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第47話『ワイルドハート・クールブレイン』 |
デカ、残るとこ後4話。 今週は、会社帰りっぽいお姉さんが、植え込みの中の踏まれて潰れてた花を相手にヒーリングを始めるなんてシーンから始まりました。お姉さんの奇跡の力によって真っ赤なサルビアくんはばっちり復活したんですが、その直後、お姉さんはアリエナイザーに襲われて高性能乾電池にされてしまいます。…文章にすると冗談みたいですが他に説明のしようがありません。
「…ただ、偶然かもしれないが、行方が知れなくなったと思われる場所・時刻に毎回稲光りが目撃されているんだ」とボス。 その説明を聞いた今週主役の青&黄コンビははっとした表情で顔を見合わせ、「じゃ、俺と相棒で♪」と立候補するバンを完全に無視して二人でさっさと捜査に向かってしまいます。 その元コンビの二人は「捜査は足から」で地道に聞き込み捜査を展開。その結果行方不明になっている人が全員エスパーだという事を突き止めます。…なんつうか人間も大分進化したなあっつうかなんつうか(苦笑)しかも聞き込みでその情報が得られるって事はその能力を隠してなかったって事ですもんね。地球もずいぶん丸くなったものです。の割にはジャスミンとかヒカルくんとか微妙に迫害されてましたが。 「…やっぱり奴か」 とゆう訳で冒頭の乾電池屋さんは、彼等が昔取り逃がした(とゆうかデリートしたと信じていた)犯罪者だったんですね。
それにおまけして更にむきになる理由があったりする訳ですが、それは後術。
でも電気屋さんは余裕ばりばりで、
おいてけぼりの4人。 |
「…まだ、ウメコもバンも入ってくる前、地球署が出来たばかりの頃、エスパーを次々とプラズマ化して乾電池にする殺人事件が起こった。その犯人がダイナモ星人テリーX、当時コンビを組んでいたホージーとジャスミンが担当した」 「それだけじゃないわ。二人ともあの時の心の傷が残ってるのかも」 スワンさんの意味深な言葉に首を傾げる3人に、 センちゃん語るに、出来たての地球署に配属されたかけだしの新人の三人、その頃はなんとまだデカスーツもなかったそうで。多分ロボはその更に後でしょうね。んできっとその頃は普通の警察みたいな捜査方法を取ってたんでしょう。地球署の歴史も色々あるようで。 で、ひよっこだった当時の青&黄は、テリーXの罠にはまり捕らえられてしまったと。操作方法も旧式ですが敵も負けずに旧式仕様で、回想シーンの二人はレトロにも荒縄でぐるぐる巻きにされてしまっています。そんな面倒な事をする暇があったら、とっとと電池にするなり殺すなりした方が早いような気がするんですが。
ここで衝撃の初代デカレッドの回想映像が登場。 でもボスが犬でその部下がライオンでは、そりゃあ当時の地球署は地球人の目からみたら相当奇異なものに見えたで事でしょう(^^;…むしろ動物園か(苦笑)もうちょっと人間に外見が近い人種を選べばいいのになとか思ったりしますが、まあ、でもだからこそヒヨッコでも地球人の新人を立ち上げ時から入れたんでしょうけどね。 そのバンと同じ赤い制服が似合うとは微妙に言えないライオン先輩さんは、その事件の際にホージーとジャスミンを庇って大怪我をし、一命は取り留めたものの足に再起不能の怪我をしてしまい一線を退いてしまった上に、その後姿をくらまし、現在も連絡不能、という状況なのだそうです。 テリーXを完全に吹き飛ばしたと思われた激しい爆風の中で、拘束され身動きの出来なかった自分達を庇ってくれたライオンさんを、ただ見ている事しか出来なかったホージーとジャスミン。 ともかく、これで「何故最後に加入のバンが1番?」の謎がきれいに解けました。すばらしい。ついでにはじめの頃既存メンバーがバンに冷たかったのも納得ですね。初代ライオンさんはそうでなくても頼れる素晴らしい方だった上に、基本的に思い出は美化されるもんなので(苦笑)そんな彼に比べられちゃ、ど新人のバンが適う訳がない。てゆうか玉露に番茶が適う訳がない。…いやそれはどうでもいい(^^;
そして一方傷もの(汗)の二人。 「ホージー、私あの日の事、今でも夢に見るわ…。言葉は厳しかったけど、ギョクさん、私たちの事、本当に気にかけてくれてた…」 走ってきたバンが二人の事を見つけるんですが、あまりに重っくるしい空気に入るに入れず、そっと建物の外から二人の会話を盗み聞きモード。 二人はバンに全く気がつきもせずに話を続けます。 「会いたい、ギョクさんに……」 そうじゃなくても負の方に傾きがちなこのコンビに追い打ちをかけるかのような重い過去。盗み聞きしてたバンも眉間に皺を寄せて腕組みをして考え事モードに入ってしまいます。…難しそうな顔をしていると載寧氏はホント垂れ目なんだよな〜としみじみ。かなりのつり眉だから誤魔化されがち(?)ですが結構垂れ目。眉頭と目頭を中心として7分と17分方向に向かってるって感じ。…いや、バンの顔の造りの話をしていてどうする(^^; そして、一方………。 で、アブレラさんはそうはいうものの、乾電池はエスパーからしか作れないので早々量産出来るものでもない、と反論するテリーX。てゆうかエスパー能力の強さ弱さで乾電池の性能も左右されたりはしないのかな。 どんなフィルターだよ。 テリーXは「これで地球人を100億個の乾電池に出来る」と喜んでいましたが、彼の今までの苦労は一体(苦笑)彼がまぬけなのかそんな装置をちゃっと調達(もしくは開発)してしまうアブレラさんが凄いのか悩むところ。 そしてとどめの一言。 …どうも最近のアブレラさんは突っ込みどころが満載です。 でで、大喜びのテリーXは早速乾電池作りに取りかかる。 その情報はあっという間にデカベースに届き、ドーベルマンで走行中の青&黄コンビにも伝えられる。 「そんな…あいつはエスパーしか乾電池に出来ないはず…!」 …その頃には20箱以上の箱詰めされた乾電池の山が築かれちゃった後だったんですが(^^;アーナロイド達は1箱に4乾電池という少々余裕のあるとゆうか無駄の多い梱包の仕方をしていましたけど、どう少なめに見積もっても被害者は50人を楽勝で越してるでしょう。この人たちが元に戻れなかったら、地球署管轄内では相当ひどい大量殺人事件として記録されそうです。
「また来たか。青二才に嘴の黄色ヒヨッコが」 通信してきたのはヌマ・O長官。 「クルーガ、お前のとこの若いやつが、今私のとこに来て大変だったぞ」 そんなとんでもない事が起こっているとは夢にも思っていない戦闘中のメンバー達。でもホージーとジャスミンの異常な気合いがからから空回りしちゃってどうにもならない。 斜め方向からの援護射撃。 ……つうかですね。 ……まあ、熱意は空間をこえるってことで(苦笑) 「…二人ともなんてざまだ。ハートは熱く持て!しかし頭は常に冷静沈着に保てと教えたのを忘れたのか!!」 …つか『クールでいようと決めた』んですね(^^;だからホージー、クールさがよく崩れるんだな(笑)とゆうか結構無理してないあなた?とか心配してみたりして(爆笑) 「…久しぶりに怒鳴られて、目が覚めましたよ」 ………長官の羽が早く元通りに生え変わる日を心よりお待ち申し上げています(苦笑)
戦闘に加わったバンは、早速テリーXにがんがん攻撃を入れる。その光景を見て「ほお、やるなあ…」とちょっと面白げなギョクさん。この人のしゃべり方はいかにも先輩っぽい感じで、更にちょっと口の悪いとこが実に良い感じ。 そしてバンは仲間と合流して6人で連係プレイ。前3人がまず攻撃をして、その後後ろの3人が彼等を踏み台にして飛び上がり攻撃、みたいなフォーメーションをやってましたが、この際気になったのがウメコを踏み台にしたのがホージーだってこと(^^;後衛にはジャスミンもいるんだから、彼女をウメコと組ませればいいのに…とちょっと体重差を心配してみたりして(苦笑)
パトウイング出動という事で、この後テツの存在がきれいさっぱり忘れられてしまったのが気になりましたが、まあ、そんなのはいつもの事ということで(苦笑)ともかくテリーXを無事デリートしてめでたしめでたしです。
最後。 「でもどうして今まで連絡をしてくれなかったの?」 「宇宙中のスペシャルポリスの中から、特に優秀な刑事たちを選抜して特殊任務を行うベストチームを作るんです。チームカラーは燃える炎のレッド。…名付けて『SPDファイアースクワット』、言わば、『赤い特キョウ』です」 ……だそうで。
「クルーガー先輩。二代目レッドを俺に預けてくれませんか?」 ………え?????(汗) 「え?俺っすか?」 にっこり(多分)笑ってボスの問いに答えるギョクさん。 ………………………………。 ……バン、いなくなっちゃうの? 「俺が選抜チームに…」とちょっと困惑ぎみのバン。 え〜〜、いなくなって欲しくないよ〜〜〜!!!なんて組織に属する公務員(ですよね?)に言うだけナンセンスなんですが。でも相棒コンビの「相棒!」「相棒って言うな!」が聞けなくなっちゃうなんてやだやだやだやだ!!(←本音) ……まあ、泣いても笑ってもあと3週。
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