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第12話『ベビーシッター・シンドローム』
先週のシリアスモードとは一転、今週冒頭はウメコがのんきにお風呂に入っています。
「ちゅっちゅっちゅ〜♪あ〜わあわ〜♪♪ちゅっちゅっちゅ〜♪あ〜わあわ〜♪♪」とシャンプーハット使用で髪を洗っているウメコ。この後暫くこの歌が頭を抜けなくて困りました(^^;ちゅっちゅっちゅ〜♪

でも、そこにお約束のエマージェンシー緊急出動コール。頭が泡だらけのウメコは当然のように「え〜!そんなあ(泣)」なんですが、それが仕事なんですから仕方がない。
みんながマシンに乗った後、やっと現れたウメコは着替えてこそいるものの、頭にシャンプーハット装備の泡だらけの髪のまま登場。
「ウメコ!なんだその頭は!」
あっけに取られつつ、でも怒る事をちゃんと忘れないボスに、
「……だってだってだって〜〜!」
と、「何が『だって』だ!(怒)」的なウメコ。それよりなによりどうやって着替えたのかが気になります(苦笑)デカ女子制服はタートルネックシャツだぞ〜!(^^;あれ実は後ろファスナー??……でも無理あるな(汗)
時に7月発売のデカ女子陣の大人用制服、タートルは発売ないみたいなんですけど、コスの人は自前で用意するしかないんですかね。でも襟元に刺繍でマーク入ってるし、大変そう…コスの人達頑張れ!…って脱線。

だってだってのウメコ、くしゅん!…とそのはずみでボスの口元に泡がぽわんと。 ウメコは更に驚き過ぎて固まっているボスの口に外したシャンプーハットをそっとひっかける。あっけに取られたボスはなんとなくそれを受け取ってしまい、実にまぬけというか微笑ましい姿に。
シューターに飛び込んでから「御免なさい〜〜!」と謝るウメコはそのまま変身。頭部がとても気持ち悪そうです(- -;; そういえばセンちゃんも雑巾ごと変身してたっけなあ。まあ、雑巾はクッション材代わりになりそうなのでまだいい気がしますが(笑)
デカマシンに乗ってからもくしゅん!のウメコに、
「ウメコ〜〜!(怒)」と基地をも揺るがすようなボスの大カミナリが落ちました。

さて、本日のエマージェンシーは未確認不明物体の落下。
「ここんとこよくなんか落ちてくるよね…」とセンちゃん。
「ボスのカミナリも落ちたし〜!」と微妙に脱線するウメコ。
てゆうか、ホントに落ち過ぎです(汗)第一話でネットに引っかかったバンの方が例外だったのでしょうか。

先週は宇宙船の落下に間に合わず、地上に落ちてから駆け付けたデカレンジャーでしたが、今週は「ビルにぶつけてたまるか!」とデカロボで空中キャッチで受け止めます。少しは勉強したのでしょうか、とゆうか先週はホージーが司令官だったので、指揮が甘くて間に合わなかっただけなのかもしれませんけど(爆)

で、受け止めてみたらそれは模様のついた白い大きな箱で、それも綺麗な模様もついていてどことなくメルヘンちっくなシロモノで。

デカロボから降りて様子を伺う5人。
「放射線反応はないな」とホージー。
「けどこれ人工的なもんだよな、相棒!」「どうみたってそうだろ!」と相変わらず平和な二人。
「ラブリーなカプセルだし、宇宙からの贈り物かも♪」とのどかに言うウメコはシャンプーであわあわだった髪の毛がすっかり乾いています。ううん、デカメタルには洗浄&乾燥機能でもついてるのでしょうか(^^;

「……いや、こう見えて爆弾かも…」

…のセンちゃんの声を受けて、急に光り出す物体。
「爆弾だ!」と慌てて逃げ出す5人。それでいいのか?!はともかく、この際、真っ先に走り出したのがホージー。早い早い(笑)しかもおもいきりへっぴり腰で、更にはすべってこけかけてくれます。いやあ、期待を裏切らないでくれて嬉しいです(笑)

でも、逃げてみたもののそれは爆発する様子はなく、代わりに自動的に蓋が外れる。
おそるおそる覗き込んでみたら、そこにはすやすや眠る緑色のエイリアンの姿。
SPライセンスで調べた所、それは「オカーナ星の赤ん坊」だという事が判明。…つってもかなりでかいんですけど。しかも頭身が低いぬいぐるみ爆発な着ぐるみなので、その頭部は直径3mくらいありそうな素敵な大きさです(^^;「こんな大きいのに赤ちゃん!?」と驚くウメコでしたが、ちゃんとおしゃぶりもくわえてますし、立派な赤ん坊(?)です。

周りがざわついたせいか、まつげの長いまんまるい目を開く赤ん坊。
「あ、起きた」
「いないないばあ〜〜!」
「どこから来た?名前は?」
「ホージー、相手は赤ちゃんよ!」
……それ以前にエイリアンに日本語は通じないんじゃないか?と半ツッコミでしたが、その起きた赤ん坊、すくっと立ち上がった後、
「まっま〜〜♪♪」
とウメコの前で手を大きく広げ、彼女をがしっと抱きしめる。

お約束の展開に驚く男性陣の視線を受け、
「……ごめん、オカーナ星の言葉は未習得」
と首を振る『あらゆる宇宙語を話せる』という設定のジャスミン。
とおもわずぴたりと声が揃ってしまう男性陣三人。こんなに息が揃ったのは番組始まって以来じゃないでしょうか?(笑)


とりあえず赤ん坊をデカベースに連れ帰るデカレンジャー達。
「調査の結果、これは宇宙空間の移動にも耐えるゆりかごである事が判明した」
とボス。認識票からこの赤ん坊の名前は「エイミー」である事が判明。しかし宇宙空間の移動に耐えるはともかく、大気圏への突入へも耐えるゆりかごって…。宇宙は広いです。
身元はオカーナ星方面のスペシャルポリスに問い合わせ中との事で、とりあえずは地球署で保護する事になりました。

そのエイミー。彼女(?)的に「ママ」であるウメコに懐きまくり。
はっとみんなが後ろを振り返ったらウメコその大きな口で食べられ中(笑)あわてて引きはがす4人。
「赤ちゃんって何でも口に入れちゃうから要注意だよね…」
「勘弁して、こんな子の相手〜!」
よだれべたべたで既にうんざり風味のウメコ。
「よっぽど気に入ったんだな、ウメコの事が」
ボスは笑いながらハンカチを差し出し、センちゃんが受け取りウメコに渡そうとします。が、渡す間もなくそこにまたエイミーがすり寄ってくる。
「今度は何だ?」な外野でしたが、ジャスミン曰く、
「おっぱいよ、ウメコ!……多分………
…………んな事言われたって「出る訳ないじゃん!」のウメコ。
「ぱいぱい、ない!」
「きゅ??」

「ぱいぱい、ない!」

エイミー、大きな目をぱちくり。
みんな、思わず注目。センちゃんは先程のボスのハンカチを何故か頭の上に乗せています。

しばしの沈黙後、その巨大な目が潤み出す。
「きゅ〜〜〜〜〜!!」
二本足歩行をしていても赤ん坊って事で、思いっきり泣き出すエイミー。 …その泣き声の大きさは半端じゃなくて、みんな耳を押さえて苦しそうに床を転がりまくり。この際ジャスミンだけみんなよりワンテンポ早く耳を押さえて後ろを向いていたのが流石はエスパー♪
天地を揺るがすような泣き声にボスですら降参。
「早くなんとかしろ、ウメコ!」
「なんとかしろって、なんで私なんですか〜〜!」
マーフィーに引き続き、色々半泣きなウメコです。

とりあえずオカーナ星のミルクは地球の豆乳に似ているという事が判明し、ウメコは豆腐店にエイミーを連れていき、たらふく豆乳を飲ませる事でやっと泣き止ませる事に成功しました。
この際、一瞬エイミーが巨大になった気がして目をこするウメコでしたが、次の瞬間には普通の大きさに戻っていたので気のせいだったのかという事でスルー。

この後、奔放に遊び回るエイミーにウメコ振り回されまくり。他の面子は本気で手伝う気がないのか姿も見せず。結構ひどいです(笑)


場面は変わって、アブレラさんと久々登場のイーガロイド。
「無理矢理連れてくる途中、スペースシップが流星群と衝突した際に、カプセルごと飛び出したようです」
「やはりバーツロイドでは対処しきれなかったか…」とアブレラさん。どうやらエイミーの地球漂着には彼が一枚噛んでいる模様です。
エイミーがデカレンに保護された事は既に伝わっており、アブレラさんはイガさんに「すぐに奴らから取り戻せ!」と命令します。修羅場の予感です。


場面は戻って、公園ではしゃぐエイミーと疲れきった風のウメコ。
でも、同じ公園にいた赤ちゃん連れのお母さんに「赤ちゃんは鳴いて暴れてわがままをいうのが仕事みたいなもの」と笑って諭され、「赤ちゃんのお仕事かあ……」とちょっとだけ気を取り直します。

そのうちはしゃぎ回ってたエイミーはうとうとしはじめ、眠ってしまいます。半分下敷きになってしまい重くて慌てるウメコでしたが、エイミーの可愛い(?)寝顔に 「…寝てると可愛いじゃん」とちょっと余裕が出てきた感じ。
時にこの台詞、昨年のリジェの「寝顔もいいじゃん!」を思い出しました。キラーさんはエイミーと同列かい(笑)

そこにやっとこさ仲間達が集団で登場。
今やっと寝ちゃったばっかりだから!と「し〜!」なポーズのウメコに、
「喜べ、もうエイミーの世話しなくていいぜ!」
「え?」
「エイミーは本部が預かって貰えることになった」
「たいへんだったろ、お疲れさま!」
と、一見優しい言葉のようで、「そう思うんだったらちったあ子守り手伝わんかい!(^^;」的な台詞を言ってくれる素敵な仲間達(笑)つうかいくらエイリアンだからとはいえ、スペシャルポリスに子守りをやらせるのもどうかと思うんですが地球署。そこまで人材不足なのかそれともそれだけ事件が少ないのか。
地球は今日も平和です。

でも、ウメコ。
「嫌!この子は私が育てる!」と爆弾発言。
思わず、

な仲間達。ここのおかしな顔を静止画像で見ると中々楽しいです(笑)
大声に「むくっ!」起きてしまったエイミー。やばい!と何故かバンにぽこぽこ頭を殴られるホージーに、何故かじっと手を見るセンちゃん(笑)

「……だって、やっと可愛くなってきたんだもん」


エイミーの巨大頭をなでなでするウメコというほのぼのというか一種異様な光景に半ため息ながら優しそうな顔を向ける仲間達。ウメコも優しい顔で微笑み返します。
「…でも、ぱいぱい出ないでしょ?」
ジャスミンの脱力台詞にみんながずっこけた瞬間。

いきなり銃撃お見舞いでイガさん登場。
「返してもらおう…そいつは俺達のモンだ…」
「…エイミーをどうする気?」
「オカーナ星の赤ん坊の泣き声は、並の爆弾より利用価値が高い。思いきりいたぶって大泣きさせて、効果絶大だ!」
アブレラさんはエイミーのその殺人的な泣き声を兵器に使おうと思っていたみたいです。エイミーの泣き声の威力は先程の一件で証明済みですが、にしてもなんつうかかんつうか……それでいいのか悪の組織(^^;

「……そんなの、許さない!」

と、ここでアーナロイドの軍団相手に今年始めての素顔の戦士達の立ち回り。
今年の素顔陣、一番動きがいいのはウメコだという話ですが(塚田プロ談/笑)確かにウメコと、それとホージーが動きがいいですね。で、一番怪しそうなのがセンちゃん。彼の殺陣が一番時間が短かったのですし(苦笑)
……秋の素顔公演が今から楽しみです♪

その後変身して更に戦う5人。
(素面での立ち回りは何の意味が…)
「バン、ウメコ、早くエイミーを安全なところへ!」とホージー。
「任せろ、相棒!」と二人はエイミーを連れて戦闘を抜け出します。

バンとウメコはその辺のお兄さんの車を拝借して逃げます。お兄さん、車もそうだけど降りて背伸びしてたとこだったので荷物とかも車の中にそのままなんじゃないかな。ご愁傷さま(^^;
そして追いかけて来るイガさんはやはりその辺に止まっていたバイクを拝借して、カーチェイスの始まり。
運転はウメコに任せて、Dマグナムで応戦するバン。イガさんバイクはちょこまかと逃げ回って中々ヒットしないんですが、バンのムーンサルトショット、つまりは宙返り連続射撃でなんとか撃破。バイクごと炎上です。

でも、その時、エイミーがずっとくわえていたおしゃぶりを落としてしまう。
「何か落ちた?」とウメコ。でも車は飛び下りたバンすら忘れてそのまま走り続けます。


場面はいきなりデカベース。
「なんだって?エイミーに巨大化する可能性が??」とボス。
「そうなの、もともとオカーナ星人は巨大な体で、それを周りの星に合わせる為になんらかの方法で体を縮小してるの」とスワンさん。
しかも、エイミーの元の体のサイズはなんと身長約50mなのだと言う。つまりは怪重機並…。
この話の後に公式サイトで『オカーナ星人の大人の身長は150m』という世にも恐ろしい情報が出ましたが(^_^;)…どんな星だよ…(汗)それよりも何よりも兵器並の泣き声を誇る赤ん坊が山程いると思われるオカーナ星の物体の強度が気になります(笑)きっとベビールームの防音はばっちり♪……とゆうか夫婦喧嘩すらも少ない平和な星かもしれないな〜と考えてみたりして。迂闊に奥さん泣かしたら家が破壊しかねない感じですからね!(笑)


で、ボス達がそんな不吉な会話をする端から、エイミーが急に巨大化。
「なんで〜?いきなり巨大化しちゃったの〜??」とウメコは半パニック状態ですが、車をミニカー代わりにして遊び出したエイミーをなんとか止めようと、仲間達とデカロボを召還。……つっても戦う訳にもいかず、手も足も出ずといった感じですが(汗)

そこにスワンさんが情報提供。
「ウメコ、もともと巨大なエイミーを小さく保っていたなにかアイテムがある筈よ!それを突き止めて!」
しばし悩んだウメコ。
「そうだ……おしゃぶり!」
先に豆腐屋で大きくなりかけたのは、豆乳を飲む為におしゃぶりを外したからなんですね。成る程。外してから後、巨大化というか元の大きさに戻るまでにあるタイムラグが気になるのですが、おしゃぶりくわえただけで体のサイズを1/30くらいにしちゃうスーパーアイテムですので、その辺はもうどうでもいいっつうかなんつうか(^^;
てゆうか、てことはオカーナ星人はでもおしゃぶりしてるって事でしょうか?それはどうかなあ… 煙草とかなんですかね。ううん(汗)


そこにデビルキャプチャー3号に乗ったイガイガ君が登場。
中々丈夫なメカ人間は再びエイミーを取り戻そうとするのですが、
「うちの子に、何するのよ!」
「あんたなんかに、構っている暇はない!」

の母性本能爆発、怒りのウメコの「ひとり5・4・3・2・1攻撃」であっという間にやられてしまいます。
「すっげえなあ、ウメコ…」
「…凄過ぎだ……」
「右に同じ…」
「がちょ〜〜ん…」
仲間達はただただ感心するだけです。

イガイガ君も片付けたし、おしゃぶりを探しにいくウメコ。
その姿を見つけたエイミー、後を追おうとするのですが、そこですってんころりん尻餅。

また、その大きな目がうるうる。
大声で泣き出してしまいます。

本来の大きさに戻ったエイミーの泣き声の破壊力はさっきの比ではなく、町中を揺るがし、あちこちで爆発、人が余裕で飛ばされそうな突風が吹き荒れる。
このままでは、街が崩壊してしまう!と言う事で、おしゃぶり探しはバンが引き継ぎ、ウメコはエイミーあやしにかかります。

「エイミー、大丈夫よ、痛くない、痛くない〜!…ママが子守唄を歌ってあげるから…」

優しい声で子守唄を歌い出すウメコ。
普通に考えて声なんか届く訳がないのですが、そこはお約束。ウメコ@菊池さんの綺麗な歌声に気が付き、なんだかんだで泣き止むエイミー。
エイミーの巨大な手のひらに乗っけられて持ち上げられてバランス崩しかけのウメコでしたが、
「エイミーお休み、いい子だから…」
と優しく語りかける。
その言葉に安心して、エイミーは座ったまますやすや眠ってしまいます。

そこにバンが無事おしゃぶりを持ってきてくわえされて縮小させて一件落着。あの大嵐の中ではおしゃぶりなんかどっかに飛んでっちゃって見つかるのか?って感じですがその辺は都合良く無視でその辺に転がっていた所が素敵です(笑)


ラスト。
「ぼくらはみんな〜いきている〜♪」
エイミーの手を取りながら楽しそうに歌うウメコ。
「なんかホントの親子みたいだな」
「そうね」
「いい顔してるぜ、ウメコ」
仲間達も仲良し親子にほのぼのムードです。

が、でもスペシャルポリスがいつまでも子守りをしている訳にもいかない。
「ウメコ、エイミーのご両親が見つかった、まもなく引き取りにくる」
「‥‥え?」
「事件性があると思って連絡が遅れたが、大変心配しているそうだ」
「そうですか……」
なんともいえない表情のウメコ。
周りのギャラリー達もなんとも言えない感じ。

ウメコはちょっと切なげにエイミーを見つめた後、
「よかったね、エイミー!パパとママに会えるよ!」
とエイミーの手を取り、その後ぎゅっと抱きしめる。
「良かったね!」
そんなウメコをエイミーは優しく抱きしめ返します。切ない絵面です。綺麗な感動シーンです。

……冷静に考えるとかなり異様な絵面なんですが(^^;

その後、エイミーは両親とともに母なる星に帰っていってしまいます。ウメコの涙が切ないこのシーン、飛んでいく宇宙船を光でごまかされてしまったので、大人のオカーナ星人がおしゃぶりの代わりに何をくわえているのかが確認出来なくて残念です(笑)
つってもまあ、エイミーのサイズから考えたら、大人のオカーナ星人は縮小しても4m以上ありそうですけど。中々周りの星に合わせて生きるってのも大変です(苦笑)


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