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第17話『ツインカム・エンジェル』
本日は放送でアリエナイザー役でダンディ坂野さんがゲスト出演をされたのですが、OPの「Ready to ゲッツ!を見て、「…(スタッフさん)これがやりたかっただけなんじゃ ……(^^;」とついつい思ってしまいました(苦笑)真相の程は存じませんが。

今年は敵が宇宙人犯罪者という事で、人間体のある敵さんがわりと多くて嬉しいです♪人外好きとしては勿論ぬいぐるみ体(?)だけでも大好きですけど、人間体がつくとこれまた格別。クウガのグロンギとか大好きでしたもんね〜!

人間に見えるけど実は人間じゃないってのはときめきます。
「Org.com」は人間外生物を応援しています。…いや、只の人間も応援してますけど(笑)


さて、前置きが長くなってしまいましたが(最近こればっか…)今週の放送。
今週冒頭はウメコが失敗をして敵を取り逃がしかけたのですが、ジャスミンの機転で無事解決♪といった所から始まりました。
「悪魔のスパイス」と呼ばれるスパイスの取り引き現場を押さえたデカレン達、ウメコはいいとこを見せようと頑張るんですが、作戦はみんな仲間達に否定され、さらには肝心な所でポカミスをやってしまいます。
それにひきかえ、逃走車に飛び乗ってまでスパイスを取り戻したジャスミンに、みんなは賞賛の嵐。
「お前も少しはジャスミンを見習え」
とホージーさんにあたまをなでなでされてしまいます。

落ち込んだウメコはいつものようにお風呂の中で泡ぶくぶく。
「なんか私、リーダーらしくないかなあ…いまいち」
彼女の手の中のあひるさん達は無言で彼女の呟きを聞いています。
「前から思ってたんだよね!みんなジャスミンの事は尊敬してるけど、私の事はお子ちゃま扱いってゆうか…」
そうして泡の海の中にぶくぶく沈没。

・・・しばし後。

「決めた、あたし生まれ変わる!」
泡にまみれながら、つい巻き戻しをかけてしまった位限界ぎりぎりに上半身を出してガッツポーズ。ここまでやってもいやらしくないのがウメコです。
そして生まれ変わった彼女はデカルームへ参上。
デカルームには既に4人とボスが揃っていて、

「遅いぞ、ウメコ!………ぁ」
…………え

現れたウメコちゃんはいつものポニーテールではなく、ジャスミンのようなストレートさらさら髪をどっから吹いてんだかよく分からない風にシャンプーのコマーシャルのごとくになびかせている。。
ついでに手にはジャスミンのような手袋。
歩き方も普段のとてとてした感じではなく、ジャスミンのようにさっそうと大人っぽい感じで。
そしていつもの元気いっぱいな感じではなく、軽く手を組んで、ジャスミンのようにクールに微笑む。

その光景に、皆様凍り付き。
ボスなんか「・・・・どうしたんだ、おまえ・・・・」と手にした書類をぽろっと落としてしまいます。後々から冷静に考えると結構失礼な話のような気もしなくもないですが(苦笑)
でもウメコはそんな皆様の点な目なんかものともせず、
「前からですよ!」
とさらさら髪を手ににっこり。
ギャラリーの皆様、思わずはあ???状態。

「さ、ぼやぼやしてる暇はなし。作戦会議、どーんとやってみるみそ!」
「…どーんと…?」「みるみそ…」
思わず復唱してしまう驚きすぎて唖然としている青に苦笑いの緑。
そして頭を抱えてしまうコピー元の黄色。
他人事だから笑ってられますけど、実際自分がやられたら結構嫌だろうなと思われますもんね。不幸に。

「おい、ウメコ、おまえ……」
「まった!バンが何を考えているか、当ててみるみそ!」
「ええ??」
どうやら形から入るウメコはどこまでもジャスミンの真似をしようとするんですが、所詮真似は真似。
『ウメコは、エスパーではない。だから触れても何も分からないのだ!』という解説つきで「ごめん、限界…」とへろろろろ。思わず「…なんじゃそりゃ」とずっこけてみたバンでした。

「…ねえ、ウメコ。一言言っていい?」
「よござんすよ?」
「…『みそ』のつけかた、変」
…そこかい(笑)
「へ?そう??」
「てゆうか、何考えている訳?」「何って、私は…」

…などという会話は、緊急コールで一時中断。
冒頭の「悪魔のスパイス」を分析していたスワンさんによると、数種類の禁止薬物が混ぜられているこのスパイスは、激しい常習性を引き起こし、一度口にしたら、それが入った食べ物を食べずにはいられなくなるという…まあ、かなり強力な麻薬みたいなもんですかね。

そのスパイスを受け取る予定だった犯人は、それを使って何をするつもりだったのか。
それをさぐる為に、男性陣3人が、冒頭の現場を押さえたマーフィーが激しく反応した「大銀河飯店」という場所に向かいます。
まあ、探るといっても変装はおろか、制服のまま正面から堂々と入っていく訳ですが。…それでいいのか?というところですが、捜査令状とかないから仕方ないのかな(^^;

「申し訳ありません、本日はお得意様だけのパーティーとなっておりまして…」

チャイナ服の店員さんが不意の来訪者達に申し訳なさそうに言葉を紡いでいたら、そこにオーナーシェフさん・ダンディ坂野さんが登場。
「どうされました?当店に何か…ご用ですか?」
にっこり怪しく微笑むオーナーさんに、
「いえいえ、町で大人気の美味しいお店だと聞いて食べに来ただけです」
「勤務中ですが、刑事だってお腹はすくんで」
などと適当な言い訳ををするポリス達。
「…スペシャルポリスの方なら、お迎えしないわけにはいきません。どうぞ、こちらへ…!」
どうみても怪しさ爆発のオーナーさんなんですけど、
「怪しいと思えば怪しいけど、怪しくないと思えば怪しくないよなあ…」
とそのまま席に案内されてしまう刑事達。

しかも運ばれてきた料理は、とてもお昼ごはんとは思えない超豪華で超ボリューム。しかも美味しそう。まあ、ここ数年の戦隊の中でもっとも高給取りと思われる彼等ですから(除くカリスマ)そんなもんなのかもしれませんが、にしても豪華すぎ。喰うに困る戦隊だっていっぱいあるのに!(笑)
更には、
「うまそう〜!ね、ちょっと食べてみない?」
「いい匂いだよね〜!…いけないと分かっていても♪」
と、ナプキン装備で食べる気まんまんの赤&緑。
「まて、俺たちはこの店の捜査に来たんだ……??」
一人冷静に対処しようとしていた青も、あまりのいい臭いに思わずうっとり状態。
そんなこんななうちにさっさと食べ始めてしまう二人。
なんとか我慢していた青も「…だめだ、我慢できない!」とがっつきはじめてしまいます。
…そのあほらしいというか情けない姿は、赤はともかくとして、クールな青冷静な緑もあったもんじゃありません(苦笑)しっかりしろ〜!でもまあ、今週は女の子主役回ですしね(^^;
役者さん役得!とばかりにがっつく彼等を陰から見守りながら「…ゲッツ!」と微笑むダンディさんでした。


さて、部下達がまさか高級中華料理を餓鬼の如くがっついているとは夢にも思っていないと思われる上司。
「遅いな、あいつら…」
「通信も不能」
……圏外?(^^;
「ボス、私たちに行かせるべし!」
「…べし…」←復唱
「微妙に出動!」
思わず塗る色を間違えそうな台詞を続けつつ出動するウメコに、ため息ひとつでジャスミンが続きます。

で、二人きりになったとこで、 「どうゆうつもり?」とウメコを問いつめるジャスミン。
「へへ〜!そこはかとなくイメチェン中♪」
にっこり笑ってジャスミンを見習ってジャスミンみたいになるの!と宣言するウメコ。彼女は冒頭ホージーさんが言った台詞をそのまま実践しているだけなんですね。綺麗に形からですけど。
「ジャスミンの言う通りにするから、よろしくね」
「…やだ」
「え?なんで??」
「やだから」
「そんなあ」
「…限りなく無駄だと思うし」
「なんでよ!」
いつもの調子が戻ってきたとこで、はっと『いけない、ジャスミンは簡単に怒らない…』と自己反省を始めてしまうウメコ。
そんな彼女の後ろ姿を見送りながら、「そっちこそ…なんでよ…」と寂しそうなジャスミンの呟きはウメコには聞こえていませんでした。


さて、一方中華料理をむさぼり食べている男性陣。
結構な数のというかあり得ないくらいの量の皿が空いているのですが、彼等は食べるのを辞める様子はなく。つうか辞めるに辞められなくなっているようですが。
苦しみながらもがっついている彼等は、先ほどのスワンさんの話を全く聞いていなかったとゆうか理解していなかったようなので、自業自得といった感もあります(苦笑)

そんな刑事達の姿ににっこり登場のダンディさん。
「ご満足頂けておりますか?…スペシャルポリスが嗅ぎつけてくるとは、どうやらバーツロイドがブツの取引をしくじったようだな…」
そしてダンディさんはゲッツ&ターンでアリエナイザー姿に変身。
やっと彼の存在に気がついた刑事達でしたが、ゲッツさんの頭光線(?)にあっさり絡め取られ、次のステージに連れて行かれてしまいます。情けなすぎでです。


で、そこに駆けつけた黄色&桃。
「バン達はまだ中にいるようね…」
「裏から潜入よ!」
…って、パトで乗り付けてるようじゃだめなんじゃ?と思ったりしますけど、そこはかとなく微妙にあっさり潜入成功。SPライセンスの変装モードを使い、チャイナに着替えた二人は店員になりすまし何の問題もなく中へと入っていきます。…もう、男性陣にこれくらいのバイタリティがあればなあ!(苦笑)


店の奥へと進入した二人が見たのは、台の上に寝かされている3人の仲間達。
全く意識がなく寝かされてる状態に「なんで…?」と呟く女性陣。まさか中華の食べ過ぎとは夢にも思ってないだろうなあ(汗)
「いよいよ、特製料理の完成だ〜!」
と、部下達を使い、バン達を巨大餃子の皮でくるみ出すダンディさん@アリエナイザー。なんと彼はバン達を揚げ餃子にするつもりでいるみたいです。宇宙は広いので、服着たままとか靴履いたままとか細かい事は申し上げませんが、でも揚げるんなら具はきっちりしっかり包んだ方がいいんじゃないかと思われます(^^;揚げてる最中に具が落っこちちゃうぞ〜!

「どうする、ジャスミン?」
「…今計算中」

巨大鍋で揚げられるべく、クレーンで運ばれていくバンでしたが、計算終了したジャスミンとその指示に従ったウメコの活躍で、なんとか揚げ餃子になることだけは免れました。いくら殉職とはいえ、こんな死に方だけはしたくないですよねえ(^^;
チャイナ姿の二人に蹴られて幸せ満載(??)のゲッツさん(違うって)は逃げ出してしまいます。

「さっすがジャスミン、計算ばっちり♪」
喜びあう二人でしたが、男性陣は餃子の皮にくるまったままびくともせず。
「まだ、思うようにはならないみたいね…」
「じゃあ、あたし達だけでなんとか」
二人は餃子をほっぽってダンディさんを追っていきます。


ダンディさんは招待した人間達を食材にするつもりだったようで「邪魔者が入ったからにはこいつらだけでも食材倉庫に」と、名もない一般市民を大量に拉致ろうとしますが、それを許すウメコ・ジャスミンではない。

怒ったダンディさんは「お前らから揚げ餃子にしてやる!」と究極の技を繰り出します。…酔拳なんですけど。
「地球の酒はうまい!」という言葉通り、宇宙酔拳はとっても強い上に攻撃が読めなくて、 二人がかりでも全く歯が立ちません。まあ、通常5人がかりで戦っている訳ですから無理ない気もしますが。
酔拳とは関係あるのかないのか…いやないよなあ…の火炎攻撃で素顔に戻ってしまった二人。とりあえず建物の陰に身を隠します。

「どうする、ジャスミン、このままじゃやられちゃう!」
「どうしようもないよ。もう私には手はない!」
「そんなあ!」
男性陣は餃子コスで気絶したまんま。ガールズ最大のピンチです。

「隠れても無駄だ。もっと酔っぱらって丸ごと吹っ飛ばしてやる」
と更に酒を喰らうダンディさん。揚げ餃子にするのは諦めたみたいです。まあ、皮で包むのもめんどくさいですしね(笑)

そんな酔っぱらい姿をみてたウメコ。
「…そうだ!」
「何?」
「…辞めとく。私の考えなんてどうせだめだもん」
「そんなことを言っている場合?」
「だって、ジャスミンみたいな冷静な判断じゃないし!」
冒頭の一件ですっかり自信を失ってしまっているらしいウメコ。すっかり余裕がなくなってもうジャスミンごっこどころじゃないみたいで、すっかり困ったときのジャスミン頼みになってしまっています。
…っても髪型が似たり寄ったりなのでいろいろ非常に紛らわしいんですが。チャイナの時とか二人の区別をつけるのが相当辛かったです(^^;

「ジャスミンお願い、何か作戦考えて!早くしないと私たち…!」


必死の形相で訴えるウメコを…ジャスミン平手打ち一発。

驚くウメコに、
「見損なった…微妙にじゃなく、激しく見損なった!」
「ジャスミン…?」
「私、ずっと憧れてたのよ!」
「…誰に?」
「決まってるじゃない、ウメコによ!」
「…嘘」
「嘘じゃない…ウメコは私と違って、とんでもないやり方でつっぱしれるじゃない!」

寝耳に水。驚き過ぎて呆然としている感じのウメコ。
真剣に必死で訴えるジャスミン。
赤青バカコンビじゃないけど、違うタイプの二人が組むからこそ出せる力。女の子二人のデカレンならではの女の子の青春ですね〜!

「…でも今日で辞める。ウメコがそんななら、今日できっぱり見損なう!」

「…そんなのやだ!」

ウメコは胸ポケからゴムを取り出し、髪の毛をさっとくくりあげる。ストレートのしっかりした髪ですけど、ゴム一本でちゃんとあがるんですね〜!まあ、普段は多少なりとピン打ってそうですけど。つうか少年漫画でありがちなリボンだけで上がる髪の毛よりはましですけど(笑)あれは相当くせ毛の人じゃないと絶対無理だよなあ(^^;

…多少脱線しましたが、すっかりいつもの姿に戻ったウメコ。
「ジャスミンに見損なわれるのなんて、やだ!」
「ウメコ!」


ダンディさんの方に走っていったウメコ。彼の酒をとりあげてラッパ飲みで思いっきりごくごくごく。
何がなんだか分からなくて混乱しているジャスミンの前で、真っ赤になったウメコは見事な酔拳を披露してくれます。毒を持って毒を制す。
「そうか、予測不能の酔拳に対して、こっちも予測不能になったのね!」
「そのとおり〜〜!」
真っ赤でふらふらになったウメコを優しく支えるジャスミン。なんか嬉しそう。

そのまま二人して変身してダンディさんにかかっていく。
「よい子は真似しちゃだめよ!お酒は二十歳になってから!」と教育指導も忘れません。とゆうかこの人たちの年齢設定っていくつなんだろうな。
そしてそのままB.G.Mの「Girls in Trouble!」に乗ってダンディさんを退治。

ここで餃子だった男性陣がやっと目を覚まします。
…全くもお、今週はなんだったんだって感じのこのひとたちです(^^;

「やったね、ウメコ!」
と、声をかけた先のウメコはすっかりおねむ中。酔っぱらって寝ちゃったみたいです。
そこにやっとこさ駆けつけた男性陣。
「悪い、俺たち…」
「おおい、ウメコ〜?」
すっかり形無しの男性陣は、
「激しく戦ったんで、かなり酔いが回ったみたい」
の台詞に訳が分からず「???」状態です。


めでたしめでたしかと思いきや、ここでダンディさんが自らツボ押しで巨大化。 …それでいいのかは置いておいて(^^;デカロボを呼ぼうにも、ウメコがこの状態。
「5人いなければ、ロボは…」と困り果てる戦士達に、
「大丈夫だ!」
の声の主はボス@デカマスター。…しかもパトシグナーに搭乗。
「そうか、ボスが運転代行を…」
「飲んだら飲むな、乗るなら飲むな!絶対にな!」
ちょっと窮屈そうなパトの操縦席から教育指導中の「お前達のピンチには必ず駆け付ける」のボス。…今はピンチなんですね(笑)んで当たり前といえば当たり前なんですけど飲んだら乗っちゃいけないんですね。てことは当然免停になったらロボには乗れないんですよね、やっぱ。気をつけてください、刑事さん達!(笑)
んで、今日は微妙にシグナルマン化していたデカマスター(笑)密かに7:27のキャッチも乗っ取って存在感をアピール中です。

まあ、そんなんで無事ロボも作れたしで、後は適当に戦闘しておしまい。
ダンディさんは「違法薬物取締法違反、及び35の星における大量餃子化殺人の罪でジャッジメントさてれましたが、ホント餃子にされて殺されたくはないものです。フィギュア化されるのとどっちが嫌かなあ(^^;
で、最後まで「ゲッツ!」と呟いてくれていたダンディさんをデリートしておしまいです。


「今回ばかりはお前達、形無しだったな」
ボスにからかわれて「面目ありません…」と恐縮する男性陣。恐縮とゆうか始末書もんだと思いますけど。
そこにウメコが大量の餃子を持って登場。
「みんなの餃子姿見てたら食べたくなっちゃって♪」
のウメコの台詞に賛同した人は結構いたんじゃないかと思われます。私もなんだかんだで2日後位に食べてました(笑)焼き餃子でしたけど。

しばらく見たくもない大量の餃子にうんざりしている男性陣に追い打ちをかけるかのように「さっぱりさっぱり〜!」となんとジャスミンがバスローブ姿で登場。
「茉莉花ちゃん、よい子強い子元気な子♪」
とポーズ付きで披露してくれる彼女に、
「ジャスミン、お前まさかウメコになる気じゃ…」と半分本気で焦っているボス。
でも当のジャスミンは「…なーんてね」と軽く笑う。
そんな姿にウメコもにっこりで、何故か無意味に二人で海岸を笑いながら走ってたりします。謎。

最後、『女の子も強いんだ』とのナレーションが入りましたが、男3人に女2人だと女の方の勢力の方が強くなるんだなあとしみじみ思ってしまった今週でした(笑)そんなのスペシャル版ガールズエンティングを見れば一目瞭然です。プロモのようにアップになる女性陣の陰で男性陣なんか決めポーズすら映して貰えてないし(^^;色々不幸です。…頑張れ!

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