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巻之四十二『鎧と怒りの矢』

吼太と鳴子ちゃんが「くちへん」繋がりな事に今日始めて気がつきました(^^;『吼える』と『鳴く』…成る程ですねえ。もし、も一人兄弟がいたら『叫ぶ』系になったのかなあ、とか思ったりして(笑)
時に東映オフィシャルを見ていたら、『「ジンライ! シノビチェンジ!」の掛声とともに下部のスイッチを押すと、中心部の羽根が開いて雷神エネルギー発生装置が作動…(中略)…シノビスーツが物質化され、装着される』との記述が。 だから兄者、先週鳴子ちゃんがスイッチ押しただけでは変身しなかったんだな。やっぱ掛声が大切らしい(笑)
面白いのはハリケンジャーの方は『「忍風! シノビチェンジ!」の掛声とともに……風神エネルギーを身体中に取り入れ、同時におぼろ研究室から転送されたシノビスーツを装着する』となってる事。ハリケンスーツは始めから物質なんだけど、ゴウライスーツは装着時に始めて物質化するってことですよね。風・雷の違い以前に大分システムが違う気がするなあ…(^^;


さて、今週はいきなり海岸に佇むハリケン&ゴウライ五人の図から始まりました。
「サンダールの持っていた石にあんな秘密があったなんて…」
…ええっと先週からどう繋がるんだっけ…?と一瞬悩んで…そうだ、封印の石から怒りの矢のメダルが生まれて…その件について話し合っている模様。吼太ん家の兄弟ほのほの話の印象が強くてすっかり忘れてましたわ(爆)
「もしかして…シノビメダル?」
視聴者誰もがそうだろうと思っている事を口に出してみた鷹介ですが、正義の味方達はそれはちょっと否定したい気分のようです。思えば初期のゴウライがシノビマシンを出して来たときも「そんなばかな!」とか言ってたっけ。どうも自分達の技術は自分達のものだけだと思いたいらしい(苦笑)
「…だが奴らの事だ、なにか企んでいるに違いない」
「奴らが企む事と言えば……」
「『あれ』の出現………」
もう残り10話を切ったというのに、今だ正体が分からない『あれ』。つうか名前すら分かってないっつう。…まさかと思うけどホントに『あれ』って名前だったらどうしよう(^^;

分からない事だらけだけど。
恐らく『御前様』は知っている。多分、タウ様と同じ位すべてを。
でも、もう残り10話を切ったというのにやはり今だ正体が分からない『御前様』なのであって。
「…館長もおぼろさんも何も教えてくれない。どこにいるのか、誰なのかも分からないんじゃ聞きようがないぜ!」
弄んでいた小石をほおり投げてちょっといらいらモードの鷹介。『宇宙忍者から地球を守る』とゆうとても分かりやすい使命があるとはいえ、所詮は下請けの下請けのような存在のハリケンジャー達。初期の頃は何でも知ってる風な雰囲気だったゴウライも実は良く分かってなかったままおやじさんの影に引きずられていただけで。
『駒』であることに疑問を持たなかった頃は良かったけど。

「シュリケンジャー…やはり奴が鍵を握っている……」
この謎だらけの仲間の存在がその疑問に火をつけちゃったから。

悪いやつではないのは分かってるけど。
何も教えてくれないその怒りの鉾先をついつい彼に向けてしまう五人。

…そしてその近くで釣り糸を垂らす謎の男。…シュリケンジャーですね。間違いなく(笑)


さてさて、一方センティピードは『祝!怒りの矢のメダル誕生!』で沸き上がっております。
……でもそれは只のメダルであって、肝心の『矢』にする方法が実はサンダルさんにも分からない。まあ、封印の石をメダルにする方法も偶然気がついただけなんだし仕方ないのかな(^^;
「タウザント様!その方法、このサーガインが必ず解明してみせます!」
この台詞に最近サンダル様のサンダル取りになっちゃってるサタやんが慌てるんですが、タウ様はその申し出を快く受け入れます。
サタやんとは違いサンダル様は落ち着いたもんで、
「うん、なんといっても貴公、ジャカンジャ一の科学者だからな。」
などとのたまってくれる。
「見え透いた事を………!」
怒りに震えるサーガイン、サンダル様の手からメダルを奪い取り、任務に向かいます。
…なんかどんどん追い詰められていっている気がします。…不安…(汗)



「シュリケンジャー、悪いやつじゃないよね……」

虫よけスプレーの回(爆)に御前様の命令を無視して自分達を助けてくれたシュリケンジャー。
だから、信じたくて。…もっともそんなことがなくても勝手に信じそうですけどね、ハリケン達は(笑)
「でも、何も教えてくれない。自分の事も、御前の事も……水臭いよな!」
その言葉に謎の釣り人さん、反応しまくりです。

「……誰だ!?」

「困るなあ、大きな声を出すから魚が逃げちゃったじゃないか。」

現れたのがホントフツーのおじさんで拍子抜けする五人。
…つってもあんな近くにいて今までその気配に気がつけなかった訳ですから……ハリケン達はともかくとしてゴウライが……その時点で怪しむべきなんでしょうが、そこまでは頭が回らなかったらしい兄者達もやっぱまだまだ修行不足のようです(苦笑)

「…きっと離せない事情ってのががあるんだよ……板挟みってやつ?あ、ゴメン、聞くつもりはなかったんだけどさ、聞こえちゃったんだよ……君たちの仲間の話」
怪しさ全開で勝手に話を始める謎のおじさんの正体は今週のゲスト・ダイレンジャーのシシレンジャーさんだそうで。ようこそ先輩(^^)

「仲間だから…話して欲しいんだ…」

お子さま後輩の言葉に眉をしかめる先輩。
「だってそうじゃないですか!隠し事なんて!!なんでも話せるのが仲間でしょう?そうじゃないですか??」
「……ここはもう魚が逃げちゃったからね。次のポイントを探すとするよ。Good-bye、My Friends!」
逃げました、先輩(笑)しかしここまでばればれヒントを貰っちゃっても、
「なんだったんだ、あのオヤジ?」
なんて失礼な事を言ってます、吼太(笑) てゆうか仲間だったら気がついてあげろよみんな(^^;


でもそんなほのほの気分を吹き飛ばすかのようにいきなりサタラクラ登場。
「あんたらの持っている『嘆きの弓のメダル』をボキにちょ〜だい!」
「……メダル??お前らが持ってるだろ??」
「ちが〜う、あれは『怒りの矢のメダル』!ボキが欲しいのはその対になる『嘆きの矢のメダル』なの!」

そんな、何も知らない下っ端にそんな事を言われても……(汗)

でもサタやんはお構い無しに重要気密をべらべら喋っちゃってサンダル様に怒られてしまいます。
「まあいい、よこさぬならば力づくで奪うまでだ!」

……だから何も知らない下っ端にそんなこと言われたって…(大汗)

持ってないものは持ってないんですが、んでも仕方がないので応戦する五人。
でもでも、サタサン同盟(←サタやん的には)はとっても強いです。ハリケンはサンダル様に手玉に取られ、ゴウライはサタやんに振り回されちゃって、あっと言う間に大ピンチです。まあ、普段の中忍だって五人がかりでやっとなんとかって感じですから仕方ないんですが。

でもそこに…………さっきの釣り人参上!そしてシュリケンさんに変身。
「シュリケンジャーだったのか!」
「なんでわざわざ釣り人の姿に?」
…驚いたのは五人だけで視聴者的には「…何故に気がつかない??(^^;」って感じですが、まあ、それはそれ(笑)しかしシュリケンさん、盗み聞きしたいだけだったらわざわざ変身する必要はなかった訳で…はじめから言い訳をしに出ていくつもりだったんでしょうかね(笑)

そんでまあ気を取り直して6人でかかるんですが、サタサンはホント強くて全然歯が立たない。
あっと言う間に追い詰められてとどめなんかさされそうになっちゃったその時……!

……どっかで見たような形の巨大ロボ参上。

「メガタガメマーク3、推参!」
…やっぱそうか(笑)前回のも前々回のも吹っ飛んじゃってるんだから、一からまた作ったんだよね?サーガイン…めげないなあ。でもそんなところが好き(^^)
サタサンは横から出て来たサーガインを非難はするも退却。
六人はそれぞれのロボを出して応戦します!

……でも全然攻撃効かないし(汗)

おまけに、彼等がからくりボールを使う度に…メガタガメから怪しいスキャン光が……そして体内のCD-R(?)に少しづつデータが書き込まれていって……。それに全然気がつかずにヒトデ・カブトガニ・蜂と次から次へとからくりボールを使いまくる正義の味方たち、ちょっと不注意すぎです(^^;
天雷旋風神合体の際のスキャンでCD書き込み終了!メガタガメは倒されるも、サーガインはそのCDを持って脱出です!


「それにしても嘆きの弓の怒りの矢、二つのメダルか……」

「…それは何だ??」「何か知ってるのか?シュリケンジャー??」
「I don't know, Meはホントに知らないんだ」
結局この方も『駒』でしかない訳ですからね〜(^^;3流派下っ端会議は中々実がみのりません(苦笑)
「でもあのお方なら……」

「『御前』か……」
「Yes!みんなMeについてきな。一緒に御前様に会いに行こう!」
「……え?いいの??」
「御前に止められてるんだろ??」


「いいんだ…Because…なぜならば、You達は…仲間だから!!」

みんなを天空神ヘリに乗せて。…コクピット内、めっちゃくちゃ窮屈そうなんですけど(苦笑)でもまあ、空を飛べるメカがこれしかないんだから仕方がない(^^;あ、ハリケンホークも飛べるか。
「あの島に、御前様がいる」
断崖絶壁の孤島らしき所に着陸して。
いかにもっぽい洞穴の前にやってきて。
「ここに、『御前』が…」
「なんか、緊張しちゃう…」「うん」
「俺も………なんかトイレに行きたくなって来た!」
感動の対面を前にどきどきわくわく、ちょっと緊張気味のお子さま達ですが、
「ガキかお前は…来る前に済ませてこい!」
「…………はい」
……冷静なお兄ちゃんは冷たかったです(笑)てゆうかくそまじめに返されて鷹介ばつが悪い事この上無し。不幸(^^;

洞窟に入って。

いかにもっぽい御簾があって。

「御前様…………失礼致します」
失礼にも返事も聞かずに御簾をたくしあげる六人。


………でもそこには、くまのぬいぐるみが。

「…これが御前…!」
「…そんな訳ないだろう……(汗)」
一鍬〜〜〜!(^^;まあでも疾風流の館長がハムスターな位だから御前様がくまでもおかしくないと思っても不思議では……ないか………なあ……(苦笑)兄者も大変だよねえ。
「…まさか俺達を騙したんじゃ!」
鷹介に問いつめられ焦るシュリケンさんですが、くまのぬいぐるみの上の巻き物の存在に気がついて。

その巻き物にはたった一言。
『未熟者め』

‥‥‥‥‥‥‥‥。

「やはり…御前様はすべてを御存じでいる………」


敵はホント手強そうです。…少なくともサンダール並みに手強そうです(^^;




すごすごと引き上げるしかない六人に、敵出現の知らせが入って。
「俺にはもう後がない…この一戦にすべてを賭ける!!」
…なんてとっても不安な台詞を吐いてくれたサーガインの新メカ『ガインガイン』推参。
なんとなくサーガイン傀儡本体とデザインが似ていて。

…………不安………(大汗)

「俺達のホントのパワー、今度こそ見せてやるぜ!」
正義の味方達、しょっぱなから天雷旋風神で応戦です。…つうか天雷旋風神ってホント動きにくそう…なんつうか…妊婦さんみたいっつうか(笑)時に天雷旋風神の超合金を持っている方は、いるかの頭やらライオンの頭やらカブトの角やらなにやらとにかく余るパーツがいっぱいで大変だって聞いてます(爆笑)なんであんなに無理のある合体にしたかなあ、今年(^^;

ともかくガインガインとまあ、いい感じに勝負を繰り広げていたんですが、
「おあそびはここまでだ……見るがいい、怒りのメダル、セット!」
ガインガインの中にどっかで見た事あるようなシステムがあって。
「からくりボール、発動!!」

…ガインガインの胸から、実によく見覚えのある形のボールが………。

「まさか?からくりボール??」
「ジャカンジャにもからくりシステムがあったというのか??」

……驚きを隠せない正義の味方達。
だって、からくり技術は自分達の物だけだと信じているから。…狭い世界に生きているからねえ(笑)

「そうではない…『怒りの矢のメダル』を解析した所、貴様らの使うメダルと同じシステムに対応している事が分かった。そこで俺はからくりボールのデータを奪う為だけにメガタガメマーク3を作ったのだ!」

てゆうか只の巨大スキャナ&CD-Rドライブだったんですね、今回のメガタガメって(笑)ED前のからくり忍者ファイルで「攻撃力1、防御力9」との解説に大爆笑させて頂きました。もっとも攻撃力1でも結構味方達ダメージ受けていたので、全然それで問題ない気もしますけどね。

「ハリアーといい…どこまでも人の真似ばかりしやがって!!」
怒る鷹介に、サーガインはさらりと
「……偉大なる発明は常に人の真似から始まるのだ!!」

……名言です(笑)

技術者って自分の技術にこだわったりしちゃったりするもんだけど、サーガインは目的の為ならそんな小さな事は全く気にしない。 てゆうかあっさり盗める事自体が凄い。流石です、サーガイン!(感心)
「驚くのはこれからだ!いでよ!暗黒を司る『怒りの矢』よ!!」
ガインガインのからくりボールから、
……矢というよりボウガンというか…剣のようなものが現れて。
「………でったああ〜〜〜!!」
「…あれが『怒りの矢』?」
「サーガイン、100点!」
センティピードで観戦中の皆様からも賞賛の声があがります。
「からくりシステムを作り出し、『怒りの矢』を発動させるとは。…中々どうしてやるじゃないか?」
なんてサンダル様まで言っちゃって。ちょっと嫌みっぽいけどね。


ガインガインは強い。

そして『怒りの矢』は強い。

正義の味方達、技は効かない、防御は出来ないで大ピンチ。
「暗黒究極奥義・岩流斬!!」

無意味に月をバックのその究極技に、

天雷旋風神が、墜ちる。

……バランス悪そうだからねえ…じゃなくて(汗)


コクピット内でへろついている正義の味方達。
とどめをさそうと近付いてくるガインガイン。

「とどめだ………!」

余裕の笑みのサーガイン。

でもでも、
こうゆう異常な活躍のしかたって。
………なんか不安が………(大汗)

「くたばれ!!」


次週に続きます。



……その次週。
「…残念だよ、サーガイン…」
このサンダルの台詞と、煙りを吐いているサーガインの映像が…………

………ちょっとまて。

………ちょっと待ってくれ……(滝汗)


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