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第10話『トラスト・ミー』
先週の続きです。
職務を忘れて張り込みの相手であるザムザ星人のマイラさんに一目惚れしてしまったバン。でも張り込んでいた事が彼女にばれ、嘘が大嫌いな彼女は大激怒。あっという間に得た大信頼はあっという間に大不信に早変わり。やはり世の中はそんなに甘くはありませんでした。

尚もシェイクさんにストークされ続ける危険のあるマイラさんを、デカレン達はデカベースに同行し護衛を申し出るんですが、勝手に張り込まれていい気がする訳もないマイラさんはその申し出をあっさり拒否。「自分の身は自分で守ります!」と帰ってしまいます。

作戦会議にも加わらずに落ち込み続けているバンに、メンバー達は思い思いの言葉をかけます。
「バン、まだ彼女のことを気にしているのか?」
「張り込みされてたことが分かれば、誰でもああなるものよ」
「そもそも、彼女と接触したのが間違いだ。捜査に個人の感情を持ち込むなんて、プロ失格だ!」
「そこまで言わなくたって…バンだって分かってるわよ!」
とりあえず、全体的に甘いですね〜!(^^;『ボスにばれたら首よ!』はどこに行ったんだ。まあ、首になる事は100%ないと思いますが(笑)

落ち込んでいたバンはすくっと立ち上がり、
「俺の責任です!俺にマイラさんを守らせて下さい!!」
……何も分かってないじゃん(^^;
そもそも責任ってなんの責任だよ。シェイクを取り逃がした事は別に関係ないだろうし…マイラさんを怒らせた事?それも「誰でもああなるもの」ならあまり関係ない気が……まあ、バンがなりゆきとはいえマイラさんに嘘をついてしまった事によって、彼女がデカレンにより非協力的になってしまっただろうからその責任…とゆうことなのかなあと考えてみたり。

んなんで結局バンは「今、彼女になにか起こったら冷静な判断は下せないだろう」という理由でこの捜査から外されてしまいます。てゆうか外されるだけでお咎め等は何もないらしい。ううん、相変わらず甘いボス(苦笑)でもまあ、色々情報が取れたし、マイラさんも一応守れたしって事でチャラにしてくれたのかなって事で。

そんでも捜査を外されちゃったという事は、今のバンにとっては一番のお咎め。
もの凄く落ち込んでしまった彼ですが、ウメコが必死に、
「ホージさんの言う事はいちいちごもっとも。でもしょうがないよね!好きになっちゃったんだもん」
「人の気持ちになって考えられるバンのそういう所、私いいと思うよ」
「ちゃんと謝ればまた仲直りできるって!」

と慰めてくれたので、「そうだよな!」元気を取り戻して笑顔を見せます。てゆうか少々持ち上げ過ぎな気もしなくもないですが、ウメコもちょっと責任感じてるのかな。彼女はまったくお咎めなしみたいですしね(苦笑)
そんなんで、バンを除いた4人はマイラさん保護の命を受け、バンがいないとなるや、仕切りに走るホージーさんを先頭に彼女の追跡を始めます。
てゆうか歩くマイラさんのすぐ後をぞろぞろとお揃いの制服で追いかける4人は只の怪しさ爆発ストーカー状態(笑)尾行ならもうちょっと距離を取れよ〜!(^^;
まあ尾行ではなく、単純に彼女を守る為に後を追っていただけなのかもしれませんが。にしても端から見てても異様な光景です。振り向きもせずに歩くマイラさん、本気で気がついてなかったのならいくらなんでも鈍過ぎでしょう(苦笑)

そんなど下手な尾行をする4人の前に、シェイクさんが放ったアーナロイド集団が立ちはだかります。まあ、あれだけめだつ尾行をしていれば邪魔されるのも無理ないと思いますが。てゆうか一瞬うざい刑事達の尾行に嫌気がさしたマイラさんが差し向けた刺客なんじゃないかと本気で信じかけたました(爆)

ともかくロイドが出てきてしまった以上、早くマイラさんを追いかけないとまずい!という事で、 センちゃんが「急いでるんだけど退いてくれるかな〜?」なんてロイド相手ににこやかにお願いしてみるんですが、当たり前ですが「頼むだけ無駄!」状態。
で、変身してとっとと蹴散らそうとする4人でしたが、ひとりあたま5〜6人はいるロイド達に手こずってしまい全然その場を動けません。
仕方がないので、センちゃん一人だけでもその乱闘から抜け出させようとします。
「センちゃん、追って!」
「OK!………うわっ!!」←ロイドに蹴っ飛ばされた
「早く行け!」
「うん!……ぐわっ!!」←ロイドに飛び蹴りされた
「センさん、早く!」

……何故彼一人に押し付ける(^^;
そういう訳で、4人がかりでも最下級ロイドに足留めをされてしまう困ったデカレン達でした。
しかし一体ロイドボール一個の中には何体ロイドが入っているのだろう…(悩)わっかんない〜!(悩)


さて、一方バン。
ひとりお留守番の彼は、スワンさんの所で、ため息つきながらその場行ったり来たり。
すごく迷惑です。
落ち込む気持ちは分かりますが、他の人の仕事の邪魔をしないように!(苦笑)

そんな姿を見ていられなくなったのか、単に邪魔だったのかのスワンさん。
「散歩でもしてくれば?」
「え?」
「捜査から外されても、散歩くらいいいんじゃない?散歩してて、偶然誰かと出会って、自分の気持ちを伝えたとしても、文句を言われる筋合いはないわ!」
…確かにバンは捜査を外されただけで謹慎を喰らった訳ではなさそうなので、そうなのかもしれませんけど……いいのか、それで?(^^;最もスワンさんの入れ知恵とあっては誰も文句言えなそうですけど。
「…有難う、スワンさん!」
お礼もそこそこで一気に飛び出すバンの背中をスワンさんは優しく微笑みながら見守ってます。


更に一方、邪魔な尾行もなくなったしのマイラさん。
シェイクが自分に「預けたもの」は何かと悩んでいたのですが、今までにシェイクから貰ったプレゼントは、お隣の女の子にあげたピンクの鳥のぬいぐるみしかない!という事に気がつきます。
…そんないわく付きのシロモノを人にプレゼントするなよ、マイラさん!(^^;
慌てて、お隣さんの家の玄関ドアを叩くマイラさんでしたが(呼び鈴押せよ…)、お隣は残念ながら留守のよう。でも鍵が開いていたので、そのまま勝手に中に入ってしまいます。
鍵開けっ放しにするなよ、お隣!(苦笑)
女の子が先週「空き巣に連れて行かれちゃったら可哀想だから」と言っていましたが、そりゃ鍵を開けとけば空き巣も入るでしょうに(^^;このご時世なんですから気をつけて下さいよ〜〜!

ともかく、易々と侵入を果たしたマイラさんは、お隣の冷蔵庫の中から例のピンクのぬいぐるみを見つけます。
でもそこに、
「お姉ちゃんが空き巣?」
と女の子が登場。家の中にいたのかな??それにしても鍵をかけてないのは不用心過ぎですけど。まあ、マイラさんが叫んでも返事しなかったとこをみるとちょっと出かけてたってとこでしょうが。にしても鍵……。
時にこの女の子「ティアラちゃん」なんですね〜!(汗)初め聞き違いかと思ったんですが、OPのクレジットにもちゃんとカタカナで「ティアラ」と入っていたし。少々親御さんのセンスを疑いたくなるような名前です。

「ごめんなさい、これを返して欲しかったの…」
「どうして?」
「このぬいぐるみを狙っている、悪い奴がいるのよ!」
その言葉を裏付けるように、ぬいぐるみの羽の下からいかにも怪しげなカプセルが発見される。「なにそれ!」なティアラちゃんから、そのぬいぐるみを返してもらったマイラさんはそのままそれを隠しにどっかに行ってしまいます。
…ぬいぐるみは置いて中身だけ隠しに行った方が楽な気がしますが、まあ、したらそのぬいぐるみをもっているティアラちゃんが襲われる可能性があるので、仕方ないのかな。それにんないわくつきのぬいぐるみを無垢な女の子にあげとくのもどうかと思いますしね(苦笑)

で、散歩に出たバンは迷わずにマイラさんのアパートに直行。
でもティアラちゃんから「マイラさんは留守だよ」と教えてもらったバンは、「マイラさんが危ないんだ!」とティアラちゃんを説得し、彼女の行き先を教えてもらいます。しかしなんつうか危機感の薄い女の子です。年齢的に仕方ないのかな(^^;


そして「これがシェイクの手に渡ったら大変な事が起きる…」とぬいぐるみの隠し場所を探しまわるマイラさん。とりあえずむき出してぬいぐるみを持ち歩かないように(苦笑)
案の定、あっさりシェイクさんに捕まってしまいます。

「君のお耳は桜貝、俺の囁き波の音……」
「……離して!!」
「銀河の海へ船出する。二人の行く手に愛の星……」
「…何するのよ!」
「また、よりを戻そう。そして幸せになろうぜ…!」
「いやああああ〜〜〜〜!」
ホージー顔負けのきざな台詞を吐きまくるシェイクさん。マイラさんの悲鳴も最骨頂です。んでも回想シーンでぬいぐるみを貰ってた時は彼女は結構幸せそうに微笑んでいたので、当時はこのきざな台詞に酔いまくってたんだろうなあ、とか思ったり。

そしてこーゆー時に登場してこそヒーロー。
「マイラさんから離れろ!」
「伴番さん!」
「マイラさん御免、俺は君を傷つけてしまった。許してくれるなんて思ってないけど…でも頼む、せめて君を守らせてくれ!いや、君が嫌だと言っても、命をかけて君を守る!」
…あっついなあ(^^;
バンの腕の嘘発見機腕輪は彼が真実を語っている事を証明しており、マイラさんは「伴番さんは真実を語っている…」とちょっと感動気味です。
つうか、よくよく考えれば、そんな腕輪が存在するってことは、ザムザ星人もなんだかんだっでみんな結構嘘をつくんだって事ですよね(苦笑)

そんな二人の様子が面白くない(と思う)シェイクさん。アーナロイドを呼んで蹴散らそうとします。バンも変身して応戦です。
ちなみにこの時現れたアーナロイドは8人。バンが撃ったのが7人、蹴っ飛ばしたのが2人…??……まあ、いいか(笑)一個のアーナロイドボールの中の数としてはこの位が妥当な気がするのですが、だったらホージー達の方に使われたアーナロイドボールは2個以上??何にしてもシェイクさんは複数個のアーナロイドボールを購入している模様です。後払いなのにアブレラさんも気前がいい事(^^;

アーナロイド達を簡単に蹴散らしたバンはシェイクさんと一騎討ち。ここのアクションはかっこよくて嬉しかったです♪
でも、どうもシェイクさんの方が一枚上手なのは否めない。
「二度とマイラさんに近付くな!」
「ふん、もてない男のごたくだな!」
……年期が違うよ、バン(笑)軽くあしらわれちゃってます。
銃はマントで弾かれ、目から光線まで出され、素面に戻ってしまうバン。
更には「よろこべ、俺のベイビーちゃんの第一号の実験台だ!」と、実験台にされてしまいます。
つうか、実験すらしてなかったのかな?シェイクさん。そりゃアブレラさんに鼻で笑われても仕方ないよなあ(笑)
ベイビーちゃん注入の銃口を向けられ、バンがやばい!のその時、
「待って、シェイク!そんなバカな男はほっておいて、私を宇宙に連れて行って!」とマイラさんが飛び出してくる。
「お前の新しい恋人じゃなかったのか?」と問うシェイクさんに、 「地球の男なんかに興味ある訳ないじゃない!」ときっぱり。
驚いて目を見開くバンに、
「あら、本当に信頼されてるとでも思ってたの?坊や。私が信頼して、愛しているのは、銀河広しっていってもシェイクだけよ!」
と、いきなりシェイクさんと大人の視線なラブシーンを始めてしまいます。
「マイラさん、君が嘘をついていたなんて…」と大ショックのバンでしたが、よく見たらマイラさんの手のブレスがぴかぴか。彼女はバンを助けようとして、今、嘘をついている模様です。ホントのホントにいい人だったのか、この人…。
(( 嘘の大嫌いなマイラさんが俺を助ける為に罪を犯してまで…))と大感激のバン。
「マイラさん、もういい、嘘なんてつかなくていい!俺は約束を守る!!」
気合いでもう一回変身し、マイラさんを安全な場所に逃がし、再びシェイクと一騎討ち。今度は気合いが違うのかバンの方が優勢。ベイビーちゃん入りの弾頭もたたき落として、「初志貫徹!」と絶好調。
「伴番、あなたの心、確かに見えたわ…」とマイラさんからの信頼も取り戻し、いいとこ取りです。流石は主役回。

んで 、やっとこさ駆け付けた仲間とも合流。…遅い!(苦笑)
ホージーがお約束で「バン、お前はこの件を外されたはずじゃ…!」と言ってはみたものの、アーナロイドごときに手こずっていた人達では説得力ゼロ(笑)「固い事言いっこなし♪」って事で5人で戦闘開始!
なにしろバン一人でも手こずっていた感のあるシェイクさん、5人がかりではどーにもならなくて、シノビシャドーを呼んでメカ戦に突入。
「バン、お前……」と今さらのようなボスの台詞もあったりしましたが(笑)でも「ここで汚名返上してみろ!」とやはり甘いボスでした。

その後、またシノビシャドーが分身してみたり、またベイビーちゃんで強力なミサイルを撃ってきたりしたんですが、その威力は正直それ程たいした事ないな〜といった感じで(爆)1000倍パワーの弾頭をデカロボに掴み返されてしまい、あっさりシノビシャドーは爆破。
てゆうか100倍と1000倍の差がたいしてないような気がするのは気のせいって事にしておきます(苦笑)あの調子だと惑星を破壊するには少なくとも1億倍以上のパワーが必要そうな気が(^^;

で、怪重機を失ってしまったシェイクさんはデリート×判決であっさりデリート。この際、シェイクさんが最後のあがきと剣を振りかざして走ってくるのですが、バズーカのスピードには勝てなかったみたいです。つうか真正面から切り込んで来ないで、少し脇に回るなりなんなりすれば簡単に避けられそうな気がするんですけどね〜!(苦笑)…言わないお約束。
ともかくめでたしめでたし。『メガロポリスは日本晴れ』です♪


最後の最後、
「マイラさん、もし俺の心が見えたなら、もう一度信頼してもらえますか?」
「ええ、勿論、あなたへの信頼は戻りました!」
「やった〜〜!」なバン。
嘘発見機がないと築かれないとゆうちょっとどうよ?的な信頼ではありますが(苦笑)でもまあ、良かった良かった。
「あの二人、いい感じじゃないか?」
「星を超えた愛ね〜!」
「ロマンと言うか、宇宙は円満と言うか」
仲間達も優しそうに見守ってます。余談ですが台詞のないホージーもちゃんと笑ってます(笑)多少妬いているかもしれませんが。

でも、このままでは終わってくれない。
最後の彼女の爆弾発言。
「今日からあなたは…私の真実の……友達です!」

……こういう落ちかい(^^;

「友達??それだけ??」
「地球に信頼出来る友達が出来て本当に良かった。もし新しい恋人が出来たら、真っ先に報告しますから…じゃ!」
そのまま、立ち去ってしまうマイラさん。「地球の男なんかに興味ある訳ないじゃない」の部分は本心だったのかもしれませんね(苦笑)まあ、『男はライオンみたい』な星の住民なんですから、地球の男なんて同性みたいなもんなのかもしれませんけど。
しかし 「期待させといてそりゃないだろ!」なマイラさんに突っ込むべきなのか、「下心丸出しは良くない!」のバンに突っ込むべきなのか。まあ、どっちもどっちかな。 地球人的考えからはバンに同情したいとこですが、マイラさんの星では友達でも抱き合うのが当然なのかもしれませんしね。星を超えた愛も中々難しいものです。

「友達かあ……」
嘘発見機ブレスを見ながら落ち込むバンに、
「まあ、そんなとこだろ」と肩を叩くホージー。
「なんだと、相棒!」
「…相棒じゃない」
「心の友だろ?」
…ホージー、『心の友』に昇格(笑)
「励ましてくれよ!」「励ましてやってんだろが!」とじゃれ始めた赤青、止めようと間に入ろうとしたセンちゃんが、二人に思いきり突き飛ばされて転がっていたのが印象的でした(笑)地球は今日も平和です。

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