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第38話『サイクリング・ボム』

今週から入ったキャラデコ・クリスマスバージョンのCMがすっごくいい感じで大喜びです(^^)デカレンジャーこども隊員服のCMに張るくらいいい出来で♪♪この手のCMは今まではレッドが一人でやってましたが、今年は当然のように一緒に出てきているボスがいい味を出してるんでしょうかね。
時にキャラデコ、…まだ食べた事がないんです〜!一回くらい食べてみたいもんですが、流石に買う勇気がありませんで。なくてもいい気もしますが(^^;


さてさて、今週。
デカベースの六角デスクの上にちょこんと乗っかってるバスケット。
中から顔を出したのは小さなコブタちゃん。
「コブタ……?」
「『ブタ』って言うな!!」
…ブタといっても二本足歩行系で、なんとも言えない可愛らしいぬいぐるみのような造形(笑)なんですが、どうも気性が荒く、思いっきり鼻息吹きかけられちゃって、冒頭からわたたた状態のデカレンたちです。
更にはご機嫌斜めになってしまった彼女(声優さんが女性なので)は、バスケットの蓋を閉めてアマテラス閉じこもり状態になってしまいます。怒りのバンがやっきになってその蓋をあけようとするんですが、いつの間にかに鍵がかけられていたりして。いや、鍵はくるっと回すだけの外鍵なので、冷静になれば一瞬で開くシロモノなんですけど。

「ファルファ星人の幼体は、どんな鍵でも自在に扱う特殊能力がある」
ボスが言うには、「コブタちゃん」ことファルファ星人ヤーコは、その特殊能力を買われ金庫破りの常習犯・アラゴン星人ギャンジャバの右腕だった。でも泥棒家業が嫌になって宇宙警察に保護を求めてきたのだと言う。
「…こいつ、本当に信用できるんでしょうか」
相変わらず子供にも赤ん坊にも容赦のないホージー。
「ふん!、どうせ宇宙警察のアホどもは、あたいのことなんて信じやしないって思ってたさ!」
「口わりいな、このコブタ!!」
そしてこちらもホージーとは別な意味で子供にもギャルにも容赦のないバン。冒頭から既に険悪な雰囲気の二人(一人と一匹?)です。

でもコブタちゃんは冷静なもので、
「逃げる時にギャンジャバのおっちゃんに開けられないように、暗号で隠し金庫を閉じてきたのさ。もちろん金庫の鍵はあたいにしか開けられないよ!」
「…キャンジャバの隠し金庫が保護を認めさせる条件、って事か」
……てな事で。お子さまなのに中々やり手です。

で、そこにさっきから姿が見えなくて心配していたテツからの通信が入ります。
「ギャンジャバの隠し金庫を発見しました!ヤーコの証言どおり、ポイント104地下駐車場に隠し扉がありました」
……また使いっぱかよお前(^^;狭い隠し金庫の扉からよっこらしょと出てくる姿にちょっと泣けました。

そんなんで5人はボスの命で、テツの待つ隠し金庫へヤーコを連れて向かう事になりました。

マシンドーベルにはジャスミン、と、バスケットを抱えたバン。
マシンブルにはセンちゃんとウメコ。
そして、ホージーは万一の事を考え、空からパトジャイラーで護衛に回っています。
スペシャル合成ちっくなパトジャイラーがとてつもなく可愛いです。
てゆうか、あんな低い位置を飛んだら、間違いなく電線やらなにやらにひっかかりそうな気がするんですが(^^; まあいつもあの程度の高さで飛んでますけどね。

その後、ヤーコちゃんがひどい車酔いをしてバスケットの中で吐いてしまい、仕方がなくパトを路肩に停め、木の陰でヤーコちゃんを介抱する事になるんですが、空からふわわ〜と降りてすーっと羽を閉じるパトジャイラーに萌え。映像思いっきり使いまわしですけど気にしません(笑)
ジャイラーは何しろ両翼を開いた状態で幅30m近くある図体ですから、停められる場所も限られるらしく、皆の集合場所に一人遅れて走ってくるホジさんがちょっと大変そう(^^;
それにしてもパトジャイラーは可愛いです。勿論ホジさんが乗ってる機体って事もあるのかもしれませんけど、あのまんまるいフォルムでふわわ〜と浮いているのんきな感じが好きで好きで。最近はあまり活躍の場がないので、こういう使われ方は嬉しい限りです♪♪

さて、パトジャイラーの話はこの辺にしておいて(^^;すっかり激しく車酔いモードのヤーコちゃん。
「あたい、自動車が苦手なんだよ……」
とすっかりげーげーモードで、介抱役のバンはうんざり顔。
「……困ったねえ」
「こんなに車酔いがひどいなんて…」
「これじゃあ日が暮れても隠し金庫にたどり着かないよお!」
皆がすっかり途方に暮れていたその時。

「何か、事件ですか?」

ちりんちりんとやってきたのは赤い自転車に乗ったおじさん。
その姿を見てピン!ときたバン。
「緊急事態なんです!…そこでお願いがあります!」
と、おじさんにお願いしてその自転車を借り受けます。この際、バンが抱えていたヤーコをウメコに預けるんですが、そのヤーコがあまりにぬいぐるみ臭くて泣けました(苦笑)


そして、自転車の前かごにヤーコちゃんを乗せて軽快に走り出すバン。
半ため息状態でその後をのろのろ運転で追うパト二台。
世間の邪魔です。せめて並走は辞めようよ〜〜(^^;
そしてやはり半ため息で空から護衛を続けるパトジャイラー、一応護送の筈なのになんかすごくのどかな状態になってしまっています。

で、るんたった気分でペダルを踏むバンは鼻歌なんか歌っちゃってます。歌っているのはデカレンCD「キャラクターソングス」収録のバンの歌「BANG! BANG!」。3週連続でCD販促かかりまくってます(苦笑)


「どうだ?風に当たって気分良くなったか?」
「ふん!」
「むくれんなよ、コブタちゃん!」
まだいまいち不機嫌なコブタちゃんに、ご機嫌なバンは「ハラ減ってんだろ?」とコンビに袋を渡してあげます。はじめは「やばいもんでもはいってんじゃないの?」と警戒していたコブタちゃんでしたが、空腹には勝てなかったみたいでメロンパンを美味しそうに食べはじめます。ああ、メロンパンが食べたい(笑)

その光景を目を細めて嬉しそうに見つめるバン。
「…なんだかんだいってもまだ子供なんだ。お前みたいな子供を犯罪の手先に使うなんて、ギャンジャバってホント悪いやつだな!!」
じゃこじゃこ自転車を漕ぎながら、素直な感想をぶつくさ呟いていたんですが、
「…おいちゃんは悪い人じゃない!!」
「え?」
ヤーコ曰く、彼女の両親は彼女が赤ん坊の頃に強盗に命を奪われて、身寄りのない彼女を拾って育ててくれたのがギャンジャバのおいちゃんなんだと。
「おいちゃんに拾われなければ、生きていけなかった……」

彼女がそう呟いた瞬間。

………自転車のハンドル中心部からいきなりマイクが現れる。

「聞こえるか?ヤーコ」
「おいちゃん??」
「そうだ。…いい子だから金庫の鍵を開ける暗号を教えるんだ」
とある場所で通信機に向かってしゃべっているギャンジャバのおいちゃんは、実は先程自転車を貸してくれたおじさんで。ついでに、この方は今年はアブレラさんに入っているスーツアクターの岡本美登氏で。彼この後はすぐエイリアン体に変身してしまうのですが、当然その中も岡本さんなんでしょうね(笑)そんなんで今週もアブレラさんの出番はありません(^^;

「言ったら、あたいを自由にしてくれる?」
「…そんなに俺が嫌いになったのか」
「違うよ!今でもおいちゃんの事は大好きだよ!…でも、もう悪い事をするのが嫌なんだ!」
「…お前は金庫破りを辞められない。天職だからな」
「だったら嫌だ!暗号は絶対言わないよ!」
義理とはいえ親子。でもその会話は果てしなく平行線。

「…そうか。だったらしばらくサイクリングをしてな。そのうち、気が変わるだろうから…」

「え?」
「どう言う事だよ?」
親子の会話に慌てて口を挟むバン。
「宇宙警察か。…ペダルを漕ぐ足を弱めるなよ。一度時速20kmを超えちまったら、それ以下にスピードが落ちると、この自転車は爆発しちまうんだ!」
え(汗)

……今のいままで信号は一個もなかったんでしょうか(^^;

更には、ベルトのようなものが伸びてきて、ヤーコを籠の中に固定してしまう。
「何これ……駄目だ!あたいの鍵開け能力がきかない!!」
「え!?」
看板に偽りあり。
てゆうかバンがヤーコを籠に乗せてなかったら(背負うとか)ギャンジャバさんはどーするつもりだったんだろう(笑)

「じゃあな、気が変わった頃にまた通信するよ」
ギャンジャバのおいちゃんはそう言うと通信を一方的に切ってしまいました。


スワンさんがサーチした結果、自転車のギア部に強力な爆弾が内臓されている事が判明。それも半径1kmは吹き飛ぶという超物騒なやつで。

さわやかサイクリングは一転して地獄へのサイクリングに変貌。
警察でありながら、今後全ての信号をふっ飛ばしてひたすら走り続けなくてはいけない事になりました(^^;
てゆうか単純に危険です。


…いや、いくら籠が固定されているといっても籠自体は普通の籠だと思うので、壊せば済みそうな気がするんですが。まあ、見た目は普通でもばりばりの改造自転車なので籠も超強力な何かでできているのかもしれませんけど。

…そもそも、はなからホージーかテツがバイクで送れば何の問題もなかった気がするんですよね。そんな事を言ったらこの話が成り立たなくなりますが(苦笑)だからこそバイク組の二人が空と金庫に追いやられたんでしょうけどね(^^;


パトカー組は通信の逆探知に成功して、ギャンジャバの隠れ家に急行。ジャイラーのホージーは引き続き自転車を追尾。
デカベースはなんとか起爆装置を解除する為の方法を探るけど、念のため、バンは回りに被害があまりないポイント375へ向かう事になりました。


そしてその後判明する、この自転車の超高性能。
ポイント375は果てしなく遠いらしく、「え〜!?そんなに遠くまで〜!?」脱力したバンがペダルを漕ぐ足を緩めれば、

『警告します。スピードが落ちています。時速20km以下になると起爆装置のスイッチが入ります』

それならばと変身して楽々すいすい漕ごうとすれば、

『警告します。起動時と重量が変化しました。起爆装置のスイッチが入ります』

…変身するとデカメタルの分だけ重量が重くなるんだそうで(^^;
焦ったバンが慌てて変身解除すれば、

『起爆装置のスイッチが切れました』

親切設計。

「…仕方ねえ。こうなったらとことん行ってやるぜ〜〜!」
車には充分気をつけて下さい。


そして、お次はデカベースからの指示で、パトジャイラーで自転車ごと吊り上げて、デカベースまで運ぶと言う作戦に出ます。
「スピードセンサーはペダルの回転数に連動しているわ。吊り上げてもそのまま漕ぎ続けて!」
「分かりました!」
スワンさんの指示に答えるバンの顔は、既に汗で光っています。
「大丈夫かなあ……」
不安げなヤーコちゃん。

そしてやってくるパトジャイラー。
パトジャイラー祭り万歳。
取り出しましたるはマグネワイヤー。……こんな機能もありましたっけね〜!(苦笑)

「いいか、バン。マグネワイヤーの磁力をONにする。多少の衝撃はあるだろうが気にせず、今のペースで漕ぎ続けろ」
「気楽に言うな!こっちは命がけだ!!」
文句を言うバンを特に開いてもせず、3・2・1で磁力のスイッチを入れるホージー。

そして磁力によってふわわ〜〜と空中に浮かぶ自転車。
……誰しもが某E.●.を思い出した事でしょう(笑)
「いいぞ、相棒♪」
いや、相棒はスイッチを入れただけです(笑)まあ、バスをも軽々と吊りあげるマグネワイヤーですから、磁力調整とかを手もとでやってるのかもしれませんけど。
「やっほう♪」
ヤーコちゃんも気持ち良さそうです(^^)

……………が。

『警告します。タイヤが地面から離れたので、起爆装置のスイッチが入ります』

よく考えてあるなあ……(^^;

慌てたバンはホージーにスイッチを磁力を切らせて、再び路上へ。
「ど〜〜すりゃいいんだよ〜〜!」と半泣き状態。
デカベースも打つ手がなくなり、ため息状態です。

いや、しかしギャンジャバさん。実によい仕事をしております。
岡本さんといえば先ほども書いた通りアブレラさんのアクターさんですが、昨年は伝説の鎧、そして一昨年は暗黒七本槍のサーガインをやられていた方でして。サーガインはメカ作り担当要員だったので、「流石はサーガイン、いい仕事をしている」と勝手に納得しておりました(苦笑)


「どうか、気は変わったか?」
打つ手がなくなった所で再びおいちゃんからの通信が入る。
「分かったよ。暗号を言えば爆弾を解除してくれるね?」
すっかり根をあげてしまったヤーコは、バンの静止も聞かずにギャンジャバに隠し金庫の暗号を教えてしまいます。暗号は「現ナマに手を出すな」。…音声入力なんでしょうか?(笑)

が、教えたからと言って勿論とゆうか爆弾を解除しては貰えない。
「すんなり足を洗えるなんて甘えんなよ!裏切った罰だ!そのまま地獄までサイクリングしな!」
おいちゃんの冷たい言葉にも、
「そんな……おいちゃんはそんな人じゃない!」
と、ヤーコはひたすら育ての親を庇い続けます。
………が。
「買い被ってくれてありがとよ。だがな、ついでに教えておいてやろう。例の強盗の話。ありゃ真っ赤な嘘だ。ファルファ星人の鍵あけ能力を知って、お前が欲しくなってなあ。俺がお前の両親をやったのさ
……おいちゃんは極悪人でした(汗)
余計な事を言わなければ只の「金庫破りの罪」で終わったのかもしれませんが、これでデリートほぼ確定です。
「そんな……そんなの嘘だ……嘘に決まってる!」
「貴様、ふざけんな…。ヤーコはお前を信じてたんだぞ!」
あまりの事実に激しくショックを受けるヤーコと怒りのバン。が、通信はまたまた一方的に切られてしまいます。


一方、パトカー組3人は、スワットモード&ディーリボルバーで ギャンジャバの隠れ家の壁を崩して突撃。
ディーリボルバーは壁壊し専門道具になってきている気がします。
でも折角壁を壊してまでして突撃したのに、ギャンジャバにはあっさりと逃げられてしまいます。


で、ギャンジャバが向かったのは、地下駐車場の隠し金庫。
そこには今のいままですっかり忘れられていたテツの姿が。
「ギャンジャバか!?」
「金庫の中身は頂いていくぜ」
てゆうか、そもそもなんでこんな所に隠し金庫を作るんだよ、ギャンジャバさん(^^;

「させるかあ!!」と変身して応戦するテツ。
こっから後はなんと実に実に久々のテツ祭り。
ギャンジャバさんはいつの間にかマッスルギアを装着してたりするのですが、デカブレイクはそれでもそこそこ健闘。3人が駆け付けるまでひとりで見事にギャンジャバさんを足止めします。その間およそ45秒。←計るな

……一分近くも一人で活躍してくれればもう充分です。
良かったね。テツ(感涙)

そして、3人が駆け付けた後、ホージーも合流。
「みんな、バンがヤバい事になってる」
…どうやらこれ以上護衛するよりも、みんなに合流してさっさとギャンジャバに爆弾を解除させる方がいいだろうとの判断のようで。

また消えて逃げようとするギャンジャバさんを熱感知システムでサーチ&発見&攻撃。
スワットモードは熱感知専門道具になってきている気がします(苦笑)

さて、自転車組。
なんとかポイント375にやってきたバンとヤーコ。そこは周りは緑しかない未舗装の坂道で、

『警告します。スピードが落ちています』

……んな事言われたって(- -;; 状態。

「……ここまで来たら、もう周りへの影響は心配する事はないでしょ?…変身すれば?爆発しても、あんたは助かるかもよ」
「…何言ってんだ。あきらめんな!」
「いいんだ!爆発したって!!あたい…生きてても誰も信じらんない。あんただって…最後は変身して逃げちゃうんだろ?」
ここに来るまで一言も喋らなかったヤーコちゃん。その傷はあまりにあまりに深かったみたいで、すっかり自暴自棄になってしまっています。

そんなヤーコちゃんに、バンは……SPライセンスを取り出して…彼女に渡します。
「これを、俺とお前の信頼の証として……」
「……あんた……」
「俺の仲間がきっとギャンジャバを捕まえて爆弾を解除させる。それまではこの足が千切れようと、俺はペダルを踏み続ける!!」
「バン……」
バンのその言葉と、熱血体育会系で雄叫びをあげながらひたすらペダルを漕ぐ姿に、ヤーコちゃん、預かったSPライセンスを胸に抱えてちょっとほろりモード。
そしてその体がほんのり……輝きます。


だが、そこにドロイド軍団が現れ、非情にも攻撃を仕掛けてくる。
「…どうしても始末するつもりか……」
……ホージー、もう少しの間護衛を続けてれば、良かったのに(- -;; 正直スワット3人が4人になっても大差ないような気がするし(苦笑)

やけくそのように自転車に乗ったままアーナロイドたちを蹴散らすバンでしたが、バーツロイドの攻撃を食らって崖っぷちに追いつめられ、更なる攻撃で崖の下に放り出されてしまいます。
「ヤーコ〜〜〜〜!!!!」
バンは落下しながら必死の声で彼女の名を呼ぶ。
その際、彼女の体が金色に輝いたような気がしました。

タイヤは当然地面から離れてしまいましたので……自転車は崖下で派手に爆発してしまいます。

目を開けたバンは………空中に浮いている。
「俺は……死んだのか……。ヤーコも救えなかったのか……」

「……何言ってんだよ!!」
切なそうに呟く彼に届く声。

「だって……天使が見える……」

バンの両脇を抱えてるのは、光る羽で飛んでいる女の子。

女の子は笑って言う。
「あたいはヤーコだよ!」
え(^^;
「……あのコブタちゃんか!??…何が起こったんだ!?」
「ファルファ星人はハートに火がつくと子供から大人に成長しちゃうのさ。……バン、あんたがあたいのハートに火をつけたのさ」
……さようでございますか(汗)
いやあ、随分極端な成長をする種族ですねえ。びっくり。
「これ…返すよ」
成長体ヤーコはバンにSPライセンスを返します。その際の彼女はバンの体重をなんと片腕で軽々と支えています。力もかなりある種族のようです(笑)


そしてギャンジャバ組はテツの大活躍(笑)で好戦中。……が、スワンさんから「自転車が爆発したわ!」という通信を受けて真っ青。
「バンは……バンは無事なんですか?」
でも、心配する間もなく、
「心配すんな!俺は大丈夫だ!!」
と、本人から割り込み通信が入る。そのあまりに元気そうな声に「…ミラクルマン」と思わず呟く相棒。結局『俺の仲間たち』は何も出来ませんでした(苦笑)

が、まあこうなりゃあとはギャンジャバを倒すだけ。
だが、ギャンジャバも妙にしぶとくて、ホージーのジャッジを振り切って怪重機に逃げ込む。本日はバンがいないため、デカレンロボが出せないので、テツがデカバイクロボで立ち向かいます。微妙に本日はテツ祭り♪♪最近あまりに扱いが悪いので、この活躍は泣けてきます。

…といっても所詮はテツで(爆)いまいち劣勢なんですが、パトジャイラーパトレーラーの援護射撃も受けてなんとかギャンジャバをジャッジメント。デリート判決をくらってしまったギャンジャバは怪重機で逃げ出そうとするのですが……気がついたら後ろにはデカベースロボが来ていて(笑)その大人と子供のような身長差は、笑いとともに「やっぱこれって反則だよな…(^^;」という気分になってしまいます。

で、ボルガニックバスターで一件コンプリート…と思ったら、ギャンジャバは爆発する怪重機から脱出して、尚も逃げようと足掻きます。


が、そこに、赤い人が天使につれられて空から舞い降りる。
女の子を見て「お前……ヤーコか?」と当然のように焦るギャンジャバさん。でもヤーコだって分かるところが凄い。お母さんに似てたりしたのかな。

怒りのヤーコはギャンジャバさんのマッスルギアの鍵を外し、彼を無防備にしてしまう。
「ヤーコ、お前育ててやった恩を忘れやがって!」
「うるさい!よくもあたいの母さんと父さんを!!」
……ギャンジャバさんも余計な事を言わなきゃ、もうちょっと長生き出来たのかもしれないのにね(^^;留置所の中でだろうけど。

まあ、ここまで来たらもう彼は終わり。
ディーリボルバーのマックスパワーで片付けて一件コンプリート。

「やったあ〜〜!ありがとう、バン!!」
ヤーコが嬉しそうに抱きついてきます。ファラの時と似たような感じですが、今回はバンはまんざらではないようで困りながらも特に振払おうとはしません。
可愛いって得だ。


最後。
「誘拐されて強要されたんだ。罪には問われないだろう。今後は、宇宙警察が自立の為に協力していくになる」とボス。
バンはなんかすっごく嬉しそうで、
「これからは、自分の幸せの為に、その能力を使ってくれよ!」
と、ヤーコちゃんの肩にぽんっと手を乗せます。
そんなバンの笑顔に、
「バン……あたい、あんたの事忘れない…」
上目使いの彼女はちょっと恥じらった様子で可愛い事を言ってくれます。

でも、
「俺も忘れられないさ、……コブタちゃん!!」
「え……」
「鼻息かけられるわ、げーされるわ、あんな大変な経験、初めてだもんな!!」
パン!!
怒ったヤーコにほっぺをびたんとされてしまったバン。デリカシーのかけらもない男はそのままヤーコとおっかけっこを始めてしまいます。

「あーあ、相変わらずバンって女心が解んないのね」
「あんなにかわいい子の、心の鍵を開けたのにね!」
「つまり奴は、銀河一の金庫破りって訳だ」
「……でも、自覚ナシ」
「あんなかわいい子なのに、ナンセンスですね!」
その光景をボスとともに見守る仲間たち。とゆうかとにかくファラの時とはえらい態度の違いです。可愛いって得だ。

その後、怒ったヤーコにベルトを外されて、またまた公衆の面前でパンツを見せるはめになるバン。この際「きゃ!!(照)」と手で目を覆いながら、それでも隙間からちらっと視線をやっているヤーコがなんか可愛い(笑)
そして「パンツまで赤かよ」「赤の水玉か…」と冷静に呟くホージーはともかくボスがなんともかんとも(^^;とゆうかほぼ間違いなく他の人のパンツもそれぞれのカラーだと思われますが(笑)世のお約束です。


最後のエンティングミニ話。ヤーコを中心としたほのほのしたものだったのですが、実はマーフィーまで揃った全員(8人)大集合はこれが初めて。大抵いつも誰かが欠けてるんですよね(^^;マーフィーを可愛がっているボスに鬼萌え。
そしておっかけっこしてるバン&ヤーコの突き飛ばした椅子をうわあ!って感じのポーズで避けているホージーにやはり萌え。こういう、とばっちりでおたおたしている彼を見ると、ああ、らしいなあと思ってしまいます(爆)


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