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第11話『プライド・スナイパー』
本日はボスが 「惑星間犯罪者会議」に出席するために出かけているので、なんとホージーがボス代理をやっております。
現在地球署の指示系統はホージーに任されてるって事なんですが、「え〜?なんでホージーが!?(汗)」とも思わなくもなく(爆)まあ、なにしろ人材がいないので仕方がないのかな(^^;個人的にはスワンさんが一番適任じゃないかと思うんですけど。

んで、そのホージー。座り心地抜群という話のボス席にどっかり座って、バンの報告書をえらそうにチェック。
「駄目だ、やり直せ! 誤字脱字だらけだし、四字熟語も多すぎる!」
そのまま『そこをなんとか』モードに入ったバンに「まとわりつくな」と一刀両断。「鬼のいぬ間にもっと厳しい(細かい)鬼」って感じでバンも半泣きです。
しかし四字熟語だらけの報告書って…(^^;バンの事だから、無駄に入れた四字熟語で思いっきり誤字脱字をやってくれてそうです(笑)

そんな時、「地球に向かって謎の巨大物体が落下してきている」という聞くにも恐ろしい事件が発生。
急いでデカマシンで出動するデカレン達ですが、
「目標確認!」
「スペースマシンね、これは…」
「5秒後に地球に到達」
「…墜落するってことね…」
と、とんでもない事をさらりと言ってくれます(^^;しかも落下地点は思いっきり都市部の真ん中。自分達の力が及ばないとか、謎の物体に手を出すなとか色々あるのかもしれませんが、落ちてくる前にどーにか出来ないもんなのでしょうか。防衛ミサイルで爆破するとか…乗ってる人の人命保護とかも勿論あるでしょうが、普通に考えたら結構素敵な被害が出そうなもんですけど。
…てゆうか、セーフティネットの存在は完全に忘れ去られましたね…。宇宙には危険がいっぱいです。


で、見事街中に墜落し、派手に火柱をあげて大炎上している落下物体。
デカレンロボは消火&救出活動に入りますが、落下地点はビル群の間の広い道路?…まあもしかしたらビル一台位巻き添えにしてるかもしれませんけど(^^;
んで、消火してみたら、そのシャトルの表面にはどでかくS.P.Dマークが。しかも生命反応があるという。
助けるまでもなく出てきた人間はヘルメット装備。…バンはメットとかなにもせずに宇宙を渡ってきたので、このメットは宇宙服と言うよりプロテクターなのかな(笑)壊れてしまって分かりませんが、もしかしたらこのスペースマシンはバイク型だったのかもしれません。その程度の無理なら、スペシャルポリスならきっとやってくれます(苦笑)

「大丈夫か?」
「ああ、街を破壊して申し訳ない」
謝っているとはいえ、どうものんきなエイリアンスペシャルポリスは逃走中の凶悪犯とのチェイスの末、地球に墜落してしまったらしい。
「かろうじてデリートはしたが…」
とメットを取った彼は地球人そっくりな外見。白髪(銀髪と言え)に、額には謎の金属みたいな銀の爪(?)が並んでます。きっと額の爪同士を合わせると、意志の疎通が出来るに違いありません(笑)

それは置いておいて、 彼を見たホージーはびっくり。
変身を解いたホージーを見た銀髪兄ちゃんもびっくり。
「宝児…!」
「ヴィーノ!」
驚く宇宙人・ヴィーノ君に満面の笑みのホージー。どうやら彼はホージーの知り合いだった模様。「ホージー」でなく「宝児」という呼び方がポイント。

二人はお互いの右腕に輝く銀のブレスキンッ!と音を立ててぶつけた後、しっかりと抱き合います。
「バカ野郎、今までどこで何をしてたんだ!」
涙を誘う感動シーンです。

が、その光景に外野の皆様はびっくりおたおた。
何しろあのホージーがにこにこ笑ってるんですから(しかも男相手に!女ならともかく/笑)そりゃあ普通驚きます。
「あの……どちらさま?」とおそるおそるバン。
「俺の候補生時代の親友で、ビリーザ星のスペシャルポリスのヴィーノだ」
……てなわけで。成る程。久々に会った昔の友なんですね。ホージーは彼の肩なんて抱いちゃってとってもとっても嬉しそうです。
相棒の友は俺の友!というノリで手を差し出すバンに「細かい話は後だ」とちょっと冷たいヴィーノさん。「取り急ぎ本部と連絡が取りたい」という彼の願いで、ホージー達は心良く彼を地球署に案内します。が、この時、ジャスミンだけが何故かちょっと渋い顔をしています。

てゆうか、美しい仲間の友情は実にいいんですが、お願いですから一般市民の救助もしてあげて下さい(^^;…あれで被害が全く出ていないなんて言わせないぞ〜!(笑)
んで、地球署からビリーザ星に連絡を取ろうとするヴィーノさんですが、何故かうまくいかない。
「ついさっきから急に惑星間通信が不能になっちゃってるの。原因は究明中!」とモニタの向こうのスワンさん。とりあえず 「報告を待つしかないな」という状況です。

「…ところでお前達のボスに挨拶させてくれないのか?」
とヴィーノさん。
「ボスは俺だ」
「?」
「(苦笑)今だけな、ホントのボス対策会議で本部だ」
「…ここにいないのか」
このヴィーノさんの台詞にまたなんか眉をしかめ気味のジャスミン。なにか言いたげなんですが、誰も彼女に突っ込んであげないのでそのままスルー。
そんなんで時間が余ってしまったので「久しぶりにやろうぜ!」とホージーはヴィーノさんの肩を叩きます。

んで、やる事は射撃訓練。
訓練もいいですが。
破壊された街をどうにかしてあげて下さい(^^;
夜が明けてたから交通渋滞が起こるぞ〜!(汗)


射撃訓練は自分でスタートボタンを押して(つうか踏んで)飛び出してくる的を打つという、どことなく某筋肉番組の「ショットガンタッチ」に似てるような気がしなくもなくというシロモノで(笑)
当然のようにパーフェクトを出すホージーに仲間達は「ま、ホージーだし」と賞賛の言葉をかけますが、ヴィーノさんだけは「ふ〜〜ん」と不適の面。
「こいつとはあらゆる面でトップの座を競いあっていたが、射撃の腕だけは叶わなかった」
降参ポーズでヴィーノさんと交代するホージーに「名ライフルマンのホージーがねえ…」と感慨深げな仲間達。
そこでホージー。
「スペシャルポリスになって2年目、急に連絡が取れなくなった。行方不明になったと聞いたが、今までどこで何をしていたんだ?」
と、いきなり重要な事を言い出します。…先に聞けよ〜!(^^;
「捜査中の事故で記憶を失ってたんだ」
「え?」
「それがやっと戻って、復帰したばかりでお前と会えるとはな」
だったら先に連絡しろよ、ヴィーノさん!(- -;; …と放送の時は思ったんですが、その理由はこの後すぐ判明します。
てゆうかホージー、スペシャルポリスになって何年目なんだろうなあ。

ヴィーノさんは復帰したばかりとは思えないような鮮やかな腕で、ショーちっくに的を一気に撃ち落とします。「ホージーさんでもできなかった」技にギャラリーの拍手喝采。
「流石だな」
「実践では役に立たん遊びだ…」
とぼそっと呟いたヴィーノさんはなんか様子がおかしい。本人曰く「流石に疲れた」という事なのでゲストルームで休ませる事にしました。
この際、ホージーに付き添ったウメコが、ゲストフロアのお風呂の装備の素晴らしさについて語りまくるんですが、ヴィーノさんは「説明は要らない」と一刀両断。
「いつもあんな人?」
「いや…疲れてるんだろう」
なんてホージーはフォローしてますが、正直入浴剤やらシャンプーリンスについて語られても迷惑なだけなような気がします(苦笑)
時にウメコ、「泡風呂にもなる」と言っていましたが、てことはバスボムとかじゃなくて専用の泡風呂用装置を使ってるんですね。まあ、あれ位お風呂に入っていれば装置代も充分元が取れそうですけど(笑)

そんなんでヴィーノさんを置いて、いつもの会議室に帰ってきた2人を迎えたのは仲間達の深刻そうな姿。
「どうした?」と聞くボス代理に、
「あの人、ちゃんと調べた方がいいかも…」とジャスミン。
当然「なんだって?」なホージーに、
「ホージーの親友なのに悪いけど、冷たく研澄まされた野獣の気…それ以外感じられないの!」
ジャスミンはホージーに遠慮して今まで黙っていた模様です。仲間思いは素晴らしいですが、でも気がついてたんならホージーにはともかくとして、他の人にはもっと早く言っておいた方が良かったのかも。
「さっきだって急に荒っぽくなったし」
「そういえばゲストフロアでも」
仲間達もそれに同乗。
「そんな筈あるか!あいつは俺の……」
「…親友だからって事でデカベースに入る時にもチェックしなかったけど…」
センちゃんまで同乗で、逃げ場のなくなったホージー。まあ、確かに明らかに怪しさ爆発してましたけどね(^^;

ホージーが言葉に詰まった時、なんとデカベースにアリエナイザーが侵入したという連絡が入る。それも「ギガンテス」といういくつもの星で用心を暗殺してきた宇宙の殺し屋だという。
「なんでそんな奴がデカベースに!?」と慌てつつ、5人は変身してその殺し屋さんと対決。でも流石は凶悪手配犯、5人掛かりなのに好き放題やられてしまい、しかも逃げられてしまいます。

その後、ふと思いついたようにゲストフロアに走るバン。後を追う仲間達…案の定、ゲストルームにヴィーノさんはいない。
「やっぱあいつの仕業なんじゃねえの?」「奴の狙いはなんだろう?」
語る仲間達の発言に、
「そんな筈はない!そんな筈は……」
と大動揺のホージー。現実を正しく認識出来ない彼の目はすっかり泳いじゃってます。

そこに、帰還したボスからの通信が入り、5人はボスと合流します。

「一体何があった?何故惑星間通信が途絶えた?」
「デカベースの中にアリエナイザーが侵入しました。恐らくそれと関係があるかと思われます…」
「何!?(汗)」
…ちょっと自分が留守にしたらこれ。ボス真っ青。ボス代理のホージーはすっかり頭を項垂れちゃってます。
「すぐに全フロアに緊急警戒体勢だ!俺たちは一旦デカルームで対策を…!」

言葉を言い終わる前に、ボスを銃弾が襲う。

体にまともに銃弾を受け、思いっきりふっ飛び仰向けに倒れるボス。

一瞬驚き過ぎて固まってしまったメンバー達でしたが、でもすぐ慌ててボスの元に駆け寄り絶叫状態でボスに呼びかける。
「敵の狙いは……ボス……」
と完全に放心状態のジャスミン。


固まり続けていたホージーは柱の影にギガンテスの姿を見つけ、我に帰って慌てて追跡。
銃口を向けるホージーの前で、ギガンテスはヴィーノへと姿を変える。
「ヴィーノ……お前……何故ボスを!」
「…金さ。金で雇われた」
必死で訴えるように叫ぶホージーと対照的に異常に冷静な声のヴィーノさん。
「何故だ!あれ程正義に燃えていたお前が!」
「……お前は納得しているのか?刑事の仕事に……」
ヴィーノさんが語るに、刑事の仕事をしていても感謝されるどころか警察官なんだからやって当然、それどころか憎まれたり恐れられたりで割に合わないと。
「…ある日悪魔が俺に囁いた。お前はその射撃の腕に見合う金を貰っているのか?」
持てる力を自分の幸せの為だけに使う…と昨年の誰だかさんみたいな発想に辿り着いたヴィーノさんは最高の金が貰える仕事につく事にしたのだと。
「それが殺し屋か!」
「そうさ、世の中は全て金……金なんだよ!」
で、彼は肉体を強化改造をしてギガンテスになったのだと。最高の射撃の腕を持つ肉体をサイボーグ化(?)するなんて、また思いきった…(^^;などとも思いつつ(苦笑)ともかく彼はそのボディを使って、世界最強の殺し屋として、その名を宇宙に馳せるようになったのだと。射撃の腕とギガンテス化になんの関係があるのかが今ひとつ分かりませんが。 

「……お前は間違っている、目を覚ませ!」

必死に訴え続けるホージーを彼は思いっきり笑い飛ばす。
んで、笑うだけ笑って…素早く銃を手にする。
ホージーも慌てて銃を構えますが、間に合わない。

「射撃の腕だけはどうしてもかなわなかった」相手。
彼の銃弾はホージーの右腕をかすめ、その腕のブレスをまっぷたつにしてたたき落とす。

腕を押さえて苦しむホージーに、
「…とっくに覚めてるさ」
と乾いた一言を浴びせる。
ついでに、
「お前は甘い、俺には絶対勝てない…」
と言い残して、その場を去ってしまいます。

手の甲側を押さえて異常に苦しむホージーは追う気力もない。只一言、親友だった男の名前を叫んでうずくまってしまいます。


歩くヴィーノさんの元にアブレラさんが現れる。彼を雇ったのはアブレラさんだったんですね。
「何故逃げてきた?」
「逃げた?お前から斡旋された依頼は遂行した筈だ…!」
「…まだ終わりではない。ドギー・クルーガーは生きている」
「何だと!?」

そのアブレラさんの言葉通り、デカベースのベットの上で目を覚ますボス。痛々しい包帯が巻かれた上半身はなんとです!…っても犬なんですけどね(苦笑)個人的にはふさふさの白い毛の胸毛(??)に大喜び。抱きついてふかふかしたい〜♪♪
てゆうか、生きてて良かった良かった♪まあ、ここでボスが殉職するとはこれっぽちも思っていませんでしたけど(笑)
「狙撃のショックで意識を失ったけど、もう大丈夫!」
「狙われたのか…俺が…」のボスの命を救ったのは、スワンさん開発の新型の防弾チョッキだったそうで。「新装備開発が私なりの戦いだもの!」の台詞がかっこ良かったです(^^)技術者万歳♪
てゆうか防弾チョッキを着てて、でも包帯を巻いてるってことは、打撲で湿布でも巻いてるんですかね?(笑)毛皮の上からでは効果なさそうな気もしますけど。


一方まだまだ落ち込み中のホージーは回想シーンに突入。
候補生時代の二人。
「どこに配属されても、俺達の心はひとつだ」
「ああ、こいつ(ブレス)に誓って、世界が平和になるまで戦おう!」
夜景をバックにブレスをカチン!な二人。明るい瞳の親友。
……そんな幸せだった頃の記憶なんかを思い出してしまったせいで更に落ち込むホージー。その場にへたりこんで絶叫です。…どこまでも打たれ弱いへたれエリート君。まあ、今回はちょっと無理ないですけどね。
で、 ホージーが先週までこのブレスをしていなかったという事は言わないお約束です(苦笑)


その後ホージーは帰還したらしく、デカルームで会議中のボス+5人。
・ゲストフロアから惑星間通信の妨害装置が発見された。
・ヴィーノは二年前にビリーザ星のスペシャルポリスを辞めていた。
・デカベースないで暴れたのは、改造手術の副作用で破壊衝動が抑えられなくなった為 。
と次々に事実が発覚します。…やっぱりこの改造、スナイパーとしては致命的な欠点があるような気がしなくもなくもないのですが(苦笑)
しかも、
「ヴィーノは既に宇宙裁判署においてデリートが確定している」
とボスの素敵なお言葉が。
その言葉に、暗く凍った顔をしていたホージーがふっと顔を上げます。
てゆうか、だったら普段からなにも現場でジャッジを求めないで先に判決を下してもらっておけば、色々と話がスムーズに…と思うんですが、まあ…きっと「宇宙裁判法(仮)」かなんかで良く分からない項目でもあるのでしょう。

ボスが話している最中に、メインモニタにいきなりヴィーノさんの映像が映る。流石名ハッカーと主席を争った人物、ハックの腕も抜群です♪
ヴィーノさんは名もない一般市民の女性を人質に取り、ボスに「今すぐに来い!」と脅迫をする。
ボスは「俺は奴の望み通りおとりになる」と作戦S.P.D3(?)を指示するんですが、
「俺がひとりでやります…」とすくっと立ち上がったホージー。
「でも、相手はホージーさんの…!」
「あいつに射撃で対抗出来るのは、俺しかいないんだ!」
なにげにボスに対して凄い発言をしているホージー。
まあ、でも今週は彼の主役回、見せ場です。


ひとり指定の倉庫のような場所に出向くホージー。
「宝児か、何故お前が来た」
「ヴィーノ、俺と勝負だ!俺を倒せば次はボスが来る。…それは約束する」
「いいだろう…でもその腕で俺に勝てるか?」
ホージーの利き手には痛々しい真っ白な包帯がぐるぐる巻き。何しろブレスをたたき落とした銃弾です。手の甲の一部をえぐられちゃってたりとかしてそうですが。ああ、考えるだけで痛い(T T)

ヴィーノはギガンテスに変身。
ホージーはデカブルーに変身。

…ってことを考えると、ヴィーノのギガンテス化は反射神経を強化する(早くする)のも目的だったんですかね。あとは逃げ足を早くする為とか(笑)
まあ、ギガンテスは手のサイコガン(??)を自由に扱えるみたいなので、その為の強化改造だったんでしょうけど。

ホージーはDスナイパーを組み立てる。
…それで早撃ちをやる気かい!(^^;とシリアスなシーンなのに思いきりツッコミ。どの世界にライフルで早撃ちをする奴がいる。そもそもそもそもライフルでの狙撃と拳銃での狙撃はなんか別物のような気がしなくもないのですが、天才スナイパーは銃ならなんでも使いこなせなきゃ駄目なんでしょうね、きっと。まあ、ギガさんのサイコガンも相当銃身が長いので、お互い様なんですかね。

「……いつでも来い……」

映写機がかたかた回ってます。

見つめ合う二人。

可哀相すぎる人質のお姉ちゃん。

…………………………。

…………………………。

……映写機が止まったのが合図。


勝負は一瞬………………倒れるギガンテス。

「何故だ…その腕で、この俺に勝つなんて…」
「…今のお前には分からないだろうな…この腕を支えてるものがなんなのか……」
『今のお前には』と、とうとう過去の思い出から、現在のヴィーノさんを切り離したホージー。
握りこぶしひとつ、
「刑事の、誇りだ」

スーパークールにパーフェクトに言い放つ。


「……笑わせるな!誇りだけで生きていけるか!!金以外に正義なんてないんだ!!」
撃たれてやけになったギガンテスは、カプセルの薬を取り出し、大量に摂取……したら巨大化。その際、巨大化に耐えられず彼のブレスが弾けとんだんですが、てことはギガンテスはブレスをはめてたんですか?(^^:あの太そうな腕に??(笑)

流石はS.P.Dマークのブレス。強度も御墨付きです。


巨大化したヴィーノさんに対抗する為に、デカロボを召還する彼等。
シリアスムード話なので、出撃の音楽も、戦いの音楽もなんかとても切ない感じです。

んでも何しろ既にデリートの決まっている相手です。ギガンテスが全然喋らない事もあって、展開はすごく早い。

「Goodby forever……and ever……!」

バンが四字熟語辞典装備なら、ホージーは和英辞典装備?(そしてジャスミンは死語辞典装備/笑)シグナルキャノンをぶっぱなして、ギガをデリートをしておしまい。

「これにて、一件、コンプリート…」

絞り出すように、呟くように言葉を紡ぐ。
真っ赤な夕日がデカロボを赤く映し出します。

「辛い結末ね…」とデカベースでボスと語るスワンさん。
「それにしても、あなたの暗殺を依頼したのは誰なのかしら?」
「…心当たりはある…」
とボス。逆恨みは刑事のお約束。デカレンは犯罪者をデリートしてしまう率が高いので普通の刑事物よりは確立は低そうですが、でももしボスが昔はバンみたいに直球の熱い男だったのなら充分考えられます。とにかくボス、命だけは大切に!


最後、落ちていたヴィーノさんの腕輪を大事そうに拾い上げて、しばしの後、自分の右腕にはめるホージー。『親友』としてヴィーノさんの形見のつもりなのか、『刑事』として、自分の軽率な行動の反省としてのいましめなのか。仲間達もかける言葉もなく、只ホージーの行動を見守っています。

なんにしろ、珍しく切ないままのラスト。
頑張れホージー、親友はもういないけど、君には信頼に足る仲間と素敵なボスがついてるよ!でも始末書と減棒は覚悟ですね(^^;どうでもいいですが、スペシャルポリスは危険な上に特殊任務なので給料高そうです。

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