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第24話『キューティー・ネゴシエイター』
先週ラストですっかり打ち解けあっさり過ぎるくらいに簡単に仲間になってしまったテツくん。今週冒頭はなんとのんきにお風呂に入っております。
この、男性では非常に珍しいと思われる泡風呂シーン。BGMは「Girls in Trouble Dekaranger」、足の方から映していって、ウメコにしてはいくらなんでもごつい手のあたりで「え?」となって、んでテツの姿が映った瞬間「騙された!(T T)」と思った方も多かったのではないでしょうか(苦笑)
ノックの音に「入ってまあす〜♪」とのんきに声をかけるテツに怒っているのは視聴者だけではなく……いや、喜んでる方も多そうですが(笑)…脱線(^^;ともかく「朝一番のお風呂は私って決まってんのよ!!」と浴室のドアの向こうで大激怒状態のウメコ。朝風呂ってことはやっぱ住み込みだったのか、デカレンジャー。そうなんだろうなあとは思ってましたが、今まで確証はなかったので。

てゆうか。
風呂共同なんですかい。
職員多そうなんだからせめて大浴場位作りゃいいのに。
…まあ、多分個々の部屋にもユニットバス位はついていて、ここは泡風呂装置のついた、しかも広い特別なお風呂なんだってあたりですかね。共同生活の設備としてはなにか色々間違っているような気がしなくもないですが、きっとデカベースを設計した人の趣味なんでしょうって事で。

一番風呂を取られたばかりか、ウメヨ、ウメゴロウ、ウメノスケまで持ち込まれて(…どうやって…)怒り心頭のウメコでしたが、そこにエマージェンシーコール。思わずバスルームから出てきたすっぱだかのテツに悲鳴を上げるはめになりました。災難(- -;;

ちょっと気になったのはテツは帰国子女みたいなものなので、風呂に入る習慣があるあたりにちょっとびっくりしてみたりして。鳥長官も風呂に入るのかな??(笑)
あと、ジンチェの回にはなかった入口の「BATH ROOM」の標識。うっかり間違えないようにつけたのかなあ(笑)とゆうかしっかり犬マークで笑いました。…ボスも入るのか?入るのか??(^^;どうもスワンさんあたりに長柄ブラシでごしごしやられているような図しか想像出来ない今日この頃です。
さてさてさて。本日の事件は某森●お菓子工場にアリエナイザーが立てこもったというもの。
朝風呂ですっきりしたテツはひと足先に一人で出動するんですが、アーナロイド集団を簡単に片付けたまでは良かったんですが、その後、ポイントを丸ごと吹き飛ばせるような超強力な爆弾を抱えたアリエナイザーにあっさり捕まり拘束されてしまいます。こら、特キョウ!(^^;
…まあ、二百歩譲って、彼は凶悪犯相手の訓練は十二分に積んできてますが、一般犯罪者の相手はあまりした事がなかったので、調子が出なくて戸惑っているという事で。…く、苦しい(汗)

テツを人質に取ったアイエナイザーさんは前科はないとはいえ、超強力な爆弾を持って立てこもっているという事で、ボスの指示で作戦は強行突撃作戦からネゴシエイター、つまりは交渉人を立てた犯人説得作戦に変更する事になりました。
「そういう事なら、この俺が」
いつものように自称スーパークールにパーフェクトが自信まんまんに名乗り出るのですが、
「あたしが行く!」
とウメコが言い出しみんなびっくり。
「…お前に交渉なんて出来るのかよ?!」
とバンが「…お前には言われたくねえよ(- -;; 」というような失礼な台詞を吐くのですが、それを言ったらホージーだって交渉が出来るのかどうかは激しく謎ですけど(爆)安心して任せられそうなのはセンちゃんかジャスミンくらいですよね。どうも地道な捜査に向いたメンバーが少ないデカレンジャー。

結局バーゲン値切りの天才で、しかもネゴシエイター養成講座を(通信教育で)受けていたウメコがその腕を買われてボスの鶴の一声で任につくことになります。


ネゴシエイターとしてウメコが来た事にテツは明らかに嫌そうな顔をするのですが…誰が来たら安心だろう。やっぱセンちゃんあたりかなあ。
一方、デカベースクローラーが動いて、付近の住民を避難させて、付近からは人気が綺麗になくなります。どうでもいいですがデカベースクローラー。その幅で走れる道自体がまずかなり限られますけど、それ以上に重さ12000tが走れる道路って一体…(^^;普通に考えたら道路が壊れそうですが、まあ、5000tクラスの合体ロボが闊歩出来るんですから、きっと戦隊が活躍する街は地盤が想像を絶する位丈夫なんでしょうね(笑)つうか今さらそんな事を言っても始まらない。てゆうか細かい事を気にしていたら戦隊なんて見てられない。
数字がおおざっぱな所が戦隊のいい所です♪ …脱線(苦笑)

そのひとっこひとりいなくなった街に大きなゴミがころころ…と思ったらそれはなんとアブレラさん。翼があるのになんで転がって来るんだ、この人は。
「ドラド星人ゴルドム、聞こえるか?計画通り、街から人は消えたぞ!」
「了解したぜ、じゃあ例の地点に荷物運び用のアーナロイドをいっぱい用意しておいてくれよ!」
意味心な会話を交わすアブレラさんと謎のアリエナイザー、ゴルドムさん@ちょっとイメージがチュウズーボ。SPDの知らない所でなにか計画が動いている模様です。


で、交渉大作戦サイド。
この人質つき爆弾立てこもり犯のバリス星人アルパチさん。ウメコが交渉を試みるんですが、どうもなんか様子がおかしい。そもそもどう見ても悪い犯罪者さんには見えません。
お腹がなっているのに「お腹は空いてない」といい、ウメコが魔法のように山ほど取り出した●永製菓のお菓子を美味しそうに頬張って「まずい!」と言う。
その様子から、ウメコは彼が「さかさ言葉星人」だと言う事に気がつき、
「要求は…ないんでしょ?」
「わしの息子を…返すな!」
「あなたの息子?」
「わしの息子、地球警察に捕まってない!だから、わしの息子を返すな!」
とまあ、非常にややこしい会話の末、「地球署に捕まっている息子の釈放」という犯人の要求を聞き出す事に成功します。

そして続いて爆弾の取り引き交渉を開始。
「どうして息子さんが警察に逮捕されるようなことになった…いや、ならなかったの?」
「息子は…やさしくない。いい子じゃない。何故捕まらなかったのか、思いつく事はある」
「宇宙警察はいつまでたっても息子さんを見つけないわ…」
…や、ややこしい(^^;
「アルパチ、私を見ないで。人として信じないで!息子さんは必ず返さないって、私約束しない!」
「…嘘か!?」
「嘘よ!まず、爆弾を渡さないで!」
…………………(- -;;
頭の中がごっちゃごちゃになりそうな会話の末、ウメコは爆弾げっとすることに成功します。

が。
「そのスイッチを押せ!」
と言われ、つい爆弾の起動装置を押してしまう。…「押すな!」って意味だったんですね。ややこしいを通り超して遠い目。
真っ青になるアルパチとテツ。そして60分後に爆発してしまう爆弾を抱えて途方に暮れるウメコ。
「どうすればスイッチを切る事が出来る…あ〜!出来ないの?」
「止めるには、鍵がいらない!」
「あ〜!鍵が要るのね!」
「息子のジュニアが持ってない!」
…てな事でジュニアを探さないと爆発は回避出来ないと分かり、慌ててボスに通信を入れるウメコ。でも地球署にも、そして他の宇宙警察にも、該当するアリエナイザーの拘留記録はないと言う。
「息子さんは地球署には逮捕されていない、いや、されてない!」
「そんな筈ある。それはホントだ!」
「……『それは嘘だ!』って」
通訳テツ乱入(笑)

アルパチはウメコの手から再び爆弾を奪い、後ろを向いてしまう。
「ホントなの、信じて!…いや、嘘なの、信じないで!!爆弾は私達に処理させないで!!」
「息子が帰ってこなかったら爆弾は渡さない!それまでは絶対渡す!」
「『息子が帰ってきたら爆弾を渡す、それまでは絶対渡さない!』…そうです」
テツが通訳に入った事で、更に話がややこしくなっている気がしなくもないですが(^^;てゆうかテツ、君何やってんの…。特キョウって…………。

そんなこう着状態にキレたのは外で待機していた仲間達。
力ずくで爆弾を奪い取ろうと乗り込みかけるのですが、それを必死に止めるウメコ。
「駄目!爆弾を奪おうとしたら、アルパチはジュニアを助ける為に必死に戦うわ!命をかけても抵抗する筈!」
「仕方ないだろ!奴の息子は警察には逮捕されてないんだ!」
「お前はあいつに同情してるのか?!感情に流されるのは交渉人として失格だろ!」
必死なウメコに正論で反論する赤青コンビ。バンはともかくとして、ホージーの言葉が回を重ねる事に説得力がなくなっていっている気がするのは気のせいでしょうか(爆)
「…約束したの!交渉人としてでなく、ひとりの人間として!息子を必ず返すって!」

「ちょっと待って下さい、皆さん!」

すっかり忘れられていたテツがいきなり乱入。
「ウメコさんは俺にも手に負えなかったアリエナイザーの心を、体当たりで開いたんです。こうなったらウメコさんのやり方でやってみましょうよ!」
「テツ……」とちょっと感動気味のウメコ。
てゆうかテツ、あんたが何をやった。
手に負えなかったって、触手に捕まってただけじゃん(^^;
そもそも人質になる特キョウってどうよ。
本部で鳥長官さんが泣いてそうです。
てゆうかこんなんにデリートされてしまったヘルズのボン兄が哀れでなりません。


そんな時、センちゃんが地下に響くわずかな振動に気がつく。
「このエリアには我々以外誰もいない筈なのに…」とよっこらしょっとシンキング。
めんどくさくなってきたので、細かい経過ははぶきますが、このお菓子工場のすぐ近所に「地球銀行」があり、その地下には数兆円の金塊が収められている事が判明。真犯人…先にアブレラさんと会話をしてたチューズーボもどきさんなんですが、彼はアルパチに爆弾騒ぎを起こさせおとりにし、無人になった所で堂々と強盗を働く事を計画した模様。
「アルパチジュニアが地球署に…」というのも当然嘘で、実際はチューズーボもどきさんが拘束をしているといった状態というオチ。成る程ですねえ。

ここまで分かってしまえば後は簡単。
「これだけの金があれば一生仕事をしないで左うちわで暮らせるぜ♪」とちょっとなんかスケールがせこい感じの(先週までヘルズ兄弟見てたからなあ…)チューズーボもどきアリエナイザー・ゴルドムの元に急ぐデカレンジャー達。ちなみにテツは人質になったままです。全くなにをやってるんだかなあ(- -;; 金バッヂが泣いてます。とゆうか特キョウの価値ががらがらと…。

銀行地下では荷物運び要員のアーナロイドが一輪車で金塊を運んでいたのですが(一輪車もアブレラさんからレンタル??)
「ひとつ、卑怯にも身代わりを立てこもらせ!」
「ふたつ、不信な爆弾で人を街から追い払い!」
「みっつ、見つからないように金庫を襲う!」
「よっつ、よ〜く考えた作戦だけど!」
「いつつ、いつでも悪事はばれるもんなのよ!」
…どうも字余りな感じの名乗り上げで(^^;とっとと退治。
ドリル怪重機で逃げ出した彼をやっと解放されたテツがデカバイクロボで追う。てゆうか既にマスコット化している特キョウさんです。こんなにあっという間にへたれる助っ人戦士も珍しい。
「折角宇宙一の大成金になれるチャンスだったのに!」
と最後までちょっとせこい感じのゴルドムさん、誘拐罪と99の星における強盗、その際の大量殺人の罪で×判定。みんなもデカレンジャーロボを呼んでとっとと退治しておしまいです。…影薄かったなあ、今回のアリエナイザーさん。


最後、感動の対面を果たす親子。
「バカ息子〜〜!」
「クソ親父〜〜!」
「おめえの事なんか心配しなかったぞ〜!」
「親父の事なんか、大嫌いだ〜〜!」
「俺もおめえが、大嫌いだ〜〜!」

最後まで非常にややこしくも感動のご対面。二人とも触手から電撃をばりばり出しながら、嬉しそうに抱き合っています。言葉だけ見るととてもそうとは思えませんが。
「嬉しいんだか嬉しくねえんだか、わかんねえなあの二人」
「でも、良かった♪」
めでたしめでたし♪♪

でも、ひとつだけ忘れ物。
『 爆発、一分前』
…との機械的な声で我に返るデカレン達。
脇に、さっきまでアルパチ親父が持っていた爆弾がころんと転がっていて。
「忘れてた!!」
忘れるな(- -;;
感動の激しい対面中の親子から解除キーを受け取ろうとする6人、でもアルパチ親子の電撃触手にが倒れが倒れが倒れ……まあ、触手攻撃がこんなに凶悪ならテツが捕まったのも許してあげよう……………かなあ………という気がしなくもなくも。赤と青はすぐ立ち上がって再び戦闘(?)に参加するのですが、最後まで転がったままのセンちゃんが可愛い。
来週がちゃんとあるので、どうにか爆弾は解除出来たようですが(苦笑)油断大敵・徹頭徹尾・画竜点睛、しっかりしろよ、デカレンジャー!(^^;

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