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第34話『セレブ・ゲーム』

ええと、まずは祝!スーパーヒーロータイム復活♪♪って事で。
映画番宣の為に暫く中止されていたヒーロータイムが今週からおNEW映像で復活!新映像は、デカ6人&ライダー4人のフルメンバーの素顔&変身後が入り乱れるという実に豪華絢爛なもので、見ててかなり幸せです(^^)
個人的にお気に入りなのはED(ライダー放送後のやつ)のデカレン&ライダーの素顔戦士がそれぞれずらっと並んでお互いに顔を見合わせる所。戦隊の方が人数が多いので、一番後ろにいるテツが完全に列からはみ出してて、明らかに誰もいない所に視線を送っているのが物悲しくていい感じです(爆)


さて、今週は冒頭から、なんと怪重機が三体出没!!という豪華な映像からスタートです。
デカレン達もしょっぱなからスーパーデカレンジャーロボでの登場ですが、3体をも相手にわりといい感じで戦っているのは流石。でも敵方の唯一の新怪重機「ミリオンミサイル」の変型飛行モード&一斉ミサイル攻撃で一瞬にして形勢逆転。一気に追いつめられてしまいます。
この「ミリオンミサイル」、スマートな甲冑フォルムに大きな赤い一つ目で中々好みな感じなんですが、なによりCGならではの物理の法則を完全に無視しているような変型が素敵です(笑)
「…今度狙われたらもたないぞ!!」と早々に気弱なデカレン達でしたが、怪重機達はデカレン達を無視してあさっての方向を攻撃をした後、けむりでどろんと古風な技でどこともなく消え去ってしまいます。



「派手にやられたわね〜!スーパーデカレンジャーロボは大分メンテが必要よ」
デカルームでロボの破損状況を確認しながら、渋い顔で思わずため息のスワンさん。
「…でも、光速飛行の怪重機が現れてたのなら、例の新装備を先に急いだ方がいいわね」
え……またなんか作るんすか(^^;
「頼んだぞ」
「まかして♪」
♪〜スワンさんの手〜は〜魔法の手♪なんでも作っちゃうふしぎな手♪…それも凄いなあと思うんですが、それよりもこれ以上デカベースに格納する場所があるのか?(汗)とかどうでもいい事が気になったり(苦笑)……気にしてても始まらない。

スワンさんが立ち去った後、ボスが事件の概要を説明。
3体の怪重機が現れた場所には重要施設などはなく、被害者もエイリアン1人。それも犯罪とは無関係の一般市民らしい。
「無関係の人が巻き込まれて犠牲になったのかよ!」と怪重機の攻撃を防ぎきれなかったデカレン達はちょっとやるせなさそうです。

そして、
「その後、ポイント213で未確認飛行物体が目撃されている」
とのボスの台詞を受けて、
「アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト!?」
と真顔で言うホージー。
……長っ!!(^^;
Unidentified Flying Object……要するに『UFO』の事なんですが。
いちいち訳さんで宜しい青い人。
いやまあでもだからこそ青い人なんですけど(苦笑)
相変わらず頭がいいんだか悪いんだか、出来るんだか只のバカなんだかさっぱり分かりません。てゆうか英語の発音練習みたいです(笑)いっその事思いっきりHoji's 無駄に巻舌Englishで「ユッフォお?」とか言ってくれても楽しかったかもしれない……脱線。

「ポイント213……エイリアンの高級居住区ね」
「それにしても何の為に3機もの怪重機が……」
全く、どんな金持ちアリエナイザーなんだか(苦笑)と思っていたら、

「…その謎、解いてみせます。俺に捜査させて下さい!」

と、いきなり志願のセンちゃん。
全く読めない謎の展開は彼の探求心をくすぐった模様で、昼行灯がすっかりシリアスフェイスモード、すでにやる気まんまんです。
でも、
「でも、あそこはセレブなエイリアンばかりが住んでいる特別地域で、捜査は制限されてるんでしょ?」とウメコ。
…制限されるんかい(汗)宇宙警察もたいした事ないなあ。所詮はお役所仕事か(爆)と思っていたら、
「これは非常事態だ。責任は俺が取る!」とボスの心強い言葉。前言撤回、宇宙警察は違います(笑)

ボスの許可も貰え、早速捜査に向かおうと思ったセンちゃんに、
「私も捜査に連れてって!」と何故かウメコが一緒にくっついてきます。

そして、センちゃん&ウメコは、宇宙のセレブ達が住んでる高級居住区にやってきます。
何故宇宙の辺境のエイリアンに冷たい星にそんなもんがあるのかは激しく不明ですが、あるもんはあるので気にしない事に。
時に、マシンブルの天井に『SPD D-02』の文字が入っている事に、本日初めて初めて気が付きました。…遅過ぎですか?(^^;

その一角にある別荘に「素敵〜!」とはしゃぐウメコでしたが、そこでセンちゃんが、
「…宇宙警察のサラリーじゃ一生無理だよな」…とぼそり。
……そうなんだ(^^;
宇宙警察とゆうかスペシャルポリスともなれば結構給料いいんだろうなあと思っていたのでちょっと意外。
素直に同意していたウメコでしたが、すぐに気を取り直して「お金持ちのエイリアン捕まえて、玉の越!」ととても現金。てゆうかウメコは種族を越えた結婚も全然余裕でOKみたいです。ううん、宇宙時代。


そして調査のため別荘に住むエイリアンを訪ねるウメコ&センちゃん。
「宇宙警察です。捜査に御協力をお願いします」
そこの別荘の庭先にはワインをたしなむ3人のエイリアン。ついでに足元にはおっきな犬もいます。優雅なお茶会の最中なんでしょうが、すぐ側を走っている電線がなんとなくちょっと泣ける感じです。

で、他の二人はともかく、一番手前にいる、何かセレブとして色々間違った服装をしているお兄さん。
「ふふ、プアーな香りがすると思ったら…」
と凄い暴言。あなたの服の方がよっぽどプアーな感じです!(- -;;
当然のように怒り出すウメコをセンちゃんがさっと制して、
「サウザン星人ギネーカさんですね?」
「そうだが?」
「…付近で怪重機が飛来するのを目撃したという通報があったものですから……」
とりあえず自慢のスマイルで聞き込み開始。
「…デチョ、シロガー、君たちなにか見たかい?」
安っぽいビジュアルバンドの王子様風の服装をした彼は仲間に問いかける。
……ひとりは「見ざる」
……もうひとりは「聞かざる」
「…御覧の通りだ」
怪しさ爆発。
でもセンちゃんは「そうですか、お騒がせしてすみません」と実に簡単に引き下がります。

が。
「あの……もうひとつ質問いいですか?」
「…まだ何か?」
戻ってきたセンちゃんに明らかに不快そうなセレブさん。
「みなさん、…今回の地球逗留の目的は?」
「…レジャーだよ。何もないど田舎の惑星だが、チーズとワインだけはいける。…ま、セレブの特権っていうもんさ」
そうですか。
でもそう思うのならば、日本に別荘を造るのは絶対なにか間違えている気がします。
「成る程……お羨ましい………」
嫌みなセレブに微妙に引きつった笑顔を浮かべながらも、センちゃんはお礼を言って再び帰ろうとします。

が。
「あの〜〜〜もう一つ…質問いいですか?」と再び戻ってくるセンちゃんに「いい加減にしたまえ!!」と流石に怒り出すセレブさん。
「もうひとつだけですから。…そのレジャーですが、セレブのみなさんはどのようなレジャーをなさるのですか?」
「ゲームさ。一種の宝探しと言ってもいいだろう」
「それで…お宝は見つかったのですか?」
「いや…ちょっと…野暮な邪魔が入ってね」

この後、センちゃん達は流石に嫌気がさしたセレブさん達に追い出されてしまいます。その際「これでも持って早く帰りたまえ……」と差し出された札束はなんと三束。15話でメテウスさんがキャノングラディエイター&運転手のバーツロイドをキャッシュで買った時と同じ値段です(笑)流石セレブ、気前いい!
「バカにしないでよ!」とウメコは憤慨しますが、センちゃんは「遠慮はいらんよ、どうせ安月給なんだろ?」の図星台詞にもただ乾いた笑いを浮かべるだけです。流石に金は受け取りませんでしたけど。

この失礼きわまりないセレブはとどめとばかりに、
「僕等を怒らせない方がいい。僕のパパは星間評議会の議長でねえ。宇宙警察を動かして君たちを首にする事くらい簡単なんだよ…」
……簡単なんかい(汗)宇宙警察もたいした事ないなあ。所詮はお役所仕事か…(爆)流石のセンちゃんもいい加減引きつる笑顔が痛々しい感じです。


さて、場面は変わって漢方薬屋さん。…『白沢堂』??
「頼むよ、ばあちゃん!」
の声に振り返ったその方は…まぎれもなくハクタクさん!?
「これと、漢方薬を交換してくれよ!本物の宝玉だよ!」
ピンクの光る玉を手にしているのは、ネコ型ロボット…じゃなくて(^^;ネコ型エイリアン。第一話で結婚式をあげてたシーンから始まって、ニワンデ達にほどこしを貰ってたり、イリーガルマッチを観戦してたりetcで、デカレン有数のエキストラと化しているあの「チャンベーナ星人」。ふかふかのオレンジの毛と大きなつぶらな瞳がとても可愛いです♪

ハクタクさんはその宝玉を受け取りちょっと調べた後、
「…どっから盗んだんだ?」
「盗んだんじゃないよ!」
「でなきゃなんでお前がこんな高価なものを持ってるんじゃ?」
問いつめられたネコさんは「もういいよ!他の薬局で頼むから!!」と逆切れして宝玉をハクタクさんから取りかえします。でも日本の普通の薬局で物々交換は難しいと思いますが(^^;

ネコさんは出て行く際に、側にあった漢方の箱をひとつ小脇に抱えて……思いっきり逃げ出す。
「こら、この泥棒ネコ!!」
慌てて追いかけるハクタクさんに逃げるネコさん。
したら向こうから都合良くセンちゃんが歩いてきまして。
「センちゃん!その泥棒ネコを捕まえとくれ!!」
いきなりのハクタクさん登場に目をまんるくするセンちゃんでしたが、すぐに反応して大きな身体でネコさんを楽々抱え込みます。抵抗するネコさんにおもいっきり引っかかれたりもしたんですが、でもまあ流石は警察業、すぐ体勢を立て直してネコさんの首根っこをひっつかまえます。
「ハクタクさん……宇宙に帰ったんじゃ……?」
「集めた宇宙漢方でセンちゃんとの結婚資金を溜めてからと思っての…vv」
……諦めてなかったのか……(^^;
いやまあ、多分冗談だと思いますけど。単純に旅行費用を溜めてるだけとか。でもエイリアンの婆さんの薬屋が地球で商売になるのかどうかは少々謎です。少女体で売った方が絶対売り上げいいと思うんだけどなあ(笑)
そしてハクタクさんから、このネコさんは宇宙移民で「ギン」という名の少年だという事を教えてもらい「この腐った性根を叩き直してやってくれ!」と頼まれます。

が、そんな会話を交わしている隙に、ギンは今度はセンちゃんに噛み付いて、センちゃんがひるんだ隙にその腕の拘束から脱出。
逃げ間際に「べ〜〜〜!」とやるネコさんに、
「……このガキ〜〜〜!!(切)」
と、とうとう完全ぶっちぎれモードでやけになって追いかけるセンちゃんでした。


さて、一方セレブチーム。
「ミリオンミサイルは中々優秀じゃないか」
「ありがとうございます。おぼっちゃまにはいつも贔屓にして頂いておりますから」
超腰低くごますりモードに入っているのは……アブレラさん(汗)まあ、怪重機出現の影には常に彼有り状態ですから当然なのでしょうけど、宇宙評議会議長の息子相手に商売していて身の危険はないのかな?(苦笑)
「それにしてもあの『ゲーム』は楽しい。我々特権階級だけに許されたスポーツだと思わないか?」
仲間達とけらけら笑い合うセレブ達に、
((このバカ息子が………))
………とぼそり。これが本音なんすね、アブレラさんも(^^;
でも、上客だから、必要とあればごまくらいいくらでもする。商売の為ならプライドなんてちっちゃなもんは気にもしない。
商売人の鏡です。
「Org.com」はアブレラ商事を力一杯応援しております♪


さてさて、逃げるネコさんはセンちゃんを撒いたようで一安心。
…と思ってたのだけど世の中そんなに甘くない。
「ちょっと近道をさせてもらったよ……」
現れたセンちゃんはすっかり静かな怒りモードで、ネコさん思いっきりびびりまくり。センちゃんは笑ってればこの上ないほにゃにゃ〜!な癒し系なんですが、怒っている時は勿論、普通の顔をしていても無表情気味でちょっと怖い。おまけにあのガタイの大きさ。普通びびりますとゆうかネコさんちょっと可愛そう。
でもそこでネコさんのおなかがぐ〜〜!と鳴る。
「お前…ハラ減ってんのか?」

そしてセンちゃんはネコさんをもんじゃ焼き屋さんに連れて行きます。


んで、小さなコテでちびちびともんじゃを絡めとってうまそうに食べ始める二人。
ギンは「こんなごちそう、はじめてだ!!」と大はしゃぎ。もんじゃは結構好き嫌いが別れる謎の食べ物の類いだと思うのですが、チャンベーナ星人のお口には合った模様です。ああ、もんじゃ焼きが食べたくなってきた(笑)

センちゃんははしゃぐギンを見ながら、
「俺んちも貧乏だったからな、鉄板がぴかぴかになるまで、こそげ落として食べたもんだ……」とぼそり。
……そうなんだ(汗)
いや、別に金持ちのイメージがあった訳でもないけれど、でもちょっとびっくり。でもその後妙に納得(笑)なんかセンちゃんって弟や妹がごろごろいるようなイメージがあるんですよね。実はおうちに仕送りとかしている孝行息子だったりして。
「兄ちゃん家も金なかったのか……」
ギンはそんなセンちゃんになんか親近感を持った様子。
貧乏から生まれた友情は美しいです。

近年戦隊で貧乏と言えば、なんと言ってもゴウライジャー@霞兄弟。廃寺や洞窟で暮らしながら現場で肉体労働をしているという、他の追随を許さない素晴らしく分かりやすい貧乏さが最高で(笑)あと、タイムレンジャーの連中が結構貧乏。衣食住の保証をしてもらえないタイプの戦士達は大変そうです。
逆に金持ちと言えば、なんといってもアバレブルー@幸人さん。後にも先にも年収4億を超える人はまず出てこないんじゃないかな〜!と思います(苦笑)

…脱線しましたが、そうやって仲良く食事をする貧乏人(猫)二人。
センちゃんがギンの宝玉に気が付き、
「で、それは?」
「…盗んだんじゃないよ、拾ったんだよ!!」
「拾ったものは…警察に届けなきゃ駄目だろう?」
…すっかり教育的指導番組化(笑)ギンもすっかり素直になっちゃって食べ物の威力は絶大……いやいや(^^;『落としのセン』は健在です。
でも、ギンは切なそうな顔で俯き、
「母ちゃんが病気なのに、薬も買えなくて…つい出来心で……」
そしてネコ必殺技、名付けて「つぶらな瞳のうるうる攻撃」を披露。
これには流石のセンちゃんもたまらず、「ハクタクさんには俺が言ってやるから!」とついつい仲介請け負ってしまいます。ネコ最強。

大喜びのギンは、「これ、夕べ怪重機が出た所で拾ったんだ〜♪」といかにもやばそうな台詞を披露。案の定、宝玉はいきなり腕輪に形を変え、ギンの右腕に巻き付き外せなくなってしまいます。

そして、そこに例の3体の怪重機が現れます。非常にやばい感じです。

真っ昼間の町中で思いっきり攻撃をしかけてくる怪重機達からひたすら逃げまくる二人。始めはとばっちりを喰っただけだろうと思っていたのですが、どうも標的は自分達らしいと気が付く。
怪重機相手では無駄だろうと判断したのか、センちゃんは変身もせずにギンを連れて逃げ回ります。つうか早く助けにこいよ、デカレンジャー!!(^^; あ、でもデカマシンメンテ中なんすよね…。

んなんで助けも来ない中、二人はマンホールから地下に逃げ込み、なんとか難を逃れます。


「……なんで俺達が狙われるんだよ〜〜!」
逃げまくってすっかりへたって座り込んでしまうギン。
センちゃんはずっと考え事フェイスをしていたんですが、やっぱこれをやらなきゃ始まらない!という事でお約束のシンキングポーズ。ギンはそんなセンちゃんを不思議そうな顔で見ています。すっかり慣れてしまいましたけど、やっぱ変なものは変なんです。

「…分かったぞ!ハンティングだ。ギネーカが言っていたゲームとは…狩りの事だ…」
「にゃ??」
つまりは、バカセレブ坊ちゃん達は、宝玉を拾った人間をターゲットにして、獲物を倒して宝玉を取ったものが勝ち…というゲームをやっていたのだと言う。夕べはデカレン達が邪魔に入ったので、宝玉を回収出来ず、それをギンが拾った……という流れらしい。
落ちていたものはねこばばせずに警察に届けましょう!by東映。

「そんなあ、俺は、狩りの獲物になっていたのか!?」
自分の置かれた状況にギンがやっと気が付いたその時。

柱の影から銃声。

……倒れるギン。その胸には着弾の跡。

「しっかりしろ、ギン!」
慌ててギンに駆け寄るセンちゃん……の後ろにセレブ3人集の登場。
「やった……僕の勝ちだね!これで457賞11敗だな」
嬉しそうなギネーカと頭を抱えるお供の二人。つうか圧勝過ぎて全然勝負になっていません。それともシカ狩りのバカ殿とたいこ持ちのお付きの人々って感じの図なんでしょうか。

「お前達…自分達が何をしたのか……分かってるのか……?」

「ゲームだろ?」
「ああ、いつもやっている事だ」

「固い事言うなよ、たかが遊びじゃないか」


絞り出すようなセンちゃんの問いかけに、悪びれもせずにしれっと言い放つセレブ3人集。ここまで自分達が犯罪をやっているという自覚のない犯罪者も珍しい。

「…貴様等は…金持ちの皮を被った、悪魔だ……!!」

「……なんとでも言いたまえ。行こうぜ!」

セレブだろうが、パパは金持ちだろうが、こんな奴らをのさばらせておく事は宇宙の正義が許せない。
静かに怒るセンちゃんは、変身して、最高裁にジャッジメント・プリーズ。
……判決は当然ながら×。……が、その判決の×マークをギネーカさんはなんと手でぽんっと振払います。ううん、新しい(笑)
「宇宙最高裁判所だって、僕達には手が出せないさ!」
「…デリート許可!!」
「ありえない判決だ!パパに取り消して貰おう」

………バカ息子が………(- -;;

TVの前の視聴者もそろそろこめかみぴくぴく状態ですが、センちゃんはもう完全にぶっちぎれ。これが昨年だったら間違いなくアバレモードになっていた事でしょう(笑)
「……ふざけるな〜〜!!」
お供のセレブ達を怒りの鉄拳で殴り倒し、仕上げにバカ息子に掴み掛かる。
「や、辞めろ!パパに言いつけてるぞ!!」

……とことんなんつうかかんつうか(^^;

そんな息子の言う事を聞くような親だったら、とっとと首にするが宜しい。センちゃんも「首にするならしてみろ!」状態ですっかり遠慮がなくなっています。

が、そこにイーガロイドが乱入。
「助かったよ…後は適当に始末しておいてくれたまえ」
その場はイガさんに任せて逃げ出す3人。
慌てて後を追おうとするセンちゃんでしたが、そこに更にイガさんが2体、バーツロイドが4体ぞろぞろと登場。
金持ち犯罪者は格が違います。
アブレラさんも今回はかなり儲かっただろうなあと思うと目頭が熱くなります。


で、ここまで来てやっと仲間達が登場。
「大丈夫か、センちゃん?」
「ああ、でもあの子が………」
センちゃんは倒れたまま動かないギンを示し、
「テツ!マシンボクサーが一番早い!メディカルセンターへ連れて行ってくれ!」
「ロジャ!!」

そして登場したとたんに戦線離脱をするテツ。
おいおいおいおい、テツ〜〜!(汗)

テツがいなくなった後、さて、遠慮は要らないとばかりにスワットモードに変身する5人。
そんな分かりやすく厄介払いするな!(苦笑)

なんつうかあまりにテツが不憫で落書きなんか書いてしまいました(苦笑)
テツがスワットモードを修得しない限りは、この仲間はずれモードが続く事になるんじゃないかと思われます。
…早く仲間に入れてあげて下さい(泣)


スワットモードでドロイド達を蹴散らした後、セレブ達の3体の怪重機とロボ戦。
「みんな、お待ちどうさま!スワットモード対応新型メカの調整が完了したわよ!」
「よし、パトウイングで出動だ!!」
ボスの命令で新型メカの出動!今回も試運転なしのぶっつけ本番のようで(笑)スワンさんもその辺はそろそろどーでも良くなってきたみたいです。

「パトウイング、テイクオフ!!」
スワンさんの操作で、でデカベースがあちこちぱかっとっ開き、5体のメカが出撃!
この際、デカベースの上半分が殆どからっぽだと言う事が判明(笑)思わずデカ超全集(上巻)の『デカベースの内部大図解』を開いて「…なにがどうなってるんだ?」と悩みこんでみたり。確かベースの下半分は地下施設を収納する為に広くなっている筈なので、つまりはデカベースって2/3位は格納庫なんじゃ…(^^;詳細な図面を一度見てみたいものです。絶対書けないと思いますが。


んで、NEWメカの飛行マシン達は飛ぶ飛ぶ。すばしっこく自由自在に360度飛び回るのは結構新鮮。ついでに妙にかくかくしている箱のようなメカ達は、これまた今どきの戦隊っぽくなくてある意味新鮮。あと、座席の安全バーがどうしてもジェットコースターに見えて仕方ありません(^^;

「みんな、合体するのよ!!」
スワンさんの言葉を受けて早速合体開始。

今回の合体は、赤がボディで、青は2つに分裂して手と羽。足は緑でその端に黄色と桃の足首がつく感じ。どでかい2丁拳銃が実にかっこいい感じなんですが、それよりもなんとも言えない形状の羽に大爆笑。羽と言うよりソーラーパネルのようです(笑)
とりあえず2体はさっさと倒し、残りはミリオンミサイルのみ。
羽のあるロボ自体が戦隊では珍しいですが(近年ではガオのガオイカロス以来?)動きの速いミリオンミサイル相手にこれまた360度自由自在に空中を飛び回る姿は結構いい感じ。
なによりミサイルを回し蹴りでけり落としたのが非常に新鮮(笑)更にとどめに空中一回転蹴りをばっちり決めてくれます。ううん、ホント今年のロボ達は身軽です♪

ミリオンミサイルは反グラビトンエネルギー(?)で動いていて、良く分かりませんが、地上で爆発させるのは危険だと言う事で、デカレン達はミリオンミサイルを宇宙空間に運び出します。ウイングロボがその後デリート仕様ででかい銃型に変形にしたのには、素直に「おお〜〜!!」と感動。
でも、一番感動したのは音声入力ならぬモーション入力だった事でしょうか(爆笑)まあ、それ言ったらジャッジメントもモーション入力ですけど。
発射の為に全員でDリボルバーを構えて引き金引いて…操縦席がばらばらなので息を合わせるのが中々大変そうです。

ともかくまあ、バカ息子も片付けてめでたしめでたし!
「パパ」が怒り出さないかちょっと心配なんですが、まあ、宇宙警察は権力に屈するような組織でない事を信じています(笑)


最後、デカベースに帰ってきた5人の目に入ったのは、スワンさんにじゃれているギンの姿。
「ギン…お前……死んだんじゃなかったのか?…」
なんともいえない複雑そうな表情を浮かべるセンちゃん。座った目つきが誰かに似てるなあ?と思ったら要潤さんですね!(笑)
「お前、胸に弾が当たったんじゃ?」
「へへ〜〜!これが守ってくれたんだ!!」
ギンが取り出したのは、もんじゃ焼きのちびコテ。
「撃たれたショックで倒れてただけで、傷はなかったんです」
新ロボ活躍の間中お留守番モードだったテツが補足説明。
もんじゃやきのコテ、最強です。
アブレラさん、武器の強化を考えた方がいいんじゃないでしょうか(笑)

「ギン……それまた盗んだのか!!」
「だって……あんなうまい飯喰った事なかったから…記念に持ってきちゃった……」
こめかみに筋を立てて間接をばきばき鳴らすセンちゃんに、「 ごめん、もうしません……」とすっかりびびりモードのギンでしたが、センちゃんは殴る代わりにギンを思いっきり抱きしめる。
「良かった……本当に良かった……」
「兄ちゃん……」
しみじみじみじみ。
「ハクタクさんにも連絡をしておいたわ。お母さんの病気に聞く漢方を特別に調合してくれるそうよ!」
その言葉に更に大喜びのギン。センちゃんとしてもハクタクさんに頭を下げにいかなくて住む事になったので一安心でしょう(笑)

最後、ボスに頭をなでてもらってたギンがふっと我に返り「犬だ!」とびびって逃げ出してまたスワンさんの所に甘えに行ったシーンで大爆笑。
チャンベーナ星人の天敵はアヌビス星人の模様(笑)
とゆうか取り残されてしまったボスの背中がとても不憫な感じです。


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