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第39話『レクイエム・ワールド』

「どうして………こんなことに………?」

なぜか照明が落ちているデカベース内を必死にベース内を走るウメコ。
目に飛び込んでくるのは、あちこちに倒れている一般職員さん。
そして「ウメコ、デカルームに来るな……うわあ!!…で途切れてしまったボスからの通信。

銃を構えて警戒しながらデカルームに入ったウメコの目に映ったのは…
傷ついて床に倒れている仲間たち。
そしてボスは机に突っ伏してやはり微動だにしない。
ショックのあまりに、目を大きく見開き、膝から崩れ落ちるウメコ。


警報の鳴り響く中、凍り付いた空気。
悪夢の始まりです。

……という非常にシリアスな出だしだったんですが、ニュース速報で入った「紀宮さまご婚約内定」の報でシリアスムードが微妙に腰砕け(苦笑)…いやまあともかく(^^;紀宮さま、ご婚約おめでとうございます〜!(^^)


………で、デカレン(笑)
すっかり放心状態になってしまっていたウメコでしたが、一番手前に倒れていたバンがわずかに身じろぎをしたのに気が付き、慌てて四つん這いで駆け寄り、抱き上げる。
「バン?」
目を開いたバンはウメコを認め、柔らかく微笑み、
「……わりぃ……俺、駄目だった………。後は……頼む………」
「何言ってるの、バン!!しっかりして!!」
ウメコは必死にバンを揺すり続けるんですが、バンはにかっとした笑顔を見せた後に、また気を失ってしまう。(死んだのかも…)動かなくなった彼を抱きしめて泣きじゃくるウメコ。ちっちゃなウメコの腕の間から大きなバンのつんつん頭が覗いているのがなんか可愛い(笑)…なんて言っている場合じゃない。

ひとしきり泣いた彼女は、倒れているジャスミンの手の先で、開きっぱなしになっているSPライセンスを見つける。
そこには、あるアリエナイザーの姿が映されていて。
「ユルイワー星人ミーメ……こいつがみんなを……」
そう呟くウメコの背後に……その問題のアリエナイザーさんがいて。
「まさか宇宙警察の刑事が獲物になるなんて…一度警察をめちゃくちゃにしてみたかったのよ。…楽しみながらね。さんきゅう〜そしてバイバ〜〜〜イvv」
女性、しかも大人の女性系のアリエナイザー・ミーメはそう嘯くとウメコに襲いかかってくる。変身をして応戦するウメコ。
ミーメはシューターに逃げ込み、ウメコもその後を追ってシューターの中に……!


……はっと気が付いたらそこはいつもの……お風呂の中。
「………夢か……良かった……」
凍り付きそうな悪夢から目覚めて、ほっとため息。
でも、なにかがひっかかる。
「あたし、なにかやんなきゃいけないことがあったような……?」
自分の手を見ながら思案顔。

で、思案しながらデカルームへ。
先ほどの悪夢が蘇ったのか、一瞬デカルームに入るのを躊躇したウメコでしたが、
「ウメコ、バスタイムもいいが、時間かかり過ぎだぞ!」

迎えてくれたのは、いつも通りのボスのお小言。
そして、いつも通りにデスクを囲んでいる仲間たち。
…ホントにいつもの光景なんだけど、それがとってもうれしい感じ。
「……すみません、お風呂で寝ちゃって…夢見ちゃって……」
「…しょーがねえなあ〜〜〜!…背が伸びる夢か?」
椅子ではなく机に座っていたバンが、立ち上がってウメコの方にやってくる。つられるようにテツもやってきます。
「違う!アリエナイザーに侵入されて、あたし以外みんなやられちゃう夢!」
「…おいおい、そりゃないだろ」
聞き捨てならない発言につい反応ししてしまい、やはり立ち上がってやってくるホージー。
「ナンセンス!!」
「…どんなアリエナイザーだったの?」
とどめはセンちゃん。この時点でウメコの周りに、デカレンボーイズ達によるあまりに高すぎる壁が出現(笑)何しろ平均身長182cm。囲まれたらちょっと怖そうな感じ(^^;

「んとね〜〜女でねえ………??」
一生懸命夢の内容を思い出そうとする彼女を、ちょっと渋い顔をしながらも温かく見守る仲間たち。

……ここまでが、いつもの……『日常』。

「……ウメコ、こんな顔でしょ?」

さっきから不自然に後ろを向いて立っていたジャスミン、振り返ったその顔は……ミーメ。
「夢じゃなかったんだ………」
一気に青ざめるウメコに、周りを囲んでたデカレンボーイズがおしくらまんじゅう状態で迫ってくる。何しろウメコはちっちゃいので、高すぎる壁に完全に埋もれてしまって全く見えなくなってしまいます(^^;
「あっさり片付けちゃ面白くないから、遊んであ・げ・るvv」
いつの間にかウメコのSPライセンスを抜き取ったミーメさんがにっこりと微笑む。(とゆうか彼女の顔は笑ったまま固定されてますけど/笑)そのままデカベースから出ていく彼女をウメコは慌てて追いかけます。


が、気が付いたらいつの間にか街の雑踏の中。

何がなんだか分からなくなってきているウメコ。
そこに何故か三度笠に錫杖を持った山伏風の僧侶がやってくる。 前から、後ろから、合計4人。そして彼等は一斉にウメコに襲いかかってくる。
今年の役者No.1とも言われる自慢の体術で彼等を蹴散らすウメコでしたが、如何せん相手は多数。なんとか逃げ出した彼女の………足下のアスファルトが突然崩れて………。


………気が付いたらまたお風呂の中。でも、今回は先ほどと違って制服のまんま。…気持ち悪そう(^^;
「また夢………」
と思ってみたものの、やっぱりなんだか、いや絶対おかしい。
「夢……じゃない!!一体どうなってるの!?」
ウメオ(多分)に向かって叫ぶウメコの目の前で、ウメオ(多分)が急に膨らんで爆発して……!!


………気が付いたら、そこはぬいぐるみが大量に置いてある寝室。ウメコはパジャマ姿にチェンジ済み。
「………やっぱり夢…」
そろそろ何がなんだか分からなくなってきたウメコ。…視聴者もですが。
でもそのウメコの寝室だと思われた場所は……ウメコの寝室ではなかったらしい。
ウメコがそれに気が付いた瞬間、ひときわ大きいクマのぬいぐるみが襲いかかってきて、布団にくるまれてぎゅーぎゅーされちゃって………

「いい加減にして!私、こんなことしてる場合じゃないのに!!」

布団を跳ね上げた彼女がいたのは…今度はバスの中。バスの中で叫んでしまった彼女に、他の乗客はブーイング。「あ、すみません…」と釈然としない気分で座席につくウメコ。

が、今度は乗客が襲ってくる。しかも何故かみんな白い仮面を被っていてすんげえ怖い感じ(汗)民間人(多分)相手ではエマージェンシーも出来ず、なんとか彼等を振払おうと必死のウメコでしたが、なんだかんだでバスの外に放り出されてしまう。


……が、そこは何故かゴミの山の上。
「…もう一体どうなってるの〜〜??」
不条理世界の連続に、混乱の極地、ごみに埋もれながら頭を抱えるウメコ。視聴者も混乱極まりって感じでふらふらです(^^;
が、ウメコはまた自分の手を見て…なにかを思い出す。
「そうだ、私にはなんか大切な約束が………なんだっけな〜〜〜!(悩)」

その時彼女の視界に入ったのは一枚のビラ。
『行方不明者の居場所を見つけだします 礼文探偵社』
モノクロのぼろぼろな張り紙。添えてある絵がまた怖い。てゆうか『礼文探偵社』って…(^^;って見るべき場所はそこではなかったらしい。

「…そうだ、『ミーメの居場所を探る』!ジャスミンとの約束!!」

視聴者的にはまだ何がなんだかさっぱりなんですが、ウメコは何かを思い出した模様。
早速動き出そうとした彼女を、ごみの山の中から出てきた手が彼女に襲いかかり(…怖い(T T)ウメコはごみの山の中に引きずりこまれ………


……気が付いたらちょっとぼろい工場のような建物の立ち並ぶ一角に移動。変電所かなんか??
そこにいたのはなんとデカピンク。襲ってくる変身した“自分”の攻撃をなんとかかわそうと必死のウメコでしたが、力の差は歴然。胸ぐらを掴み上げられてしまいます。


そして、そのデカピンクの姿はいつの間にかミーメへと変わる。

「結構遊んだから、そろそろあんたの魂も貰おうかな」
「……あたしの魂は、どこにいくの?教えなさい……!!」
「聞いたって無駄よ。あんたの意識はもうなくなっちゃうんだから」
「……いいから、教えなさい!!」
この後暫くこの押し問答。どんなに痛めつけても質問をしつこく繰り返すウメコに、最終的にミーメは根負けし、
「……教えてやるわよ!『神様のようにみんなをじっと見守ってられる所』よ。喜びなさい!」
そしてミーメはウメコに『とどめ』をさします。
布団ばさみ(せめてクワガタみたいと言え)のような手で挟み込むのかと思ってたら、どうやら衝撃波かなんからしい。よくわからないんですが、ともかくウメコは口から血を吐いて倒れてしまいます。


大量の血を流して倒れているウメコ。…でも体の全面には全く傷がなくやはり謎。あえてモノクロ画面にしたのは、子供への配慮でしょうか。…大人でもあまり見たくない光景ですが。

「私、もう駄目みたい。…こんあ最後やだな……やだよ…!!」
見てる方だって嫌です(T T)でもあまりに現実味がない展開なので、心配とかはする気にはなれなかったり。
でも、ウメコはこんな状況下なのに、にっこりと微笑んで、
「ジャスミン……後は……お願いね……」
自分の手の、小指を掲げて…………そして……………


「……今、ウメコの意識が途絶えました。…なにも感じません……」

……場面はいきなりデカベースのメディカルルーム。
ベッドに寝ているウメコ、その額に手をあてているジャスミン。そして周りを囲む男性陣にボスにスワンさん。やっとやっとやっと、夢の世界から現実の世界に戻ってきた模様です。
「…ミーメに魂を奪われたか……」
「でも、夢の中でウメコはヒントをくれました。それを元に、絶対にミーメの居場所を突き止めます!……ウメコが私を信じて、あれだけの決意で臨んだ作戦だから……」


…えええと事の起こりは2週間前。若い女性が眠りについたまま目覚めなくなるという事件が続発していたと。で、聞き込み捜査の結果、彼女たちはみんな「若さを保つ」という薬の試供品を街で貰い飲んでいた事が判明。
ジャスミンがエスパー能力で被害者の見たものを探った所、ミーメの存在が判明。ミーメは夢の中に自由に入り込む能力を持ち、夢の中で人を殺害し、魂を奪う事ができるという。で、集めた魂で「若返りの薬」を作ろうとしている事が分かったと。
「若返りたいというだけで…」
「くだらないね。誰だって年は取るのに」
……いやまあそうなんですが、でもそもそも「若さを保ちたい」と思った人が被害に遭っている訳ですからねえ(苦笑)「くだらない」で片付けられる程この問題は簡単なもんじゃない思います。特に女性にとっては(^^:
それよりも何よりも、ミーメのあの外見で、若くなったらどんなになるのかの方が気になりまくりですが。シワとかもなさそうだし。…声が若くなるのかなあ(笑)

んでまあ、その問題の薬。飲むと脳波が一定の状態になる事が判明。それはミーメの一番夢に入り込みやすい脳波の状態で、ミーメは本体はどっかに隠れたまま、魂だけを夢の中に入り込ませて魂の強奪を繰り返している、という推論に達した。
で、ならミーメ本体を押さえればいいという事になったものの、どうやって彼女の本体を探したもんだか、いいアイディアが浮かばない。

そんな時、ウメコが自分が薬を飲んで寝て、ミーメと接触し、情報を引き出す作戦を提案。
「ナンセンス!ウメコさんが聞いても、そのまま目覚めなければ捜査には生かせないじゃないですか!!」
「…それこそ『ナンセンス!』それはジャスミンがきっちり読み取ってくれるよ!被害者の女の子からはうまく読み取れなくても、いつもコンビを組んでいる私なら、かなりいけるよね?」
当然ジャスミンは「危険すぎる」と反対したのですが、他にいい方法が浮かばないって事とウメコに熱意に負けて、結局その作戦が実行される事になったのでした。

いか仕方ないとはいえ、元に戻れる保証のない、あまりに危険すぎる捜査にみんな苦渋顔。
でも、ウメコはにっこり笑って、
「…私は絶対帰ってくるよ!だって、二人で約束したじゃん!今度雑誌に載ってたカフェに、トリプルアイスを食べに行こうって!!」
「ウメコ………」
そして指切りで約束。
ウメコが夢の中でもほんのり覚えていた、大切な約束。

そうして、ウメコは夢の世界へと旅立っていった訳です。なるほど。
………ってことで場面は現実に戻ります。


「……俺たちに与えられたヒントはただひとつ。 『神様のようにじっと見守っている』という言葉だけ、ですか」
「…なんなんだよそれ、あ〜〜もお全然わっかんね〜〜〜〜!!!」
思案する前に推理放棄、白旗状態のバン。
「『死んで天国にいく』という意味にしか取れないが…」
一見冷静そうで、でも謎解きは苦手なホージーも続いて白旗。
「私は信じてる。絶対ヒントが隠されてるって!!」
…とは言ったものの、やはり何も浮かばないらしいジャスミン。
………考えるそぶりすら見せないテツは論外(苦笑)

こんな時は彼にお任せ♪♪

よっこらせとシンキングポーズを取ったセンちゃん。
あっという間に「分かった!!」……早!(^^;
「神様みたい地球を見下ろしてじっとしてるもの。…静止衛星だ」


そしてセンちゃんの推理を受けて、デカベースの超高性能望遠鏡を使った大捜索が始まりました。
……いや、いいんだけど、センちゃんの推理は100%正しいと仮定しているかのようなこの行動ってどうなのかなあ(^^;まあ、実際100%の的中率を誇っているのでいいのかもしれませんが(苦笑)
そして、何故デカベースに高性能望遠鏡が(苦笑)そんなもんがあるんなら、飛来しまくりの怪重機とかそーゆーのもっと水際で防げないもんなのかなあ?まあ、どんな高性能の望遠鏡があっても携わる人材が不足しているのかもしれませんけど(爆)
そして何より、静止衛星を「神様のようにじっと……」と例えたミーメの詩的センスにちょっと感心してみたり。実際静止衛星は地球とともに回転している訳ですから、あまり神様っぽくはない気が………まあ、いいか。

ともかくまあ、久々に大量に出てきた白服のデカベース一般職員さん達の必死の探索の末、数時間後にやっと静止衛星軌道上に怪重機を発見。しかも某シロガネーゼさんが売り切れで涙を飲んだという逸話のある、ジェニオさんの愛機・メガロリア。珍しい女性形怪重機であるメガロリアは女性アリエナイザー受けはしない怪重機かな〜!と思っていたのですが、ミーメさんには結構似合ってて意外。今週は女の子主役回という事でか、とことん女性形でやってます。なんか女子高みたい(笑)

早速デカウイングロボで出撃するデカレンジャー。
…ウメコがいないのにどうするんだ??と思ってたら、パトウイング5には当然のようにテツが搭乗。パトウイングはスワットモードじゃないと乗れないもんだと思っていましたが、さすがは特キョウ、その辺はノープロブレムなんですね!すげえや!!!
テツが一人スワットモードになれなくて置いてけぼりであまりに不憫だと思っていたのですが、特キョウスーツはスワットモード並の機能と強度を持っていると考えれば、彼があえてスワットモードを習得しないのも納得がいきます。
……… でも実際スワットモードの方が絶対強そうですけど(苦笑)
とゆうか「…テツって補欠要員なのか!?(^^;」というのが素直な感想。 何しろ「相棒の代わりはお前だ後輩!」ですからねえ(笑)流石天然天才(?)だけあって、何をやらせてもOK!という事なのかもしれませんが、それって只の器用貧乏だという気もしなくもないです(苦笑)てゆうか只の便利屋さん。雑用もやってくれるし、ひとりいるとかなり便利だとは思うのですが、扱いがいいのか悪いのか悩む所です。いや、良くはないな(苦笑)


そして、静止軌道遊泳中のミーメさんの本体。
「魂、100人分集まっちゃった。あの生きのいいピンクちゃんの若さも入って……うう〜〜ん、めちゃめちゃ効きそう♪♪」
……とってもご機嫌。
そして彼女ははた迷惑な上にめちゃめちゃ手間暇のかかる作業で集めた100人分の魂を使って若返り薬を製造しようと、魂をマシンにセット。なりたい位の年代の魂を集めればその年齢に若返れるという事なんでしょうかね。てゆうかこの人、いくつくらいの設定なんだろう(笑)

でも、ここで若返り薬を作られたら困ります。
当然のようにデカレン達が邪魔に入ります。ウメコの代わりにテツが乗っているので、いつもの巨大銃は使えないみたいで(あれはDリボルバーのモーション入力(5人分)が必要そうなので/笑)二丁拳銃のみで攻撃。
でも、その程度の攻撃でメガロリアは墜落。
「脱出よ!!」とミーメさんが飛び出した後に大破。当然若返り薬製造機も一緒におじゃんです。
とゆうかミーメさん、どのタイミングで脱出したんだよ(汗)
3万キロ以上の上空から落下してぴんぴんしている頑丈なボディなのだとしたら若返りの必要なんてないと思います(苦笑)そういう問題でもないでしょうけど。


で、続いて地上戦。
魂の入ったフラスコをそれでもしっかりと抱えて走っている彼女の根性に脱帽。ついでにおそるべきフラスコの強度にも脱帽(笑)

ミーメを追いつめ、ジャスミンがジャッジメントをしようとしたのですが、彼女の攻撃を首筋に受け、デカレン達は全員素面に戻ってしまいます。
「ドリーミー・ニードルよ。夢の中ではあたしの力は何倍にもなる。ゆっくり楽しみながら、片付けてあ・げ・るvv」
センちゃん、テツが倒れ、続いてバン、ホージーが倒れる。
一人残ったジャスミンも「………ウメコ……」と切なそうに呟き、力尽きて倒れる。
そんな技があるんなら、地道に試供品なんか配るなよ(^^;

「……夢で逢いましょうvv」
今すぐ殺した方が早いと思うんですけど。

まあ、あっさり倒しちゃつまんないですもんね!
……そういう余裕をかましてると墓穴を掘ったりするもんなんですけど(苦笑)


そして場面はジャスミンの夢の中へ。
観客が一人しかいない映画館。スクリーンに映ったのは…デカレッド。
スクリーンの中のDマグナムが実際に火を噴き、ジャスミンに襲いかかる。
慌てて客席から飛び出した彼女……はいつのまにか崖っぷちに。

そこに巨大なミーメさんが登場。……怖い(- -;;
「あんた、エスパーね。あのピンクちゃんが変に粘っていた訳が分かったわ」
ミーメさんの攻撃をなんとか避けたジャスミンに、今度は水から現れた鎖が襲いかかる。
そして、次の瞬間、ジャスミンはバス停に鎖で縛られた状態に。ちなみにバス停の名前は「夢見一丁目」。路線の名前は「夢見線」。終&起点らしく、駐車場のど真ん中にバス停が立っているというちょっと不自然な状況です。
鎖がほどけずにもがくジャスミンめがけてバスが突進してくる。
「あんたも恐怖でぐしょぐしょに泣きながら、地獄に堕ちな!……さよなら!」
ジャスミンは恐怖のあまり、目を閉じる……………!!!


「………なんてね」
怯えた表情を一瞬にして消し去った彼女は、なんと気合いで鎖をぶっちぎる。
さらには鉄拳一発でバスを破壊。
そして焦ったミーメさんに覚めた顔で言い放つ。
「ぐしょぐしょに泣きながら地獄に堕ちるのは、あんたの方よ!!」
…怖!!!!(T T)

「ど、どうして?あたしが支配できる夢の筈なのに!?」
「……これが私の実力よ!!」
いつの間にか取り出したDバズーカを構えるジャスミン。
怖いよお…………(大泣)
「……と、日記には書いておこう♪」
たとえ多少お茶目に戻ろうとも、一体Dバズーカどんくらい振りの登場だよとか考えたくても、それ以上に恐怖の方が勝ってしまっています。

……ジャスミン怖い………(くすんくすん)

……とっても怖い……


Dバズーカで容赦なく撃たれた……と思われたミーメ。
はっと気が付くと地上に落下した時の場所に戻っており、しかも外傷の様子はない。

焦って周りを見渡すと、眠らせた筈の5人が自分を見つめている。
しかも、ジャスミンの手には空になったフラスコが。
「……いつの間に!」
「100人分の魂は解放させて貰ったぜ!!」
「……そういう訳で帰ってきました〜〜!!」
てなんでウメコも無事復活。良かったね〜〜!

つまりは。
ジャスミンはジャッジメントをするふりをして、ミーメにミラージュディメンションをかけてたのだという。ミラージュディメンションとは、初期の頃に一回だけ(しかもアーナロイド相手に)使われた、幻覚を相手に見せて翻弄する技。SPライセンスのデフォルト機能なんだと思ってましたが、ジャスミンのみの技なんですね。 つうかかなり便利な技なのに全然使われないから勿体ないな〜!と思っていたんですけど(笑)

「そんな……」
「可愛い寝顔だったぜ、ベイビィvv」

だったら幻覚見せてる間に倒しちゃえば良かったじゃん(- -;;

ジャッジメントをする時に相手の意識がこっちを向いてなきゃいけないという事は特にないと思われるので、さっさとジャッジして倒しちゃえばいいのに。寝顔なんて見てないでさあ(笑)

「……卑怯よ、あんたたち!」
「あんたが言うな!!」
この後、ツインカム・エンジェルはスワットモードにチェンジ。
さっさと変身して走り出す彼女たちに、男性陣はすっかり置いていかれてて(笑)でも手出しするまでもないと判断したのか、その後変身もせずに彼女たちの戦いを見守りモード。どうもガールズ主役回は男性陣の扱いが悪くなりますね(苦笑)

そしてミーメさんは怒り爆発の彼女らにぼっこぼこにされて倒されてしまいます。
……女の戦いは怖い。
……そして女の怒りは怖い(泣)

とりあえずジャスミンは絶対に怒らせちゃいけないというのが今週の教訓です(^^;


最後、約束通りにトリプルアイスを食べに行く二人。
非番なのか二人とも私服で、特に髪を下ろしたウメコは一瞬誰かと思いました(苦笑)どうも髪を下ろすと普通のお姉ちゃんになっちゃうので、いつも髪をあげてて欲しいな〜!というのが個人的な希望。バンにも言える事ですけど。

そんな二人を影から微笑ましそうに見守る男性陣。
「まるで恋人どうしみたいだね、あの二人」
「うらやましいですね!」
「ああ」
「なにはともあれ、二人の絆は最強だよな!!」
……見守るのもいいですが、羨ましがるのもいいですが……仕事をして下さいみなさん(笑)

その後、ウメコが弾みでジャスミンの頬にアイスをぶつけてしまい、慌てて拭いたらそれはなんとジャスミンのジャケット。
流石に怒ったジャスミンがウメコを追いかけはじめて、慌てて止めに入る男性陣たち。…つっても全然止められなくて振り回されてるだけでしたが(苦笑)中でもセンちゃんは止める気があるのかないのか、両手を挙げてくるくる回ってるだけっつう。……何やってんだかな(^^;


ともかくまあ、深い絆で結ばれたツインカム・エンジェル。
……に触発された男性陣。エンティングミニ話で円陣を組んでみたり。体育会系。この際、一番最初に手を出していたのがホージーというのがちょっと意外。
「俺たち4人の絆だって、めっちゃ強いよな!!」
「当然だ」
「おれたちは、一緒に戦う仲間、だからね〜〜!」
「うん!」
美しい男性の友情もいいですが、街中で、しかもお揃いの制服でやられると少々微妙なものがあります(笑)

が、そのボーイズ達の固い絆は、テツの「あ、あの娘可愛い!」の台詞で一瞬にして崩れ去る(苦笑)
「俺、ちょっとお茶に……」
「いや、ここは俺がいく」
…我先にとナンパに走ろうとするボーイズ達……仕事しろよ〜〜〜!!(^^;
ここでのポイントは、立ち位置の関係もありますが、赤&緑二人に押しのけられた上に、バンの古典的な「あ!!(あらぬ方向を指差し)」に思いっきり引っかかっているホージー (笑)さり気なく「ベイビィ〜vv」と髪をかきあげているセンちゃんもポイント高。に、似合わない(苦笑)
そして、そんな先輩達のウルトラチームワークについてけないのか、一人後ろで走る気もなさそうにうろうろしているテツ(笑)メガロポリスは今日も平和です♪


おまけ。今週最後に入ったCDプレゼントの告知。
特捜CDブックを紹介するホージー&センちゃんをバンが脇から抱え込み、
コロちゃんパックを紹介するジャスミン&ウメコをテツが後ろから抱え込み、
そのまま中央に運んで(?)いって、みんなで「応募待ってるよ〜〜!」って感じのもので。
で、友に 「…バンはともかくテツはセクハラなんじゃないか?」と言われたのですが「テツはお子さまだからいいの!」と言っておきました(爆)そういう問題でもない気もしますが、でもそういう問題です。…お子さまって得だ(笑)


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