさん。…宇宙人だ以前に絶対変です。てゆうか目立ちまくりです。潜伏するならするでもっと地味な格好を選べよ〜!(^^; そこに彼女のご近所さんらしい女の子が登場。彼女はマイラさんに貰ったというピンクのぬいぐるみを抱えてます。派手なピンクのそれはとっても目立ちます。…ザムザ星人は原色好きなのか?? 女の子はそのぬいぐるみをとってもとっても大事にしていて、普段は肌身離さずつれて歩いて、学校に行く時は冷蔵庫にしまっておくそうです……?? 「なんで冷蔵庫に?」 当然の疑問をぶつけるマイラさんに、 「だって、空き巣に連れて行かれちゃったらかわいそうじゃない!」 ……何故そういう発想になる(汗) てゆうか、空き巣はそんなもんには興味は持たないから安心しなさい!(苦笑) そんなほのぼのご近所さんをやっていた異星人&女の子だったんですが、帰り道に何故かチンピラに絡まれてしまいます。 それを見ていたバン、「張り込みの心得1、張り込みの対象と、接触を持ってはいけない……」と呟いてはみたんですが、忍耐力のかけらもない彼にそんな呪文は聞きはしない。ついつい出しゃばってちんぴらを追っ払って、 「有難うございました!大丈夫ですか?」 と彼女にお礼を言われるまでは…まだよかった。 「なんのピロシキ(??)、マイラさんこそ怪我はないですか?」 とこれもまたお約束。 「どこかでお会いしましたっけ…?」と不思議な目を向けられてしまいます。 総て顔に出てしまうバンの嘘なんてみえみえなんですが、丁度手にパイプをもっていたので、 「水道工事をやっててこの辺一体を受け持っている」 というよく分からん嘘をついてみます。 …したら丁度マイラさんの家の水道が壊れていたそうで(^^;どんどんどんどんまずい方向に進んで行くバンはそのままマイラさんのアパートに行ってしまいます。 んでまあ、マイラさんの家で水道工事…とゆうか水道破壊をするバン。 彼女は水道の事はたいして気にせずに、何故か「私のひみつを聞いて下さい…」と自分が宇宙人である事や、恋人から逃げて地球に来た事とかをべらべらバンに喋ります。 「でもどうして、初対面の俺に?」 「嘘はつきたくないから。ザムザ星人にとって、嘘が一番の罪なんです」 マイラさんはどうもバンをとても信頼したらしくて……よく分からない展開ですが気にしていても仕方がない。 おまけに彼女はバンに「真実のリング」というペアの腕輪の片割れをプレゼントしてくれます。 「ザムザ星人に伝わる伝説で、このリングをつけたものは永遠の信頼で結ばれると。私と信頼で結ばれてくれますか?」 そんな事を言われちゃって舞い上がりの大喜びのバン。 更には二人いい雰囲気で抱き合っちゃったりします。展開早過ぎです(^^; でも、そんならぶらぶ二人の光景は、張り込み中のウメコに丸ばれ。 「張り込みの相手とは接触しない、基本中の基本でしょ!?」 「情報収集のため……相談があるって言うから……」 ウメコに怒られ、小声で往生際の悪過ぎのいい訳をするバン。 「駄目なものはだめ!ボスにばれたら首よ!!」 ウメコも強い事を言ってるんですが、 「そうだなあ…シュークリーム100個!」 「え??」 「あ、いやいや、おまけして50個!口止め料♪」 ……こらこらこらこら(^^; こーゆー場合は素直に非を認めて上司に判断を仰ぐべきでしょうが!そうじゃないと絶対あとで取り返しのつかない事になるの、目に見えてるじゃないですか〜〜!!(汗) ……あああああ(- -;; だから不安だって言ったのに……。 なんかとっても嫌な感じの展開です。 一方、ホージー達はたれ込み情報により、シェイクが向かっていると言う洞窟で待ち伏せをしていた……誰だよ、そんな情報たれ込んだの!(笑) 「何故こんな所に…?」と不思議がっていたデカレン達でしたが、理由は簡単でシェイクは爆弾こと「俺の可愛いベイビーちゃん♪」をこの洞窟に隠していたらしいです。 ……ってことはシェイクさんは昔も地球に来た事があったの??とゆうか今さら誰も突っ込みませんが、地球に張ってあった筈のバリアーの存在は一体どうなったんだ。まあ、毎回アブレラさんが何かしらの手で道を開いているのかもしれませんが。 シェイクさんがベイビーちゃんを抱えて洞窟から出てきたとこで突撃する3人。 「緊急手配犯シェイク!お前を逮捕する!」 「…宇宙警察か。俺を見つけたところまではラッキーの女神が微笑んでいたからしい、ここから後は涙雨だぜ!」 古風な台詞のシェイクさんはアーナロイドボールを発動。 でも、 「残念だったな。涙の彼女を微笑ませることに関しては、俺はプロだぜ!(←自称)」 ……もっと古風なやつがひとり(苦笑) そんな彼の気の抜けるような台詞が女神に通じたのかなんなのか、アーナロイド達を簡単に片付ける3人。でもシェイクさんには逃げられてしまってガッテムです。…やはりホージーの腕ごときでは女神は微笑みきってはくれなかった模様です(爆) 「シェイク、脱獄の手助け、アーナロイドの料金がまだのようだが?」 …とアブレラさん。冒頭の脱獄シーン、アーナロイドが出てましたが、この人の差し金だったんですね。成る程。…どーやって連絡を取ったんだろう??外部の、しかも黒い武器商人と連絡が取れちゃうようじゃ、監獄衛星とは言えませんよねえ。 「…焦るな。まずは感謝の意を表させてくれ」 「感謝は言葉じゃなく、金でするものだ」 言葉で誤魔化そうとする?シェイクさんに現金な発言のアブレラさん。てゆうか彼、てっきり前払い専門だと思ってたんですけど、後払いも受け付けてるんですね!?(^^;結構悪人はぱたぱたデリートされちゃう状況下で、それは商売としてまずくないのでしょうか。 「…嫌いじゃないぜ、エージェント・アブレラ、お前のクールな金勘定が。…十倍にして払ってやる。…俺のこの可愛いベイビーちゃん達を金に変えたらな!」 「ふん、そんなおもちゃに買い手がつくのかな?」 あざけるような口調の武器商人。 シェイクさんは可愛いベイビーちゃん達をバカにされて、 お怒り気味。 「…口の聞き方に気をつけな!こいつにパワーアップエナジーを注げば、このこ汚い星、美しい千億の星屑に出来る…」 黒い武器商人は、古風な口先攻撃には惑わされなくても、強力な武器の話となるとやはり興味があるらしい。…それが彼の命取りとなりそうな事はこの時点で明白なんですけどね〜! ……頑張れ、アブレラ商会(^^; 「そのエナジーとやらはどこにある?」 「…俺の女に預けてある」 やはりというか、そんな展開です。 んで見張り組。 …言われるままに、ホントにシュークリームを50個買ってくるバン。 夢のような光景に大喜びのウメコ。 ……どーすんだよ、50個ものシュークリーム??(^^; 結構しっかりしたシュークリームなので、賞味期限はいいとこ半日だと思うんですけど……食べる気か?ウメコ?? 止めないけど無理だと思うなあ…。 そんな幸せウメコはそのままお風呂タイムに突入してしまいます。 「隙を見て、あの人に会おうなんてしないように!」 と一応言い残して行くのですが、彼女に見えないようにあっかんべーのバン。 ……反省の色は限りなくなさそうです。 結構な出費だと思われるシュークリームも同情の余地ゼロ。 それよりも気になったのはウメコの入っていたお風呂。いつものバスタブとは違うので、多分このアパートの備え付けのバスだと思うのですが……やっと水の出し方が分かったのかな?(笑) まあ、一応ちゃんと見張りをしていたバンでしたが、彼女の部屋に空き巣が入っているのを見て飛び出してしまう。つうかさあ、だから留守宅を張り込みしていて……どうしろと??(^^;よく分かりません。 空き巣は簡単に追っ払い、おせっかいにも散らかった部屋の掃除を始めるバンですが、その光景はお風呂から出てきたウメコにまたばればれ。 …だけならまだ良かったのに、そこに「もう手がかりはここしかないんだ…」と残りの3人がやってきてしまう。しかも手みやげにシュークリームを持って。それも同じ会社の袋のものを。 動揺していたウメコは「バンはどうした?」の問いかけにまともに答えられず、バンがマイラさんの部屋に行っている事があっさりばれてしまう。 「まさか、張り込みしている女性に接触したんじゃ?」 「まずいよ、あの部屋の女性が帰ってくる!」 帰宅しようとするマイラさんの姿を見つけた4人。 窓から顔出してバンに「早く帰ってこい!」コールを身ぶり手ぶりで送ります。 それに気がついたバンは「やっべ〜!」といいつつのんきにピースサインなんか出したりして。でもセンちゃんとホージーがあまりにしつこく帰ってこい手ぶりをするので、諦めて帰ろうとします。 でも玄関に来たとこでマイラさんに気がつき、慌ててベットの下に潜って隠れます。 …SPライセンスの通信機能は使えないんですか??(- -;; マイラさんが帰ってきていることに気がつけば、バンもベランダから飛び下りるなりなんなり出来たと思うのに。まあ、この後の展開上の都合だと思いますけど。 そんでまあ隠れていたバン。 帰宅早々、部屋が荒らされている事に気がついて焦るマイラさん。 そこに「久しぶりだな」とシェイクが登場。…どっから出てきたんだこいつ(汗) 当然バンは何も考えずに飛び出してマイラさんを庇う。 シェイクの姿を認めた4人も変身してマイラさんの部屋に乗り込み。 「安全の為に、あなたを張り込ませてもらいました」 「何隠れてんだバン、懲罰問題は後回しだ。早く変身しろ!」 ………あああ〜!ばれちゃった♪ マイラさんに張り込みをしていた事を知られたくなくてしらを切ろうとするバンでしたが、実は嘘発見機だった「真実のリング」がぴかぴか光ってしまう上に、シェイクさんが怪重機を出してきてしまってはそんな事は言っていられない。 彼女を庇う為にチェンジしてしまいました。 ……水道屋さんでなかった事がばれてしまいました。 ………ホントに信じてたんだろうなあ、彼女。 嘘が嫌いなのは素敵な事だと思いますが、地球に来たからには少しは人を疑う事を覚えた方がいいと思います(^^; そんなんでデカマシンを召還し、シェイクさんの怪重機・シノビシャドーと対決するデカレンジャー。…この怪重機も後払いなんだろうなあ。大丈夫なのか、アブレラ商会。 シノビシャドーさんは分身してくれたりして、「超忍法だ〜!(笑)」と大爆笑させてもらったりしましたが、結局逃げられて今週はおしまい。 しかも最後。 「伴番さんが私を見張っていたデカレンジャーだったなんて…。嘘をついていたのね!」 静かに怒るマイラさんに、 「違うんだ!仕事で仕方なく……嘘をつくつもりじゃ…」 嘘じゃん。 見苦しいぞバン! まあ、そんな言い訳で彼女が許してくれる訳もなく、顔を思いっきりひっぱたかれてしまったバン。傷心のマイラさんはそのまま立ち去ってしまいます。 続きます。 |
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